financial-magazine 金融マガジン

2026.10.29

【2026年最新】ハワイのクレジットカードおすすめ12選|ラウンジ・優待・海外手数料で比較

ハワイのクレジットカードおすすめ比較|ハワイ旅行の準備に!ハワイで使えるクレジットカードおすすめランキング・ラウンジ・優待・海外手数料で比較の文字と無地のカード3枚、飛行機やヤシの木のアイコン

ハワイ旅行の準備を進めていると、必ず出てくるのが「クレジットカードはどれを持っていけばいいのか」という悩みです。現地では少額の買い物までカード払いが当たり前で、ホテルやレンタカーではカードの提示そのものが手続きの前提になっています。さらに、アメリカの医療費は日本とはけた違いに高く、万一のときに頼れるのは旅行傷害保険が付いた1枚です。

一方で、カードなら何でもよいわけではありません。ハワイはJCBの優待が非常に手厚い地域である一方、店によってはJCBが使えないこともあるため、ブランドの組み合わせを間違えると現地で困ります。海外事務手数料の差も無視できず、同じ1,000ドルの買い物でも、カードによって数千円単位で支払総額が変わります。

この記事では、2026年最新の情報をもとに、ハワイで本当に使えるクレジットカード12枚を年会費・ハワイ限定特典・空港ラウンジ・海外旅行傷害保険・海外事務手数料で比較してランキング形式で紹介します。あわせて、目的別のおすすめや2枚持ちの組み合わせ、チップの払い方やデポジットといった現地での具体的な使い方、手数料を減らすコツ、紛失時の対処法まで一通り解説します。

読み終えるころには、自分の旅のスタイルに合った1枚(あるいは組み合わせ)が決まり、出発までに何をしておけばよいかがはっきりしているはずです。

ハワイ旅行にクレジットカードが欠かせない3つの理由

現金よりカード払いが主流でチップも上乗せしやすい

ハワイはアメリカの中でも観光客向けのキャッシュレス化が進んでいる地域で、ワイキキ周辺のレストラン・カフェ・土産物店・スーパーマーケットのほとんどでクレジットカードが使えます。数ドルのコーヒー1杯でもカードで支払う人が多く、現金しか持っていない方がむしろ不便に感じる場面が増えています。

カード払いが便利なのは、支払いのスムーズさだけではありません。ハワイのレストランではチップが必要ですが、伝票に印刷された「Tip」欄に金額を書き込み、「Total」欄に合計額を記入してサインするだけでチップも一緒に決済できます。細かいドル紙幣を用意しておく必要がなく、15%なのか20%なのかを電卓で計算しながら現金を数える手間がないのは、旅先では想像以上に助かります。

2026年時点のハワイでは、レストランのチップは18〜20%が一般的なラインとされ、以前の目安だった15%はやや少なめに受け取られることもあります。カード払いなら端数を含めて自由に設定できるので、サービスに見合った金額を無理なく渡せます。

ホテルのデポジットやレンタカーはカードがないと手続きが進まない

ハワイのホテルにチェックインすると、ほぼ確実にクレジットカードの提示を求められます。これは宿泊料金の支払いとは別に、ルームサービスや備品の破損などに備えたデポジット(保証金)を仮押さえするためです。実際には決済されず、カードの利用可能枠が一時的に減る「オーソリ(与信枠の確保)」という処理が一般的で、チェックアウト後に解除されます。

金額はホテルのグレードにもよりますが、1泊あたり50〜200ドル程度が押さえられるケースが多く、滞在日数が長いほど利用可能枠を圧迫します。限度額ぎりぎりのカードしか持っていないと、デポジットで枠を使い切ってしまい、その後の買い物が通らなくなることがあります。旅行前に利用可能枠を確認しておくか、枠に余裕のある2枚目を用意しておくと安心です。

レンタカーはさらに厳格で、多くの会社が運転者本人名義のクレジットカードを必須としています。デビットカードやプリペイドカードでは借りられない、あるいは追加の書類や高額なデポジットを求められることがあるため、レンタカーやオプショナルツアーを予定しているなら、本人名義のクレジットカードは必ず持って行きましょう。

高額になりやすい現地の医療費に海外旅行傷害保険で備えられる

ハワイ旅行でもっとも見落とされがちなのが医療費です。外務省の海外安全ホームページが公開している米国の医療事情でも、アメリカの医療費は非常に高額で、入院や手術が必要になった場合には日本円で数百万円から数千万円に及ぶことがあると注意が呼びかけられています。日本の健康保険証は使えず、いったん全額を自己負担するのが原則です。

そこで頼りになるのが、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険です。とくに重要なのは死亡・後遺障害の金額ではなく、実際に使う可能性が高い「傷害治療費用」と「疾病治療費用」の限度額です。年会費無料のカードでも200万〜270万円程度をカバーできるものがあり、複数枚を持てば治療費用は合算できます。

注意したいのは、多くのカードが旅行代金をそのカードで支払わないと保険が有効にならない「利用付帯」に変わっている点です。航空券やツアー代金、空港へ向かう電車やバスの代金をカードで決済しておくだけで条件を満たせるケースが多いので、出発前に必ず確認しておきましょう。

ハワイで使うクレジットカードの選び方5つのポイント

JCBとVisa・Mastercardを組み合わせて使えない店をなくす

ハワイはJCBが強い地域です。日本人観光客が多いワイキキ周辺では、JCBを掲げている店が多く、後述するトロリーやラウンジなどJCBならではの優待も充実しています。ただし、ハワイでもローカルの小さな店やチェーンのセルフレジ、一部のオンライン予約サイトではJCBが使えないことがあります。

一方、Visa・Mastercardはアメリカ全土で圧倒的な加盟店数を持ち、「使えなかった」という場面はほとんどありません。逆に、この2ブランドにはJCBのようなハワイ限定の優待はありません。

つまり、JCBで優待を取り、VisaまたはMastercardで決済の確実性を担保するのが、ハワイでは最も無駄のない組み合わせになります。1枚だけで行くならVisaまたはMastercard、2枚持てるならJCBを足す、と考えると迷いません。アメリカン・エキスプレスは高級ホテルや大型商業施設では問題なく使えますが、小規模な店では断られることもあるため、単独ではなく他ブランドと併用するのが安全です。

ハワイ限定の優待やラウンジが付くかどうかを見る

ハワイには、日本のカード会社が運営する会員向けラウンジがワイキキやアラモアナに複数あります。買い物途中の休憩、スコールの雨宿り、荷物の一時預かり、Wi-Fiやトイレの利用など、使い道が具体的で、滞在中に何度も立ち寄れるのが特徴です。

代表的なのが、JCBカードで使えるJCBプラザ ラウンジ・ホノルルと、楽天カードのハワイラウンジ(ワイキキ/アラモアナの2か所)です。どちらもカードの提示だけで利用でき、追加の年会費は必要ありません。さらにJCBカードなら、ワイキキとアラモアナを結ぶワイキキ・トロリーのピンクラインにカードの提示で無料乗車できます。

こうした優待は、年会費の高い低いとは関係なく付いてくるものが多いのがポイントです。年会費無料のカードでもハワイでの体感メリットが非常に大きくなるので、ランキングを見るときは「年会費」と「現地で受けられる優待」を分けて評価してください。

海外旅行傷害保険の付帯条件と補償額をそろえて比べる

保険を比べるときは、次の3点を必ずそろえて確認します。

1つ目は付帯条件です。自動付帯(持っているだけで有効)か、利用付帯(旅行代金の決済が必要)かで、使い勝手がまったく違います。近年は年会費無料カードを中心に利用付帯への切り替えが進んでおり、たとえばエポスカードは2023年10月から利用付帯になりました。

2つ目は治療費用の限度額です。パンフレットで大きく書かれている「最高◯◯◯◯万円」は死亡・後遺障害の金額で、実際に請求される可能性が高いのは治療費用です。年会費無料カードなら200万〜270万円前後、ゴールド以上なら300万円前後が目安になります。

3つ目は家族が対象になるかです。家族カード会員が同じ補償を受けられるか、家族特約で同行する配偶者や子どもがカバーされるかは、カードによって扱いが分かれます。子ども連れのハワイ旅行では、この差が決定的になります。

海外事務手数料と為替レートの上乗せ幅を確かめる

海外でカードを使うと、国際ブランドが定める基準レートにカード会社の海外事務手数料が上乗せされて日本円に換算されます。2026年10月時点では、主要カードの手数料はおおむね1.60〜3.85%の範囲に収まっています。

たとえば滞在中に3,000ドル(1ドル150円換算で45万円)使ったとすると、手数料1.60%のカードと3.85%のカードでは、単純計算で1万円前後の差になります。旅行中の利用額が大きい人ほど、この差は無視できません。

なお、近年は各社が相次いで手数料を引き上げています。アメリカン・エキスプレスは2025年8月1日から外貨取扱手数料を3.5%に改定しており、以前の水準のまま紹介している情報も残っているので、必ず最新の数字を確認してください。

空港ラウンジやWi-Fi優待など出発前の快適さもチェックする

ハワイ便は成田・羽田・関西の各空港から夜間や早朝の出発が多く、搭乗前の待ち時間をどう過ごすかで旅の疲れ方が変わります。ゴールドカード以上なら国内主要空港のカードラウンジが無料になり、ソフトドリンクや電源、Wi-Fiを利用できます。

さらに上を狙うなら、世界の空港ラウンジを使えるプライオリティ・パスが付くカードです。制限エリア内のレストランを利用できる空港もあり、待ち時間がそのまま食事の時間に変わります。

