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2026.05.26

【2026年最新】法人クレジットカードのおすすめ最強ランキングTOP10!年会費から特典まで徹底比較

本記事はプロモーションを含みます

法人クレジットカードを導入したいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない。そんな悩みを抱える経営者や個人事業主の方は多いのではないでしょうか。年会費無料のカードから年会費10万円を超えるプラチナカードまで、特典や還元率もさまざまで、自分の事業に合った1枚を見つけるのは簡単ではありません。

この記事では、2026年最新の法人クレジットカードを目的・ニーズ別に厳選し、選び方のポイントや審査の通過のコツまでわかりやすく解説します。さらに、上位記事では触れられていない2枚持ち戦略や資金繰り改善ツールとしての活用法もご紹介。本記事を読めば、自社の事業ステージに合った最適な1枚が見つかるはずです。

関連記事:クレジットカードおすすめ人気ランキングTOP20!還元率・年会費・年代別に徹底比較

法人クレジットカードとは?個人カードとの違いをわかりやすく解説

法人クレジットカードは、会社や個人事業主が事業用の支払いに使うために発行されるクレジットカードです。経費精算がスムーズになるだけでなく、ビジネス向けの付帯サービスが充実しているのが特徴です。まずは、法人カードの基本と個人カードとの違いから見ていきましょう。

法人カードは「ビジネスカード」と「コーポレートカード」の2種類

法人カードは大きく分けて、ビジネスカードとコーポレートカードの2種類があります。それぞれ対象となる事業規模や特徴が異なります。

種類 対象 特徴
ビジネスカード 個人事業主・中小企業 代表者個人の与信で審査。利用限度額は数百万円程度で、追加カードは数枚〜十数枚が一般的
コーポレートカード 大企業・中堅企業 法人そのものが審査対象。利用限度額が高く、追加カードを20枚以上発行できるものが多い

個人事業主や中小企業に適しているのは、ビジネスカードです。本記事で紹介するカードもビジネスカードが中心となります。

個人向けカードとの主な違い

法人カードと個人カードでは、利用限度額や引き落とし口座、付帯サービスなどに違いがあります。具体的な違いは以下のとおりです。

項目 法人カード 個人カード
利用限度額 数百万円〜10億円と高め 数十万円〜数百万円が一般的
引き落とし口座 法人口座・屋号付き口座・個人口座から選択可能 個人口座のみ
追加カード 従業員用に複数枚発行可能 家族カードのみ
付帯特典 会計ソフト連携、ビジネスコンシェルジュなど 個人向けの優待・保険など
年会費の経費計上 経費として計上可能 事業に使った分のみ計上可能

個人事業主・フリーランスでも作れるカードは増えている

近年は、個人事業主やフリーランス、設立まもないスタートアップでも申し込みやすい法人カードが増えています。登記簿謄本や決算書の提出が不要で、代表者の本人確認書類だけで申し込めるカードも多く、開業したばかりでも導入できる選択肢が広がっています。

JCB Biz ONE 一般や三井住友カード ビジネスオーナーズ、セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードなどが代表的です。

法人クレジットカードを導入する5つのメリット

法人カードを導入すると、経費管理が楽になるだけでなく、事業全体にさまざまなメリットがあります。ここでは、特に大きな5つのメリットを紹介します。

経費とプライベートの支出を分けられて会計処理がラクになる

法人カードを使えば、事業用の支払いを1枚にまとめられます。プライベートの支出と混ざらないため、月末や決算期に明細を仕分ける手間が大幅に減ります。

特に個人事業主の場合、確定申告の時期に何にいくら使ったかを思い出しながら仕訳する作業は大きな負担です。法人カードに事業用の支払いをすべて集約すれば、利用明細がそのまま経費の記録になるので、申告書類の作成が驚くほどスムーズになります。

ポイント還元で実質的な経費削減につながる

法人カードはポイント還元の対象になるカードがほとんどです。毎月の経費を100万円カードで支払えば、還元率1.0%のカードなら年間12万円分のポイントが貯まる計算になります。

貯まったポイントは、備品の購入やマイル交換、支払代金への充当などに使えます。現金払いや銀行振込ではゼロ円のコストが、カード払いでは実質的な値引きに変わるのは大きな魅力です。

会計ソフトとの連携で経理業務を自動化できる

多くの法人カードは、freee会計、マネーフォワード、弥生会計などのクラウド会計ソフトと連携できます。カードを使った支払いが自動で会計ソフトに取り込まれ、勘定科目の推測まで行ってくれるため、入力作業が大幅に減ります。

経理担当者を雇う余裕がない個人事業主や小規模事業者にとって、カード利用→会計ソフト連携→自動仕訳という流れは、本業に集中する時間を生み出してくれる強力な仕組みです。

利用限度額が高く高額決済にも対応できる

法人カードは個人カードに比べて利用限度額が高く設定されています。一般カードでも数百万円、ゴールドやプラチナクラスなら一律上限なしというカードも珍しくありません。

仕入れや広告費、設備投資など、まとまった金額の支払いをカードでまかなえれば、ポイントも貯まり、支払いも先延ばしできるため資金繰りにも好影響を与えます。

出張・接待で使える付帯特典が充実している

法人カードには、ビジネスシーンで役立つ付帯サービスが豊富に用意されています。代表的なものを挙げると以下のとおりです。

  • 空港ラウンジの無料利用
  • プライオリティ・パスによる海外空港ラウンジの利用
  • 国内外の旅行傷害保険
  • 高級レストランで1名分のコース料金が無料になる優待
  • 24時間対応のコンシェルジュサービス
  • ホテルのアップグレードやレイトチェックアウト

これらの特典をうまく活用すれば、年会費以上の価値を得られるカードも多いのが法人カードの面白さです。

失敗しない法人クレジットカードの選び方7つのポイント

法人カードは年会費や還元率、付帯特典がカードごとに大きく異なります。自社の事業に合った1枚を選ぶために、押さえておきたい7つのポイントを解説します。

年会費は「コスト」ではなく「投資」として考える

法人カードを選ぶときに、年会費の安さだけで判断するのは早計です。年会費が高いカードは、それに見合った特典やサービスが付いていることが多く、使いこなせば年会費以上のリターンが返ってくることもあります。

たとえば、年会費5万円のカードでも、ホテル無料宿泊券や高級レストランの優待を年に数回利用するだけで元が取れます。法人カードの年会費は経費計上できるため、税負担も軽くなります。

自社の利用シーンを想像し、年会費分以上のメリットがあるかを基準に選ぶのがおすすめです。

ポイント還元率は1.0%以上を目安にする

法人カードのポイント還元率の平均は0.5%程度ですが、1.0%以上の高還元カードを選べば経費削減効果が大きく変わります

毎月の経費が100万円の場合、還元率0.5%なら年6万円分、1.0%なら年12万円分のポイントが貯まります。差額の6万円はそのまま経費削減につながるため、還元率は重要な選定基準です。

特定の店舗やサービスでポイントが上乗せされるカードも多いので、自社の主要な支払先で還元率が高くなるカードを選ぶとさらにお得です。

自社の経費科目に合った付帯特典で選ぶ

法人カードの付帯特典は、出張、接待、福利厚生など多岐にわたります。自社の主な経費科目に合った特典が付いているカードを選ぶと、利用価値が大きく変わります。

経費の特徴 注目したい特典
出張が多い 空港ラウンジ、プライオリティ・パス、旅行傷害保険、手荷物宅配
接待が多い レストラン優待(1名分無料)、コンシェルジュサービス
広告費が大きい Google広告・Yahoo!広告でのポイントアップ
従業員が多い 追加カードの発行枚数、福利厚生プログラム

追加カード・ETCカードの発行可能枚数をチェックする

従業員に経費決済用のカードを持たせたい場合、追加カードを何枚まで発行できるかは重要なポイントです。法人カードによって、追加カードの発行可能枚数は1枚から無制限まで幅があります。

ETCカードも同様で、社用車の台数分発行できるかを事前に確認しておきましょう。発行枚数の上限を超えると、もう1枚別の法人カードを契約する必要が出てくるため、最初から余裕のあるカードを選ぶのがおすすめです。

利用限度額が事業規模に合っているか確認する

法人カードの利用限度額は、カードのグレードや審査結果によって大きく異なります。一般カードで100万円〜500万円程度、ゴールド以上では1000万円を超えるもの、UPSIDERカードのように最大10億円というカードもあります。

