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2026.09.18

ダイナースクラブカードおすすめランキング10選|全種類を徹底比較【2026年最新】

ダイナースクラブカードおすすめランキング|年会費・特典・ポイント還元率を徹底比較

本記事はプロモーションを含みます

「ダイナースクラブカードは種類が多くて、どれを選べばいいのか分からない」「2026年4月に年会費が上がったと聞いたけれど、いま持つ価値はあるの?」と迷っていませんか。

ダイナースクラブは1950年にアメリカで誕生した世界初のクレジットカードブランドで、日本でも個人向け・法人向け・招待制を合わせると20種類以上のラインナップがあります。しかも2026年4月からは主力カードの年会費が24,200円から29,700円(税込)へ引き上げられ、同時に24もの新サービスが追加されました。値上げだけを見て判断すると、実は自分の使い方に合っていた1枚を見逃してしまいます。

そこでこの記事では、ダイナースクラブカード全種類を年会費・還元率・特典で整理し、2026年の改定後の条件で比較したおすすめランキング10選をご紹介します。あわせて招待制の上位カード、法人向けカードのランキング、値上げで何が増えたのか、年会費のモトは取れるのかまで、数字を挙げて具体的に検証します。

最後まで読めば、自分の外食スタイル・マイルの貯め方・事業の経費管理に合うダイナースクラブカードがはっきりし、年会費以上の価値を引き出す使い方まで分かるはずです。

ダイナースクラブカードとは?日本で最初に生まれた国際ブランドの立ち位置

世界初のクレジットカードと呼ばれる理由

ダイナースクラブは、1950年にニューヨークで生まれた世界最初のクレジットカードです。実業家が食事の席で財布を忘れたことをきっかけに、後払いで飲食代を精算できる仕組みとして始まったと語り継がれており、ブランド名の「Diners(ダイナース)」も食事をする人という意味から付けられました。日本では1960年に発行が始まり、こちらも国内初のクレジットカードです。

出自が飲食にあるため、ダイナースクラブの特典は今もグルメが軸になっています。2名以上で所定のコースを予約すると1名分のコース料金が無料になるエグゼクティブ ダイニングは、その象徴と言える存在です。ポイント還元率の高さで勝負するカードではなく、食事や旅の体験そのものを安く・良くするカードだと考えると、性格がつかみやすくなります。

なお日本国内のダイナースクラブカードは、三井住友トラストクラブ株式会社(三井住友信託銀行グループ)が発行しています。国際ブランドとしてのダイナースクラブと、発行会社である三井住友トラストクラブは別ものだと覚えておくと、公式サイトの表記や問い合わせ先で迷いません。

アメリカン・エキスプレスやJCBとの違いは審査と加盟店の広さ

ダイナースクラブは、アメリカン・エキスプレスと並んで「T&E(トラベル&エンターテインメント)カード」と呼ばれるジャンルに属します。銀行系カードのように限度額を機械的に決めるのではなく、一人ひとりの利用状況や支払い実績を見ながら柔軟に判断するのが共通点です。両者の違いは、アメックスがホテルやマイル移行の特典を広く揃えるのに対し、ダイナースクラブはレストラン特典と空港ラウンジに資源を集中している点にあります。

JCBとの違いは分かりやすく、JCBは日本国内の加盟店網とキャンペーンの手厚さが強みです。一方でダイナースクラブは国内の加盟店数ではJCBに及ばず、個人商店や一部のチェーンでは使えない場面が残ります。ただしダイナースクラブはディスカバーカードと提携しているため、アメリカ・ハワイ・韓国などディスカバー加盟店では問題なく使えるのが実務上のポイントです。国内の加盟店網を重視するなら、JCBカードおすすめランキングで日本国内に強い1枚を併用候補として見ておくと安心です。

審査については、いずれのブランドも発行会社が独自に判断します。ダイナースクラブカードは2023年10月に入会の目安から年齢の下限表記がなくなり、公式サイトでは「当社所定の基準を満たす方」という表現に変わりました。年齢よりも収入の安定性とクレジットヒストリーを重視する姿勢だと読み取れます。

Mastercardが付いてくるコンパニオンカードの仕組み

ダイナースクラブカードには、追加年会費なしでMastercardのコンパニオンカードを1枚発行できます。これはダイナースクラブが使えないお店をカバーするための実質的な保険で、ポイントも請求も1つにまとまるため管理の手間は増えません。しかも付与されるMastercardのグレードはプラチナ相当で、Mastercard側の優待も利用できます。

コンパニオンカードは家族会員も発行対象です。ダイナースクラブの加盟店が少ないという弱点は、この仕組みでかなりの部分が埋まります。スーパーやドラッグストアなど日常の支払いはMastercard側、レストランや旅行の支払いはダイナースクラブ側、と使い分ければ、還元と特典の両方を取りこぼしません。

一方で、コンパニオンカードの利用分はエグゼクティブ ダイニングなどダイナースクラブ本体の特典の対象にはならない点は押さえておきましょう。特典目的の支払いは必ずダイナースクラブのカード番号で行うのが基本です。

一般カードでもハイステータスとして扱われるわけ

ダイナースクラブカードは券種の名前に「ゴールド」「プラチナ」が付きません。もっとも入りやすいダイナースクラブカードでも、他社でいえばプラチナカード級の特典が付いているためです。実際、国内外1,700カ所以上の空港ラウンジ、最高1億円の旅行保険、24時間対応のコンシェルジュ機能、一律の利用限度額を設けない運用など、グレードを分けずに上位の内容をまとめて提供するのがダイナースクラブの設計です。

この考え方は年会費にも表れています。2026年4月以降のダイナースクラブカードの年会費は29,700円(税込)で、他社のプラチナカードと同じ価格帯です。当サイトのプラチナカードおすすめランキングと並べて見ると、ダイナースクラブがどのクラスと戦っているカードなのかが分かりやすくなります。

なお、キャッシュレス決済そのものは年々広がっており、経済産業省が公表した2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%に達しました。決済の主役がカードになった今だからこそ、還元率だけでなく体験に使える特典で選ぶという発想が生きてきます。

ダイナースクラブカード全種類の年会費・還元率 早見表

個人向けカードの年会費と特典を一覧で比較

個人が申し込めるダイナースクラブカードは、基本の1枚に提携先の特典を足していく構成になっています。年会費はすべて税込で、2026年4月以降の改定後の金額です。

カード名 年会費(本会員) 家族カード 還元・マイル 特徴
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカード
29,700円 5,500円 100円=1ポイント 基本の1枚。ポイント有効期限なし
銀座ダイナースクラブカードのカード券面
銀座ダイナースクラブカード
33,000円 無料 100円=1ポイント 銀座の優待と家族カード無料
ANAダイナースカードのカード券面
ANAダイナースカード
33,000円 8,800円 1ポイント=1ANAマイル マイル移行に上限・手数料なし
JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードのカード券面
JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカード
34,100円 12,100円 100円=1JALマイル ショッピングマイル・プレミアム標準付帯
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードのカード券面
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
36,300円 9,900円 100円=1.5マイル デルタのマイルは有効期限なし
MileagePlus ダイナースクラブカードのカード券面
MileagePlus ダイナースクラブカード
36,300円 9,900円 100円=1マイル ユナイテッド航空のマイルが直接貯まる
MileagePlus ダイナースクラブファーストのカード券面
MileagePlus ダイナースクラブファースト
52,800円 9,900円 国内・海外とも100円=1.5マイル マイル積算率が最上位
ニューオータニクラブ ダイナースカードのカード券面
ニューオータニクラブ ダイナースカード
24,200円 5,500円 直営店はリワードポイント2倍 個人向けで最も年会費が低い
BMWダイナースカードのカード券面
BMWダイナースカード
33,000円 7,700円 100円=1ポイント 車両購入代金の決済に対応
MINIダイナースカードのカード券面
MINIダイナースカード
27,500円 7,700円 100円=1ポイント MINIオーナー向けの専用特典
三井住友信託ダイナースクラブカードのカード券面
三井住友信託ダイナースクラブカード
29,700円 無料 100円=1ポイント 条件達成で年会費11,000円引き

表を見ると、年会費の下限は24,200円のニューオータニクラブ ダイナースカード、上限は52,800円のMileagePlus ダイナースクラブファーストで、その差は倍以上あります。ただし基本のサービス(空港ラウンジ・エグゼクティブ ダイニング・旅行保険)はどのカードもほぼ共通なので、差額は提携先の特典に対する上乗せ分だと考えると選びやすくなります。

法人・ビジネス向けカードの年会費と追加カードの条件

法人・個人事業主向けは、社員に配る枚数と経費の分け方で選ぶカードが変わります。追加カードの条件まで含めて見ておきましょう。

カード名 年会費(税込) 追加カード 申込対象 特徴
ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネスカード
33,000円 4枚まで(2枚目まで無料、3・4枚目は各5,500円) 法人代表者・個人事業主 個人カードと同等のグルメ・旅行特典
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードのカード券面
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード
11,000円 本会員カードへの追加発行 個人の本会員 経費決済専用。法人口座から引き落とし可
ダイナースクラブ コーポレートカードのカード券面
ダイナースクラブ コーポレートカード
1枚13,200円 人数分を発行 法人のみ(登記事項証明書が必要) 3人以上に配る企業向けで1枚あたりが割安
ANAダイナース コーポレートカードのカード券面
ANAダイナース コーポレートカード
公式サイトで要確認 人数分を発行 法人のみ 出張利用をANAマイルに移行できる
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードのカード券面
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード
165,000円 4枚まで無料 招待制 ビジネスカードの上位グレード

法人カードは、3枚以上配るならコーポレートカード、経営者1人が使うならビジネスカードという住み分けです。経費の記録を電子で残す運用が前提になるので、国税庁の電子帳簿等保存制度特設サイトで、利用明細やクレジットカードで受け取った領収書データの保存要件も確認しておくと安心です。

招待制カードを含めた全ラインナップの位置づけ

ダイナースクラブには、自分から申し込めない招待制のカードがあります。ダイナースクラブ プレミアムカード(年会費165,000円)、ANAダイナース プレミアムカード(年会費198,000円)、ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード(年会費181,500円)、そして999名限定のダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカードです。

招待の基準は公表されていませんが、年間300万円前後の利用を1〜2年続けた会員に案内が届くケースが多いと紹介されています。金額だけでなく、支払い遅延がないこと、レストランや旅行の特典を実際に使っていることも見られていると言われます。まずは一般のダイナースクラブカードで実績を作るのが、上位カードへの唯一のルートです。

全体像を整理すると、入口はダイナースクラブカード(29,700円)、提携先の特典を足したいなら航空会社・ホテル・自動車ブランドの提携カード、事業で使うならビジネス系、そこから先が招待制、という4層構造になります。

ダイナースクラブカードの選び方|押さえたい4つの比較ポイント

年会費と受けられる特典のバランスで選ぶ

最初に決めたいのは、年会費に対してどれだけ使い切れるかです。ダイナースクラブカードの年会費29,700円は、エグゼクティブ ダイニングを年2回使えばほぼ回収できる水準にあります。1回あたりのコース料金が16,000円のお店で1名分が無料になれば、それだけで32,000円相当です。外食の頻度が年に数回しかないなら、年会費24,200円のニューオータニクラブ ダイナースカードから始める選択肢もあります。

逆に、特典を使う時間がない人にとっては年会費が純粋なコストになります。年間の利用額が100万円に届かず、外食も旅行も年1回程度なら、年会費無料や1万円台のゴールドカードのほうが合理的です。判断に迷うときは、当サイトのゴールドカードおすすめランキングと見比べて、必要な特典の数で線引きすると決めやすくなります。

なお2026年8月時点では、ダイナースクラブカードは2026年11月1日までの申し込み(11月30日までのカード発行)で初年度年会費が無料になるキャンペーンが実施されています。初年度は実質0円で使い勝手を確かめられるので、迷っているなら試す価値があります。

貯めたいマイル(ANA・JAL・デルタ・ユナイテッド)で選ぶ

マイルを貯めたい人は、提携カードを選ぶかどうかで効率が大きく変わります。基本のダイナースクラブカードでもマイル移行はできますが、ダイナースグローバルマイレージ(年間参加料6,600円)への登録が必要で、ANAへの移行は年間40,000マイルが上限です。ANA以外の航空会社は2,000〜2,500ポイントで1,000マイルと、レートも下がります。