帰国便でも同じことが言えます。ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)のターミナル2には、多くのカードで無料になるIASS HAWAII LOUNGEがあり、搭乗前の休憩に使えます。行き帰りの空港でどう過ごせるかまで含めて選ぶと、年会費の納得感が大きく変わります。

ハワイのクレジットカードおすすめ12選【2026年最新】

ここからは、ハワイで使うことを前提に12枚を比較します。カード名をタップすると、その詳細セクションにジャンプできます。

順位 カード 年会費(税込) ハワイでの主な強み 海外旅行傷害保険 国際ブランド
1位 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
39,600円 プライオリティ・パス年2回+ホノルルのラウンジ 最高1億円(利用付帯) アメリカン・エキスプレス
2位 エポスカード
エポスカード
永年無料 年会費無料で疾病治療270万円+24時間日本語サポート 疾病治療270万円(利用付帯) Visa
3位 dカード GOLD
dカード GOLD
11,000円 ホノルルのIASS HAWAII LOUNGEが無料 最高1億円(旅行代金の決済時。未決済は最高5,000万円) Visa/Mastercard
4位 JCBカード W
JCBカード W
永年無料 JCBプラザ ラウンジ・ホノルル+トロリー無料乗車 最高2,000万円(利用付帯) JCB
5位 楽天カード
楽天カード
永年無料 ワイキキ・アラモアナの2か所にハワイラウンジ 最高2,000万円(利用付帯) Visa/Mastercard/JCB/AMEX
6位 JCBゴールド
JCBゴールド
11,000円 ハワイ特典に加えホノルルの空港ラウンジも無料 最高1億円(治療各300万円) JCB
7位 三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
永年無料 Visaのタッチ決済が現地でそのまま使える 最高2,000万円(利用付帯) Visa/Mastercard
8位 ANA アメリカン・エキスプレス・カードのカード券面
ANA アメリカン・エキスプレス®・カード
7,700円 ホノルル線のマイルを貯めて次の渡航費に回せる 最高3,000万円(利用付帯) アメリカン・エキスプレス
9位 ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのカード券面
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
66,000円 ワイキキのヒルトン系で上級待遇と無料宿泊 最高1億円(利用付帯) アメリカン・エキスプレス
10位 Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
82,500円 ワイキキのマリオット系で朝食や客室優遇 最高1億円(利用付帯) アメリカン・エキスプレス
11位 三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カード プラチナプリファード
33,000円 外貨ショッピング利用特典でポイントが上乗せ 最高5,000万円(利用付帯) Visa
12位 セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
33,000円 コンシェルジュとプライオリティ・パスが使える 最高1億円(自動付帯5,000万円) アメリカン・エキスプレス

1位 アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード|プライオリティ・パスで出発前からゆったり過ごせる

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

年会費(税込) 39,600円(家族カード2枚まで無料、3枚目以降19,800円)
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
ポイント 100円=1ポイント(対象加盟店では100円=3ポイント)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)/傷害・疾病治療各300万円/賠償責任4,000万円・家族特約あり
空港ラウンジ 国内外の空港ラウンジを同伴者1名まで無料/プライオリティ・パスは年2回まで無料(3回目以降は1回35米ドル、同伴者は1名につき35米ドル)
ホノルルでの利用 ダニエル・K・イノウエ国際空港(ターミナル2)のIASS HAWAII LOUNGEを利用可能
継続特典 年間200万円(税込)以上の利用でフリー・ステイ・ギフト(国内対象ホテル1泊2名分)/トラベルクレジット10,000円分
外貨取扱手数料 3.5%
メリット
  • 海外旅行傷害保険が最高1億円で、傷害・疾病の治療費用も各300万円と手厚い
  • プライオリティ・パスが年2回まで無料で、往復1回ずつハワイ便の待ち時間に使える
  • ホノルルのIASS HAWAII LOUNGEを同伴者1名まで無料で利用できる
  • 年間200万円以上の利用で国内ホテル1泊2名分の無料宿泊券がもらえ、年会費の実質負担を下げられる
デメリット
  • 年会費39,600円(税込)は旅行頻度が低い人には重い
  • ハワイの小規模な店ではアメリカン・エキスプレスが使えないことがあり、他ブランドとの併用が前提になる
  • 外貨取扱手数料3.5%は年会費無料カードより高め

ハワイ旅行を軸に1枚を選ぶなら、まず候補に挙がるのがアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードです。旅行代金をこのカードで支払えば最高1億円の海外旅行傷害保険が有効になり、実際に使う可能性が高い傷害治療費用・疾病治療費用も各300万円まで備えられます。家族特約があるため、同行する配偶者や子どももカバーできる点は、家族旅行で大きな安心材料になります。

出発前後の過ごし方も変わります。プライオリティ・パスは年2回まで無料で使えるので、往路と復路で1回ずつ使えばちょうど使い切れる設計です。ホノルル側でもターミナル2のIASS HAWAII LOUNGEを同伴者1名まで無料で利用でき、帰国便までの数時間を座って待てるかどうかという現実的な差が生まれます。年間200万円以上使えば国内ホテルの無料宿泊券も届くため、年会費の実質負担を抑えながら旅の質を上げたい人に向いています。プライオリティ・パスの付くカードをもっと広く比べたい方は、プライオリティパス付きクレジットカードのおすすめランキングもあわせてご覧ください。

2位 エポスカード|年会費無料で海外旅行傷害保険が付き日本語サポートも頼れる

エポスカード

年会費 永年無料
国際ブランド Visa
ポイント還元率 0.5%(※)/選べるポイントアップショップに登録した店舗は1.0%
海外旅行傷害保険 利用付帯/傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円、傷害治療費用200万円、疾病治療費用270万円、賠償責任3,000万円、携行品損害100万円、救援者費用20万円
サポート エポスカード海外旅行傷害保険サポートセンターが24時間日本語で対応
海外事務手数料 3.85%
申込条件 満18歳以上(高校生を除く)
発行スピード 基本1週間程度

※一部ご利用は還元率が異なる場合があります。

メリット
  • 年会費が永年無料なのに疾病治療費用270万円・傷害治療費用200万円をカバーできる
  • 24時間日本語対応のサポートセンターがあり、時差を気にせず相談できる
  • Visaブランドなのでハワイのほぼすべての店で決済できる
  • エポスゴールドカードの招待(インビテーション)が届いた場合は年会費無料で持てる(通常申込でも年間50万円以上の利用で翌年以降の年会費が無料になる)
デメリット
  • 2023年10月から利用付帯に変わり、旅行代金の決済をしないと保険が有効にならない
  • 海外事務手数料3.85%は主要カードのなかでは高い水準
  • 通常のポイント還元率は0.5%(※)と控えめ

ハワイ旅行のために1枚追加するなら、費用対効果が最も分かりやすいのがエポスカードです。年会費が永年無料でありながら、疾病治療費用270万円・傷害治療費用200万円という、有料カードに近い治療費の備えを用意できます。食あたりや発熱といった、ハワイでも起こりがちなトラブルで病院にかかったときに効いてくる部分です。

ただし2023年10月1日以降は利用付帯となり、航空券やツアー代金、空港へ向かう電車・バスなどの交通費をエポスカードで支払うことが条件です。この一手間を忘れなければ、費用ゼロで補償を確保できます。困ったときはエポスカード海外旅行傷害保険サポートセンターが24時間日本語で対応してくれるため、英語での手続きに不安がある人でも相談先が明確です。年間50万円以上を使うとエポスゴールドカードの案内が届くことがあり、招待経由で入会すればその時点で年会費は無料になります。

3位 dカード GOLD|ホノルルのIASS HAWAII LOUNGEが無料で使える

dカード GOLD

年会費(税込) 11,000円(家族カード1枚目無料)
国際ブランド Visa/Mastercard
ポイント 100円=1ポイント/ドコモのケータイ料金・ドコモ光の利用料金は1,000円(税抜)ごとに最大10%還元※1※2
海外旅行傷害保険 最高1億円(旅行代金の決済時。未決済は最高5,000万円)/傷害・疾病治療費用各300万円
空港ラウンジ 国内・ハワイの主要空港(ハワイはダニエル・K・イノウエ国際空港のIASS HAWAII LOUNGE)
年間ご利用額特典 前年のショッピング利用額100万円以上で最大10,000円(税込)相当
利用時の注意 ラウンジ利用にはプラスチックカードと当日の搭乗券(半券)の提示が必要
メリット
  • ホノルルのIASS HAWAII LOUNGEを無料で利用でき、帰国便までの待ち時間が快適になる
  • 海外旅行傷害保険は最高1億円で治療費用も各300万円と手厚い
  • ドコモ回線を使っているなら毎月のポイント還元だけで年会費の負担感を相殺しやすい
  • 家族カード1枚目が無料で、夫婦での旅行にも展開しやすい
デメリット
  • ドコモ回線を使っていない人は年会費11,000円(税込)に見合う特典を得にくい
  • 年間ご利用額特典は100万円以上で最大10,000円(税込)相当の1段階のみで、それ以上使っても進呈額は増えない
  • ラウンジはアプリのデジタルカードでは入室できず、物理カードの持参が必須

dカード GOLDは、海外で無料になる空港ラウンジがハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港に限られているという、一見すると弱点に思える仕様が、ハワイ旅行に限っては最大の武器になります。ターミナル2の1階ガーデンコートにあるIASS HAWAII LOUNGEで、搭乗前にソフトドリンクを飲みながら休憩できます。