事業の支払額に対して限度額が低いと、月の途中で使えなくなってしまうリスクがあります。月の経費総額の2倍以上の限度額があるカードを選ぶと、急な仕入れや大型決済にも余裕を持って対応できます。

連携できる会計ソフトをチェックする

すでに使っている会計ソフトと連携できるカードを選ぶと、経理業務の効率が一気に上がります。主要なクラウド会計ソフトとの連携状況は以下のとおりです。

会計ソフト 主な対応カード
freee会計 三井住友カード ビジネスオーナーズ、JCB Biz ONE、アメックスビジネスゴールド、freee Mastercard、UPSIDERカードなど
マネーフォワード 三井住友カード ビジネスオーナーズ、JCB Biz ONE、マネーフォワード ビジネスカード、UPSIDERカードなど
弥生会計 三井住友カード ビジネスオーナーズ、JCB Biz ONE、アメックスビジネスゴールドなど

引き落とし口座の対応を確認する

法人カードの引き落とし口座は、法人口座、屋号付き口座、個人口座のいずれに対応しているかがカードごとに異なります。

特に個人事業主の場合、屋号付き口座を引き落とし先にしたいケースが多いですが、対応していないカードもあるため事前確認が必要です。三井住友カード ビジネスオーナーズやJCB Biz ONE一般は屋号付き口座に対応しているため、個人事業主に人気があります。

【2026年最新】法人クレジットカードのおすすめ最強ランキングTOP15!

ここからは、年会費・還元率・付帯特典・使いやすさを総合的に評価したおすすめの法人カード10選を紹介します。事業ステージや利用シーンを問わず、幅広い方におすすめできる定番カードを厳選しました。

順位 カード名 年会費(税込) 還元率 特徴
1位 三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カード ビジネスオーナーズ
永年無料 0.5〜1.5% 年会費無料でコスパ最強
2位 アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
4万9500円 1.0% ステータスと特典のバランスが抜群
3位 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
初年度無料、次年度3万3000円 0.5〜1.6875% 初年度無料でプラチナ特典を試せる
4位 JCB Biz ONE 一般
JCB Biz ONE 一般
永年無料 1.0〜10.5% 年会費無料で還元率1.0%
5位 JCBプラチナ法人カード
JCBプラチナ法人カード
3万3000円 0.5〜10.0% 年会費3万円台でプラチナ特典が揃う
6位 ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネスカード
3万3000円 0.4〜1.0% 接待・会食の優待が充実したステータスカード
7位 UPSIDERカード
UPSIDERカード
永年無料 1.0〜1.5% 限度額最大10億円でスタートアップに最適
8位 セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
永年無料 0.5〜2.0% 年会費無料でWeb系決済が高還元
9位 アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
16万5000円 1.0% 法人カード最高峰のステータスと特典
10位 マネーフォワード ビジネスカード
マネーフォワード ビジネスカード
無料 1.0〜3.0% 会計ソフトとリアルタイム連携で経理を効率化

1位:三井住友カード ビジネスオーナーズ|年会費無料でコスパ最強

三井住友カード ビジネスオーナーズ

年会費(税込) 永年無料
還元率 0.5〜1.5%(対象の三井住友カードと2枚持ちで最大1.5%)
申込条件 満18歳以上の法人代表者または個人事業主
必要書類 代表者の本人確認書類のみ(決算書・登記簿謄本不要)
国際ブランド VISA、Mastercard
利用限度額 〜500万円
発行スピード 約1週間
追加カード 年会費無料・18枚まで
ETCカード 年会費無料(前年利用ありの場合)・カード1枚ごとに1枚発行可能
海外旅行傷害保険 最高2000万円(利用付帯)
連携会計ソフト freee会計、マネーフォワード、弥生会計
メリット
  • 本会員・追加カードともに年会費が永年無料で維持コストがかからない
  • 追加カードを18枚まで無料で発行でき、従業員にも持たせやすい
  • 対象の三井住友カードと2枚持ちで還元率が最大1.5%にアップ
  • 登記簿謄本や決算書が不要で、本人確認書類だけで申し込める
デメリット
  • 基本還元率は0.5%とやや低め
  • 空港ラウンジサービスは付帯していない
  • 個人カードと2枚持ちの場合、利用限度額が合算される

三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費永年無料でありながら追加カードを18枚まで無料発行できるコストパフォーマンスの高さが魅力のビジネスカードです。

申し込みには登記簿謄本や決算書が不要で、代表者の本人確認書類だけでOK。設立まもない法人や個人事業主でも気軽に申し込めます。

特筆すべきは、対象の三井住友カード(NLなど)との2枚持ちで、Amazon.co.jpやETCなどでの利用時に還元率が最大1.5%までアップする点です。個人カードと一緒に運用すれば、ポイント還元の効率が大きく上がります。

請求書カード払いにも対応しているため、本来カード払いができない支払先にもカード経由で決済でき、ポイント獲得と支払いサイトの延長が同時に実現できます。

2位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード|ステータスと特典のバランスが抜群

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

年会費(税込) 4万9500円
還元率 1.0%
申込条件 20歳以上の法人代表者または個人事業主
必要書類 本人確認書類
国際ブランド American Express
利用限度額 一律上限なし
発行スピード 1〜3週間程度
追加カード 特典あり1万3200円、特典なし無料・最大99枚
ETCカード 年会費無料・20枚まで
国内旅行傷害保険 最高5000万円(利用付帯)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
連携会計ソフト freee会計、弥生会計
メリット
  • メタル製カードで高級感があり、取引先にも好印象
  • 年300万円以上の利用で対象ホテル1泊無料の「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」が付く
  • 高級レストランで1名分のコース料金が無料になる「ビジネス・ダイニング・コレクション」
  • 利用限度額に一律上限がなく、大きな決済にも対応可能
  • ANAマイル還元率1.0%でマイルを効率的に貯められる
デメリット
  • 年会費が4万9500円と比較的高額
  • マイル還元率を最大化するには有料オプションへの登録が必要
  • ANAマイルへの移行は年4万マイルまでの上限あり

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、ステータス性と付帯特典のバランスが抜群のメタル製ビジネスカードです。

最大の魅力は、年間300万円以上の利用で対象ホテルに1泊無料で泊まれる「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」と、全国200店舗以上の高級レストランで1名分のコース料金が無料になる「ビジネス・ダイニング・コレクション」。これらを年に数回利用すれば、年会費の元が取れます。

メンバーシップ・リワード・プラスに加入すれば、ポイントの有効期限が無期限になるうえ、ANAマイルへの移行レートが1000ポイント=1000マイルにアップ。マイル還元率1.0%は法人カードの中でもトップクラスです。

国内13カ所の空港ラウンジを同伴者1名まで無料で利用でき、海外出張時の手荷物無料宅配サービスも付帯。出張や接待が多い経営者にぴったりの1枚です。

3位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード|初年度無料でプラチナ特典を試せる

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費(税込) 初年度無料、次年度以降3万3000円
還元率 0.5〜1.6875%(SAISON MILE CLUB加入時)
申込条件 個人事業主・経営者で、安定した収入があり社会的信用を有する方(学生・未成年除く)
必要書類 代表者の本人確認書類(決算書・登記簿謄本不要)
国際ブランド American Express
利用限度額 一律上限なし
発行スピード 最短3営業日
追加カード 3300円・9枚まで
ETCカード 年会費無料・5枚まで
国内旅行傷害保険 最高5000万円(自動付帯)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
連携会計ソフト freee会計
メリット
  • 初年度年会費無料でプラチナカードの特典を試せる
  • 148以上の国や地域、1,400ヵ所の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス(プレステージ)」が無料
  • 24時間365日対応のコンシェルジュデスクが利用可能
  • JALマイル還元率が最大1.125%と高水準
デメリット
  • JALマイルを効率よく貯めるにはSAISON MILE CLUB(年5500円)への加入が必要
  • ANAマイルはSAISON MILE CLUBの対象外
  • 追加カードは1枚3300円と有料

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、初年度年会費無料でプラチナクラスの特典を体験できるコスパに優れた1枚です。

最大の魅力は、148以上の国や地域、1,400ヵ所の空港ラウンジが何度でも無料で使える「プライオリティ・パス(プレステージ会員)」。通常年会費469米ドル相当の特典が無料で付帯するため、これだけで年会費の元が取れます。

JALマイルを効率的に貯めたい方には、有料オプションのSAISON MILE CLUBへの加入がおすすめ。1000円利用ごとに10マイルが自動で貯まり、マイル還元率は最大1.125%に達します。