一方、ANAダイナースカードなら1ポイント=1ANAマイルで、移行手数料も年間の上限もありません。JALマイル狙いならJALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードが、年会費の中にショッピングマイル・プレミアムが含まれていて常時100円=1マイルです。デルタ航空はマイルに有効期限がないため、貯めるペースが遅い人でも失効を気にせず積み上げられます。

年間の航空券購入額と、実際に特典航空券へ交換する時期を考えて選びましょう。年間150万円以上をカード決済に集約できるなら提携カードの年会費差は十分に回収できますが、そこまで使わないなら基本カード+グローバルマイレージで様子を見るほうが無駄がありません。

よく使うホテル・レストラン・自動車ブランドで選ぶ

提携カードは、特定の場所で使うほど得をする設計です。ホテルニューオータニをよく使うならニューオータニクラブ ダイナースカードは直営レストランやバーでポイントが2倍になり、宿泊や食事に交換できるNOCポイントも貯まります。銀座で買い物や会食をする機会が多いなら、銀座ダイナースクラブカードの特約店優待と銀座プレミアムラウンジが効いてきます。

自動車ブランドで選ぶ選択肢もあります。BMWダイナースカードは正規ディーラーでの車両購入代金をカードで支払える数少ないカードで、ガソリンスタンドや駐車場では100円につき2ポイントが貯まります。MINIオーナー向けにはMINIダイナースカードが2024年4月から発行されています。

大切なのは「行く予定がある」ではなく「毎年必ず行く」場所で選ぶことです。提携先の優待は使わなければゼロなので、年に何回そこへ行くかを先に数えると失敗しません。

個人の生活費用か、事業の経費管理用かで選ぶ

法人代表者や個人事業主なら、経費と私費を分けられるかが選択の軸になります。ダイナースクラブ ビジネスカードは法人口座からの引き落としに対応し、追加カードを2枚まで無料で発行できるので、役員や経理担当と分けて持てます。すでに個人でダイナースクラブカードを持っているなら、年会費11,000円のビジネス・アカウントカードを足すだけで経費専用の決済手段が用意できます。

従業員3人以上にカードを配りたい企業は、1枚13,200円のコーポレートカードのほうが割安です。ただし申し込みには法人の登記事項証明書と法人口座が必要で、個人事業主は対象外になります。法人カード全体の相場観は法人クレジットカードのおすすめランキングで確認できます。

事業用として使うなら、限度額の考え方も見逃せません。ダイナースクラブは一律の利用限度額を設けず、支払い実績に応じて大きな決済にも柔軟に対応する運用です。仕入れや広告費でまとまった支払いが発生する事業ほど、この性格が効いてきます。

ダイナースクラブカードおすすめランキング10選【年会費・特典で比較】

ここからは、個人で申し込めるダイナースクラブカード10枚を、2026年の改定後の年会費と特典で比較したランキングでご紹介します。カード名をタップすると、それぞれの詳細へジャンプできます。

順位 カード 年会費(税込) 還元・マイル 主な強み 向いている人
1位 ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカード
29,700円 100円=1ポイント エグゼクティブ ダイニング/ポイント有効期限なし まず1枚目に持ちたい人
2位 銀座ダイナースクラブカードのカード券面
銀座ダイナースクラブカード
33,000円 100円=1ポイント 家族カード無料/銀座プレミアムラウンジ 家族で分け合いたい人
3位 ANAダイナースカードのカード券面
ANAダイナースカード
33,000円 1ポイント=1ANAマイル マイル移行に上限・手数料なし ANAマイルをじっくり貯めたい人
4位 JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードのカード券面
JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカード
34,100円 100円=1JALマイル ショッピングマイル・プレミアム標準付帯 JAL派でゴールド特典も欲しい人
5位 ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネスカード
33,000円 100円=1ポイント 追加カードが2枚まで無料 経費をまとめたい経営者
6位 デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードのカード券面
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
36,300円 100円=1.5マイル マイルに有効期限がない ゆっくりマイルを貯めたい人
7位 MileagePlus ダイナースクラブカードのカード券面
MileagePlus ダイナースクラブカード
36,300円 100円=1マイル ユナイテッドのマイルが直接貯まる スターアライアンス派
8位 MileagePlus ダイナースクラブファーストのカード券面
MileagePlus ダイナースクラブファースト
52,800円 国内・海外とも100円=1.5マイル ダイナースで最上位のマイル積算率 年間の決済額が大きい人
9位 ニューオータニクラブ ダイナースカードのカード券面
ニューオータニクラブ ダイナースカード
24,200円 直営店はリワードポイント2倍 個人向けで最も年会費が低い ホテルニューオータニをよく使う人
10位 BMWダイナースカードのカード券面
BMWダイナースカード
33,000円 100円=1ポイント 車両購入代金の決済に対応 BMWオーナー

1位 ダイナースクラブカード|有効期限なしのポイントとエグゼクティブ ダイニングが使える基本の1枚

ダイナースクラブカード

年会費(税込) 29,700円(2026年4月10日以降の口座振替分より。改定前は24,200円)
家族カード 5,500円
還元率 100円につき1ポイント(ポイントの有効期限なし)
マイル移行 ダイナースグローバルマイレージ(年間参加料6,600円)に登録し、ANAは1,000ポイント=1,000マイル(年間40,000マイルまで)
グルメ特典 エグゼクティブ ダイニング(2名以上のコース予約で1名分無料)
空港ラウンジ 国内外1,700カ所以上(海外は年10回まで無料)
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)/ショッピング保険 年間500万円
コンパニオンカード Mastercard(プラチナグレード)を年会費無料で追加発行
利用限度額 一律の制限なし(利用状況に応じて個別に判断)
申込条件 当社所定の基準を満たす方(年齢の下限表記は2023年に撤廃)
メリット
  • 2名以上でコースを予約すると1名分が無料になるエグゼクティブ ダイニングがあり、年2回使えば年会費とほぼ同額の価値になる
  • ポイントに有効期限がないため、旅行や家電などまとまった交換先まで焦らず貯められる
  • Mastercardのコンパニオンカードが無料で付き、ダイナースクラブが使えないお店もカバーできる
  • 一律の利用限度額がなく、まとまった支払いにも対応しやすい
デメリット
  • 2026年4月から年会費が5,500円上がり、特典を使わない年は負担が大きく感じられる
  • マイルを貯めるには年間6,600円のダイナースグローバルマイレージが別途必要で、ANAへの移行は年40,000マイルが上限
  • 国内の加盟店数はJCBやVisaに及ばず、コンパニオンカードでの補完が前提になる

ダイナースクラブカードは、グレード分けをせずに上位カード級の特典をまとめて提供するのが最大の特徴です。国内外1,700カ所以上の空港ラウンジ、最高1億円の旅行傷害保険、レストランや旅行の手配を任せられるサービスまで、他社ならプラチナカードに用意される内容が標準で付いてきます。2026年4月の改定で年会費は29,700円になりましたが、同時に24のサービスが追加されたため、特典の総量では上がっています。

使いこなしの中心はやはり食事です。エグゼクティブ ダイニングは、対象のレストランを2名以上で予約して所定のコースを注文すると1名分が無料になる仕組みで、1回で1万円台の価値が生まれます。さらに2026年4月から始まったMy Taste from ダイナースクラブでは、対象レストランの利用額の最大20%が年間20,000円までキャッシュバックされます。会食や記念日の外食が年に数回ある人なら、年会費は使い方次第で十分に回収できます

2位 銀座ダイナースクラブカード|家族カードが年会費無料で銀座の優待も付く

銀座ダイナースクラブカードのカード券面

年会費(税込) 33,000円(2026年4月の改定後。改定前は27,500円)
家族カード 年会費無料(配偶者・親・18歳以上の子が対象)
還元率 100円につき1ポイント(有効期限なし)
独自の優待 銀座エリアの特約店優待、ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジの利用
グルメ特典 エグゼクティブ ダイニングなど基本カードと同等
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険 最高1億円/ショッピング保険 年間500万円
ETCカード 年会費無料
メリット
  • 家族カードが年会費無料なので、夫婦や親子で持つと1人あたりのコストが下がる
  • ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジを使え、買い物や打ち合わせの合間に落ち着ける場所が確保できる
  • 銀座の特約店で受けられる優待があり、百貨店や専門店での買い物が多い人ほど恩恵が大きい
デメリット
  • 基本のダイナースクラブカードより年会費が3,300円高い
  • 優待の中心が銀座エリアのため、地方在住だと使いどころが限られる

銀座ダイナースクラブカードは、基本カードの特典をそのまま備えたうえで、家族カードを無料で何枚でも発行できる点が際立っています。本会員33,000円で家族全員がダイナースクラブの特典を使えるため、2人で持てば1人あたり16,500円、3人なら11,000円という計算になります。家族カードが5,500円の基本カードと比べると、2枚発行した時点で年会費差は逆転します。

もう1つの魅力が、銀座エリアでの居場所です。ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジは通常プレミアムカード会員向けの施設ですが、銀座ダイナースクラブカードでも利用できます。銀座で会食や買い物をする機会が多い人にとっては、待ち合わせ前後に無料で使える静かな空間があること自体が実利です。

3位 ANAダイナースカード|移行上限なしでANAマイルをじっくり貯められる

ANAダイナースカードのカード券面

年会費(税込) 33,000円(2026年の改定後。改定前は29,700円)
家族カード 8,800円(改定前は6,600円)
マイル還元 1ポイント=1ANAマイル(移行手数料・移行上限なし)
入会・継続ボーナス 入会時2,000マイル、毎年の継続時2,000マイル
フライトボーナス 区間基本マイルの25%
プライオリティ・パス プレステージ会員に無料登録(家族会員も発行可)
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険 最高1億円/ショッピング保険 年間500万円
入会キャンペーン 各種条件達成で最大57,000マイル相当、または初年度年会費半額キャッシュバック+最大27,000マイル相当(2026年9月30日申込分まで)
メリット
  • ポイントからANAマイルへの移行に手数料も年間上限もなく、基本カード+グローバルマイレージの40,000マイル制限を受けない
  • ポイントに有効期限がないので、必要になったタイミングでまとめてマイルに替えられる
  • プライオリティ・パスのプレステージ会員に無料で登録でき、海外の空港ラウンジも回数制限なく使える
  • 入会時と毎年の継続時に2,000マイルが加算される
デメリット
  • 2026年の改定で年会費が3,300円、家族カードが2,200円上がった
  • ANA便のフライトボーナスは25%で、上位のプレミアムカード(50%)には届かない

ANAダイナースカードは、ANAマイルを大量に、しかも自分のペースで貯めたい人に向いた1枚です。基本のダイナースクラブカードはグローバルマイレージ経由でしかマイルに移行できず、ANAは年間40,000マイルが上限ですが、このカードは移行手数料も上限もありません。年間300万円をカードにまとめれば、そのまま30,000マイルが積み上がる計算です。2026年9月30日までの申し込みなら、条件達成で最大57,000マイル相当を狙えるコースか、初年度年会費半額と最大27,000マイル相当を組み合わせるコースを選べる入会キャンペーンも実施中です。

旅行の場面では、プライオリティ・パスのプレステージ会員登録が効いてきます。通常は年会費が数百ドルかかる内容が無料で付き、家族会員も別途発行できるため、家族旅行の待ち時間の質が変わります。エグゼクティブ ダイニングや手荷物無料宅配といったダイナースクラブ共通の特典も使えるので、マイルと体験の両方を1枚でまかないたい人に合います

4位 JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカード|JALマイルとCLUB-Aゴールド特典を両取りできる