保険面も充実しており、旅行代金をカードで決済しておけば最高1億円(未決済でも最高5,000万円)、治療費用は傷害・疾病とも各300万円まで備えられます。ドコモ回線やドコモ光を使っているなら、ドコモのケータイ料金・ドコモ光の利用料金が1,000円(税抜)ごとに最大10%還元※1※2されるため、通信費だけで年会費の大部分を取り戻せるのも見逃せません。なお、年間ご利用額特典は前年100万円以上で最大10,000円(税込)相当の1段階だけで、200万円以上使っても進呈額は増えない点は正しく理解しておきましょう。補償の細かい中身はdカードゴールドの海外旅行保険を解説した記事でも詳しく整理しています。

※1 ドコモ mini/ahamo/irumoを除くドコモケータイ料金およびahamo光を除くドコモ光ご利用料金をさします。
※2 端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外。
※海外旅行保険:dカード GOLDでのお支払いなどの条件はございません。ただしdカード GOLDでの海外旅行費用のお支払いの有無により、一部保険金額が異なります。
※海外旅行保険の最大1億円:海外旅行費用をdカード GOLDにてお支払いいただいた場合のお支払い保険金額です。条件を満たさない場合の保険金額は傷害死亡時最大5,000万円、傷害後遺障がい時200万円~最大5,000万円となります。
※年間ご利用額特典:2025年配布分の特典金額となります。
※ Edyチャージ、nanacoチャージ、SMART ICOCA、キャッシング返済金、リボ払い手数料、分割払い手数料、年会費、遅延損害金などは年間ご利用額の対象外となります。
※交換先によっては、上記の特典進呈金額を下回るクーポンとなる可能性があります(例: 10,000円→7,000円クーポン)

4位 JCBカード W|JCBプラザ ラウンジ・ホノルルとワイキキ・トロリー無料乗車が使える

JCBカード W

年会費 永年無料(40歳以降も無料のまま継続)
申込対象 18〜39歳
国際ブランド JCB
ポイント 200円(税込)=2ポイント/1ポイント=最大1円相当(※1)(※2)
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
ハワイの優待 JCBプラザ ラウンジ・ホノルル(ワイキキ・ショッピングプラザ2階/10:00〜18:00・年中無休)を利用可能
トロリー特典 ワイキキ・トロリー ピンクラインにカード提示で無料乗車(本人+大人1名+11歳以下の子ども2名まで)

※1 事前にポイントアップ登録が必要です。
※2 利用加盟店や交換商品等によりポイント付与条件や還元率は異なる場合があります。

メリット
  • 年会費が永年無料なのにJCBプラザ ラウンジ・ホノルルを滞在中に何度でも利用できる
  • ワイキキ・トロリーのピンクラインに家族分まで無料で乗れるため、移動費をそのまま節約できる
  • ラウンジではドリンクや当日中の荷物預かり、ホテル・レストランの予約相談を日本語で頼める
  • 18〜39歳で入会すれば40歳を過ぎても年会費無料のまま持ち続けられる
デメリット
  • 申込対象が18〜39歳に限られ、40歳以降は新規で申し込めない
  • JCB単独ではハワイのローカル店やセルフレジで使えない場面が残る
  • 海外旅行傷害保険は利用付帯で、治療費用は上位カードより控えめ

ハワイに行くなら1枚は持っておきたいのがJCBカード Wです。年会費が永年無料のまま、ワイキキ・ショッピングプラザ2階のJCBプラザ ラウンジ・ホノルルを使えるのが最大の理由で、ドリンクサービスや当日中の荷物預かり、Wi-Fi、現地情報の相談などを日本語で受けられます。買い物途中に休憩したい、チェックアウト後に空港へ向かうまで荷物を預けたい、といった場面でそのまま役立ちます。

もうひとつの目玉が、ワイキキとアラモアナを結ぶワイキキ・トロリー ピンクラインの無料乗車です。カードを提示するだけで、本人に加えて大人1名と11歳以下の子ども2名まで対象になるため、家族4人で何度も往復すれば、それだけでかなりの交通費が浮きます。なお、JCBプラザ・ホノルルは2026年2月28日をもって閉鎖されましたが、JCBプラザ ラウンジ・ホノルルは引き続き営業しています。JCBの他の券種と迷う場合は、JCBカードのおすすめランキングで年齢や利用額ごとの選び方を確認してみてください。

5位 楽天カード|貯めたポイントを旅行代金や現地の支払いに回せる

楽天カード

年会費 永年無料
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB/アメリカン・エキスプレス
ポイント還元率 1.0%(100円=1ポイント)
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
ハワイラウンジ ワイキキ(インターナショナルマーケットプレイス1階)/アラモアナ(アラモアナセンター エヴァウィング3階)の2か所・10:00〜20:00(最終受付19:45)
ラウンジの同伴者 原則カード会員1名につき同伴者5名まで
ラウンジのサービス ドリンク、Wi-Fi、当日中の荷物預かり、携帯充電器貸出、マッサージチェア、キッズスペース、授乳室など
海外事務手数料 3.63%
メリット
  • ワイキキとアラモアナの2か所にハワイラウンジがあり、同伴者5名まで一緒に休憩できる
  • キッズスペースや授乳室、ベビーカー貸出があり、小さな子ども連れの滞在に向く
  • 還元率1.0%で貯めたポイントを楽天トラベルの旅行代金に充てられる
  • 国際ブランドを4種類から選べるので、他のカードと重ならないブランドを指定できる
デメリット
  • ハワイで配布されていた楽天カード 特典クーポンは2026年5月31日(現地時間)で終了した
  • 海外旅行傷害保険は利用付帯で、治療費用の限度額も上位カードより低め
  • ラウンジは商業施設内にあり、営業時間や休業日が施設に左右される

楽天カードの強みは、ワイキキとアラモアナという観光の中心地2か所にラウンジを構えている点です。インターナショナルマーケットプレイス1階とアラモアナセンター エヴァウィング3階にあり、どちらも10:00〜20:00(最終受付19:45)で営業しています。カードを提示すれば同伴者5名までまとめて利用でき、ドリンクやWi-Fi、当日中の荷物預かりに加えて、キッズスペースや授乳室、ベビーカーの貸出まで用意されています。

還元率1.0%で貯めたポイントを楽天トラベルの予約に充てられるので、日常の買い物がそのままハワイ旅行の原資になるのも分かりやすい利点です。ただし、以前ハワイで配布されていた特典クーポンは2026年5月31日(現地時間)でサービスを終了しているため、クーポン目当てで持って行くのは避けましょう。ラウンジと還元率、この2つで十分に元が取れる1枚です。

6位 JCBゴールド|補償を厚くしたい人にJCBのハワイ特典と空港ラウンジをまとめて

JCBゴールド

年会費(税込) 11,000円(オンライン入会なら初年度年会費無料/家族カード1枚目無料、2枚目以降1,100円)
申込資格 満20歳以上で本人に安定継続収入のある方(学生は申込不可)
国際ブランド JCB
ポイント 200円(税込)=1ポイント/1ポイント=最大1円相当(※1)(※2)
海外旅行傷害保険 最高1億円/傷害・疾病治療費用各300万円/賠償責任1億円・家族特約あり
空港ラウンジ 国内主要空港+ダニエル・K・イノウエ国際空港のIASS HAWAII LOUNGE
ハワイの優待 JCBプラザ ラウンジ・ホノルル/ワイキキ・トロリー ピンクライン無料乗車
向いている人 JCBのハワイ特典を使いつつ治療費用の補償も厚くしたい人

※1 事前にポイントアップ登録が必要です。
※2 利用加盟店や交換商品等によりポイント付与条件や還元率は異なる場合があります。

メリット
  • 海外旅行傷害保険は最高1億円、傷害・疾病治療費用は各300万円で家族特約も付く
  • JCBプラザ ラウンジ・ホノルルとワイキキ・トロリー無料乗車に加え、ホノルルの空港ラウンジまで無料になる
  • 国内主要空港のラウンジも使えるので、出発前から待ち時間を快適に過ごせる
  • 満20歳以上で安定継続収入があれば申し込めるため、40歳以上でもハワイ特典を得られる
デメリット
  • 年会費11,000円(税込)がかかるため、旅行の頻度が低いと持て余しやすい
  • JCB単独ではハワイで使えない店があり、他ブランドとの組み合わせが前提
  • 空港ラウンジの同伴者は原則有料(各ラウンジの規定による)

JCBカード Wのハワイ特典は魅力だが40歳以上で申し込めない、あるいは補償をもう一段厚くしたい、という人に向くのがJCBゴールドです。JCBプラザ ラウンジ・ホノルルとワイキキ・トロリーの無料乗車という現地の優待に、最高1億円の海外旅行傷害保険と空港ラウンジが加わります。治療費用は傷害・疾病とも各300万円で、家族特約もあるため、子ども連れでも安心して使えます。

さらにホノルル側では、ダニエル・K・イノウエ国際空港のIASS HAWAII LOUNGEも無料で利用できます。ワイキキでの休憩と空港での休憩を1枚でカバーできるので、「ハワイでの快適さ」をJCB1枚に集約したい人には合理的な選択です。ゴールドカード全体を比較して決めたい場合は、ゴールドカードのおすすめ人気ランキングもあわせて参考にしてください。

7位 三井住友カード(NL)|Visaのタッチ決済でハワイの店でもさっと支払える

三井住友カード(NL)

年会費 永年無料
国際ブランド Visa/Mastercard
ポイント還元率 通常0.5%/対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払うと7%ポイント還元(※)
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
カード番号発行 最短10秒でカード番号発行(※)
海外事務手数料 3.63%
申込条件 満18歳以上(高校生を除く)
券面 ナンバーレスでカード番号が印字されない