24時間365日対応のコンシェルジュデスクでは、ホテルや航空券、レストランの手配を依頼可能。本来の業務とは関係のない雑務を任せられるため、経営者の時間を大切に使えます。

4位:JCB Biz ONE 一般|年会費永年無料で還元率1.0%

JCB Biz ONE 一般

年会費(税込) 永年無料
還元率 1.0〜10.5%(優待店利用時)
申込条件 18歳以上の法人代表者または個人事業主
必要書類 代表者の本人確認書類のみ
国際ブランド JCB
利用限度額 公式サイト参照
発行スピード 最短5分でカード番号発行(モバ即申込時)
追加カード 発行不可
ETCカード 年会費無料・1枚
連携会計ソフト freee会計、マネーフォワード、弥生会計、ソリマチ、TKC
メリット
  • 年会費永年無料で還元率1.0%という法人カードでは破格の水準
  • 申し込み後最短5分でカード番号が発行され急ぎの支払いに対応可能
  • スターバックスやマクドナルドなどの優待店で還元率最大21倍
  • 資金管理サービス「Cashmap」を無料で利用可能
デメリット
  • 追加カードを発行できないため、従業員に持たせたい場合には不向き
  • 国際ブランドはJCBのみで海外利用ではやや不便
  • 旅行傷害保険などの付帯保険がない

JCB Biz ONE 一般は、年会費永年無料でありながら基本還元率1.0%という、法人カード市場では珍しいスペックを持つカードです。

通常のJCB法人カードの還元率が0.5%であるのに対し、本カードは2倍の1.0%。さらにJ-POINTパートナー対象店舗で事前登録のうえ利用すると、スターバックスやマクドナルドなどで還元率が最大21倍に。Amazon.co.jpでは通常の3倍貯まります。

申し込みは「モバイル即時入会(モバ即)」を選択すれば、最短5分でカード番号が発行され、すぐに利用可能。急に支払いが必要になったときにも対応できます。

利用額が増えてきたら、上位カードの「JCB Biz ONE ゴールド」へのアップグレードも検討すると良いでしょう。

5位:JCBプラチナ法人カード|年会費3万円台でプラチナ特典が揃う

JCBプラチナ法人カード

年会費(税込) 3万3000円
還元率 0.5〜10.0%
申込条件 法人または個人事業主
必要書類 本人確認書類
国際ブランド JCB
利用限度額 150万円〜
発行スピード 2〜3週間程度
追加カード 6600円
ETCカード 年会費無料
国内旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯、最高1000万円の家族特約あり)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯、最高1000万円の家族特約あり)
連携会計ソフト freee会計、弥生会計、ソリマチ
メリット
  • 年会費3万3000円とプラチナカードの中ではリーズナブル
  • 「グルメ・ベネフィット」で高級レストランの1名分が無料
  • 「プライオリティ・パス」で世界中の空港ラウンジを無料利用
  • 24時間対応の「プラチナ・コンシェルジュデスク」が便利
  • 最高1億円の旅行傷害保険に家族特約まで付帯
デメリット
  • 基本還元率は0.5%とやや低め
  • 国際ブランドはJCBのみ
  • 追加カードは1枚6600円かかる

JCBプラチナ法人カードは、プラチナクラスの特典が一通り揃ったうえで年会費3万3000円という手の届きやすさが魅力のカードです。

「グルメ・ベネフィット」では、対象の高級レストランで2名以上のコース料理予約時に1名分が無料に。年に2〜3回利用すれば、それだけで年会費の元が取れます。

世界145の国や地域、約1,700ヵ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」、24時間365日対応の「プラチナ・コンシェルジュデスク」も付帯。海外主要都市7カ所の「JCBプラザ ラウンジ」では、日本語での問い合わせやインターネット利用が無料で、海外出張時の心強い味方になります。

最高1億円まで補償される旅行傷害保険は、家族特約も付帯。プラチナカード初心者にもおすすめの1枚です。

6位:ダイナースクラブ ビジネスカード|接待・会食の優待が充実したステータスカード

ダイナースクラブ ビジネスカード

年会費(税込) 3万3000円(2026年6月30日まで初年度無料キャンペーン実施中)
還元率 0.4〜1.0%
申込条件 所定の基準を満たす法人代表者・役員または個人事業主
必要書類 本人確認書類
国際ブランド Diners Club
利用限度額 一律上限なし
発行スピード 通常2〜3週間
追加カード 年会費無料・最大4枚まで(3〜4枚目は維持手数料として年5500円)
ETCカード 年会費無料・5枚まで
国内旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
連携会計ソフト freee会計
メリット
  • 500店舗以上の高級レストランで1名分のコース料金が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
  • 通常予約が難しい高級料亭の予約が取れる「料亭プラン」
  • 利用限度額に一律上限がなく、大型決済にも柔軟対応
  • 国内外の旅行傷害保険は最高1億円補償
デメリット
  • 基本還元率は0.4%とやや低め
  • Diners Clubブランドのため海外加盟店はやや少ない
  • 2026年3月に年会費が改定され値上がりした

ダイナースクラブ ビジネスカードは、接待や会食の優待が特に充実したステータスカードです。「エグゼクティブ ダイニング」では、500店舗以上の高級レストランで2名以上のコース予約時に1名分が無料になり、6名以上の予約では最大2名分が無料になります。

通常は予約が難しい高級料亭にもアクセスできる「料亭プラン」は、重要な接待で大きな差をつけたいときに頼れる特典。会食を重視する経営者にとって、年会費以上の価値が見込めます。

2026年6月30日までは初年度年会費無料のキャンペーンを実施中。利用限度額に一律上限がないため、大型決済が多い事業にも対応しやすい1枚です。

7位:UPSIDERカード|限度額最大10億円でスタートアップに最適

UPSIDERカード

年会費(税込) 永年無料
還元率 1.0〜1.5%
申込条件 法人の代表者(個人事業主は不可)
必要書類 公式サイトを参照
国際ブランド VISA
利用限度額 最大10億円
発行スピード 後払いプラン:最短数営業日/保証金プラン:最短1営業日
追加カード 無料・発行枚数無制限
ETCカード 発行不可
連携会計ソフト freee会計、マネーフォワード
メリット
  • 利用限度額が最大10億円と圧倒的な水準
  • 年会費・追加カードともに永年無料
  • カードごとに利用先や金額の上限を細かく設定可能
  • Google広告・Yahoo!広告で還元率最大1.5%
  • 独自審査モデルで創業まもない法人も発行しやすい
デメリット
  • 個人事業主は申し込み不可
  • ETCカードを発行できない
  • 旅行傷害保険などの付帯特典がない

UPSIDERカードは、スタートアップや成長期の法人に特化した法人カードです。最大10億円という利用限度額は、他のどの法人カードでも実現できない水準で、急成長企業や大型決済が頻繁に発生する事業にぴったり。

カードごとに「利用先」「利用上限」「利用期間」を細かく設定できる管理機能が秀逸で、従業員に持たせても安心。広告費の支払いに使えば還元率1.5%にアップするため、デジタルマーケティングに投資するスタートアップとの相性は抜群です。

年会費・追加カードともに無料で、独自審査モデルにより創業まもない法人でも発行しやすいのも大きな魅力です。

8位:セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード|年会費無料でWeb系決済が高還元

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費(税込) 永年無料
還元率 0.5〜2.0%
申込条件 個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く)
必要書類 本人確認書類(決算書・登記簿謄本不要)
国際ブランド American Express
利用限度額 個別審査により設定
発行スピード 最短3営業日
追加カード 年会費無料・最大9名まで
ETCカード 年会費無料
連携会計ソフト freee会計、マネーフォワード
メリット
  • 年会費永年無料でアメックスブランドを持てる
  • AWS、クラウドワークス、エックスサーバーなどのWebサービスで還元率2.0%
  • 本人確認書類だけで申し込めて開業まもないフリーランスでも作りやすい
  • 追加カードも年会費無料
デメリット
  • 空港ラウンジや旅行傷害保険などの付帯特典は控えめ
  • アメックスブランドのため一部加盟店で使えないことがある
  • 基本還元率は0.5%とやや低め

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費永年無料でありながらアメックスブランドを持てる、コスパに優れた1枚です。

特に魅力的なのは、AWS、クラウドワークス、Yahoo!ビジネスサービス、モノタロウ、エックスサーバーといった事業者向けWebサービスでの還元率が2.0%にアップする点。Web関連の仕事をする個人事業主やフリーランスにとっては、毎月の支払いで高還元を享受できます。