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードのカード券面

年会費(税込) 34,100円(2026年3月1日以降の入会分より改定。改定前は30,800円)
家族カード 12,100円
マイル還元 100円につき1マイル(ショッピングマイル・プレミアムが年会費に含まれる)
入会・搭乗ボーナス 入会後の初搭乗で2,000マイル、毎年最初の搭乗で2,000マイル
フライトボーナス 区間基本マイルの25%
ラウンジ JAL便利用時の国内線サクララウンジ、ダイナースクラブの空港ラウンジ
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険 最高1億円
メリット
  • 年間4,950円かかるショッピングマイル・プレミアムが年会費に含まれ、追加費用なしで常時100円=1マイル
  • JAL便の搭乗ボーナスに加え、毎年最初の搭乗で2,000マイルが加算される
  • CLUB-Aゴールドのラウンジ特典とダイナースクラブのグルメ特典を1枚で使える
デメリット
  • 家族カードが12,100円と高く、家族で持つとコストが膨らむ
  • JALマイル以外への交換には向かず、使い道が航空券中心になる

JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードは、JALカードの上位グレードとダイナースクラブの特典が重なった構成です。通常のJALカードでは年間4,950円を払って加入するショッピングマイル・プレミアムが最初から含まれているため、日常の買い物でも100円につき1マイルが貯まります。年間200万円の決済なら20,000マイル、国内線の特典航空券なら往復数回分に届く水準です。

さらにJAL便の搭乗ボーナスが区間基本マイルの25%加算され、毎年最初の搭乗でも2,000マイルが入ります。出張や帰省でJALに乗る回数が多い人ほど差が広がる設計です。エグゼクティブ ダイニングも併用できるので、飛行機に乗らない期間も年会費が遊ばないのがダイナースクラブ版ならではの強みです。

5位 ダイナースクラブ ビジネスカード|追加カードが無料で経費をまとめて管理できる

ダイナースクラブ ビジネスカード

年会費(税込) 33,000円(2026年4月の改定後。改定前は27,500円)
追加カード 4枚まで発行可(2枚目まで無料、3・4枚目は1枚あたり5,500円)
申込対象 法人代表者・個人事業主
引き落とし口座 法人口座・屋号付き口座に対応
還元率 100円につき1ポイント(有効期限なし)
利用限度額 一律の制限なし
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険 最高1億円/ショッピング保険 年間500万円
ETCカード 年会費無料
メリット
  • 追加カードを2枚まで無料で発行でき、役員や経理担当と分けて経費を管理できる
  • 一律の利用限度額がないため、仕入れや広告費などまとまった支払いにも対応しやすい
  • エグゼクティブ ダイニングや空港ラウンジなど、接待・出張で使える特典が個人カードと同等
デメリット
  • 3枚目以降の追加カードは1枚5,500円がかかり、人数が増えるとコーポレートカードのほうが割安になる
  • ポイント還元率そのものは1.0%前後で、還元だけを見れば他社の法人カードに見劣りする

ダイナースクラブ ビジネスカードは、経営者本人と数人のメンバーで経費をまとめるのにちょうどよいサイズの法人カードです。法人口座からの引き落としに対応し、追加カードを2枚まで無料で持てるため、社長・役員・経理という3人体制なら追加費用ゼロで運用できます。利用明細が1つにまとまるので、月末の突き合わせ作業も短くなります。

接待や出張の場面では、個人カードと同じグルメ・トラベル特典が使えるのが強みです。会食で1名分のコース料金が無料になれば、その分は経費の圧縮に直結します。個人事業主も申し込めるため、法人化前から使い始めて、そのまま法人口座に切り替えるという使い方もできます。

6位 デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード|デルタ航空のマイルが失効しにくく貯まる

デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードのカード券面

年会費(税込) 36,300円(2026年の改定後。改定前は30,800円)
家族カード 9,900円
マイル還元 100円につき1.5マイル
入会・継続ボーナス 入会時10,000マイル、毎年の継続時3,000マイル
ファーストフライトボーナス 入会後6カ月以内に初めてデルタ航空便(日本発着国際線)に搭乗すると、デルタ・ワンなら25,000マイル、デルタ・プレミアムセレクト/コンフォート/メインなら10,000マイルを追加でプレゼント
マイルの有効期限 なし(デルタ スカイマイルは無期限)
ラウンジ デルタ スカイクラブを年3回まで利用可能
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険 最高1億円/ショッピング保険 年間500万円
メリット
  • 100円につき1.5マイルと、ダイナースクラブの提携カードでは高めの積算率
  • 入会後6カ月以内の初搭乗で最大25,000マイルが上乗せされ、入会直後にまとまったマイルを獲得できる
  • デルタ スカイマイルには有効期限がなく、年に数回しか飛ばない人でも失効を心配せず貯められる
  • エコノミー搭乗でも年3回までデルタ スカイクラブを使える
デメリット
  • 年会費が36,300円と高めで、デルタ航空を使う予定がないと回収しづらい
  • 特典航空券の必要マイル数が変動制のため、交換時期によって価値が上下する

デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの一番の価値は、マイルが失効しないことにあります。ANAやJALのマイルは原則36カ月で期限を迎えますが、デルタ スカイマイルは無期限です。数年かけて特典航空券を狙うスタイルでも、期限に追われて中途半端な交換をせずに済みます。

積算率も100円につき1.5マイルと高く、年間200万円の決済で30,000マイルが貯まります。アメリカ路線を中心に使う人、スカイチームの提携航空会社で乗り継ぐ人にとっては、1枚に決済を集約するほど有利な構成です。エコノミー利用でも年3回までデルタ スカイクラブに入れるため、長距離線の乗り継ぎ時間も過ごしやすくなります。

7位 MileagePlus ダイナースクラブカード|ユナイテッド航空のマイルを日常の買い物で貯められる

MileagePlus ダイナースクラブカードのカード券面

年会費(税込) 36,300円(2026年の改定後。改定前は30,800円)
家族カード 9,900円
マイル還元 100円につき1マイル(ユナイテッド航空 MileagePlus)
入会ボーナス 新規入会後3カ月以内に15万円以上の利用で5,000マイル(常時)。2026年9月30日申込分までは3カ月以内に50万円以上の利用でさらに5,000マイルが上乗せされ、合計最大10,000マイル
マイル移行 カード利用分がそのままマイルとして積算(移行手続き不要)
提携アライアンス スターアライアンス(ANAとの相互利用が可能)
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険 最高1億円
メリット
  • ポイントを介さずユナイテッド航空のマイルが直接貯まるため、移行の手間と手数料がかからない
  • ANA便の特典航空券にも交換でき、燃油サーチャージがかからない点が使いやすい
  • ダイナースクラブ共通のグルメ・ラウンジ特典もそのまま利用できる
デメリット
  • 積算率は100円=1マイルで、上位のファーストと比べると効率は落ちる
  • 公共料金や税金の支払いは積算率が下がるため、決済を集約しても伸びにくい支出がある

MileagePlus ダイナースクラブカードは、ユナイテッド航空のマイルを貯めながらダイナースクラブの特典も使える数少ない選択肢です。日本ではANAのマイルが主流ですが、ユナイテッドのマイルはANA便の特典航空券に交換でき、しかも燃油サーチャージが不要という利点があります。ANAマイルで交換すると数万円かかる長距離線でも、負担を抑えて発券できる場面があります。

日常利用では100円につき1マイルが貯まり、移行の手続きも不要です。ポイントを貯めてから交換する方式と違い、使った分がそのままマイル口座に積み上がるので、管理がシンプルなのも魅力です。スターアライアンス系で旅程を組むことが多い人に向いています。

8位 MileagePlus ダイナースクラブファースト|マイル還元率が高く特典航空券に早く届く

MileagePlus ダイナースクラブファーストのカード券面

年会費(税込) 52,800円(2026年の改定後。改定前は47,300円)
家族カード 9,900円
マイル還元 国内・海外とも100円につき1.5マイル(Apple Pay・Google Pay利用分は100円につき1マイル)
入会ボーナス 新規入会後3カ月以内に10万円以上の利用で10,000マイル(常時)。2026年9月30日申込分までは3カ月以内に150万円以上の利用でさらに5,000マイルが上乗せされる
積算率が下がる支払い 公共料金・税金は100円につき0.5マイル、電子マネーチャージは対象外
ラウンジ ダイナースクラブの空港ラウンジ(国内外1,700カ所以上)
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険 最高1億円
メリット
  • 国内・海外を問わず100円につき1.5マイルと、ダイナースクラブのラインナップで最も積算率が高い
  • 年間300万円の決済で45,000マイルに届く計算になる
  • ユナイテッドのマイルなのでANA便を燃油サーチャージなしで発券できる
デメリット
  • 年会費52,800円は通常版より16,500円高く、年間の決済額が少ないと差額を回収できない
  • 公共料金・税金は積算率が3分の1に下がるため、固定費中心の使い方には向かない

MileagePlus ダイナースクラブファーストは、マイルを最速で貯めたい人のための上位版です。通常版との年会費差は16,500円ですが、国内・海外を問わず還元率が1.5倍になるため、年間の決済額が大きいほど差額を上回ります。目安として、年間150万円を超えるあたりから通常版よりも有利になります。

国内・海外を問わず日々の決済をこのカードに集約できる人には特に相性が良い1枚です。一方で、公共料金や税金の支払いは積算率が0.5マイルに下がるため、固定費の支払いに使うだけでは持ち味が出ません。旅行や買い物など変動費をこのカードに寄せる使い方が前提になります。

9位 ニューオータニクラブ ダイナースカード|ホテルニューオータニで高還元とホテル優待が受けられる

ニューオータニクラブ ダイナースカードのカード券面

年会費(税込) 24,200円(個人向けラインナップで最も低い)
家族カード 5,500円
還元率 ニューオータニ直営店はリワードポイント2倍。ニューオータニクラブポイント(NOCポイント)も同時に貯まる
ホテル特典 直営レストラン・バーの優待、宿泊時の会員価格
グルメ特典 エグゼクティブ ダイニングなど基本カードと同等
キャンペーン 初年度年会費無料+入会後6カ月以内の宿泊・直営レストラン利用10万円以上で最大15,000NOCポイント(2026年9月30日申込分まで)
メリット
  • 年会費24,200円と個人向けで最も低く、ダイナースクラブの基本特典はそのまま使える
  • ニューオータニ直営店ではリワードポイントが2倍になり、NOCポイントとの二重取りができる
  • 宿泊や食事に交換できるNOCポイントが貯まるので、ホテル利用が多い人ほど実質負担が下がる
デメリット
  • 優待の中心がニューオータニグループのため、利用しない人には年会費分の価値が出にくい
  • NOCポイントは使い道がホテル関連に限られる

ニューオータニクラブ ダイナースカードは、年会費を抑えてダイナースクラブを試したい人にとっての現実的な入口です。年会費は24,200円で改定後の基本カードより5,500円安く、それでいてエグゼクティブ ダイニングや空港ラウンジといった共通特典は変わりません。ホテルニューオータニを使わない人でも、コスト面だけで選ぶ理由があります。

もちろん本領はホテル利用時です。直営レストランやバーでの支払いはリワードポイントが2倍になり、さらにNOCポイントが同時に貯まります。貯めたNOCポイントは宿泊や食事に充当できるため、年に数回でも利用するなら年会費以上を戻せる可能性が高い構成です。2026年9月30日申込分までは初年度年会費が無料になるキャンペーンも実施されています。

10位 BMWダイナースカード|BMWオーナー向けのカーライフ特典がそろう

BMWダイナースカードのカード券面

年会費(税込) 33,000円(2026年4月の改定後。改定前は27,500円)
家族カード 7,700円
還元率 通常100円につき1ポイント/ガソリンスタンド・駐車場は100円につき2ポイント
車両購入 BMW正規ディーラーでの車両購入代金の支払いに利用可(200円につき1ポイント)
ロードサービス BMWエマージェンシー・サービス(応急処置・レッカー移動・代替交通手段の手配など)
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険 最高1億円
メリット
  • 正規ディーラーでの車両購入代金をカードで払える数少ないカードで、まとまったポイントが一度に貯まる
  • ガソリンスタンド・駐車場でのポイントが2倍になり、日常のカーライフで効率よく貯まる
  • 路上トラブル時のBMWエマージェンシー・サービスが付き、遠出でも安心感がある
デメリット
  • BMWに乗っていないと専用特典を活かせない
  • 車両購入時のポイント換算は200円につき1ポイントと通常より低い