※対象店舗や支払い方法には条件・上限があり、一部対象外となる場合があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。※即時発行ができない場合があります。

メリット
  • 年会費が永年無料で、Visaブランドならハワイでほぼ困らない
  • 券面にカード番号が印字されないため、店頭で番号を盗み見られるリスクを減らせる
  • Visaのタッチ決済に対応しており、チップが不要な少額決済をすばやく済ませられる
  • 旅行前に申し込んでもカード番号は最短10秒で発行され、アプリで利用状況をすぐ確認できる(※)
デメリット
  • ハワイ限定の優待やラウンジは付いていない
  • 通常のポイント還元率は0.5%で、海外利用が上乗せされる仕組みもない
  • 海外旅行傷害保険は利用付帯で、公共交通乗用具などの代金をカードで決済する必要がある

三井住友カード(NL)は、ハワイ限定の優待こそないものの、「決済で困らない」という一点で安心して持って行ける年会費永年無料のVisaカードです。ナンバーレス券面なので、レストランで店員にカードを渡す場面があっても番号を見られる心配が少なく、利用があればアプリの通知ですぐ気づけます。

海外旅行傷害保険は最高2,000万円の利用付帯で、2025年10月16日以降に出発する旅行からは、出発前に航空機・電車・船舶・タクシー・バスなどの公共交通乗用具の代金をカードで決済しておくことが条件となりました。空港へ向かう電車代をこのカードで払っておくだけでも条件を満たせるので、出発日の朝に忘れず使うようにしましょう。JCBカードと組み合わせれば、優待と決済力の両方を年会費ゼロでそろえられます。

8位 ANA アメリカン・エキスプレス®・カード|ホノルル線のマイルを貯めて次の渡航費を抑える

ANA アメリカン・エキスプレス・カードのカード券面

年会費(税込) 7,700円(家族カード2,750円)
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
入会・継続ボーナス 入会時1,000マイル/毎年の継続時1,000マイル
ANAグループでの利用 ポイント1.5倍
マイル移行 ポイント移行コース(年間参加費6,600円・税込)に登録するとANAマイルへ移行できる
新規入会キャンペーン 2026年9月2日〜11月4日の入会で、入会後3ヵ月以内に合計75万円以上の利用などの条件達成で合計38,000マイル相当
海外旅行傷害保険 最高3,000万円(利用付帯)/傷害・疾病治療費用各100万円
空港ラウンジ 国内・海外の対象ラウンジを同伴者1名まで無料(ホノルルのIASS HAWAII LOUNGEも対象)
メリット
  • 2026年9月2日の全面刷新で券面デザインが新しくなり、新規入会キャンペーンも実施されている
  • 入会時と毎年の継続時に1,000マイルずつもらえるため、持っているだけでマイルが積み上がる
  • ANAグループでの利用はポイント1.5倍で、ホノルル線の航空券購入が効率よくマイルに変わる
  • ホノルルのIASS HAWAII LOUNGEを同伴者1名まで無料で使える
デメリット
  • ANAマイルへ移行するにはポイント移行コース(年間参加費6,600円・税込)への登録が必要
  • 海外旅行傷害保険の治療費用は各100万円で、医療費の高いハワイでは他カードとの併用が前提
  • アメリカン・エキスプレス単独では使えない店があるため、Visa系との2枚持ちが現実的

ハワイへ定期的に通うなら、渡航そのものをマイルに変える発想が有効です。ANA アメリカン・エキスプレス®・カードは2026年9月2日に券面デザインが一新されました。年会費は7,700円(税込)に据え置かれ、入会時と継続時に1,000マイルずつ、ANAグループでの利用はポイント1.5倍という構成です。

2026年9月2日〜11月4日の入会キャンペーンでは、入会後3ヵ月以内に合計75万円以上の利用などの条件を満たすと合計38,000マイル相当が得られます。ホノルル線のエコノミー特典航空券に必要なマイル数を考えると、次回の渡航費を大きく抑えられる水準です。なお、保険の治療費用は各100万円と控えめなので、エポスカードなど治療費用に強い年会費無料カードを併せて持ち、補償を合算しておくと安心です。

9位 ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード|ワイキキのヒルトン系ホテルに無料宿泊を狙える

ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのカード券面

年会費(税込) 66,000円(家族カード3枚まで無料、4枚目以降13,200円)
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
会員ステータス 入会でヒルトン・オナーズ ゴールドステータス/年間200万円以上の利用でダイヤモンドステータス
ポイント ヒルトン系列での利用は100円=7ポイント、通常利用は100円=3ポイント
無料宿泊特典 カード継続で1泊、年間300万円以上の利用でさらに1泊(最大2泊のウィークエンド無料宿泊特典)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)/傷害・疾病治療費用各300万円
ハワイでの活用先 ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ ワイキキ ビーチ・リゾートなどヒルトン系列
メリット
  • 持っているだけでヒルトン・オナーズのゴールドステータスが付き、対象ホテルで朝食サービスなどの優遇を受けやすい
  • ウィークエンド無料宿泊特典を使えば、ワイキキの高価格帯ホテルの宿泊費を大きく圧縮できる
  • ヒルトン系列での利用は100円=7ポイントと還元が高く、滞在中の支払いでポイントが貯まりやすい
  • 家族カードが3枚まで無料で、同行者にも同じ体験を共有しやすい
デメリット
  • 年会費66,000円(税込)は高額で、ヒルトン系を使わないと回収しにくい
  • 無料宿泊を2泊分もらうには年間300万円以上の利用が必要
  • ウィークエンド無料宿泊特典は金・土・日曜のいずれか1泊が対象で、平日滞在には使えない

ワイキキにはヒルトン・ハワイアン・ビレッジをはじめヒルトン系列のホテルが多く、宿泊費そのものをカード特典で下げられるかどうかが旅行総額を左右します。ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは、入会するだけでゴールドステータスが付き、対象ホテルでの朝食サービスや客室のアップグレードといった優遇を受けやすくなります。

無料宿泊特典は、カードを継続するだけで1泊分、さらに年間300万円以上を利用するともう1泊分が加わり、最大2泊のウィークエンド無料宿泊特典になります。ハワイのピークシーズンは1泊5万円を超えることも珍しくないため、2泊分を充てられれば年会費66,000円(税込)を上回る価値が出る計算です。年間200万円以上使えばダイヤモンドステータスに到達し、さらに手厚い待遇を受けられます。

10位 Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード|ハワイのマリオット系ホテルで上級会員の待遇を受けられる

Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム

年会費(税込) 82,500円(家族カード1枚目無料、2枚目以降41,250円)
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
会員ステータス 入会でMarriott Bonvoy ゴールドエリート/年間500万円以上の利用でプラチナエリート
無料宿泊特典 年間400万円以上の利用で1泊1室分(交換レート75,000ポイントまで)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)/傷害・疾病治療費用各300万円
ハワイでの活用先 シェラトン・ワイキキ、モアナ サーフライダーなどマリオット系列
向いている人 マリオット系を軸にハワイへ複数回行く人
メリット
  • 入会するだけでゴールドエリートになり、ワイキキのマリオット系で客室優遇などを受けやすい
  • 無料宿泊特典は交換レート75,000ポイントまで使え、繁忙期のワイキキでも充当しやすい
  • 年間500万円以上の利用でプラチナエリートに到達し、朝食や上級ラウンジの特典が加わる
  • 家族カード1枚目が無料で、同行者にもステータスを共有できる
デメリット
  • 2025年8月に年会費が49,500円から82,500円(税込)へ改定され、負担が大きくなった
  • 無料宿泊特典の条件も年間400万円以上の利用に引き上げられた
  • マリオット系を使わない旅程では特典を活かしきれない

シェラトン・ワイキキやモアナ サーフライダーなど、ワイキキの海沿いにはマリオット系のホテルが集中しています。Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、入会するだけでゴールドエリートの資格が付き、滞在時の客室優遇やチェックアウト時間の延長といった待遇を受けやすくなるのが持ち味です。

注意したいのは、2025年8月に年会費が49,500円から82,500円(税込)へ、無料宿泊特典の条件も年間400万円以上の利用へと改定された点です。以前の条件を前提に紹介している情報がまだ残っているため、必ず現在の数字で損得を判断してください。年400万円以上を無理なく使う人であれば、交換レート75,000ポイントまでの無料宿泊を繁忙期のワイキキに充てることで、年会費を上回る価値を引き出せます。

11位 三井住友カード プラチナプリファード|海外での買い物はポイント還元が上乗せされる

三井住友カード プラチナプリファード

年会費(税込) 33,000円(家族カード無料)
国際ブランド Visa
通常還元率 1.0%
外貨ショッピング利用特典 現地通貨で決済すると日本円換算後の利用金額100円(税込)につき+2ポイント
継続特典 前年の利用額100万円ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント)
旅行傷害保険 海外旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
海外事務手数料 3.63%
申込条件 満20歳以上で本人に安定継続収入のある方
メリット
  • 外貨ショッピング利用特典により、ハワイでの支払いは通常還元に+2%が上乗せされる
  • 前年の利用額100万円ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント)の継続特典がある
  • 家族カードが無料で、家族の海外利用分もまとめて還元を受けられる
  • Visaブランドなのでハワイで決済できない場面がほぼない
デメリット
  • 年会費33,000円(税込)に見合う利用額がないと負担が大きい
  • 海外旅行傷害保険は最高5,000万円(利用付帯)で、1億円クラスのカードには及ばない
  • ハワイ限定の優待やラウンジは付いていない