決算書や登記簿謄本の提出は不要で、本人確認書類だけで申し込み可能。維持コストをかけずにアメックスブランドを名刺代わりに使いたいフリーランスに支持されています。

9位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード|法人カード最高峰のステータスと特典

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

年会費(税込) 16万5000円
還元率 1.0%
申込条件 20歳以上の法人代表者または個人事業主
必要書類 本人確認書類
国際ブランド American Express
利用限度額 一律上限なし
発行スピード 2〜3週間程度
追加カード 特典あり:4枚目まで無料、5枚目以降1万3200円/特典なし:無料
ETCカード 年会費無料・20枚まで
国内旅行傷害保険 最高5000万円(自動付帯、最高1000万円の家族特約あり)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯、最高1000万円の家族特約あり)
連携会計ソフト freee会計、弥生会計
メリット
  • メタル製カードで圧倒的なステータス感
  • マリオット、ヒルトンなど主要ホテルチェーンの上級会員資格を無条件で取得可能
  • 追加カードは付帯特典付きで4枚目まで無料
  • センチュリオン・ラウンジなどVIP向け空港ラウンジが利用可能
  • 「プラチナ・セクレタリー・サービス」で秘書代わりに使える
デメリット
  • 年会費が16万5000円と非常に高額
  • 利用額や出張・接待が少ないと特典の元が取れない
  • 申込にはある程度の安定した収入が必要

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、法人カードの中でも最高峰のステータスと付帯特典を誇る1枚です。

最大の魅力は、マリオット、ヒルトン、Radisson、プリンスホテルといった主要ホテルチェーンの上級会員資格が無条件で付与されること。レイトチェックアウトや朝食無料サービスを利用できるため、出張が快適になります。

24時間対応の「プラチナ・セクレタリー・サービス」は、まるで専属秘書のような働きをしてくれます。月額換算すると約1万3750円で秘書を雇える計算になり、出張や会食の手配に追われる経営者にとっては圧倒的な時短ツールです。

付帯特典付きの追加カードを4枚目まで無料で発行できるため、実質的にカード1枚あたりの年会費は3万3000円。役員クラスの従業員にも特典を共有できます。

10位:マネーフォワード ビジネスカード|会計ソフトとリアルタイム連携で経理を効率化

マネーフォワード ビジネスカード

年会費(税込) 無料(1年間利用がなかった場合、翌年に1100円発生)
還元率 通常1.0%(マネーフォワードクラウド関連サービス利用で最大3.0%)
申込条件 法人の代表者または個人事業主
必要書類 本人確認書類
国際ブランド VISA
利用限度額 個別審査により設定(プリペイド型はチャージ上限5000万円)
発行スピード 最短即日(プリペイド型)/後払い型は審査あり
追加カード 無料・発行枚数無制限
連携会計ソフト マネーフォワードクラウド
メリット
  • マネーフォワードクラウドとリアルタイム連携で経理業務を自動化
  • マネーフォワードクラウド関連サービスの利用で還元率最大3.0%
  • プリペイド型なら与信審査なしで発行可能
  • 追加カードは無料で無制限に発行可能
デメリット
  • 1年間利用がないと翌年から1100円の年会費が発生
  • 連携先はマネーフォワードクラウド中心
  • 旅行傷害保険などの付帯特典はない

マネーフォワード ビジネスカードは、マネーフォワードクラウドとリアルタイムで連携し、経理業務を大幅に効率化できる1枚です。

カード利用が発生した瞬間にデータが会計ソフトに反映され、勘定科目の自動推測まで行ってくれるため、月末の経理処理が驚くほど楽になります。

プリペイド型を選択すれば与信審査が不要なので、審査に不安がある方でも発行可能。チャージ上限は5000万円と高額で、本格的なビジネス利用にも対応できます。マネーフォワードクラウドで経理を管理している事業者には最適な1枚です。

【目的・ニーズ別】法人クレジットカードおすすめ12選

ここからは、目的やニーズ別に最適な法人カードを1枚ずつ紹介します。自社の優先順位に合ったカテゴリーから、ぴったりの1枚を見つけてみてください。

ニーズ おすすめカード 年会費(税込) 還元率
年会費無料 三井住友カード ビジネスオーナーズ 永年無料 0.5〜1.5%
高還元率 JCB Biz ONE 一般 永年無料 1.0〜10.5%
マイル重視 アメックス・ビジネス・ゴールド・カード 4万9500円 1.0%
個人事業主・フリーランス セゾンコバルト・ビジネス・アメックス 永年無料 0.5〜2.0%
スタートアップ UPSIDERカード 永年無料 1.0〜1.5%
即日発行 JCB Biz ONE 一般(モバ即) 永年無料 1.0〜10.5%
追加カード多数 freee Mastercardワイド 永年無料
高額決済 UPSIDERカード(限度額10億円) 永年無料 1.0〜1.5%
接待・会食 ダイナースクラブ ビジネスカード 3万3000円 0.4〜1.0%
出張・空港ラウンジ セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス 初年度無料、次年度3万3000円 0.5〜1.6875%
ステータス アメックス・ビジネス・プラチナ・カード 16万5000円 1.0%
会計ソフト連携 マネーフォワード ビジネスカード 無料 1.0〜3.0%

年会費無料で気軽に始めたい人向け|三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カード ビジネスオーナーズ

年会費(税込) 永年無料
還元率 0.5〜1.5%
申込条件 満18歳以上の法人代表者または個人事業主
国際ブランド VISA、Mastercard
追加カード 年会費無料・18枚まで
ETCカード 年会費無料(前年利用ありの場合)
メリット
  • 本会員・追加カードともに永年無料で維持費ゼロ
  • 三井住友というブランドの信頼性
  • 申し込み書類は本人確認書類のみ
デメリット
  • 空港ラウンジサービスがない
  • 基本還元率は0.5%とやや低め

「初めての法人カードで失敗したくない」「とにかくコストをかけずに始めたい」という方には、三井住友カード ビジネスオーナーズが最適です。年会費永年無料でありながら、追加カードも18枚まで無料で発行可能。設立まもない事業者でも気軽に持てる1枚です。

経費とプライベートの支出を分けたい個人事業主や、小規模で複数の従業員に経費決済用カードを持たせたい企業に特におすすめ。三井住友カード(NL)と2枚持ちすれば、対象加盟店で還元率が最大1.5%にアップします。

ポイント還元率の高さで選びたい人向け|JCB Biz ONE 一般

JCB Biz ONE 一般

年会費(税込) 永年無料
還元率 1.0〜10.5%
申込条件 18歳以上の法人代表者または個人事業主
国際ブランド JCB
発行スピード 最短5分でカード番号発行
ETCカード 年会費無料・1枚
メリット
  • 年会費無料でありながら基本還元率1.0%
  • Amazon.co.jpで還元率3倍、優待店で最大21倍
  • 1ポイント1円から使えて利用代金にも充当可能
デメリット
  • 追加カードが発行できない
  • 国際ブランドがJCBのみ

ポイント還元率を最重視するなら、JCB Biz ONE 一般が最有力候補です。年会費無料で還元率1.0%という条件は、法人カード市場では非常に貴重です。

特にAmazon.co.jpでの仕入れが多い事業や、対象優待店をよく使うビジネスでは、ポイント還元の効率が他のカードを大きく上回ります。1人で事業を回している個人事業主には特に相性が良い1枚です。

マイルを効率的に貯めたい人向け|アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

年会費(税込) 4万9500円
還元率 1.0%(マイル還元率も1.0%)
申込条件 20歳以上の法人代表者または個人事業主
国際ブランド American Express
利用限度額 一律上限なし
追加カード 特典あり1万3200円、特典なし無料・最大99枚
メリット
  • ANAマイル還元率1.0%は法人カードトップクラス
  • ポイント有効期限が無期限(メンバーシップ・リワード・プラス加入時)
  • 海外出張時に役立つホテル特典や手荷物宅配サービス
  • 国内13カ所の空港ラウンジを同伴者1名まで無料
デメリット
  • 年会費が4万9500円と高額
  • ANAマイル移行は年4万マイルまでの上限あり

出張が多くマイルを貯めたい経営者には、アメックス・ビジネス・ゴールド・カードが最適です。メンバーシップ・リワード・プラスに加入すれば、ANAマイル還元率1.0%という高水準を実現できます。