BMWダイナースカードは、クルマ関連の支出をポイントと安心に変えることに特化した提携カードです。目玉は正規ディーラーでの車両購入代金をカード決済できる点で、数百万円の支払いがそのままポイントになります。換算率は200円につき1ポイントと通常の半分ですが、金額が大きいぶん一度に貯まる量は他の使い道と比べものになりません。

日常でもガソリンスタンドと駐車場での利用は100円につき2ポイントと2倍になり、走る距離が長い人ほど効果が出ます。加えてBMWエマージェンシー・サービスが付帯し、走行不能になった際のレッカー移動や代替交通手段、宿泊の手配まで任せられます。BMWオーナーであれば、年会費33,000円のうち相当部分をクルマ関連だけで回収できる設計です。

招待制で手に入るダイナースクラブの上位カード

ダイナースクラブ プレミアムカード|コンシェルジュと予約困難店の体験が付く最上位クラス

ダイナースクラブ プレミアムカードのカード券面

年会費(税込) 165,000円(2026年の改定後。改定前は143,000円)
家族カード 年会費無料(本会員とほぼ同等の特典)
入手方法 招待制(インビテーション)。年間300万円前後の利用を継続した会員に案内が届く例が多い
コンシェルジュ 24時間365日対応。レストラン・ホテル・チケットの手配に対応
空港ラウンジ 国内外とも回数無制限。プライオリティ・パス プレステージ会員(同伴者無料)
専用ラウンジ ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ/大阪梅田プレミアムラウンジ
グルメ特典 エグゼクティブ ダイニング、My Taste from ダイナースクラブ(年間上限40,000円)、予約困難店での特別体験
ホテル特典 一休.comダイヤモンド会員資格
マイル移行 ダイナースグローバルマイレージの年間参加料が無料
メリット
  • 家族カードが無料で、本会員とほぼ同じ特典を家族も使える
  • My Taste from ダイナースクラブのキャッシュバック上限が年間40,000円と一般カードの2倍
  • プライオリティ・パスが同伴者まで無料になり、空港ラウンジの利用回数にも制限がない
  • グローバルマイレージの年間参加料6,600円が無料になる
デメリット
  • 自分から申し込めず、招待が届くまで一般カードで実績を積む必要がある
  • 年会費165,000円は国内最高クラスで、特典を使わない年の損失も大きい

ダイナースクラブ プレミアムカードは、一般カードの特典をすべて底上げした最上位クラスです。空港ラウンジは回数無制限、プライオリティ・パスは同伴者まで無料、キャッシュバックの上限は倍、さらに予約困難店での特別なダイニング体験まで用意されています。2026年4月からは、利用頻度の高い会員を優先して案内される招待制のグルメ体験も追加されました。

年会費は165,000円で、他社の最上位カードと同じ土俵です。判断の分かれ目は家族カードの扱いで、無料で発行できるうえ本会員とほぼ同等の特典が付くため、夫婦2人で使えば実質的な負担は半分になります。同じ価格帯のカードを検討しているなら、アメックス全種類の比較と並べて、レストラン特典を取るかホテル特典を取るかで選ぶと判断しやすくなります。

ANAダイナース プレミアムカード|ANAの上級会員向け特典とマイル還元を強化した1枚

ANAダイナース プレミアムカードのカード券面

年会費(税込) 198,000円(2026年の改定後)
家族カード 年会費無料(枚数制限なし)
入手方法 完全招待制(直接申し込みは不可)
マイル還元 100円につき1.5マイル相当。ANAグループ利用は100円につき2.5マイル相当
入会・継続ボーナス 入会時10,000マイル、継続時も毎年10,000マイル
フライトボーナス 区間基本マイル×クラス・運賃倍率の50%
ラウンジ 国内線ANAラウンジ、プライオリティ・パス プレステージ(同伴者1名まで無料)
その他 プレミアム エグゼクティブ ダイニング、24時間コンシェルジュ、手荷物無料宅配 年2個
メリット
  • 入会時と毎年の継続時に10,000マイルが付き、それだけで年会費の一部を相殺できる
  • フライトボーナスが50%と一般のANAダイナースカード(25%)の2倍
  • ANAグループでの利用は100円につき2.5マイル相当と、航空券購入時の効率が高い
  • 家族カードが無料で、同行者もANAラウンジやプライオリティ・パスを使える
デメリット
  • 年会費198,000円は国内トップクラスで、飛行機に乗らない年は負担が重い
  • 完全招待制のため、ANAダイナースカードなどで実績を作らないと手に入らない

ANAダイナース プレミアムカードは、ANA便に頻繁に乗る人のために還元とラウンジを強化した招待制カードです。毎年10,000マイルの継続ボーナスは、国内線特典航空券なら往復1回分に相当します。加えてフライトボーナスが50%になるため、出張で長距離線に乗るほど積算の差が広がります。

日常利用でも100円につき1.5マイル相当、ANAグループでの支払いなら2.5マイル相当と高効率です。ANA航空券の購入時は最大4.5マイル相当まで積み上がる計算になり、年間の航空券購入額が大きい人ほど年会費を吸収しやすい設計だと言えます。ラウンジや手荷物宅配など旅の周辺サービスも上位版に引き上げられています。

ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード|宿泊特典まで踏み込んだホテル系の最上位

ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカードのカード券面

年会費(税込) 181,500円
家族カード 年会費無料
受付開始 2026年5月18日(ホテルニューオータニとダイナースクラブの提携30周年を記念して誕生)
入手方法 ホテルニューオータニまたはダイナースクラブからの招待、もしくは既存のニューオータニクラブ ダイナースカードからのアップグレード
宿泊特典 エグゼクティブハウス 禅(スタンダードルーム)に年1回無料宿泊、国内4ホテルでの客室アップグレード
ポイント グループホテル・提携レストランで100円につき3ポイント(基本1+ボーナス0.5+ダブルボーナス1.5)
その他 24時間コンシェルジュ、対象レストランで最大20%のキャッシュバック、1,700カ所以上の空港ラウンジ
メリット
  • エグゼクティブハウス 禅への年1回の無料宿泊だけで、年会費の相当部分に見合う価値がある
  • グループホテルや提携レストランでの還元が100円につき3ポイントと高い
  • 家族カードが無料で、家族の宿泊・食事もまとめて優遇の対象にできる
デメリット
  • 特典がニューオータニグループに集中しているため、利用しない人には価値が出ない
  • 招待またはアップグレードが必要で、いきなり申し込むことはできない

ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカードは、2026年5月に登場したホテル系では最上位のダイナースクラブカードです。年会費181,500円に対し、エグゼクティブハウス 禅のスタンダードルームに年1回無料で泊まれる特典が付きます。禅は上質さで知られる館内のクラブフロアで、1泊の宿泊単価を考えると特典だけで年会費の大半を取り返せる計算になります。

さらに国内4ホテルでの客室アップグレード、子ども向けの食事やプールの優待、宿泊者向けの会議室利用など、家族での滞在を前提にした特典が並びます。年に数回ニューオータニに泊まる人にとっては、宿泊代の実質値引きとして働く1枚です。既存のニューオータニクラブ ダイナースカードからアップグレードできる点も、段階を踏んで狙いやすい設計になっています。

BMWプレミアム ダイナースカード|BMWオーナー向け特典を上位クラスに引き上げた招待制カード

年会費(税込) 165,000円
家族カード 年会費無料
入手方法 招待制。BMWダイナースカードなどの利用実績をもとに案内される
BMWボーナスポイント ガソリンスタンド・駐車場などで最大100円につき3.0ポイント
車両購入 正規ディーラーでの車両購入代金の決済に対応(キャッシュバック1.0%)
年間特典 年間100万円以上の利用でBMWオリジナルグッズをプレゼント
共通特典 24時間コンシェルジュ、銀座プレミアムラウンジ、海外・国内旅行傷害保険 最高1億円
カード発行 2026年8月3日よりバイオマス素材を使った新デザインで発行開始
メリット
  • 車両購入代金のカード決済で1.0%のキャッシュバックが受けられ、BMWダイナースカードの車両購入特典よりも有利
  • ガソリンスタンド・駐車場でのポイントが最大3.0倍になり、日常のカーライフでの還元が手厚い
  • 家族カードが無料で、コンシェルジュや銀座プレミアムラウンジなどダイナースクラブの上位特典もあわせて使える
デメリット
  • 招待制のため、まずBMWダイナースカードなどで利用実績を作る必要がある
  • 年会費165,000円はBMW系カードの中で最も高く、車両関連の支出が少ないと回収しづらい

BMWプレミアム ダイナースカードは、BMWダイナースカードの特典を上位クラスに引き上げた招待制カードです。ガソリンスタンド・駐車場でのポイントが最大100円につき3.0ポイントになるほか、正規ディーラーでの車両購入代金は1.0%のキャッシュバック対象になり、BMWダイナースカードの200円につき1ポイントという換算より有利な条件になっています。2026年8月3日からはバイオマス素材を使った新デザインでの発行も始まりました。

年会費は165,000円で、ダイナースクラブ プレミアムカードやビジネスプレミアムカードと同じ価格帯です。家族カードは無料で発行でき、24時間対応のコンシェルジュや銀座プレミアムラウンジといった上位カード共通の特典もあわせて利用できます。BMWオーナーで車両購入や維持費のカード決済額が大きい人にとっては、BMWダイナースカードからのステップアップを検討する価値がある1枚です。

ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード|999名限定の完全招待制カード

会員数 999名限定
年会費(税込) 非公開
入手方法 完全招待制。招待基準は非公開で、利用金額だけでなく発行会社との関係性も踏まえて案内される
公表の経緯 2021年から発行されていたが、三井住友トラストクラブが公式に発表したのは2024年7月
主なサービス 専任コンシェルジュによる個別対応、会員向けの特別イベント
位置づけ ダイナースクラブ プレミアムカードのさらに上位
メリット
  • 会員数を999名に絞ることで、専任コンシェルジュによる個別対応の質を保っている
  • プレミアムカードの特典に加え、会員限定の体験やイベントへの案内がある
デメリット
  • 年会費・招待基準ともに非公開で、狙って取得する道筋が立てられない
  • 枠が999名しかないため、条件を満たしても案内が届くとは限らない

ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカードは、ダイナースクラブの日本国内における頂点に位置づけられるカードです。2021年から静かに発行されていましたが、発行元の三井住友トラストクラブが公式に存在を明らかにしたのは2024年7月でした。会員は999名に限定され、専任のコンシェルジュが一人ひとりの要望に応じる体制が取られています。

招待の基準は公表されていません。発行会社は、利用金額だけでなく会員との関係性を踏まえて案内していると説明しています。つまり金額を積めば必ず届くカードではないということです。現実的な狙い方としては、まずダイナースクラブ プレミアムカードで長く良好な取引を続けることが唯一の入口になります。

銀行や自動車ブランドと組んだそのほかのダイナースクラブカード

三井住友信託ダイナースクラブカード|取引や利用額に応じて年会費が下がる

三井住友信託ダイナースクラブカードのカード券面

年会費(税込) 29,700円(2026年4月の改定後。改定前は24,200円)
年会費の割引 年間50万円以上の利用など所定の条件達成で11,000円引き(実質18,700円)
家族カード 無料
ビジネス・アカウントカード 11,000円(改定前は5,500円)
コンパニオンカード 本会員・家族会員とも年会費無料
特典 エグゼクティブ ダイニング、空港ラウンジなどダイナースクラブ共通
申込対象 三井住友信託銀行との取引がある個人
メリット
  • 条件を満たせば年会費が11,000円引きになり、実質18,700円とラインナップ最安水準になる
  • 家族カードが年会費無料で、家族で持っても追加コストがかからない
  • 基本のダイナースクラブカードと同じグルメ・トラベル特典が使える
  • コンパニオンカードが本会員・家族会員とも無料で発行できる
デメリット
  • 三井住友信託銀行との取引が前提で、誰でも申し込めるわけではない
  • 割引条件を満たせない年は通常の29,700円がかかる

三井住友信託ダイナースクラブカードは、年会費の実質負担を最も下げられる可能性がある1枚です。年間50万円以上の利用など所定の条件を満たすと本会員の年会費が11,000円引きになり、実質18,700円まで下がります。月あたり約4.2万円の決済でクリアできる水準なので、生活費をこのカードに集約している人なら現実的な目標です。