ハワイでの買い物やレストラン、オプショナルツアーの支払いが多くなりそうな人に向くのが三井住友カード プラチナプリファードです。外貨ショッピング利用特典によって、現地通貨で決済した分は日本円換算後の利用金額100円(税込)につき2ポイントが上乗せされます。通常還元と合わせると3%相当になる計算で、滞在中の支出が大きいほど効いてきます。

継続特典も分かりやすく、前年の利用額100万円ごとに10,000ポイント、最大40,000ポイントが進呈されます。年間200万円ほど使う家庭なら、継続特典と海外での上乗せ分だけで年会費33,000円(税込)に近づきます。海外旅行傷害保険は最高5,000万円の利用付帯なので、治療費用を厚くしたい場合は年会費無料カードを1枚足しておくとよいでしょう。このカード単体の損益分岐点は三井住友カード プラチナプリファードの徹底レビューで詳しく検証しています。

12位 セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード|コンシェルジュに現地の予約や手配を任せられる

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費(税込) 33,000円(家族カード3,300円・4枚まで)
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
プライオリティ・パス プレステージ会員として無料で登録できる
海外旅行傷害保険 自動付帯で最高5,000万円、旅行代金をカードで決済すると最高1億円
ポイント 永久不滅ポイント(有効期限なし)/国内・海外ともに通常の2倍(1,000円・税込ごとに2ポイント)
マイル SAISON MILE CLUBに登録するとJALマイルが1,000円につき10マイル貯まる
コンシェルジュ 24時間365日対応
メリット
  • 旅行代金を決済しなくても最高5,000万円の自動付帯があり、決済すれば最高1億円まで上がる
  • プライオリティ・パスのプレステージ会員に無料で登録でき、回数制限なく空港ラウンジを使える
  • 24時間365日のコンシェルジュにレストラン予約や現地手配を相談できる
  • 国内・海外ともに永久不滅ポイントが通常の2倍たまり、有効期限もない
デメリット
  • 年会費33,000円(税込)がかかり、旅行の頻度が低いと持て余す
  • アメリカン・エキスプレスブランドのため、小規模店では他ブランドの併用が必要
  • ハワイ限定の優待はなく、あくまで汎用的なプラチナ特典が中心

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは、プライオリティ・パスのプレステージ会員に無料で登録でき、利用回数の上限なく世界の空港ラウンジを使えるのが際立った特徴です。ハワイ便のように出発が深夜や早朝に寄る路線では、この違いが体感として大きく出ます。

保険の設計も旅行者向きで、カードを持っているだけで最高5,000万円が自動付帯となり、日本出入国のための公共交通乗用具やパッケージツアーの代金をこのカードで支払えば最高1億円まで引き上がります。決済条件を忘れても最低限の補償が残るという点は、利用付帯のみのカードにはない安心感です。24時間365日のコンシェルジュに、現地レストランの予約やスケジュールの相談を任せられるのも、初めてのハワイでは心強い機能です。

目的別に選ぶハワイのクレジットカード

費用をかけたくない人向け|年会費無料カードで保険と優待をそろえる

旅行のために年会費を払いたくない人でも、年会費無料カードだけで「治療費用の備え」と「現地の優待」は十分にそろえられます。治療費用を担うのがエポスカード、現地優待を担うのがJCBカード Wという役割分担が、コストゼロで組める最もバランスのよい形です。年会費無料カードをほかにも比べたい方は、年会費無料のクレジットカードおすすめ12選もあわせてご覧ください。

エポスカード

年会費 永年無料
この目的での役割 治療費用の備えを費用ゼロで確保する
疾病治療費用 270万円(傷害治療費用は200万円)
付帯条件 利用付帯(旅行代金や空港までの交通費をカードで決済)
サポート 24時間日本語対応のサポートセンター
メリット
  • 費用をかけずに医療費リスクへ備えられる
  • 他社カードの保険と治療費用を合算できる
  • Visaなのでハワイでの決済にも使える
デメリット
  • 旅行代金の決済を忘れると保険が有効にならない
  • 海外事務手数料3.85%は高めなので、メインの決済には向かない

JCBカード W

年会費 永年無料(申込対象は18〜39歳)
この目的での役割 ラウンジとトロリーで滞在中の出費を減らす
ラウンジ JCBプラザ ラウンジ・ホノルル(10:00〜18:00・年中無休)
交通費の節約 ワイキキ・トロリー ピンクラインが本人+大人1名+11歳以下2名まで無料
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
メリット
  • 年会費ゼロのままワイキキ中心部のラウンジを使える
  • トロリー無料乗車で家族分の移動費を節約できる
  • 日本語で現地の相談ができる
デメリット
  • 40歳以上は新規で申し込めない
  • JCBだけでは決済できない店がある

ホテルをグレードアップしたい人向け|ヒルトン系とマリオット系の使い分け

ワイキキはヒルトン系とマリオット系が拮抗しており、どちらのブランドに寄せるかで持つべきカードが変わります。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのような大型リゾートで過ごしたいならヒルトン系、シェラトン・ワイキキやモアナ サーフライダーのようにビーチ沿いの立地を重視するならマリオット系が候補です。

ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのカード券面

年会費(税込) 66,000円
この目的での役割 ヒルトン系で上級待遇と無料宿泊を得る
ステータス 入会でゴールド、年間200万円以上でダイヤモンド
無料宿泊 継続で1泊、年間300万円以上でさらに1泊
ポイント ヒルトン系列は100円=7ポイント
メリット
  • 家族カードが3枚まで無料で同行者にも展開しやすい
  • ゴールドステータスが入会時点で付く
  • 繁忙期の宿泊費を無料宿泊特典で圧縮できる
デメリット
  • 無料宿泊はウィークエンド(金・土・日曜のいずれか1泊)が対象
  • ヒルトン系を使わないと年会費を回収しにくい

Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム

年会費(税込) 82,500円
この目的での役割 マリオット系で客室優遇と無料宿泊を得る
ステータス 入会でゴールドエリート、年間500万円以上でプラチナエリート
無料宿泊 年間400万円以上の利用で1泊(75,000ポイントまで)
向いている人 ビーチ沿いのマリオット系を定宿にしたい人
メリット
  • ワイキキの海沿いホテルを高いポイント価値で押さえられる
  • 入会時点でゴールドエリートになれる
  • 家族カード1枚目が無料
デメリット
  • 2025年8月の改定で年会費と無料宿泊の条件がともに上がった
  • 年間400万円以上使わないと無料宿泊は得られない

マイルを貯めたい人向け|ホノルル線のフライトを次の旅につなげる

ハワイに毎年行く予定があるなら、今回の渡航費を次回の特典航空券に変える設計が有効です。ANA便でホノルルに行くことが多いなら、航空券の購入から日常の買い物までをマイルに集約できるカードが合います。

ANA アメリカン・エキスプレス・カードのカード券面

年会費(税込) 7,700円
この目的での役割 ホノルル線の利用をマイルに変えて次回の渡航費を抑える
ボーナスマイル 入会時1,000マイル、継続時1,000マイル
ANAグループでの利用 ポイント1.5倍
入会キャンペーン 2026年9月2日〜11月4日の入会で条件達成により合計38,000マイル相当
メリット
  • 入会キャンペーンのマイルだけで次回渡航の負担を大きく減らせる
  • 毎年の継続で1,000マイルずつ積み上がる
  • ホノルルのIASS HAWAII LOUNGEも利用できる
デメリット
  • マイル移行にはポイント移行コース(年間参加費6,600円・税込)が必要
  • 治療費用は各100万円と控えめで、他カードとの併用が前提

初めてのハワイで不安な人向け|現地に日本語窓口があるカードを選ぶ

英語でのやり取りに不安があるなら、現地に日本語で相談できる窓口があるカードを1枚入れておくと安心感がまるで違います。レストランの予約、体調を崩したときの病院の相談、カードを失くしたときの手続きまで、日本語で聞ける場所があるかどうかは、旅の安心に直結します。

JCBカード W

年会費 永年無料(申込対象は18〜39歳)
この目的での役割 ワイキキ中心部に日本語の相談窓口を確保する
現地窓口 JCBプラザ ラウンジ・ホノルル(ワイキキ・ショッピングプラザ2階)
受けられる相談 ホテル・レストラン・オプショナルツアーの予約、現地情報の案内、荷物の当日中一時預かりなど
営業時間 10:00〜18:00・年中無休
メリット
  • 観光の動線上に日本語の窓口があり、困ったときにすぐ立ち寄れる
  • 年会費無料で維持できるため、ハワイ専用の1枚として持ちやすい
  • トロリー無料乗車と組み合わせれば移動の不安も減らせる
デメリット
  • JCBプラザ・ホノルルは2026年2月28日で閉鎖され、窓口はラウンジに集約された
  • 営業時間外は電話サポートの利用になる

2枚持ち・3枚持ちのおすすめ組み合わせ

王道の2枚|JCBとVisaをそろえて使えない店をなくす

ハワイでの組み合わせとして最も外れがないのが、JCBカード Wと三井住友カード(NL)の2枚です。JCBでラウンジとトロリーの優待を取り、Visaで決済の確実性を担保するという役割分担で、しかもどちらも年会費が永年無料です。

カード 年会費 この組み合わせでの役割
JCBカード W 永年無料 ラウンジ・トロリーなどハワイ限定の優待を受ける
三井住友カード(NL) 永年無料 JCBが使えない店やセルフレジでの決済を担う
この組み合わせのメリット
  • 年会費ゼロのまま、優待と決済力の両方をそろえられる
  • 片方が使えない場面でも、もう1枚で必ず支払いを完了できる
  • 両方の海外旅行傷害保険を有効にすれば治療費用を合算できる
注意点
  • どちらも利用付帯なので、2枚とも旅行前に決済しておく必要がある
  • JCBカード Wは18〜39歳しか申し込めないため、40歳以上はJCBゴールドに置き換える