JALや他の航空会社のマイルにも移行できるため、複数の航空会社を使い分ける方にも便利。マイルで航空券に交換すれば、実質的に出張費の大幅削減にもつながります。

個人事業主・フリーランス向け|セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費(税込) 永年無料
還元率 0.5〜2.0%
申込条件 個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く)
国際ブランド American Express
追加カード 無料・最大9名まで
ETCカード 年会費無料
メリット
  • 年会費永年無料でアメックスブランドを持てる
  • AWS、クラウドワークス、Yahoo!ビジネスサービスなどで還元率2.0%
  • 本人確認書類だけで申し込めて開業まもないフリーランスでも作りやすい
デメリット
  • 空港ラウンジや旅行傷害保険などの付帯特典は控えめ
  • 基本還元率は0.5%とやや低め

Web系の仕事をする個人事業主やフリーランスには、セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめです。AWSやクラウドワークス、エックスサーバーなどのWebサービスで還元率2.0%と、利用シーンが特化型の高還元カードです。

年会費永年無料なので維持コストもゼロ。アメックスブランドを名刺代わりに持ちたいフリーランスにも好評です。

スタートアップ・設立まもない会社向け|UPSIDERカード

UPSIDERカード

年会費(税込) 永年無料
還元率 1.0〜1.5%
申込条件 法人の代表者(個人事業主は不可)
国際ブランド VISA
利用限度額 最大10億円
追加カード 無料・無制限
発行スピード 保証金プランは最短1営業日
メリット
  • 創業まもない法人や決算書が用意できない企業でも申し込み可能
  • 保証金プランなら審査不要で最短1営業日発行
  • カードごとに利用上限や使える店舗を設定できる管理機能
  • Google広告・Yahoo!広告で還元率最大1.5%
デメリット
  • 個人事業主は申し込めない
  • ETCカードが発行できない
  • 旅行傷害保険などの付帯特典がない

設立まもないスタートアップや、まだ決算を迎えていない若い法人には、UPSIDERカードが最適です。独自の審査モデルにより、創業期の企業でも高い利用限度額(最大10億円)が付与される可能性があるのは大きな魅力です。

カードごとに利用先や金額の上限を細かく設定できるため、従業員に持たせても安心。Google広告やYahoo!広告の決済では還元率1.5%にアップするため、デジタル広告に投資するスタートアップとの相性は抜群です。

即日発行・最短で手に入れたい人向け|JCB Biz ONE 一般(モバ即)

JCB Biz ONE 一般

年会費(税込) 永年無料
還元率 1.0〜10.5%
申込条件 18歳以上の法人代表者または個人事業主
国際ブランド JCB
発行スピード 最短5分でカード番号発行
必要書類 顔写真付き本人確認書類
メリット
  • モバイル即時入会(モバ即)で最短5分でカード番号を発行
  • MyJCBアプリで即時にカード番号を確認可能
  • Apple PayやGoogle Payに登録すれば即日決済が可能
デメリット
  • モバ即は9:00〜20:00の時間内のみ申し込み可能
  • 個人名義口座での申し込みに限定

急いで法人カードを手に入れたい方には、JCB Biz ONE 一般のモバ即がおすすめです。申し込みから最短5分でカード番号が発行され、Apple Pay経由ですぐに決済できるのは、急な仕入れや支払いがあるときの強い味方になります。

物理カードが届くまでに時間がかかるものの、ネットショッピングや交通系電子マネー、コンビニ決済などはすぐに利用可能。すぐにカードが必要な状況に対応できる数少ない法人カードです。

追加カードを多く発行したい人向け|freee Mastercardワイド

freee Mastercardワイド

年会費(税込) 永年無料
還元率
申込条件 法人代表者または個人事業主
国際ブランド Mastercard
利用限度額 30〜1000万円
追加カード 無料・最大999枚
ETCカード 無料・最大999枚
メリット
  • 追加カード・ETCカードともに最大999枚まで発行可能
  • 追加カードもETCカードもすべて年会費無料
  • freee会計と完全連携で経理業務を効率化
デメリット
  • ポイント還元がない
  • 連携できる会計ソフトはfreee会計のみ
  • 発行までに約2週間かかる

従業員数が多く、たくさんの追加カードが必要な企業には、freee Mastercardワイドが最適です。追加カードもETCカードも最大999枚まで無料で発行可能という、他に類を見ないスペックを誇ります。

freee会計を使っている事業者なら、カード利用が自動で記帳されるため経理業務の負担が大幅に軽減されます。ポイント還元はありませんが、経費管理の効率化を最優先したい企業向けの1枚です。

高額決済・限度額の高さで選びたい人向け|UPSIDERカード

UPSIDERカード

年会費(税込) 永年無料
還元率 1.0〜1.5%
申込条件 法人の代表者
国際ブランド VISA
利用限度額 最大10億円
追加カード 無料・無制限
メリット
  • 利用限度額が最大10億円と圧倒的
  • 大型の広告費や仕入れにもカード払いで対応
  • 追加カードの発行枚数に制限なし
デメリット
  • 個人事業主は申し込み不可
  • ETCカードが発行できない

毎月の経費が大きく、利用限度額を気にせず使いたい企業には、UPSIDERカードが最適解です。最大10億円という限度額は、他の法人カードでは実現できない水準です。

事業規模の拡大に合わせて利用枠も柔軟に増額されるため、急成長企業や大型決済が頻繁に発生する企業に向いています。広告費の支払いで還元率1.5%が適用されるため、デジタルマーケティングに投資する企業との相性も抜群です。

接待・会食を充実させたい人向け|ダイナースクラブ ビジネスカード

ダイナースクラブ ビジネスカード

年会費(税込) 3万3000円
還元率 0.4〜1.0%
申込条件 所定の基準を満たす法人代表者・役員または個人事業主
国際ブランド Diners Club
利用限度額 一律上限なし
追加カード 2枚目まで無料、3〜4枚目は年5500円
メリット
  • 「エグゼクティブ ダイニング」で1名分のコース料金が無料
  • 料亭プランで一般予約が難しいお店も予約可能
  • 追加カードは2枚まで無料
  • 利用限度額に一律上限なし
デメリット
  • 基本還元率は0.4%とやや低め
  • JCBブランドより加盟店が少ない

接待や会食の機会が多い経営者には、ダイナースクラブ ビジネスカードが最適です。500店舗以上の対象レストランで2名以上のコース予約時に1名分が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」は、ビジネス会食での費用を大きく抑えてくれます。

ダイナースクラブならではの「料亭プラン」では、通常は予約が難しい高級料亭も利用可能。重要な接待で差をつけたいときに頼れる1枚です。

出張・空港ラウンジを快適に使いたい人向け|セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費(税込) 初年度無料、次年度以降3万3000円
還元率 0.5〜1.6875%
申込条件 個人事業主・経営者で安定した収入のある方
国際ブランド American Express
利用限度額 一律上限なし
付帯特典 プライオリティ・パス(プレステージ)、コンシェルジュデスク
メリット
  • 148以上の国や地域、1,400ヵ所の空港ラウンジが何度でも無料
  • 24時間365日対応のコンシェルジュデスク
  • 初年度年会費無料で試しやすい
デメリット
  • 追加カードは1枚3300円
  • 次年度以降の年会費は3万3000円

国内外への出張が多い方には、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが断然おすすめです。通常年会費469米ドル相当の「プライオリティ・パス(プレステージ会員)」が無料で付帯し、世界中の空港ラウンジで快適に過ごせます。

初年度は年会費無料なので、まずは試しに作って付帯特典を体験するのもおすすめ。24時間対応のコンシェルジュデスクで出張の手配を丸投げできるため、移動が多い経営者の強力なサポーターになります。

ステータス・プラチナ重視の人向け|アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

年会費(税込) 16万5000円
還元率 1.0%
申込条件 20歳以上の法人代表者または個人事業主
国際ブランド American Express
利用限度額 一律上限なし
追加カード 特典あり4枚目まで無料、5枚目以降1万3200円
メリット
  • メタル製カードで圧倒的なステータス感
  • マリオット、ヒルトンなど主要ホテルチェーンの上級会員資格を無条件で取得可能
  • 追加カード4枚目まで無料で実質1枚あたり3万3000円
  • センチュリオン・ラウンジなどVIP向け空港ラウンジが利用可能
  • 「プラチナ・セクレタリー・サービス」で秘書代わりに使える
デメリット
  • 年会費が16万5000円と非常に高額
  • 利用額が少ないと特典の元が取れない

経営者としての社会的信用やステータスを示したい方には、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードがおすすめです。マリオット、ヒルトン、プリンスホテルなどの上級会員資格が無条件で付与され、レイトチェックアウトや朝食無料サービスを利用できるのは大きな魅力です。