特典の中身は基本のダイナースクラブカードと同じで、エグゼクティブ ダイニングも空港ラウンジも使えます。すでに三井住友信託銀行に口座がある人にとっては、同じ特典を安く持てる裏道のような存在です。ただし2026年4月の改定でビジネス・アカウントカードは5,500円から11,000円に上がっているため、経費用に追加する場合はコストを計算し直しておきましょう。

MINIダイナースカード|MINIオーナーが受けられる専用サービス

MINIダイナースカードのカード券面

年会費(税込) 27,500円(本記事執筆時点の公表額)
家族カード 7,700円
発行開始 2024年4月1日
MINI関連特典 キャッシュバック、MINI EXTRA CARE PREMIUM、オリジナルグッズのプレゼント
共通特典 エグゼクティブ ダイニング、空港ラウンジ、旅行傷害保険 最高1億円
ポイント 100円につき1ポイント(有効期限なし)
メリット
  • MINIオーナー向けのメンテナンス関連サービスやオリジナルグッズなど、専用特典が用意されている
  • 年会費27,500円は改定後の基本カード(29,700円)より低い
  • ダイナースクラブ共通のグルメ・トラベル特典はそのまま使える
デメリット
  • MINIに乗っていない人には専用特典の価値がない
  • 提携カードの年会費は順次見直されているため、申し込み前に最新額の確認が必要

MINIダイナースカードは、BMWダイナースカードの姉妹版として2024年4月に登場した比較的新しい提携カードです。MINIオーナーからの要望を受けて発行が実現した経緯があり、キャッシュバックやMINI EXTRA CARE PREMIUM、オリジナルグッズのプレゼントなど、クルマと過ごす時間を支える特典が中心になっています。

年会費27,500円という水準も見どころで、改定後の基本カードより2,200円安く、ダイナースクラブ共通の特典は変わりません。MINIオーナーであれば、実質的に専用特典が無料で付いてくる感覚で持てます。なお2026年は提携カードの年会費改定が続いているため、申し込みの直前に公式サイトで最新の金額を確認しておくと安心です。

ANAダイナース スーパーフライヤーズカード|ANAの上級会員資格を持ち続けられる

ANAダイナース スーパーフライヤーズカードのカード券面

年会費(税込) 34,100円
家族カード 13,750円
申込条件 ANAプラチナメンバー以上の資格を取得した人(いわゆる修行の達成後)
主な特典 ANAラウンジ利用、優先チェックイン、スターアライアンス ゴールドメンバー資格、受託手荷物の優待
マイル還元 1ポイント=1ANAマイル(移行手数料・上限なし)
制度変更 2028年4月からSFC PLUS/SFC LITEに分かれる案が公表されたのち、2026年6月に見直しを表明。詳細は2026年9月末までに再発表の予定
メリット
  • カードを持ち続ける限りANAの上級会員資格が続き、ラウンジや優先搭乗を毎年使える
  • スターアライアンス ゴールドメンバーとして、提携航空会社でも同等の優待を受けられる
  • ダイナースクラブ版はマイル移行に上限・手数料がなく、貯める効率も高い
デメリット
  • 取得にはANAプラチナメンバー以上の実績が必要で、まとまった搭乗が前提になる
  • 2028年度以降の制度変更が検討中で、条件がどう決着するかは2026年9月末の発表待ち

ANAダイナース スーパーフライヤーズカードは、ANAの上級会員資格を維持し続けるためのカードです。プラチナメンバー以上の資格を取得した人だけが申し込め、以降はカードを持っている限りANAラウンジや優先チェックイン、スターアライアンス ゴールドメンバーとしての優待が続きます。ダイナースクラブ版はマイル移行に上限も手数料もないため、資格の維持と効率的なマイル獲得を1枚で両立できます。

ただし、この資格の扱いには大きな動きがあります。ANAは2028年4月からスーパーフライヤーズカードをSFC PLUSとSFC LITEに分け、ANAカードなどでの年間決済額300万円を満たさないとラウンジやスターアライアンス ゴールド資格が使えなくなる案を公表しました。その後2026年6月に見直しを表明し、詳細を2026年9月末までにあらためて発表するとしています。取得を目指す人は、最新の発表を確認してから動くのが安全です。

ダイナースクラブの法人カードおすすめランキング5選|経営者・個人事業主向けのビジネスカード

法人向けは、カードを持たせたい人数と申込資格で最適解が変わります。5枚の違いを一覧で確認してから、それぞれの詳細を見ていきましょう。

順位 カード 年会費(税込) 追加・発行の条件 向いている事業者
1位 ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネスカード
33,000円 追加カード4枚まで(2枚目まで無料) 経営者+2名程度で使う法人・個人事業主
2位 ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードのカード券面
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード
11,000円 個人の本会員カードへの追加発行 すでに個人カードを持つ経営者
3位 ダイナースクラブ コーポレートカードのカード券面
ダイナースクラブ コーポレートカード
1枚13,200円 法人のみ(登記事項証明書・法人口座が必要) 3人以上に配りたい企業
4位 ANAダイナース コーポレートカードのカード券面
ANAダイナース コーポレートカード
公式サイトで要確認 法人のみ ANA便での出張が多い企業
5位 ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードのカード券面
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード
165,000円 招待制。追加カード4枚まで無料 接待・出張の質を重視する経営者

1位 ダイナースクラブ ビジネスカード|年会費33,000円で追加カードが無料、経費をまとめて管理できる

ダイナースクラブ ビジネスカード

年会費(税込) 33,000円
追加カード 4枚まで(2枚目まで無料、3・4枚目は1枚5,500円)
申込対象 法人代表者・個人事業主
決済口座 法人口座・屋号付き口座に対応
利用限度額 一律の制限なし
接待・出張特典 エグゼクティブ ダイニング、空港ラウンジ、手荷物無料宅配
ETCカード 年会費無料
メリット
  • 追加カード2枚まで無料のため、経営者+役員+経理の3人体制を追加費用なしで組める
  • 個人事業主も申し込め、屋号付き口座からの引き落としに対応している
  • 接待で使えるグルメ特典が付き、会食1回で数万円分の効果が出る場面もある
デメリット
  • 3枚目以降は1枚5,500円で、人数が増えるとコーポレートカードのほうが安い
  • 年会費33,000円は法人カードとしては高めの部類に入る

ダイナースクラブ ビジネスカードは、法人向けラインナップの標準機です。少人数の会社や個人事業主が、経費と私費を明確に分けながら接待・出張の特典も取りに行けるのが強みで、追加カードが2枚まで無料という条件がそれを後押しします。決済口座は法人口座と屋号付き口座の両方に対応するため、法人化前後で使い続けられる点も便利です。

大きな支払いに対応しやすい点も見逃せません。一律の利用限度額を設けない運用なので、広告費や仕入れが特定月に集中しても止まりにくい設計です。カード決済を経費処理の中心に据えるなら、明細データの保存ルールもあわせて整えておきましょう。

2位 ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード|年会費11,000円で個人カードに追加して経費だけを分けられる

ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードのカード券面

年会費(税込) 11,000円(2026年4月の改定後。改定前は5,500円)
位置づけ 個人の本会員カードに追加する経費決済専用カード
決済口座 個人の本会員カードとは別に、法人口座・屋号付き口座を指定できる
利用明細 個人利用分と分けて発行されるため、経費の集計がしやすい
ポイント 本会員カードと合算して貯まる
申込条件 ダイナースクラブカード(個人)の本会員であること
メリット
  • すでに個人カードを持っていれば、年会費11,000円の追加だけで経費専用の決済手段を用意できる
  • 明細が分かれるため、確定申告や記帳の突き合わせが楽になる
  • ポイントは本会員カードと合算されるので、分けても貯まる効率は落ちない
デメリット
  • 2026年4月の改定で年会費が5,500円から11,000円へ倍増した
  • 個人の本会員カードが前提のため、単独では持てない

ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードは、すでにダイナースクラブカードを持っている経営者・個人事業主が、経費だけを切り出すための追加カードです。引き落とし口座を本会員カードと別に指定できるので、法人口座や屋号付き口座から経費だけを落とせます。明細も分かれて届くため、月末の仕分け作業が短くなります。

注意したいのは年会費の改定です。2026年4月から5,500円が11,000円になり、負担は倍になりました。それでもビジネスカードを新規に持つより22,000円安く済むので、個人カードをすでに持っている人にとっては依然として合理的な選択肢です。経費処理の電子保存に対応する体制まで含めて考えると、明細が分かれる意味は大きくなります。

3位 ダイナースクラブ コーポレートカード|1枚13,200円で社員に配れる法人専用カード

ダイナースクラブ コーポレートカードのカード券面

年会費(税込) 1枚につき13,200円
申込対象 法人のみ(個人事業主は申し込み不可)
必要書類 法人の登記事項証明書、法人口座
ポイント 100円につき1ポイント(有効期限なし)
特典 空港ラウンジ、グルメ優待などダイナースクラブのサービスを利用可能
向いている規模 3人以上にカードを持たせたい企業
メリット
  • 1枚13,200円とビジネスカードより安く、人数が増えるほど総額を抑えられる
  • 年会費が安くても空港ラウンジやグルメ優待が使え、出張・接待でそのまま活きる
  • 社員ごとに明細が分かれるため、部署単位の経費管理がしやすい
デメリット
  • 法人専用で、個人事業主は申し込めない
  • 申し込みに登記事項証明書と法人口座が必要で、手続きの手間がかかる

ダイナースクラブ コーポレートカードは、社員に配ることを前提にした法人専用カードです。1枚あたり13,200円という設定で、ビジネスカードで3枚目以降を追加する場合と比べても、人数が増えるほど有利になります。5人に配るなら年間66,000円で、全員が空港ラウンジやグルメ優待を使える計算です。

ただし申し込みのハードルは上がります。法人の登記事項証明書と法人口座が必須で、個人事業主は対象外です。カード払いを全社的に広げる場合は、明細データの保存や経費精算の運用ルールを先に決めておくと混乱がありません。カードでの経費決済が増えると、消費者庁が注意を呼びかけているような不正利用や解約忘れのリスク管理も併せて必要になります。

4位 ANAダイナース コーポレートカード|出張のANA利用をマイルに変えられる

ANAダイナース コーポレートカードのカード券面

年会費(税込) 公式サイトで要確認(企業ごとの契約内容により異なる)
申込対象 法人(コーポレートカードシステムの一部として提供)
マイル移行 1ポイント=1ANAマイル。移行手数料・上限なし
主な用途 航空券・宿泊・出張時の立替をまとめて決済
特典 空港ラウンジ、グルメ優待などダイナースクラブのサービス
向いている企業 ANA便での出張が多く、マイルを福利厚生や次の出張に回したい企業
メリット
  • 出張費の決済がそのままANAマイルになり、移行手数料も上限もない
  • 貯まったマイルを次回の出張の航空券に充てれば、旅費そのものを圧縮できる
  • コーポレートカードとして人数分を発行でき、立替精算の手間を減らせる
デメリット
  • 年会費や発行条件が公開されておらず、導入前に個別の確認が必要
  • ANA便を使わない企業にはマイルの利点が活きない

ANAダイナース コーポレートカードは、出張の多い企業がANAマイルを資産として積み上げるための法人カードです。ダイナースクラブのコーポレートカードシステムの一部として提供されており、貯まったリワードポイントは1ポイント=1ANAマイルで、移行手数料も年間の上限もありません。年間1,000万円の出張費を決済すれば、それだけで10万マイル規模になります。

一方で、年会費や発行条件は企業ごとの契約に応じて決まるため、公開情報だけでは判断できません。導入を検討する場合は、現在の出張費の総額と、想定されるマイル数を試算したうえで見積もりを取るのが現実的な進め方です。ANA便の利用が少ない企業なら、通常のコーポレートカードのほうが分かりやすくなります。

5位 ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード|ビジネスカードの上位グレードで出張・接待の特典が厚い

ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードのカード券面

年会費(税込) 165,000円(2026年4月の改定後。改定前は143,000円)
追加カード 4枚まで無料
入手方法 招待制(ダイナースクラブ ビジネスカードなどからの案内)
コンシェルジュ 24時間対応。出張手配や会食の予約に対応
カードデザイン 希望者はビジネスプレミアムメタルカードを選択可能
特典 空港ラウンジ、レストラン予約サービス、トラベルデスクなど上位クラスの内容
メリット
  • 追加カードを4枚まで無料で発行でき、役員クラス全員に同等の特典を持たせられる
  • 24時間対応のコンシェルジュに出張手配や会食の予約を任せられる
  • 追加カードでも空港ラウンジやグルメ優待が本会員とほぼ同等に使える
デメリット
  • 年会費165,000円と負担が大きく、接待・出張の頻度が低いと回収できない
  • 招待制のため、まずビジネスカードなどで実績を作る必要がある

ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードは、接待と出張の質を経営判断として上げたい企業向けの上位グレードです。最大の違いは追加カードが4枚まで無料になる点で、役員4名に配っても年会費は165,000円のまま。1人あたりに直すと33,000円で、ビジネスカードを人数分持つより安く収まる場合があります。

コンシェルジュは24時間対応で、急な出張手配や会食の店選びを任せられます。会食で使えるグルメ特典も上位版になり、接待が多い会社ほど元を取りやすい構成です。役員の人数が3〜4名で、接待と出張が日常的にある会社であれば、費用対効果は十分に成立します。

個人事業主でも申し込めるダイナースクラブの法人カードはどれ?

