
「メガバンクに預けっぱなしで利息がほとんどつかない」「金利が上がっていると聞くけれど、どの銀行に預ければいいの?」と感じていませんか。
2024年3月に日本銀行がマイナス金利政策を解除してから、普通預金の金利は段階的に上がってきました。2026年11月時点では、メガバンクやゆうちょ銀行の普通預金金利は年0.40%ですが、ネット銀行やスマホ支店の中には100万円までなら年1.20%、条件なしで年0.90%といった水準の銀行も出てきています。同じ100万円でも、預ける先によって1年間の利息が3倍近く変わる時代です。
ただし、金利の高い普通預金には「100万円まで」「給与受取口座にした場合だけ」「証券口座と連携した場合だけ」といった条件がつくことが多く、表示されている最高金利だけで選ぶと期待したほど利息がつかないこともあります。
そこでこの記事では、2026年11月時点の公式情報をもとに、普通預金の金利が高い銀行12行をランキング形式で比較します。条件なしで高金利の銀行と優遇条件つきの銀行の違い、100万円・300万円・500万円を預けたときの税引後の利息、クレジットカードの引き落とし口座と組み合わせる使い方、そして2026年11月に予定されている金利の引き上げまで詳しく解説します。
最後まで読めば、自分の預金額と生活スタイルに合った銀行がわかり、今日から「ただ置いておくだけのお金」にもしっかり利息を働かせられるようになるはずです。
普通預金の金利とは?2026年は金利のいい銀行が増えている
まずは、普通預金の金利がどのように決まり、利息がどのタイミングでつくのかを押さえておきましょう。仕組みを知っておくと、各銀行の「最大◯%」という表示を正しく読み解けるようになります。
普通預金金利の仕組みと利息がつくタイミング
普通預金の金利は、市場金利の動きに合わせて銀行が随時見直す「変動金利」です。定期預金のように預け入れ時点の金利が満期まで固定されるわけではなく、日本銀行の政策金利が上がれば引き上げられ、下がれば引き下げられます。実際に2026年9月の政策金利の引き上げを受けて、ドコモSMTBネット銀行は10月1日、SBI新生銀行は10月13日、メガバンク3行は11月2日に普通預金金利を引き上げると発表しています。
利息は毎日の最終残高をもとに日割りで計算され、多くの銀行では年2回(2月と8月など)にまとめて口座へ入金されます。UI銀行の「女神のサイフ」のように毎月利息が入る口座や、auじぶん銀行の金利上乗せ分のように条件を満たした月ごとに入金される仕組みもあります。
計算式はシンプルで、「預金残高 × 年利 × 預けた日数 ÷ 365」で求められます。ここから所得税・復興特別所得税・住民税の合計20.315%が差し引かれた金額が手取りの利息です。たとえば100万円を年0.40%で1年間預けると、税引前の利息は4,000円、税引後は約3,187円になります。
メガバンク・ゆうちょ銀行の普通預金金利の現在
2026年11月時点で、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行のメガバンク3行と、ゆうちょ銀行の通常貯金の金利はいずれも年0.40%(税引前)です。マイナス金利政策が続いていた2024年3月までは年0.001%だったため、数字だけを見れば大きく上がっています。
さらに、メガバンク3行は2026年11月2日から、ゆうちょ銀行は11月9日から、それぞれ年0.50%への引き上げを予定しています。横浜銀行・千葉銀行・静岡銀行・福岡銀行などの大手地方銀行も11月2日に年0.50%へ引き上げる予定で、「大手の普通預金=年0.50%」が新しい基準になりつつあります。
それでも、この記事で紹介するあおぞら銀行BANKの年1.20%(100万円以下の部分)と比べると、メガバンクの金利は半分以下です。給与の受け取りや公共料金の引き落としなど、生活口座としての便利さはメガバンクにもありますが、すぐに使う予定のない貯蓄用のお金は、金利の高い銀行に分けて置くほうが効率的です。
普通預金・貯蓄預金・定期預金の違い
銀行に預けるお金の置き場所には、主に普通預金・貯蓄預金・定期預金の3種類があります。それぞれの特徴を一覧にまとめました。
| 種類 | 金利のタイプ | 出し入れ | 引き落とし・給与受取 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 普通預金 | 変動金利 | いつでも自由 | できる | 生活費・クレジットカードの引き落とし・当面の予備資金 |
| 貯蓄預金 | 変動金利(普通預金より高めのことが多い) | いつでも自由 | 原則できない | 目的別の貯金・使わないお金の置き場 |
| 定期預金 | 固定金利(預け入れ時に確定) | 満期まで原則引き出さない | できない | 当面使わない資金をまとめて置く |
普通預金の強みは、いつでも引き出せて、カードや公共料金の引き落とし口座としても使える自由さです。貯蓄預金は普通預金と同じく出し入れできますが、引き落としや給与受取には使えないのが一般的です。みんなの銀行の「Box」のように、普通預金より高い金利が設定されている貯蓄預金もあります。
定期預金は満期まで金利が固定されるため、金利が下がる局面では有利ですが、中途解約すると低い解約利率が適用されます。2026年のように金利が上昇している局面では、変動金利の普通預金のほうが引き上げの恩恵をすぐに受けられる点も覚えておきましょう。
普通預金の金利が高い銀行ランキング12選【2026年11月】
| 順位 | 銀行 | 普通預金金利(税引前) | 高金利の条件 | 高金利が適用される範囲 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ![]() あおぞら銀行BANK |