保険を厚くする2枚|補償額を合算して医療費の不安を減らす

クレジットカードの海外旅行傷害保険は、傷害治療費用・疾病治療費用・携行品損害については複数枚の補償額を合算できます(死亡・後遺障害は合算されず最も高い金額が適用されます)。医療費の高いハワイでは、この仕組みを使って治療費用を積み増しておくのが現実的な備え方です。

カード 疾病治療費用 付帯条件
エポスカード 270万円 利用付帯
JCBゴールド 300万円 旅行代金等の決済が条件
合算した場合 570万円 両方の条件を満たす必要あり
この組み合わせのメリット
  • 治療費用を合算して570万円規模まで引き上げられる
  • 年会費の追加負担はエポスカードが無料のため実質1枚分で済む
  • JCBゴールドは家族特約もあり、同行家族の備えにもなる
注意点
  • 合算されるのは治療費用や携行品損害などで、死亡・後遺障害は最高額のみの適用になる
  • それぞれのカードで付帯条件を満たしておかないと合算できない

3枚目に足すなら|ホテル特典とマイル特典のどちらを取るか

2枚で優待と決済をそろえたあと、3枚目に何を足すかは「今回の旅を良くしたいのか、次の旅を安くしたいのか」で決まります。宿泊のグレードを上げたいならホテル系、次回の渡航費を抑えたいならマイル系です。

狙い 候補カード 効果の出方
今回の宿泊を良くする ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード ゴールドステータスと無料宿泊で滞在の質と費用が同時に改善する
次回の渡航費を抑える ANA アメリカン・エキスプレス®・カード 入会・継続ボーナスとANAグループ1.5倍でマイルが積み上がる
現地での還元を増やす 三井住友カード プラチナプリファード 外貨ショッピング利用特典で現地決済に+2ポイントが乗る
選び方のポイント
  • 年1回の旅行ならホテル系、年2回以上ならマイル系が回収しやすい
  • 滞在中の支出が大きい人は還元上乗せ型を選ぶと差が出る
  • 年会費は「特典の金額換算」と比べて判断する
注意点
  • 3枚とも年会費有料にすると固定費が膨らむ
  • ブランドが偏ると決済できない場面が増えるので、Visa系を必ず1枚残す

家族で行くなら|家族カードと家族特約でカバー範囲を広げる

家族旅行では、本会員だけが補償されていても意味がありません。配偶者や子どもをどうカバーするかは、家族カードを発行するか、家族特約のあるカードを選ぶかの2通りで考えます。

方法 対象になる人 向いているカード
家族カードを発行する 生計を同じくする配偶者・親・子(原則18歳以上) アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード(2枚まで無料)
家族特約を使う 家族カードを持てない子どもなど同行家族 JCBゴールド(家族特約あり)
同伴者優待を使う 一緒に行動する同行者 楽天カード(ハワイラウンジは同伴者5名まで)
この組み合わせのメリット
  • 家族カードなら本会員とほぼ同等の補償・特典を共有できる
  • 家族特約があれば、カードを持てない子どもも治療費用の対象になる
  • ラウンジの同伴者枠を使えば家族全員で休憩できる
注意点
  • 家族特約の補償額は本会員より低く設定されていることが多い
  • 家族カードの利用分は本会員の利用可能枠を共有するため、デポジットで枠を圧迫しやすい

ハワイでクレジットカードを使うメリット

多額の現金を持ち歩かずに身軽に動ける

ハワイはおおむね治安の良い観光地ですが、ビーチや観光地では置き引きやレンタカーの車上荒らしが起こることもあります。まとまった現金を持ち歩かずに済むこと自体が、リスクを下げる有効な手段です。

カードなら万一盗難に遭っても、連絡すればその時点で利用を止められ、不正利用分は原則として補償の対象になります。現金は戻ってきませんが、カードは止められる。この違いは大きく、ビーチに出かけるときに財布ごと持ち歩く必要もなくなります。

さらに、支払い金額を現地通貨で正確に扱えるのも利点です。細かいコインが財布にたまらず、会計のたびに紙幣を数える手間も省けます。現金は、チップの一部や小規模な店、ファーマーズマーケット用に100〜200ドル程度あれば十分という人が多くなっています。

高額になりがちな医療費を保険でカバーできる

前述のとおり、アメリカの医療費は日本と比べてけた違いに高く、ちょっとした診察でも数百ドル、入院を伴えば数百万円規模になることがあります。クレジットカードの海外旅行傷害保険は、この差を埋めるためのもっとも手軽な手段です。

年会費無料のカードでも疾病治療費用270万円をカバーできるものがあり、ゴールド以上なら300万円前後まで上がります。さらに複数枚を有効にしておけば治療費用は合算できるため、2枚で500万円以上、3枚なら700万円規模まで積み増すこともできます。

加えて、カード付帯保険にはキャッシュレス診療に対応しているものが多く、提携病院であれば窓口での立替えが不要になります。高額な医療費をいったん自分で支払わなくて済むという点は、実務的に大きな安心です。

ハワイ限定の優待やラウンジで旅費を抑えられる

ハワイは、日本のカード会社の優待が世界で最も充実している旅行先のひとつです。ラウンジでの休憩、トロリーの無料乗車、店舗での割引など、現金では得られない価値が積み上がります。

たとえばJCBカードのワイキキ・トロリー ピンクライン無料乗車は、本人に加えて大人1名と11歳以下の子ども2名まで対象です。家族で滞在中に何度も乗れば、それだけでカードを持つ理由になります。楽天カードのハワイラウンジも、ワイキキとアラモアナの2か所で同伴者5名まで利用できます。

こうした優待は年会費とは必ずしも連動しません。年会費無料のカードでも十分に受けられるものが多いので、「有料カードでなければ得をしない」という思い込みは捨てて、現地での使い道から選ぶのが賢明です。

利用履歴が残るので帰国後に使いすぎを把握できる

旅行中は金銭感覚が緩みがちですが、カード払いならいつ・どこで・いくら使ったかがアプリの明細にすべて残ります。現地通貨と日本円換算額の両方を確認できるため、予算の消化状況をその場で把握できます。

多くのカードは利用時にプッシュ通知を送る設定ができます。身に覚えのない請求があればすぐ気づけるので、不正利用の早期発見にもつながります。国民生活センターのクレジットカードに関する相談事例でも、利用明細を毎月必ず確認し、伝票やメールと突き合わせることが基本の対策として挙げられています。

帰国後に明細を見返せば、次回の旅行予算も立てやすくなります。「何にいくらかかったか」が正確に残るのは、家計管理の面でも現金にはない強みです。

ハワイでクレジットカードを使うデメリット

海外事務手数料が乗るため為替レートより割高になる

カード払いの最大のデメリットは、ニュースで見る為替レートそのままの金額では決済されないことです。国際ブランドの基準レートに、カード会社の海外事務手数料が上乗せされます。

2026年10月時点の主要カードの手数料はおおむね1.60〜3.85%で、三井住友カードや楽天カードは3.63%、エポスカードは3.85%、アメリカン・エキスプレスは2025年8月1日から外貨取扱手数料3.5%です。滞在中に3,000ドル(1ドル150円換算で45万円)使うなら、手数料だけで1万6,000円前後かかる計算になります。

対策は単純で、手数料の低いカードを決済のメインに据えることです。優待目的のカードと決済用のカードを分ければ、優待を取りながら手数料を抑えられます。

チップや小さな店では現金しか使えない場面が残る

カードが広く使えるハワイでも、現金が必要な場面は完全にはなくなりません。ホテルのベッドメイクやポーターへのチップ、ファーマーズマーケットの屋台、路上パフォーマーへの心づけなどは現金が基本です。

ベッドメイクのチップはベッド1台につき2〜3ドルが目安とされ、ポーターには荷物1個につき1〜2ドルが一般的です。これらを想定すると、1ドル札を20枚程度は用意しておきたいところです。

日本の空港で小額紙幣を混ぜて両替しておくか、現地ATMで引き出した紙幣をレジで崩しておくとスムーズです。「カードで足りる」と思い込んで1ドル札をまったく持たないのは避けましょう。

利用限度額に達すると現地で決済できなくなる

見落とされがちですが、ハワイではホテルのデポジットやレンタカーの保証金で利用可能枠が先に押さえられます。1泊あたり50〜200ドル程度が滞在日数分確保されると、枠は想像以上に減ります。

そのうえで免税店での買い物やオプショナルツアーの支払いが重なると、限度額に届いてしまい、肝心の場面で決済できないという事態が起こります。出発前に利用可能枠を確認し、必要なら一時的な増枠を申し込んでおくのが確実です。

増枠が間に合わない場合は、枠に余裕のある別のカードをデポジット専用に使う方法もあります。ホテルと買い物でカードを分けるだけでも、枠切れのリスクはかなり下がります。

スキミングや不正利用に巻き込まれるおそれがある

海外では、カード情報を盗み取られる被害が一定数発生しています。外務省の海外邦人事件簿でもクレジットカードの不正使用に関する事例が紹介されており、帰国後に身に覚えのない請求が続いたという相談も珍しくありません。

対策としては、暗証番号を入力するときに手元を隠す、屋外の独立型ATMを避けて銀行やショッピングセンター内のATMを使う、店員にカードを預けたまま席を離れないといった基本を守ることです。ナンバーレスカードを選べば、券面から番号を読み取られるリスクそのものを減らせます。