個人事業主が申し込めるのは、ダイナースクラブ ビジネスカードと、個人の本会員カードに追加するビジネス・アカウントカードの2つです。ダイナースクラブ コーポレートカードは申し込みに法人の登記事項証明書と法人口座が必要なため、法人格のない個人事業主は対象になりません。

開業したばかりで実績が少ない場合は、まず個人のダイナースクラブカードを作り、支払い実績を積んでからビジネス・アカウントカードを追加する順番が通りやすくなります。ビジネス・アカウントカードなら年会費は11,000円で、経費用の明細を分けるという目的は十分に果たせます。

事業が伸びて経費決済が増えてきたら、追加カードを2枚まで無料で持てるビジネスカードに切り替えると管理が楽になります。「明細を分けたい」段階と「人に持たせたい」段階で選ぶカードが変わると覚えておくと、無駄な年会費を払わずに済みます。

2026年4月の年会費改定で何が変わった?増えた24のサービスを整理

改定後の年会費はいくら?カード別に新旧を比べる

三井住友トラストクラブは2025年10月に年会費の改定を告知し、2026年4月10日以降の口座振替分から新しい年会費が適用されました。航空会社との提携カードは適用時期が別に設定され、JALダイナースカードは2026年3月1日以降の入会分から、既存会員は5月11日以降の口座振替分からとなっています。

カード 改定前(税込) 改定後(税込) 差額
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカード
24,200円 29,700円 +5,500円
ダイナースクラブ プレミアムカードのカード券面
ダイナースクラブ プレミアムカード
143,000円 165,000円 +22,000円
銀座ダイナースクラブカードのカード券面
銀座ダイナースクラブカード
27,500円 33,000円 +5,500円
BMWダイナースカードのカード券面
BMWダイナースカード
27,500円 33,000円 +5,500円
三井住友信託ダイナースクラブカードのカード券面
三井住友信託ダイナースクラブカード
24,200円 29,700円 +5,500円
ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネスカード
27,500円 33,000円 +5,500円
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカードのカード券面
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード
143,000円 165,000円 +22,000円
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードのカード券面
ビジネス・アカウントカード
5,500円 11,000円 +5,500円
ANAダイナースカードのカード券面
ANAダイナースカード
29,700円 33,000円 +3,300円
JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードのカード券面
JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカード
30,800円 34,100円 +3,300円
MileagePlus ダイナースクラブカードのカード券面
MileagePlus ダイナースクラブカード
30,800円 36,300円 +5,500円
MileagePlus ダイナースクラブファーストのカード券面
MileagePlus ダイナースクラブファースト
47,300円 52,800円 +5,500円
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードのカード券面
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
30,800円 36,300円 +5,500円

家族カードは据え置きが基本で、ダイナースクラブカードの家族会員は5,500円のままです。一方でANAダイナースカードの家族会員は6,600円から8,800円へ、経費決済用のビジネス・アカウントカードは5,500円から11,000円へと、追加カード側の値上げ幅が大きいカードもある点には注意しましょう。なお、年会費が据え置かれたニューオータニクラブ ダイナースカード(24,200円)は、改定後の相対的な割安感が増しています。

対象レストランで最大20%が戻るMy Taste from ダイナースクラブ

2026年4月から始まった目玉が、My Taste from ダイナースクラブです。あらかじめ登録した対象レストランでカードを使うと、利用額の最大20%が年2回のタイミングでキャッシュバックされます。キャッシュバックの上限は一般カード会員が年間20,000円、プレミアムカード会員が年間40,000円です。

これまでのダイナースクラブのグルメ特典は、1名分無料や1ドリンクサービスといった現物型が中心でした。金額がそのまま戻る仕組みが加わったことで、コース料理を注文しない普段使いの店でも特典が効くようになったのが大きな変化です。1回の会食が5万円なら1万円が戻る計算で、年2回の会食だけで上限に届きます。

注意点は、対象店が指定制であることと、上限が年間で決まっていることです。何度でも20%が戻るわけではないため、還元額の大きい会食を優先して対象店で行うのが賢い使い方になります。

エグゼクティブ ダイニングの対象店が海外やカジュアル店にも拡大

ダイナースクラブの看板であるエグゼクティブ ダイニングも拡張されました。2名以上で所定のコースを予約すると1名分が無料になる仕組みはそのままに、対象がハワイ・シンガポール・台湾といった海外のレストランにも広がり、あわせてカジュアルな価格帯の店舗も追加されています。海外でこの種の1名無料サービスが使えるカードはほとんどなく、旅行好きには効きます。

ハワイ向けにはアロハ ダイニングという枠組みも用意され、現地レストランでの優待が受けられます。これまでは「東京の高級店で会食するとき用」という色が濃かった特典が、旅先の食事や、少し良い日常の外食にも使える方向へ広がったと考えると分かりやすいでしょう。

対象店舗はエリアごとに入れ替わるため、予約前に会員サイトで最新の一覧を確認するのが基本です。コースの内容や利用可能な曜日にも条件があるので、予約時に「エグゼクティブ ダイニングを利用する」と明確に伝えておくと当日のトラブルを避けられます。

ゴルフ・健康・移動まわりで追加された優待

グルメ以外にも、日常の時間を短縮したり健康を支えたりするサービスが増えました。代表的なものを挙げると、GDOのゴルフ場予約で使える3,000円クーポン(3カ月ごと・先着1,000枚)、タクシーアプリS.RIDEの1,000円分クーポン(2カ月ごと・先着1,000名)、RIZAPの入会金無料とコース料金の割引、audiobook.jpの聴き放題プランの無料期間延長などです。

健康分野では、がん検査サービスの初月500円優待やオンライン医療相談、クリニックの特別価格利用が加わりました。法人カード会員向けには、ITサポートや出張手配のDXサービス、データベース検索サービスの無料提供といった業務寄りの内容も用意されています。年会費の上げ幅5,500円に対して、使えるクーポンの合計だけでも上回る設計になっている点は評価できます。

ただし、多くが先着順や期間限定である点は理解しておきましょう。クーポンは配布のタイミングを逃すと取れないため、会員サイトの案内を月1回程度は確認する習慣を付けると取りこぼしません。

値上げ後も持ち続ける価値があるかを見きわめる基準

判断はシンプルで、年に2回以上、2名以上での外食(会食・記念日)があるかどうかが最初の分岐点です。エグゼクティブ ダイニングとMy Tasteのどちらかを2回使えば、それだけで年会費29,700円に近い金額が戻ります。ここが年0回なら、値上げ後の年会費は素直に重く感じられるはずです。

次の基準は旅行の頻度です。空港ラウンジ、手荷物無料宅配、最高1億円の旅行傷害保険は、年に1〜2回の旅行でも実感できる価値があります。外食も旅行も年1回未満なら、年会費1万円台のゴールドカードに切り替えたほうが総合的に得になる可能性が高いでしょう。

最後に、支払い実績を将来の招待につなげたい人は、値上げ後も持ち続ける意味があります。ダイナースクラブ プレミアムカードへの招待は継続的な利用実績が前提なので、途中で解約すると振り出しに戻ります。

年会費のモトは取れる?ダイナースクラブカードの特典を金額に置きかえて検証

エグゼクティブ ダイニングを年2回使ったときに浮く金額

エグゼクティブ ダイニングの対象店は、コース料金が1名あたり15,000〜20,000円程度の店が中心です。仮に16,000円のコースを2名で予約して1名分が無料になれば、1回で16,000円、年2回なら32,000円が浮く計算になります。これだけで改定後の年会費29,700円を上回ります。

さらにMy Taste from ダイナースクラブのキャッシュバック上限が年間20,000円あるため、対象店での会食を組み合わせれば合計52,000円相当まで積み上がります。タクシーのS.RIDEクーポンが2カ月ごとに1,000円分(年6,000円相当)配布されることも合わせると、外食と移動だけで年会費の1.5〜2倍に届く水準です。

もちろん、これは特典を意識して使った場合の数字です。予約が取りにくい店もあり、対象店が近くにない地域では回数を稼げません。現実的には「年2回の会食を対象店に寄せる」と決めておくのが、無理なく元を取る最短ルートになります。

空港ラウンジと手荷物無料宅配で節約できる費用

空港ラウンジの一般利用料は1回1,100〜1,500円程度が相場です。ダイナースクラブカードは国内は無制限、海外は年10回まで無料で使えるため、年4回の出張や旅行で往復2回ずつ使えば、それだけで1万円前後の節約になります。同伴者の扱いは空港ごとに異なるので、事前に確認しておきましょう。

手荷物無料宅配も見逃せません。帰国時にスーツケース1個を空港から自宅まで送ると、通常は2,000〜3,000円程度かかります。年2回の海外旅行なら5,000円前後の節約です。加えて最高1億円の旅行傷害保険が付き、海外旅行保険を都度かける場合と比べても数千円単位で違いが出ます。

これらは金額としては派手ではありませんが、旅行に行くたびに確実に効く固定的な価値です。外食で年会費の大半を取り戻し、旅行分は上乗せの利益として考えると、年会費の見え方が変わります。

年会費が重いと感じた人が検討したい代わりの選択肢

年に1回も会食や旅行がないなら、無理に持ち続ける必要はありません。同じダイナースクラブの中なら、年会費24,200円のニューオータニクラブ ダイナースカードや、条件達成で実質18,700円になる三井住友信託ダイナースクラブカードへの切り替えが現実的です。特典の中身をほとんど落とさずに、年会費だけ5,500〜11,000円下げられるのが利点です。

ブランドごと乗り換えるなら、レストラン特典よりホテル特典を重視する選択肢もあります。当サイトのラグジュアリーカードの比較記事では、同じ価格帯で何が得られるかを整理しています。カードは1枚に絞る必要がないので、年会費の安いカードを主軸にして、体験特典だけダイナースクラブに任せる組み合わせも有効です。

判断に迷ったら、直近1年のカード明細を開いて「特典を使った回数」を数えてみてください。0回だった年が2年続いているなら、そのカードは自分の生活に合っていないというシンプルな答えが出ます。

ダイナースクラブカードのメリット

ポイントに有効期限がなく時間をかけて貯められる

ダイナースクラブのリワードポイントには有効期限がありません。多くのカードが1〜3年で失効する中、期限切れを気にせず何年でも積み上げられるのは実務上とても楽です。年間100万円の決済なら1万ポイント、5年続ければ5万ポイントとなり、まとまった交換先を狙えます。

これは「毎年きっちり使い切る」タイプの人よりも、「数年に一度の旅行や大きな買い物にまとめて充てたい」人に効きます。ポイントの管理画面を毎月チェックする必要がなく、失効間近を知らせる通知に追われて不要な交換をしてしまうという無駄も起きません。