24時間対応の「プラチナ・セクレタリー・サービス」は、まるで専属秘書のような働きをしてくれます。月額換算すると約1万3750円で秘書を雇える計算になり、出張や会食の手配に追われる経営者にとっては圧倒的な時短ツールです。

会計ソフトとの連携を重視する人向け|マネーフォワード ビジネスカード

マネーフォワード ビジネスカード

年会費(税込) 無料(1年間利用なしの場合翌年1100円)
還元率 通常1.0%(マネーフォワードクラウド関連サービスで最大3.0%)
申込条件 法人の代表者または個人事業主
国際ブランド VISA
追加カード 無料・無制限
発行スピード 最短即日(プリペイド型)
メリット
  • マネーフォワードクラウドとリアルタイム連携
  • プリペイド型なら与信審査なしで発行可能
  • マネーフォワードクラウド関連サービスで還元率最大3.0%
  • 追加カードは無料で無制限に発行可能
デメリット
  • 1年間利用がないと翌年から1100円の年会費が発生
  • 連携先はマネーフォワードクラウド中心

マネーフォワードクラウドで経理を管理している企業や個人事業主には、マネーフォワード ビジネスカードがベストマッチ。リアルタイムでカード利用が会計ソフトに反映されるため、月末の経理業務が驚くほどラクになります

プリペイド型なら与信審査が不要なので、審査に不安がある方でも作りやすい1枚。チャージ上限は5000万円と高額で、本格的なビジネス利用にも十分対応します。

年会費別で比較!法人クレジットカードおすすめ早見表

予算に応じて法人カードを選びたい方のために、年会費別の早見表をご用意しました。自社の予算や利用シーンに合うカードを見つけてみてください。

年会費無料で作れる法人カード一覧

カード名 還元率 主な特徴
三井住友カード ビジネスオーナーズ 0.5〜1.5% 追加カード18枚まで無料、対象個人カードとの2枚持ちで還元率アップ
JCB Biz ONE 一般 1.0〜10.5% 無料カードで還元率1.0%、最短5分でカード発行
セゾンコバルト・ビジネス・アメックス 0.5〜2.0% Webサービス利用で還元率2.0%
UPSIDERカード 1.0〜1.5% 限度額最大10億円、追加カード無制限
freee Mastercardワイド 追加カード・ETCカードを最大999枚まで発行可能
マネーフォワード ビジネスカード 1.0〜3.0% マネーフォワードとリアルタイム連携、関連サービス利用で還元率最大3.0%

年会費1万円台〜3万円台のゴールド法人カード一覧

カード名 年会費(税込) 主な特徴
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド 5500円 年間100万円以上の利用で翌年無料、1万ポイント還元
JCB Biz ONE ゴールド 5500円 初年度無料、年100万円利用で翌年無料、空港ラウンジ無料
アメックス・ビジネス・グリーン・カード 1万3200円 クラブオフのVIP会員登録、家族特約付き旅行傷害保険

年会費3万円以上のプラチナ法人カード一覧

カード名 年会費(税込) 主な特徴
ダイナースクラブ ビジネスカード 3万3000円 エグゼクティブ ダイニング、利用限度額一律上限なし
JCBプラチナ法人カード 3万3000円 グルメ・ベネフィット、プライオリティ・パス、プラチナ・コンシェルジュ
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス 3万3000円(初年度無料) プライオリティ・パス、コンシェルジュデスク、JALマイル最大1.125%
アメックス・ビジネス・ゴールド・カード 4万9500円 ビジネス・フリー・ステイ・ギフト、メタル製カード
ラグジュアリーカード(チタン) 5万5000円 金属製カード、プライオリティ・パス、ラグジュアリーホテル優待
アメックス・ビジネス・プラチナ・カード 16万5000円 主要ホテル上級会員資格、センチュリオン・ラウンジ、プラチナ・セクレタリー

個人事業主・フリーランスが法人カードを作るときの注意点

個人事業主やフリーランスでも法人カードは作れますが、いくつかの注意点があります。スムーズに申し込み・利用するために、押さえておきたいポイントを解説します。

開業届を出していなくても申し込めるカードはある

法人カードの申し込み時に、開業届の提出を求めるカードはほとんどありません。個人事業主向けのビジネスカードは、代表者の本人確認書類だけで申し込めるものが多いのが実情です。

ただし、確定申告で青色申告をしている方は、開業届を出していることが前提となります。すでに事業を行っているなら、税務署に開業届を出しておくほうが、税制面でも有利です。

審査でチェックされるポイント

個人事業主向けのビジネスカードは、法人ではなく代表者個人の与信を基準に審査が行われます。主にチェックされるのは以下のポイントです。

  • 申込者個人の信用情報(過去の延滞や債務整理の有無)
  • 個人の収入や年収
  • 勤続年数や事業継続年数
  • 他社からの借入状況
  • 居住状況(持ち家か賃貸か、居住年数)

開業まもない個人事業主の場合、事業の実績よりも個人としての信用情報のほうが重視されます。クレジットカードの支払い遅延や、携帯料金の未払いなどは審査にマイナスに働くため、過去の支払いはしっかり管理しておきましょう。

屋号付き口座を引き落とし口座にしたいときの対応カード

事業用の屋号付き口座を引き落とし先にしたい場合、対応しているカードを選ぶ必要があります。すべての法人カードが屋号付き口座に対応しているわけではないため、事前確認が重要です。

屋号付き口座に対応している主な法人カードは以下のとおりです。

  • 三井住友カード ビジネスオーナーズ
  • JCB Biz ONE 一般
  • JCBプラチナ法人カード
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

引き落とし口座を屋号付きにすれば、プライベートと事業の資金管理を完全に分けられるため、確定申告の作業が一気にラクになります。

法人クレジットカードの審査基準と通過のコツ

法人カードの審査に不安を感じる方は多いものの、ポイントを押さえれば通過率は大きく上がります。審査でチェックされる項目と、通過のためのコツを解説します。

法人カードの審査で見られる項目とは

法人カードの審査では、おもに以下の項目がチェックされます。

審査項目 内容
代表者の信用情報 過去のローン・カードの延滞、債務整理、自己破産などの履歴
事業の安定性 業種、設立年数、売上規模、事業内容
収入・財務状況 代表者個人の収入、会社の決算内容(コーポレートカードの場合)
他社借入状況 他のクレジットカードやローンの利用・借入状況
申し込み内容 記入された情報の正確性、希望限度額

ビジネスカードでは、代表者個人の信用情報が最も重視されます。個人としてのクレジット履歴がきれいであれば、創業まもない事業者でも通る可能性は十分にあります

設立まもない会社・創業1年未満でも通りやすいカード

創業まもない会社や設立1年未満の事業者でも通りやすいとされる法人カードを紹介します。

カード名 特徴
三井住友カード ビジネスオーナーズ 決算書・登記簿謄本不要、代表者の与信のみで審査
JCB Biz ONE 一般 個人事業主や設立まもない法人でも申し込み可能、最短5分でカード番号発行
UPSIDERカード 独自の審査モデル、保証金プランなら審査不要で発行可能
マネーフォワード ビジネスカード プリペイド型なら与信審査が不要
セゾンコバルト・ビジネス・アメックス 登記簿謄本や決算書が不要

これらのカードは、決算書の提出を求められないものが多く、創業期の事業者でも持ちやすいのが特徴です。

審査に落ちる人の共通点と対策

法人カードの審査に落ちる人には、いくつかの共通点があります。代表的な原因と対策をまとめました。

  • 過去のクレジットカードや携帯料金の延滞:信用情報機関に最低5年間記録が残るため、まず延滞を解消し時間をおく
  • 他社からの借入が多い:複数のローンやキャッシングを利用している場合、可能な範囲で返済して借入額を減らす
  • 申し込み内容に不備がある:年収や勤続年数を正確に記入する。虚偽記載は審査落ちの大きな原因
  • 短期間に複数のカードに申し込んでいる:いわゆる申し込みブラックを避けるため、複数申し込みは半年ほど期間を空ける
  • 固定電話がない:携帯電話のみだと審査に不利なケースがある、可能なら固定電話を設置する

もし審査に落ちてしまった場合は、最低6カ月は別のカードへの申し込みを控え、その間に信用情報を整える時間を確保するのが賢明です。

経費削減につながる「2枚持ち戦略」と賢い使い分け術

法人カードは1枚で完結させるよりも、用途に応じて2枚を使い分けることで、ポイント還元や付帯特典を最大化できます。ここでは、競合記事ではあまり触れられていない「2枚持ち戦略」の具体的な活用法を解説します。