万一に備えて、カードアプリの利用通知をオンにしておきましょう。不正利用は早く気づくほど手続きが簡単になり、補償も受けやすくなります。

場面別に見るハワイでのクレジットカードの使い方

レストランでのチップの書き方と伝票の見方

着席型のレストランでは、食後に伝票(Check)が運ばれてきます。カードを伝票ホルダーに挟んで渡すと、「Subtotal(小計)」「Tip(チップ)」「Total(合計)」の3欄がある控えが戻ってくるので、Tip欄に自分で金額を書き、Total欄に合計額を記入してサインします。

2026年時点のハワイでは、チップの相場は18〜20%が一般的なラインです。計算が面倒なときは、レシートに印刷されている税額(オアフ島の場合はおおむね4.7%前後)を4倍すると18〜19%前後になるので、目安として使えます。

注意点は2つあります。ひとつは、伝票にすでに「Service Charge」や「Gratuity」が含まれている場合は二重払いになるので、Tip欄を空欄または0と記入すること。もうひとつは、カウンター注文やテイクアウトではチップは必須ではなく、任意でチップジャーに少額を入れる程度で問題ないことです。

ホテルのチェックインで求められるデポジット

チェックイン時には、パスポートとともにクレジットカードの提示を求められます。これは宿泊料金の決済とは別に、ルームサービスやミニバー、リゾートフィーなどに備えて与信枠を確保する手続きです。

実際には請求されず、チェックアウト後に解除されるのが一般的ですが、解除までに数日から2週間程度かかることもあります。「二重に請求された」と見えても、多くはオーソリの解除待ちなので、明細で確定分と保留分を見分けることが大切です。

デビットカードで代用すると、実際に口座から引き落とされたうえで後日返金される形になり、旅行中の資金繰りを圧迫します。デポジット用には必ずクレジットカードを使いましょう。

レンタカーやオプショナルツアーの支払い

レンタカーは、予約時ではなく現地カウンターでの受け取り時に、運転者本人名義のクレジットカードが必要です。家族名義のカードでは借りられないことが多く、名義違いが原因で当日に借りられないというトラブルが起こりがちです。

保証金として200〜500ドル程度の与信が押さえられるため、ここでも利用可能枠に余裕が必要です。レンタカーを予定しているなら、その分を見込んで枠を空けておくか、増枠を申し込んでおきましょう。

オプショナルツアーは、日本で事前にカード決済しておくのがおすすめです。日本で予約すれば旅行代金としてカウントされ、海外旅行傷害保険の利用付帯条件を満たす助けにもなります。現地支払いにすると、海外事務手数料が上乗せされる点も覚えておきましょう。

コンビニやスーパーでのタッチ決済とセルフレジ

ワイキキ周辺のコンビニエンスストアやスーパーマーケットでは、ほとんどの店でタッチ決済(コンタクトレス)に対応しています。少額の買い物ならカードをかざすだけで完了し、サインも暗証番号も不要なので、行列でも手早く支払えます。

注意したいのがセルフレジです。日本のカードでも基本的に使えますが、機種によってはJCBやアメリカン・エキスプレスを受け付けないことがあります。VisaまたはMastercardのカードを1枚持っていれば、こうした場面でも確実に決済できます。

また、レジで「Debit or Credit?」と聞かれたら「Credit」と答えます。Debitを選ぶと暗証番号の入力を求められ、日本発行のカードでは処理できないことがあるので覚えておきましょう。

現地ATMでのキャッシングと繰り上げ返済のコツ

現金が必要になったときは、両替所よりもクレジットカードの海外キャッシングの方が安く済むケースが多くあります。キャッシングは国際ブランドの基準レートで換算され、そこに利息がかかる仕組みで、両替所のように大きなレート差(スプレッド)が乗らないためです。

利息は借入日数に応じて日割りで計算されます。たとえば実質年率18.0%で300ドル(約45,000円)を借り、30日後に返済した場合の利息はおよそ665円です。帰国後すぐに繰り上げ返済すれば、利息はさらに小さくなります。

多くのカード会社はアプリやWebから繰り上げ返済の手続きができます。ATM側で「Withdrawal」「Credit Card」を選ぶこと、現地ATMの利用手数料(1回2〜5ドル程度)がかかることもあわせて押さえておきましょう。

ハワイでかかる手数料を減らすコツ

決済時に円建てかドル建てか聞かれたときの答え方

ハワイの店やATMで「日本円で払いますか、ドルで払いますか」と聞かれることがあります。これはDCC(自国通貨建て決済)と呼ばれる仕組みで、日本円の金額がその場で分かる代わりに、店舗や決済代行会社が独自に設定したレートが適用されます。

このレートには通常3〜5%程度の上乗せが含まれることが多く、カード会社の海外事務手数料とは別に負担が増えます。結論として、聞かれたら必ず「ドル(現地通貨)」を選ぶのが正解です。

レシートに「JPY」と印字されていたらDCCが適用されています。サイン前に気づけばその場で訂正を頼めるので、金額欄の通貨表記は必ず確認する習慣をつけましょう。

海外事務手数料はカードごとにどれくらい違うのか

海外事務手数料は、同じ国際ブランドでも発行会社によって違います。2026年10月時点の主な水準は次のとおりです。

カード 海外事務手数料 1,000ドル利用時の上乗せ額(1ドル150円換算)
三井住友カード(NL) 3.63% 約5,445円
楽天カード 3.63% 約5,445円
アメリカン・エキスプレス発行カード 3.5%(2025年8月1日改定) 約5,250円
エポスカード 3.85% 約5,775円

差は1,000ドルあたり数百円ですが、滞在中に5,000ドル使えば数千円の違いになります。優待重視のカードと手数料重視のカードを分け、大きな買い物は手数料の低い方で決済するのが賢いやり方です。

キャッシングと現地両替はどちらが安く済むか

現金の入手方法は、日本での両替、現地の両替所、現地ATMでのキャッシングの3つです。一般に、コストが最も低くなりやすいのは現地ATMでのキャッシング+早期返済です。

日本の空港の両替所は手数料が為替レートに含まれており、1ドルあたり3〜4円程度の上乗せになることがあります。ハワイ現地の両替所も店によって差が大きく、観光地の中心部ほど不利なレートになりがちです。

一方、キャッシングは基準レートで換算され、そこに利息と現地ATMの利用手数料(1回2〜5ドル程度)が加わるだけです。帰国後すぐに繰り上げ返済すれば利息は数百円程度に収まるため、まとまった現金が必要なときほど有利になります。

為替レートがいつの時点で決まるかを知っておく

海外でカードを使ったとき、日本円の請求額が決まるのは買い物をした日ではなく、その売上データがカード会社に到着した日のレートです。この時差は通常1〜数日ですが、店舗によっては1週間以上あくこともあります。

つまり、円安が進む局面では、使ったときより不利なレートで請求される可能性があります。逆に円高に振れれば得をすることもあり、旅行中の細かなレート予測にはあまり意味がありません。

確実にコストを下げたいなら、レートを読むよりも「DCCを避ける」「海外事務手数料の低いカードを使う」という、自分でコントロールできる部分を押さえるのが現実的です。

ハワイ旅行のクレジットカード準備カレンダー

出発1か月前|到着日から逆算して申し込みを済ませる

新しくカードを作るなら、出発の1か月前には申し込みを済ませておくのが安全です。カードの発行は最短即日のものから1〜2週間かかるものまで幅があり、エポスカードは基本1週間程度、アメリカン・エキスプレス系は審査状況によってさらに日数がかかることがあります。

この時期にやっておきたいのが、ESTA(電子渡航認証システム)の申請です。米国税関・国境警備局のESTA公式サイトから申請でき、申請料は2025年9月30日から40ドルに改定されました。支払いはクレジットカードで行うため、この時点でカードが手元にあると手続きがスムーズです。

あわせて、旅行代金の支払いに使うカードも決めておきましょう。どのカードで航空券やツアーを決済するかによって、どの保険が有効になるかが決まります。

出発2週間前|利用付帯の条件を満たす支払いを先に済ませる

利用付帯のカードは、旅行代金の決済をしないと保険が有効になりません。航空券、パッケージツアー、空港へ向かう電車やバス、空港までのタクシー代などが対象で、カード会社によって認められる範囲が異なります。

たとえば三井住友カード(NL)は、2025年10月16日以降に出発する旅行から、出発前に航空機・電車・船舶・タクシー・バスといった公共交通乗用具の代金をカードで決済することが条件になりました。2枚以上の補償を合算したいなら、それぞれのカードで別々に条件を満たす必要があります。

この時期に、海外旅行保険の付帯内容を印刷するかスマートフォンに保存しておくのもおすすめです。現地で病院にかかるとき、保険会社の連絡先がすぐ分かると手続きが早く進みます。

出発前日|利用限度額の引き上げと海外利用の設定を確認する

出発前日は、利用可能枠の確認と、必要なら一時増枠の手続きを済ませます。ホテルのデポジットとレンタカーの保証金、免税店での買い物を合わせると、想定より早く枠が埋まります。

カードによっては、不正利用防止のために海外利用がロックされていることがあります。アプリで「海外利用」をオンにする、渡航予定を登録するといった設定が必要な場合があるので、事前に確認しておきましょう。

さらに、外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、現地の安全情報や緊急連絡がメールで届きます。カードの紛失やトラブルの際に、在外公館からの情報が役立つこともあります。