交換先はマイル、カタログ商品、支払い充当など複数用意されています。マイル移行を選ぶ場合はダイナースグローバルマイレージへの登録が必要ですが、ポイント自体が失効しないため、登録するタイミングも自分で決められます。

一律の利用限度額がなく大きな支払いにも対応しやすい

ダイナースクラブは、他社のように「限度額100万円」といった一律の枠を設けていません。利用状況や支払い実績を踏まえて個別に判断する運用のため、実績を積むほど大きな決済にも通りやすくなるのが特徴です。自動車の購入や医療費、事業の仕入れなど、金額の大きい支払いをカードで済ませたい人には大きな意味があります。

ただし「無制限に使える」という意味ではありません。高額の支払いを予定しているときは、事前にカスタマーセンターへ連絡して増枠の相談をしておくのが確実です。旅行先や決済当日に止まってしまうと取り返しがつかないため、数十万円を超える予定があるなら事前連絡を習慣にするとトラブルを避けられます。

なお、支払い方法は1回払いが基本という位置づけです。分割やリボの選択肢はありますが、後述するとおり使い勝手は他社に一歩譲ります。

国内外のレストランで使えるグルメ優待が充実している

エグゼクティブ ダイニングは、2名以上でコースを予約すると1名分が無料になるサービスです。国内の対象店は数百店規模で、2026年4月からはハワイ・シンガポール・台湾など海外のレストランやカジュアルな価格帯の店舗も加わりました。1回の利用で1万円台の価値が生まれる特典は、他社カードでも数えるほどしかありません

これに加えてMy Taste from ダイナースクラブの最大20%キャッシュバック(年間上限20,000円)、料亭プランやレストラン予約の代行サービスも利用できます。予約困難店での特別な食事会が案内されることもあり、ここはプレミアムカード会員が優先されます。

外食が好きな人にとっては、年会費を「食事券をまとめ買いする費用」と読み替えられる構造です。特典の中心が食にあるという創業以来の性格が、そのまま現在の価値になっています。

1,700カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる

ダイナースクラブカードは、国内外1,700カ所以上の空港ラウンジを使えます。国内は回数無制限、海外は年10回までが無料(11回目以降は1回3,500円・集計期間は4月1日〜翌年3月31日)で、ANAダイナースカードやプレミアムカードなら海外も回数制限がありません。国内の地方空港までカバーしている点が実用的で、出張で地方に飛ぶ機会が多い人ほど恩恵を感じられます

プライオリティ・パスを別途契約すると年間数百ドルかかることを考えると、この特典だけでも年会費の一部を説明できます。ANAダイナースカードやANAダイナース プレミアムカードなら、プライオリティ・パスのプレステージ会員登録が無料で付くため、対象ラウンジはさらに広がります。他社カードの付帯条件と並べたい場合は、プライオリティパス付きクレジットカードのランキングが参考になります。

日本国内のキャッシュレス化が進み、クレジットカードの発行枚数は日本クレジット協会の統計でも3億枚を超える規模になりました。枚数が増えるほど「どのカードで何ができるか」が曖昧になりがちですが、ラウンジのように使う場所がはっきりした特典は、持つ理由として分かりやすい部類です。

マイルの交換先が幅広く自分のペースで移行できる

ダイナースクラブのポイントは、ダイナースグローバルマイレージ(年間参加料6,600円)に登録すると、ANA・JAL・デルタ航空・ユナイテッド航空・大韓航空など複数の航空会社のマイルに交換できます。ANAは1,000ポイント=1,000マイル、その他の航空会社は2,000〜2,500ポイントで1,000マイルというレートです。

ポイントに有効期限がないため、「貯めてから、必要なときに、必要な航空会社へ」移行できるのがこの仕組みの利点です。旅行の予定が固まってから交換先を決められるので、特典航空券の空席状況に合わせた柔軟な使い方ができます。

注意点として、ANAへの移行には年間40,000マイルという上限があります。それ以上を狙うならANAダイナースカードが必要で、こちらは移行手数料も上限もありません。年間4万マイルを超えて貯めたい人は提携カード、それ以下なら基本カード+グローバルマイレージという切り分けが目安になります。

ダイナースクラブカードのデメリット|申し込み前に知りたい5つの弱点

年会費が高めで使わない年は負担になりやすい

2026年4月の改定で、ダイナースクラブカードの年会費は29,700円になりました。月あたり約2,475円で、特典を1つも使わなければ丸ごとコストです。特典を使う前提の設計なので、忙しくて外食も旅行もできなかった年は素直に損をします

これは家計の固定費としては小さくない金額です。年会費無料のカードや、年1万円台のゴールドカードと比べると、差額は年2万円前後になります。5年間で10万円ですから、使い切れるかどうかは真剣に見積もる価値があります。

対策としては、年会費が24,200円のニューオータニクラブ ダイナースカードを選ぶ、条件達成で11,000円引きになる三井住友信託ダイナースクラブカードを使う、あるいは初年度年会費無料のキャンペーン期間に申し込んで1年試すという方法があります。

使えるお店がまだ限られる場面がある

日本国内の加盟店数では、ダイナースクラブはVisa・Mastercard・JCBに及びません。個人経営の飲食店や一部のチェーン、自治体の窓口などで「ダイナースは使えません」と言われる場面は今も残ります。メインカードを1枚に絞りたい人にとっては、これが最大の弱点です。

対策は明確で、無料で発行できるMastercardのコンパニオンカードを必ず持つことです。ポイントも請求もまとまるので管理は増えず、実質的に2ブランドを1枚分の年会費で使えます。海外ではディスカバーカードとの提携により、アメリカ・ハワイ・韓国などのディスカバー加盟店で利用できます。

とはいえ、店頭で1枚目を出して断られる手間そのものは残ります。日常の少額決済はコンパニオンカードやスマホ決済、特典の対象になる支払いだけダイナースクラブと割り切るのが現実的な運用です。

家族カードや追加カードに費用がかかるカードもある

ダイナースクラブカードの家族会員は年5,500円、JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードは12,100円、ANAダイナース スーパーフライヤーズカードは13,750円と、家族カードが有料のものが多数派です。夫婦2人で持つと年会費の合計が4万円を超えるケースもあります

これを避けたいなら、家族カードが無料の券種を選ぶのが早道です。銀座ダイナースクラブカードは家族カードが無料で、招待制のプレミアムカード各種も無料です。家族2人で使う前提なら、年会費3,300円の差を払って銀座を選ぶほうが安く収まります。

法人利用でも同じ発想が必要です。ビジネスカードは2枚目まで無料でも3枚目からは1枚5,500円、ビジネス・アカウントカードは2026年4月から11,000円に上がりました。「本会員の年会費」だけでなく「全員分の合計」で比べるのが失敗しないコツです。

分割払いやリボ払いの使い勝手はほかのカードに劣る

ダイナースクラブは1回払いを基本とする設計で、分割払いやリボ払いの選択肢は他社に比べて限られます。加盟店側の対応も一律ではなく、店頭で分割を指定できないケースがあるため、高額の買い物を分割で払いたい人には向きません。

一方で、これは使いすぎを防ぐ仕組みとも言えます。利用限度額に一律の枠がないぶん、支払い能力を超えた利用が積み上がると翌月の負担が一気に来ます。1回払いが前提だからこそ、月々の利用額を自分で管理する意識が必要です。

支払いに不安が出たときは、早めにカード会社へ相談するのが鉄則です。返済が複数社にまたがって苦しくなる前に、公的な相談窓口を利用する選択肢も覚えておきましょう。

20代や収入が安定しない時期は申し込みにくい

ダイナースクラブカードは2023年10月に入会の目安から年齢の下限表記がなくなり、20代でも申し込めるようになりました。ただし審査で見られるのは年収の額そのものよりも、収入の安定性と過去の支払い履歴です。転職直後やフリーランス1年目など、収入の証明が難しい時期は通りにくい傾向があります。

そのため、社会人になりたての時期は年会費無料〜1万円台のカードで支払い実績を作り、数年後にダイナースクラブへ申し込むほうが結果的に近道です。クレジットヒストリーは1〜2年では厚くならないので、今の1枚を丁寧に使い続けることが将来の選択肢を広げます

また、提携カードによっては「27歳以上」といった年齢条件が残っているものもあります。申し込む券種ごとに条件が違うため、公式サイトの入会条件を必ず確認してから手続きに進みましょう。

こんな人にはこの1枚|タイプ別のおすすめダイナースクラブカード

外食やお店選びを楽しみたい人

会食や記念日の食事が年に数回ある人には、基本のダイナースクラブカードが最も素直な選択です。グルメ特典の総量がラインナップで最も分かりやすく、しかも2026年4月の改定でキャッシュバック型の特典が加わったため、コースを注文しない日常の外食でも還元が受けられるようになりました。

ダイナースクラブカード

年会費(税込) 29,700円(2026年11月1日申込分までは初年度無料のキャンペーンあり)
1名分無料の特典 エグゼクティブ ダイニング(2名以上のコース予約が条件)
キャッシュバック My Taste from ダイナースクラブで対象店の最大20%、年間上限20,000円
対象エリア 国内の対象店に加え、ハワイ・シンガポール・台湾などの海外店舗
予約サポート レストラン予約の代行、料亭プランなど
メリット
  • 年2回の会食で年会費相当が戻る計算が立ち、外食が多いほど得になる
  • 1名無料とキャッシュバックの2種類があり、店やシーンに応じて使い分けられる
  • 予約が取りにくい店の手配を任せられるので、店選びの時間も節約できる
デメリット
  • 対象店が都市部に集中しており、地方では使える店が限られる
  • キャッシュバックには年間上限があり、無制限に還元されるわけではない

外食を楽しむ人にとって、このカードは年会費を先払いして食事代を割り引く定期券のような存在です。1回の会食で1万円以上が戻る場面があるため、年2回の予定を対象店に寄せるだけで採算が合います。予約代行まで含めれば、店を探す時間の節約という見えにくい価値も付いてきます。

ANAやJALで飛ぶ機会が多い人

飛行機に乗る回数が多い人は、提携カードを選ばないと効率が大きく変わります。ANA派なら移行上限のないANAダイナースカードが基準になります。JAL派の場合はJALダイナースカード CLUB-Aゴールドカードが、年会費にショッピングマイル・プレミアムが含まれるぶん分かりやすい選択です。

ANAダイナースカードのカード券面

年会費(税込) 33,000円(家族カード8,800円)
マイル移行 1ポイント=1ANAマイル。手数料・年間上限なし
入会・継続ボーナス 2,000マイル
フライトボーナス 区間基本マイルの25%
ラウンジ プライオリティ・パス プレステージ会員に無料登録
メリット
  • 基本カード+グローバルマイレージの年間40,000マイル制限を受けずに貯められる
  • ポイントの有効期限がないので、特典航空券の空席が出たタイミングで移行できる
  • 家族カードでもプライオリティ・パスを発行でき、家族旅行の待ち時間が快適になる
デメリット
  • JALマイルを主軸にしたい人には向かず、その場合はJALダイナースカードを選ぶ必要がある
  • 2026年の改定で年会費と家族カード年会費の両方が上がった

年間の決済額が200万円を超えるなら、ANAダイナースカードは年会費の差額を軽く上回るマイルを生む1枚です。2万マイルあれば国内線の特典航空券で往復数回分になり、家族の分までまとめて手配できます。ANA便での出張が多い人ほど、フライトボーナスの積み上がりも効いてきます。

経営者・個人事業主として経費をまとめたい人

事業の支払いを1枚にまとめたいなら、ダイナースクラブ ビジネスカードが基準になります。法人口座・屋号付き口座からの引き落としに対応し、追加カードを2枚まで無料で発行できるため、少人数の会社でも追加費用なしで運用できます。

ダイナースクラブ ビジネスカード

年会費(税込) 33,000円
追加カード 2枚目まで無料(3・4枚目は各5,500円)
決済口座 法人口座・屋号付き口座に対応
限度額 一律の制限なし。仕入れや広告費の集中月にも対応しやすい
接待で使える特典 エグゼクティブ ダイニング、空港ラウンジ、手荷物無料宅配
メリット
  • 経費と私費を口座レベルで分けられ、記帳や確定申告の手間が減る
  • 接待の会食で1名分が無料になり、経費そのものを圧縮できる
  • 個人事業主でも申し込め、法人化した後も同じカードを使い続けられる
デメリット
  • 従業員3人以上に配るならコーポレートカード(1枚13,200円)のほうが安い
  • 年会費33,000円は法人カードの中では高めの水準