メイン1枚+サブ1枚を持つと還元率がアップするしくみ

法人カードを1枚に絞ると、すべての支払いがそのカードの還元率に縛られます。しかし、用途ごとに還元率が高くなるカードを使い分ければ、全体の還元率は平均1.0%から1.5%、場合によっては2.0%にも上げられます

たとえば、メインカードを「JCB Biz ONE 一般(還元率1.0%)」、サブカードを「セゾンコバルト・ビジネス・アメックス(Webサービスで2.0%)」にすれば、AWSやクラウドワークスの決済時だけサブカードを使うことで、その分の還元率を2倍に引き上げられます。

カードはどちらも年会費無料なので、コストをかけずに還元効率を最大化できます。

用途で分ける具体例

2枚持ちで還元率を最大化するための、具体的な使い分け例を以下にまとめました。

用途 おすすめのカード 理由
日常の経費全般 三井住友カード ビジネスオーナーズ 年会費無料で幅広く使える、対象個人カードとの2枚持ちで還元率アップ
Webサービス(AWS、広告など) セゾンコバルト・ビジネス・アメックス 対象Webサービスで還元率2.0%
Amazon仕入れ JCB Biz ONE 一般 Amazon.co.jpで還元率3倍
高額の広告費 UPSIDERカード Google広告・Yahoo!広告で還元率最大1.5%、限度額10億円
出張・接待 セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス プライオリティ・パス、コンシェルジュなどの特典

個人カードとビジネスカードの2枚持ちで合計還元率を最大化する方法

法人カード同士だけでなく、個人カードとビジネスカードを組み合わせる方法もおすすめです。三井住友カード ビジネスオーナーズと三井住友カード(NL)の2枚持ちは、特に有名な組み合わせです。

この2枚持ちをすると、ビジネスオーナーズの利用時に対象店舗(Amazon、ETCなど)で還元率が0.5%から1.5%にアップします。さらに、個人のNLカード側でも対象コンビニ・飲食店で最大7%還元になるなど、組み合わせの相乗効果が非常に大きくなります。

事業の経費はビジネスオーナーズ、プライベートの食事や買い物はNLというように使い分ければ、経費とプライベートの管理も明確になり、ポイント効率も最大化できます。

法人カードを「資金繰り改善ツール」として活用する方法

法人カードは決済手段としてだけでなく、資金繰りを改善するツールとしても活用できます。支払いを先延ばしにすることで、手元のキャッシュを温存できるという発想は、特に創業期の事業者にとって大きな武器になります。

カード払いで支払いサイトを最大2ヶ月延ばすしくみ

クレジットカードの最大の特徴は、利用から実際の支払いまでに時間差があることです。たとえば、月末締めの翌月26日払いのカードなら、月初に使った支払いは約2カ月後の引き落としになります。

この時間差を活用すれば、手元のキャッシュを2カ月間温存できるため、入金サイクルが遅い業種や創業まもない事業者の資金繰り改善に大いに役立ちます。

100万円の仕入れを現金で行うと、その瞬間に100万円が銀行口座から消えますが、カード払いなら2カ月後の引き落としまでに売上を立てて回収できる可能性が高まります。

税金・社会保険料の納付に使えるカードの活用法

法人税、所得税、住民税、消費税などの税金や、社会保険料の支払いにもクレジットカードを利用できます。「国税クレジットカードお支払サイト」や各自治体のサイト経由で納付すれば、ポイント還元の対象にもなるため、資金繰りとポイント獲得を同時に実現できます。

ただし、税金のカード払いには決済手数料がかかります。手数料は約0.83%なので、還元率1.0%以上のカードを使えば、手数料を引いてもプラスになります。

利用限度額が高いカードのほうが大きな税金にも対応できるため、ラグジュアリーカード(チタン)やアメックスのゴールド・プラチナなどが向いています。

請求書カード払いサービスで仕入先への振込にも対応する

通常はクレジットカード払いに対応していない支払先でも、「請求書カード払いサービス」を使えばカード経由で支払えるようになります。代表的なサービスには以下のようなものがあります。

  • 三井住友カードの「請求書カード払い」
  • マネーフォワード ケッサイの請求書払いサービス
  • UPSIDER請求書カード払い

これらを利用すれば、仕入先への銀行振込や家賃の支払いもカード経由で行え、ポイントを貯めながら支払いサイトを延長できます。キャッシュフローが厳しい時期の資金繰り対策として、非常に効果的な仕組みです。

法人クレジットカードを使うときの注意点とデメリット

法人カードは便利ですが、使い方を間違えるとリスクもあります。事前に押さえておきたい注意点とデメリットを解説します。

キャッシング・分割払いに対応していないカードが多い

法人カードは、個人カードと違ってキャッシングや分割払い、リボ払いに対応していないものが多くあります。利用代金は基本的に1回払いで、翌月や翌々月の指定日に一括で引き落とされます。

そのため、毎月の引き落とし金額を把握し、口座残高が不足しないように管理する必要があります。残高不足で引き落としができないと、信用情報に傷がついてしまう可能性もあるため要注意です。

年会費の経費計上で押さえておきたい仕訳のポイント

法人カードの年会費は、事業の経費として計上できます。仕訳の勘定科目は「諸会費」や「支払手数料」を使うのが一般的です。

項目 仕訳例
年会費(個人事業主) 諸会費 / 普通預金(事業用比率に応じて計上)
年会費(法人) 諸会費 または 支払手数料 / 普通預金
カード利用料 各経費科目(消耗品費、旅費交通費など)/ 未払金

個人事業主の場合、プライベートと事業の両方で使う場合は、事業利用分のみを按分して計上する必要があります。

不正利用・情報漏えいへの対策

法人カードは利用額が大きいぶん、不正利用された場合の被害も大きくなる可能性があります。対策として以下を徹底しましょう。

  • カード番号や暗証番号を従業員と共有しすぎない
  • 追加カードを使った経費は明細を定期的にチェックする
  • 利用通知メールやアプリのプッシュ通知を有効にする
  • 不正利用補償が付帯しているカードを選ぶ
  • 3Dセキュア(本人認証サービス)に対応しているカードを使う

万が一不正利用された場合は、すぐにカード会社に連絡して利用停止と再発行の手続きを行いましょう。多くの法人カードには不正利用補償が付いており、所定の条件を満たせば被害額が補償されます

法人クレジットカードの申し込みから利用開始までの流れ

法人カードの申し込み手続きは、カードによって細かい違いはありますが、おおまかな流れは共通しています。スムーズに進めるための基本的な流れを確認しておきましょう。

申し込み時に必要な書類一覧

法人カードの申し込みに必要な書類は、法人か個人事業主かによって異なります。

区分 必要書類
個人事業主 代表者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
本人名義の銀行口座情報
法人 代表者の本人確認書類
法人の登記簿謄本(カードによって必要)
決算書(カードによって必要)
法人口座の情報

近年は個人事業主向けのビジネスカードを中心に、代表者の本人確認書類だけで申し込めるカードが増えています。

申し込みから発行までの期間と即日発行できるカード

法人カードの発行スピードは、カードによって大きく異なります。

発行スピード 主なカード
最短5分(即日カード番号発行) JCB Biz ONE 一般(モバ即)
最短1営業日 UPSIDERカード(保証金プラン)、バクラクビジネスカード(バーチャル)
3〜7営業日 三井住友カード ビジネスオーナーズ、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
1〜3週間 アメックス・ビジネス・ゴールド、JCBプラチナ法人カード、ダイナースクラブ ビジネスカード

急ぎでカードが必要な場合は、モバ即対応のJCB Biz ONE 一般や、保証金プランがあるUPSIDERカードが候補になります。

届いたあとに最初にやるべき初期設定

カードが届いたら、利用開始前に以下の初期設定を済ませておきましょう。

  • カード裏面への署名
  • 会員専用サイト・アプリの登録
  • 利用通知(メール・プッシュ通知)の設定
  • 会計ソフトとの連携設定
  • 従業員に渡す追加カードの利用ルール周知
  • Apple PayやGoogle Payへの登録(スマホ決済を使う場合)

特に会計ソフト連携は、最初に設定しておくと月末の経理処理の負担が大きく変わります。カードを使い始める前に会計ソフトの連携設定を済ませておくのがおすすめです。

法人クレジットカードに関するよくある質問

法人カードに関して、よく寄せられる疑問にお答えします。申し込み前の不安や疑問点をここで解消しましょう。

開業前・設立準備中でも法人カードは作れる?