滞在中|レシートを保管して利用通知をこまめに見る

滞在中は、レシートを必ず受け取り、帰国まで保管しておくことを習慣にしましょう。二重請求やDCCの誤適用があった場合、レシートが唯一の証拠になります。

カードアプリの利用通知をオンにしておけば、決済のたびに金額が届きます。身に覚えのない通知があればその場で気づけるため、被害が広がる前にカードを止められます。

ホテルのデポジットによる与信確保は明細に「保留」として表示されることがあります。実際の請求と混同しないよう、確定分と保留分を分けて見る意識を持っておくと安心です。

帰国後|明細の為替レートと覚えのない請求をチェックする

帰国後、請求が確定したら明細を1件ずつ確認します。現地通貨の金額とレシートを突き合わせ、円換算額に不自然な上乗せがないかを見ます。想定より高い場合は、DCCが適用されていた可能性があります。

ホテルのデポジットが解除されているかも確認しましょう。数日から2週間程度で消えるのが一般的ですが、それを過ぎても残っている場合はカード会社に問い合わせます。

覚えのない請求を見つけたら、すぐにカード会社へ連絡します。不正利用の補償には届出期限が設けられていることが多いため、明細のチェックは帰国後できるだけ早く行うのが鉄則です。

ハワイでカードを紛失・盗難したときの対処法

まず日本のカード会社へ連絡して利用を止める

カードが見当たらないと気づいたら、探す前にまずカード会社の紛失・盗難窓口へ連絡して利用を停止します。多くのカード会社は24時間365日、海外からのコレクトコールにも対応しています。

連絡先はカードの裏面に書かれていますが、失くしてしまえば見られません。出発前に会員番号と緊急連絡先をスマートフォンのメモや紙に控え、カードとは別の場所に保管しておくのが基本です。

停止手続きが済めば、それ以降の不正利用は原則として補償の対象になります。連絡が遅れるほど補償の範囲が狭まる可能性があるため、迷わずすぐに連絡してください。

JCBプラザ ラウンジ・ホノルルなど現地の窓口を頼る

ハワイには日本語で相談できる窓口があります。JCBカードを持っているなら、ワイキキ・ショッピングプラザ2階のJCBプラザ ラウンジ・ホノルル(10:00〜18:00・年中無休)が頼りになります。紛失時の連絡の取り次ぎや、その後の手続きの案内を日本語で受けられます。

なお、JCBプラザ・ホノルルは2026年2月28日をもって閉鎖されており、現在の窓口はJCBプラザ ラウンジ・ホノルルに集約されています。古い情報を頼りに出向いても対応してもらえないので注意しましょう。

楽天カードのハワイラウンジ(ワイキキ/アラモアナ)でも、日本語のスタッフに状況を相談できます。ひとまず落ち着いて相談できる場所を知っているだけで、対応の速さが変わります。

緊急再発行と緊急キャッシュサービスの使い方

主要な国際ブランドは、海外での緊急再発行サービスを用意しています。手続きをすれば、滞在先のホテルなどで代替カードを受け取れる場合があります。所要日数はブランドや滞在地によって異なるため、連絡時に確認しましょう。

現金が手元にない場合は、緊急キャッシュサービス(緊急支払サービス)を利用できることがあります。カード会社が指定する受取窓口で、一定額までの現金を受け取れる仕組みです。

いずれも所定の手数料がかかり、対応の可否はカードの種類によって異なります。ゴールド以上のカードは、こうした緊急時サービスが手厚い傾向があります。

予備のカードを別の場所に分けて持っておく

最も効果的な備えは、2枚以上のカードを別々の場所に分けて持つことです。1枚は財布、もう1枚はホテルのセーフティボックスやスーツケースの中、というように分散させておけば、財布ごと失くしても旅は続けられます。

このとき、ブランドも分けておくのが重要です。JCBとVisaのように異なるブランドで持てば、片方が使えない場面にも対応できます。年会費無料のカードなら、この分散のためだけに持っていても負担はありません。

あわせて、パスポートのコピーやカードの緊急連絡先メモも分散して保管しておきましょう。海外旅行全般でのカードの選び方は、海外旅行におすすめのクレジットカードを解説した記事でも詳しくまとめています。

ハワイのクレジットカードに関するよくある質問

ハワイではJCBカードだけで足りますか

ワイキキ周辺の観光客向けの店に限れば、JCBカードだけでもおおむね支払いはできます。ただしローカルの小さな店、一部のセルフレジ、オンラインの予約サイトなどでは使えないことがあり、1枚だけで行くのはおすすめできません。

JCBはハワイでの優待が突出して充実しているので、「優待はJCB、決済の保険としてVisaまたはMastercardを1枚」という組み合わせが現実的です。どちらも年会費無料のカードでそろえられます。

なお、レンタカーやホテルのデポジットでもブランドによる制約が出ることがあります。Visa系を1枚持っておけば、こうした場面でも困りません。

現金はいくら持っていけばいいですか

カード払いが中心であれば、1人あたり100〜200ドル程度あれば十分という人が多いです。用途はチップ、ファーマーズマーケットや屋台、路上での少額の支払いに限られます。

重要なのは金額よりも紙幣の構成です。チップ用に1ドル札と5ドル札を多めに用意しておくと、ベッドメイクやポーターへの支払いで困りません。100ドル札ばかりだと、小さな店で受け取りを断られることもあります。

足りなくなったら現地ATMのキャッシングで補うのが効率的です。両替所より有利なレートになりやすく、帰国後すぐ繰り上げ返済すれば利息も小さく抑えられます。

チップはクレジットカードで払えますか

着席型のレストランやバーでは、伝票のTip欄に金額を書き込むことでカード払いのチップを渡せます。Total欄に合計額を書いてサインすれば、後日カード会社からまとめて請求されます。

一方、ホテルのベッドメイクやポーター、ツアーガイドへのチップは現金が基本です。枕元に置く、手渡しするといった渡し方になるため、カードでは対応できません。

タクシーや配車サービスでは、アプリ上でチップの金額を選べることが多く、乗車後に追加することもできます。場面によってカードと現金を使い分けるのが実際の運用です。

海外旅行傷害保険は複数枚持つと補償額が合算されますか

傷害治療費用・疾病治療費用・携行品損害・賠償責任などは、複数枚のカードの補償額を合算できます。一方、傷害死亡・後遺障害は合算されず、最も高い金額のみが適用されます。

つまり、医療費に備えたいなら「治療費用の限度額が大きいカードを複数枚そろえる」のが有効です。エポスカード(疾病治療270万円)とJCBゴールド(同300万円)を組み合わせれば、570万円まで引き上げられます。

ただし、いずれのカードも付帯条件を満たしていることが前提です。利用付帯のカードが混ざっている場合は、それぞれで旅行代金の決済を済ませておく必要があります。

同行する家族もカードの保険の対象になりますか

方法は2つあります。ひとつは家族カードを発行することで、この場合は家族カード会員も本会員に準じた補償を受けられます。原則18歳以上が対象です。

もうひとつは家族特約があるカードを持つことです。家族特約は、カードを持てない子どもなど同行する家族を補償対象に含める仕組みで、JCBゴールドやアメリカン・エキスプレス系のカードに用意されています。補償額は本会員より低めに設定されているのが一般的です。

家族の人数が多い場合は、大人がそれぞれ別のカードで保険を有効にし、子どもは家族特約でカバーするという組み方が現実的です。

出発直前に申し込んでもハワイ旅行に間に合いますか

カードの種類によります。カード番号を最短10秒で発行できるカードもありますが(※即時発行ができない場合があります。)、プラスチックカードの到着には通常1週間前後かかります。

ハワイでは、ホテルのデポジットやレンタカー、空港ラウンジの入室などで物理カードの提示を求められる場面があります。デジタルカードだけでは対応できないことがあるため、出発1か月前の申し込みが安全です。

どうしても間に合わない場合は、すでに持っているカードで旅行代金を決済し、保険の利用付帯条件を満たしておきましょう。補償内容を事前に確認しておけば、手持ちのカードでも十分に備えられます。

まとめ|ハワイのクレジットカードは特典と手数料の両面で選ぶ

ハワイで使うクレジットカードは、「現地でどんな優待を受けられるか」と「支払いでどれだけ損をしないか」の両面から選ぶと失敗しません。JCBカードはワイキキのラウンジやトロリー無料乗車といった現地の優待が突出しており、Visa・Mastercardはどこでも使える決済力が強みです。この2つを組み合わせるのが、ハワイでは最も無駄のない形になります。

保険については、パンフレットの「最高◯◯◯◯万円」ではなく治療費用の限度額を見ることが重要です。アメリカの医療費は日本とはけた違いで、入院や手術になれば数百万円規模になることもあります。年会費無料のエポスカードでも疾病治療費用270万円をカバーでき、複数枚を有効にすれば合算できるので、出発前に旅行代金の決済で利用付帯の条件を満たしておきましょう。

年会費をかけられるなら、アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードのように、最高1億円の補償とプライオリティ・パス、ホノルルのラウンジまでまとめて備えられる1枚が便利です。ホテルのグレードを上げたいならヒルトン系やマリオット系、次の渡航費を抑えたいならANA アメリカン・エキスプレス®・カードというように、旅のスタイルで選び分けてください。

最後に、手数料の存在を忘れないことです。海外事務手数料は2026年10月時点でおおむね1.60〜3.85%の幅があり、DCC(自国通貨建て決済)を選ぶとさらに上乗せされます。支払いは必ず現地通貨(ドル)を選び、大きな買い物は手数料の低いカードで決済する。この2点を守るだけで、同じ旅程でも支払総額は確実に下がります。

カード選びの比較を広げたい方は、エポスカードおすすめランキングや還元率の高いクレジットカードのランキングもあわせてご覧ください。