すでに個人のダイナースクラブカードを持っている場合は、年会費11,000円のビジネス・アカウントカードを追加するだけでも経費の切り分けは実現します。まず明細を分ける段階か、人に持たせる段階かで選び分けるのが、無駄な年会費を払わないコツです。

好きなホテルや車のブランドがはっきりしている人

行き先が決まっている人は、提携カードのほうが確実に得をします。ホテルニューオータニをよく使うならニューオータニクラブ ダイナースカード、BMWやMINIに乗っているならそれぞれの提携カードが、同じ支払いから多くを引き出してくれます。

ニューオータニクラブ ダイナースカードのカード券面

年会費(税込) 24,200円(個人向けで最安。家族カード5,500円)
ホテルでの還元 ニューオータニ直営店はリワードポイント2倍、NOCポイントも同時に加算
ポイントの使い道 NOCポイントは宿泊・食事に充当可能
共通特典 エグゼクティブ ダイニング、空港ラウンジ、旅行傷害保険 最高1億円
キャンペーン 2026年9月30日申込分まで初年度年会費無料、条件達成で最大15,000NOCポイント
メリット
  • 年会費が個人向けで最も低いのに、ダイナースクラブの基本特典は変わらない
  • ホテルでの支払いがポイントの二重取りになり、次の宿泊費を実質的に下げられる
  • ホテル利用がない年でも、共通特典だけで年会費に見合う使い方ができる
デメリット
  • NOCポイントの使い道がニューオータニグループに限られる
  • クルマ関連の特典は付かないため、BMW・MINIオーナーは別のカードを選ぶ必要がある

自動車ブランドで選ぶなら、正規ディーラーでの車両購入代金を決済できるBMWダイナースカード(33,000円)、MINIオーナー向けのMINIダイナースカード(27,500円)が該当します。年に必ず行く場所・必ず使うブランドがあるかどうかが、提携カードを選ぶ唯一の判断基準です。

ダイナースクラブカードの審査と入会条件

公式が示す申し込み条件と年齢の目安

ダイナースクラブカードの入会条件は、公式サイトでは「当社所定の基準を満たす方」とだけ示されています。かつては満27歳以上という年齢の目安が記載されていましたが、2023年10月にこの表記がなくなり、年齢の下限は公開されていません。20代でも条件を満たせば発行された例が報告されています。

ただし提携カードは事情が異なり、券種によっては年齢27歳以上という条件が残っています。デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードやMileagePlus ダイナースクラブカードなどは、申込ページで年齢条件を明記しているため、希望する券種のページを必ず確認しましょう。

法人カードの場合は年齢ではなく事業の実態が問われます。ダイナースクラブ コーポレートカードは法人の登記事項証明書と法人口座が必須で、個人事業主は申し込めません。自分の立場(個人・個人事業主・法人代表者)で選べる券種が変わる点を先に整理しておくと迷いません。

年収はどのくらい必要?審査で見られるところ

年収の下限も公表されていません。一般には年収400万〜500万円程度が目安として語られますが、実際に重視されるのは金額の大きさよりも収入の安定性です。勤続年数が長い、収入の変動が少ない、住居が安定しているといった要素が、審査では金額以上に効いてきます。

もう1つ大きいのが信用情報です。過去の支払い遅延、複数社への短期間の連続申し込み、キャッシングの利用残高などは、いずれもマイナスに働きます。逆に、他社カードを数年間きちんと支払ってきた履歴があれば、それだけで有力な材料になります。

自営業や経営者の場合は、確定申告書や決算書での実績が判断材料になります。開業から1年未満で実績が乏しい時期は通りにくいため、まず個人カードで支払い実績を作ってから法人カードに進むほうが結果的に近道です。

申し込みから発行までの流れと必要な書類

申し込みはオンラインで完結します。必要事項を入力し、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)を提出、引き落とし口座を登録すれば手続きは終わりです。審査の結果はメールで通知され、通過すればカードが郵送されます。目安として1〜2週間程度を見ておくと安心です。

法人カードの場合は、これに加えて法人の登記事項証明書や決算書の提出を求められることがあります。コーポレートカードは法人口座の登録も必須です。書類の準備に時間がかかるため、必要になる決済のタイミングから逆算して申し込むのが実務的です。

なお高額の支払いを予定している場合は、カードが届いてすぐに大きな決済をするより、数カ月使って実績を作ってから増枠を相談するほうがスムーズに進みます。

審査に不安がある人が先に整えておきたいこと

まず確認したいのは、直近の支払い状況です。他社カードや携帯電話端末の分割払いに遅延があると、それだけで審査は厳しくなります。直近6カ月に一度も遅れがない状態を作ってから申し込むのが基本です。

次に、短期間で複数のカードに申し込むのは避けましょう。申し込み情報は信用情報機関に一定期間残るため、立て続けの申し込みは資金繰りに困っている印象を与えます。1枚ずつ、間隔を空けて申し込むのが安全です。

そして、キャッシング枠は必要がなければ0円で申し込むのが無難です。借入枠は他社の審査でも負債として見られます。返済で悩みを抱えている場合は、無理にカードを増やす前に、消費生活センターなどの公的な相談窓口を利用することも検討してください。

ダイナースクラブカードのよくある質問

ダイナースクラブカードは全部で何種類ある?

個人向け、法人向け、招待制を合わせると20種類前後があります。個人向けは基本のダイナースクラブカードに加え、銀座・ANA・JAL・デルタ・MileagePlus(通常/ファースト)・ニューオータニ・BMW・MINI・三井住友信託の提携カードが並びます。

法人向けはビジネスカード、ビジネス・アカウントカード、コーポレートカード、ANAダイナース コーポレートカード、ビジネスプレミアムカードなど。招待制ではプレミアムカード、ANAダイナース プレミアムカード、ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード、BMWプレミアム ダイナースカード、999名限定のロイヤルプレミアムカードがあります。

提携先の追加や統合により券種は入れ替わります。迷ったときは「自分から申し込めるか」「誰の名義で払うか」の2軸で絞ると、候補は3〜4枚まで簡単に減らせます。

年会費が初年度無料になるカードはどれ?

2026年8月時点では、ダイナースクラブカードが2026年11月1日までの申し込み(11月30日までのカード発行)で初年度年会費無料となるキャンペーンを実施しています。あわせて入会後3カ月以内に20万円以上の利用と公式アプリへのログインで10,000円のキャッシュバックも用意されています。

ニューオータニクラブ ダイナースカードも2026年9月30日申込分まで初年度年会費が無料で、条件を満たすとNOCポイントの特典が付きます。ANAダイナースカードやMileagePlus各種は、初年度年会費の一部還元やボーナスマイルという形の特典が中心です。

キャンペーンは期間や条件が頻繁に変わります。申し込む直前に必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。銀座・BMW・MINI・三井住友信託の各カードは、時期によって入会キャンペーンが実施されないこともあります。

学生や20代でも作れる?

学生は対象外と考えたほうが現実的です。安定した収入があることが前提のため、アルバイト収入では審査を通過するのは難しいでしょう。一方で20代の社会人は2023年の条件変更以降、申し込み自体は可能になっています。

とはいえ、勤続年数が短い時期は収入の安定性を示しにくいのも事実です。まずは年会費無料〜1万円台のカードで支払い実績を2〜3年積み、そのうえでダイナースクラブに申し込むほうが通過率は上がります。

なお提携カードには年齢27歳以上の条件が残るものもあります。20代で申し込むなら、基本のダイナースクラブカードやニューオータニクラブ ダイナースカードのように、年齢条件が明示されていない券種から検討するとよいでしょう。

使えないお店に当たったときはどうすればいい?

無料で発行できるMastercardのコンパニオンカードを併用するのが基本の対策です。請求もポイントも本会員カードと合算されるため、管理の手間は増えません。財布に2枚入れておけば、店頭で断られてもその場で切り替えられます。

海外ではディスカバーカードとの提携が効きます。アメリカ・ハワイ・韓国などディスカバーの加盟店では、ダイナースクラブのカードがそのまま使えます。渡航前に、行き先でどちらのブランドが強いかを調べておくと安心です。

なお、公共料金や税金の支払いは自治体ごとに対応ブランドが異なります。固定費をカードにまとめたい場合は、事前に対応状況を確認しておきましょう。

ポイントの交換先とマイル移行に手数料はかかる?

基本のダイナースクラブカードでマイルに移行するには、ダイナースグローバルマイレージ(年間参加料6,600円)への登録が必要です。ANAは1,000ポイント=1,000マイル、その他の航空会社は2,000〜2,500ポイントで1,000マイルというレートで、ANAへの移行には年間40,000マイルの上限があります。

ANAダイナースカードなら1ポイント=1ANAマイルで、移行手数料も年間上限もありません。ダイナースクラブ プレミアムカードの会員はグローバルマイレージの年間参加料が無料になります。マイル以外では、カタログ商品や支払い充当への交換も可能です。

ポイントに有効期限がないため、登録するかどうかを後から決められるのが利点です。当面マイルを使う予定がなければ、参加料を払わずポイントのまま貯めておくのも合理的な判断になります。

プレミアムカードの招待はどうすれば届く?

招待基準は公表されていません。一般には年間300万円前後の利用を1〜2年続けた会員に案内が届く例が多いと紹介されていますが、金額だけで決まるわけではありません。支払い遅延がないこと、特典を実際に利用していることなども見られていると言われます。

現実的な進め方は、ダイナースクラブカードで生活費や事業経費をできるだけ集約し、エグゼクティブ ダイニングや空港ラウンジを実際に使いながら数年続けることです。途中で解約すると実績はリセットされますので、狙うなら継続が前提になります。

999名限定のロイヤルプレミアムカードについては、発行会社が利用金額だけでなく会員との関係性を踏まえて案内していると説明しています。こちらは条件を満たしても届くとは限らない、別枠の存在だと考えておきましょう。

解約や切り替えのときに気をつけることは?

まず確認したいのはポイントの扱いです。ダイナースクラブのリワードポイントに有効期限はありませんが、解約すると失効します。貯めているポイントがあるなら、交換を済ませてから手続きに進みましょう。

次に、公共料金・通信費・サブスクの引き落としを別のカードへ移す作業が必要です。移し忘れると支払いが止まり、サービスの停止や延滞につながります。同じ券種内での切り替え(たとえば基本カードから銀座への変更)でもカード番号が変わるため、同じ確認が必要です。

年会費は解約のタイミングによって返金されない場合があります。年会費の請求月を確認し、更新前に判断するのが無駄のない進め方です。切り替えを検討しているなら、新しいカードの発行を確認してから旧カードを解約すると、支払い手段が途切れません。

まとめ|ダイナースクラブカードは使い道に合わせて選べば年会費以上に活きる

ダイナースクラブカードは2026年4月に年会費が引き上げられ、基本カードは29,700円(税込)になりました。ただし同時に24のサービスが追加され、対象レストランで最大20%が戻るMy Taste from ダイナースクラブや、海外にも広がったエグゼクティブ ダイニングなど、使えば年会費を上回る特典がそろっています

選び方はシンプルです。まず外食を楽しみたいなら基本のダイナースクラブカード、マイルを貯めたいならANA・JAL・デルタ・MileagePlusの提携カード、事業の経費をまとめたいならビジネスカードかビジネス・アカウントカード。年会費を抑えたいなら24,200円のニューオータニクラブ ダイナースカード、条件達成で実質18,700円になる三井住友信託ダイナースクラブカードという逃げ道もあります。

判断に迷ったら、年に何回、2名以上の外食と旅行があるかを数えてみてください。合わせて2回以上あるなら、年会費は特典で取り戻せる可能性が高いと言えます。初年度年会費が無料になるキャンペーンを使えば、実際の使い勝手を1年かけて確かめてから継続を判断できます。自分の生活と重なる部分が多いカードを選んで、年会費を「支出」ではなく「体験への前払い」に変えていきましょう。