開業前や設立準備中の段階では、原則として法人カードの申し込みはできません。法人の場合は登記が完了している必要があり、個人事業主の場合は事業を始めている必要があります

ただし、個人カードであれば事前に作っておくことが可能です。個人カードを事業用支出と完全に分けて使えば、開業当初の経費管理にも活用できます。開業届を出して個人事業主になったあと、本人確認書類だけで申し込めるビジネスカードに切り替えるのがスムーズな流れです。

法人カードの年会費は経費として計上できる?

法人カードの年会費は経費として計上できます。法人の場合は全額、個人事業主の場合は事業利用分を按分して計上するのが一般的です。勘定科目は「諸会費」や「支払手数料」を使います。

年会費を経費にできるぶん、実質的な負担は税率に応じて軽くなります。所得税・住民税の合計税率が30%の方なら、年会費5万円のカードでも実質負担は3万5000円程度に抑えられる計算になります。

個人カードを事業用に使うのは問題ない?

個人カードを事業用に使うこと自体は違法ではありませんが、多くの個人カードの利用規約では事業利用が禁止されています。利用規約違反として強制解約されるリスクもあるため、事業用には法人カードを使うのが基本です。

また、確定申告の際にプライベートと事業用の支出が混在していると、按分や仕訳が煩雑になります。事業を始めたら、なるべく早く法人カードに切り替えるのがおすすめです。

複数枚の法人カードを持っても審査に影響する?

法人カードを複数枚持つこと自体は問題ありません。むしろ用途に応じて使い分けることで、ポイント還元や付帯特典を最大化できます。

ただし、短期間に複数のカードに同時申し込みすると、「申し込みブラック」として審査落ちのリスクが高まるため注意が必要です。新しいカードの申し込みは、最低でも前回の申し込みから3〜6カ月空けるのが望ましいです。

法人カードを解約するときの注意点は?

法人カードを解約するときは、以下の点に注意してください。

  • 毎月の固定費(サブスクや公共料金)の支払い先になっていないか確認する
  • 追加カードを使っている従業員にも事前に通知する
  • 未請求分の利用代金が引き落とされるまで口座を残しておく
  • 貯まったポイントは解約と同時に失効するため、事前に使い切る

特に、固定費の引き落としを別カードや口座に切り替えずに解約すると、未払いが発生してしまうので慎重に進めましょう。

屋号付き口座を引き落とし先に指定できる?

屋号付き口座を引き落とし先に指定できるカードはあります。三井住友カード ビジネスオーナーズ、JCB Biz ONE 一般、JCBプラチナ法人カードなどが対応しています。

屋号付き口座を使えば、プライベートと事業の資金管理を完全に分離できるため、個人事業主の確定申告の作業が大幅に楽になります。

法人カードの審査に落ちたらどうすればいい?

審査に落ちた場合は、以下のステップで対応するのがおすすめです。

  • 最低6カ月は新しいカードの申し込みを控える
  • 信用情報機関(CIC、JICC、KSC)で自分の信用情報を開示請求する
  • 過去の延滞や未払いがあれば速やかに解消する
  • 他社からの借入があれば返済を進める
  • 審査が比較的緩いとされるカード(保証金プランのUPSIDERや、プリペイド型のマネーフォワード ビジネスカードなど)を検討する

落ちた理由が明確に通知されることはないため、自分で原因を推測して改善するしかありません。焦らず信用情報を整える期間を作るのが大切です。

法人カードでキャッシングはできる?

多くの法人カードは、キャッシング機能に対応していません。法人カードは原則として事業の経費決済を目的としているため、現金借入のキャッシングは制限される傾向があります。

一部のカードではキャッシング機能が付帯していますが、利用限度額は低めに設定されています。事業資金の調達が必要な場合は、ビジネスローンやファクタリングなど、別の手段を検討するのがおすすめです。

不正利用された場合の補償はどうなる?

多くの法人カードには、不正利用補償が付帯しています。カードが盗難・紛失され不正利用された場合、所定の条件を満たせば被害額が補償される仕組みです。

ただし、補償を受けるには以下の条件を満たす必要があります。

  • 速やかにカード会社へ連絡し、利用停止手続きを行う
  • 警察に被害届を提出する
  • カードの保管に重大な過失がなかったこと
  • 暗証番号を他人に教えていないこと

被害発覚後60日以内の届出が条件となるカードが多いため、不審な利用に気づいたらすぐに連絡しましょう。

申込みから手元に届くまでの平均期間はどれくらい?

法人カードの発行期間は、カードによって大きく異なります。

  • 最短5分でカード番号発行:JCB Biz ONE 一般(モバ即)
  • 最短1営業日:UPSIDERカード(保証金プラン)
  • 1週間程度:三井住友カード ビジネスオーナーズ
  • 1〜3週間:アメックス・ビジネス・ゴールド、JCBプラチナ法人カード
  • 2〜3週間:ダイナースクラブ ビジネスカードなどステータスカード

急いで手に入れたい場合は、モバ即対応のJCB Biz ONE 一般がおすすめです。

法人カードでも旅行傷害保険は使える?

法人カードにも、個人カードと同様に旅行傷害保険が付帯しているものが多くあります。ゴールド以上のカードでは、最高1億円といった高額補償が付帯することも珍しくありません。

ただし、補償が「自動付帯」か「利用付帯」かは確認が必要です。

付帯タイプ 適用条件
自動付帯 カードを持っているだけで保険が適用される
利用付帯 そのカードで旅費(公共交通機関の運賃など)を支払った場合のみ適用

利用付帯のカードを使う場合は、出発前に必ずカードで旅費を決済しておきましょう。

引き落とし口座は法人口座と個人口座のどちらがおすすめ?

法人の場合は、原則として法人口座を引き落とし先にするのがおすすめです。経理処理がシンプルになり、税務上も明確に区分できます。

個人事業主の場合は、屋号付き口座か個人口座が選べます。事業用の支出と生活費を完全に分けたいなら屋号付き口座、シンプルさを優先するなら個人口座が良い選択肢です。

ただし、法人カードによっては個人口座での申し込みに限定されているもの(JCB Biz ONE 一般のモバ即など)もあるため、申し込み前に確認しましょう。

開業届なしの副業でも法人カードは申し込める?

開業届を出していない副業レベルでも、申し込み自体は可能なカードがあります。ただし、多くの法人カードは「事業を行っていること」を前提としており、安定した事業収入の証明を求められるケースがあります。

副業を本格化させて事業として継続するつもりなら、税務署に開業届を提出して個人事業主となってから申し込むのが確実です。開業届を出すことで、青色申告の特典なども受けられるようになります。

法人カードの利用代金の仕訳はどうすればいい?

法人カードの利用代金は、購入時と引き落とし時で仕訳を分けるのが基本です。具体的な仕訳例は以下のとおりです。

場面 仕訳例
カードで物品購入時 消耗品費 10,000 / 未払金 10,000
引き落とし時 未払金 10,000 / 普通預金 10,000
カードで交通費 旅費交通費 5,000 / 未払金 5,000

会計ソフトと連携していれば、これらの仕訳は自動で行われるため、手作業の負担を大幅に減らせます。

まとめ|自分の事業ステージに合った1枚を選ぼう

法人クレジットカードは、経費管理の効率化だけでなく、ポイント還元による実質的な経費削減、資金繰りの改善、付帯特典による出張・接待の充実など、ビジネスを多面的にサポートしてくれる存在です。

カード選びで迷ったら、まずは自分の事業ステージや支出パターンを整理してみましょう。

  • 個人事業主・スタートアップ:年会費無料で始められる三井住友カード ビジネスオーナーズやJCB Biz ONE 一般
  • 従業員を増やしたい段階:追加カードを多く発行できるfreee Mastercardワイドやアメックス・ビジネス・ゴールド
  • 大型決済が増えてきた段階:限度額の高いUPSIDERカードやセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
  • ステータスを示したい段階:アメックス・ビジネス・プラチナやラグジュアリーカード

また、本記事でご紹介した2枚持ち戦略や資金繰り改善の活用法を取り入れれば、法人カードの価値をさらに引き出せます。年会費無料のカードを組み合わせるだけでも、還元率や使い勝手は大きく向上します。

自分の事業に合った1枚を見つけて、経費管理と資金繰りの両面でビジネスを加速させていきましょう。