年1.20%(100万円超の部分は年0.75%) | 条件なし | 100万円まで |
| 2位 | 東京スター銀行 |
年0.40%〜最大年1.05% | 給与・年金受取などの優遇条件 | 上限なし |
| 3位 | MATSUI Bank |
年0.61%〜最大年0.85% | 松井証券の証券残高に応じたランク | 上限なし |
| 4位 | ![]() 島根銀行 スマートフォン支店 |
年0.90% | 条件なし | 上限なし |
| 5位 | ![]() Habitto |
年0.80%(100万円超の部分は年0.50%) | 条件なし | 100万円まで |
| 6位 | auじぶん銀行 |
年0.51%〜最大年0.85% | 証券連携・au PAY連携・プレミアム金利優遇 | 上限なし |
| 7位 | みんなの銀行 |
年0.60%(貯蓄預金Boxは年0.70%〜1.00%) | 条件なし(Boxの1.00%はプレミアム会員) | 上限なし |
| 8位 | SBI新生銀行 |
年0.50%(SBIハイパー預金は年0.60%) | SBI証券口座との連携 | 上限なし |
| 9位 | 楽天銀行 |
年0.40%〜0.48% | マネーブリッジ(楽天証券連携) | 1,000万円まで(超える部分は年0.42%) |
| 10位 | ![]() GMOあおぞらネット銀行 |
年0.40%〜0.41% | 証券コネクト口座(GMOクリック証券連携) | 上限なし |
| 11位 | ![]() UI銀行 |
年0.50%〜最大年0.85% | 給与・年金受取などで使えるサイフ | 上限なし |
| 12位 | ドコモSMTBネット銀行 |
年0.50%(SBIハイブリッド預金は年0.51%) | SBI証券口座との連携 | 上限なし |
※金利はいずれも2026年10月26日時点で各行の公式サイト・公式発表で確認した税引前の年利率(変動金利)です。金利は予告なく変更される場合があります。
ここからは、2026年11月時点で普通預金の金利が高い銀行12行をランキング形式で紹介します。
順位は、1つ目に「実際に受け取れる金利の高さ」、2つ目に「高金利を受けるための条件の満たしやすさ」、3つ目に「高金利が適用される金額の上限」の3点を総合して決めています。最大金利が高くても、証券口座に1,000万円以上の残高が必要といった条件があるものは、満たしやすさを考慮して順位を調整しました。
- 1位 あおぞら銀行BANK|100万円まで年1.2%、条件なしで普通預金金利トップクラス
- 2位 東京スター銀行|給与・年金の受取で優遇金利を受けられる
- 3位 MATSUI Bank|松井証券の証券残高に応じたランク別金利で最大年0.85%
- 4位 島根銀行 スマートフォン支店|地銀のスマホ専用支店で条件なしの高金利
- 5位 Habitto|100万円まで年0.8%、お金の相談もアプリで完結
- 6位 auじぶん銀行|証券連携と資産残高のステージで金利が上乗せされる
- 7位 みんなの銀行|年0.6%に加えて貯蓄預金のBoxで目的別に貯められる
- 8位 SBI新生銀行|SBIハイパー預金でSBI証券と連携すると金利アップ
- 9位 楽天銀行|マネーブリッジで楽天証券と連携すると優遇金利
- 10位 GMOあおぞらネット銀行|証券コネクト口座でGMOクリック証券と連携
- 11位 UI銀行|給与受取などの条件で優遇、目的別のサイフも使える
- 12位 ドコモSMTBネット銀行|メインバンクとして使うほど優遇が広がる
1位 あおぞら銀行BANK|100万円まで年1.2%、条件なしで普通預金金利トップクラス

| 普通預金金利(税引前) | 残高100万円以下の部分:年1.20% 残高100万円超の部分:年0.75% ※2026年10月1日適用の金利 |
|---|---|
| 高金利の条件 | なし(BANKの円普通預金に預けるだけ) |
| 高金利が適用される上限 | 100万円まで |
| 税引後の利息(100万円を1年) | 約9,562円 |
| 振込手数料 | インターネットバンキングの他行宛振込が月9回まで無料(口座開設の翌々月から) |
| ATM手数料 | ゆうちょ銀行ATM・セブン銀行ATMの入出金が無料 |
| 口座開設 | オンラインで申込(マイナンバーカード・運転免許証などで本人確認、キャッシュカードは約2週間で到着) |
| 預金保険 | 対象(1金融機関あたり元本1,000万円とその利息まで) |
- 100万円までの部分は条件なしで年1.20%と、2026年11月時点で普通預金としてトップクラスの金利
- 100万円を超える部分も年0.75%と、メガバンクの年0.40%を大きく上回る
- 他行宛振込が月9回まで無料、ゆうちょ銀行ATM・セブン銀行ATMの入出金も無料で日常使いしやすい
- 年1.20%が適用されるのは100万円までの部分だけ
- BANKの金利は有人店舗の普通預金(年0.40%)とは別扱いで、アプリ中心の利用になる
あおぞら銀行BANKは、あおぞら銀行が提供するデジタル専用の普通預金です。2026年10月1日から、残高100万円以下の部分に年1.20%、100万円を超える部分に年0.75%が適用されています。同年7月に年1.00%へ上げたばかりでしたが、さらに0.20ポイント引き上げられました。給与受取や証券口座の連携といった条件は一切なく、口座にお金を置いておくだけでこの金利がつくのが最大の魅力です。
100万円を1年間預けた場合の利息は、税引前で12,000円、税引後で約9,562円です。メガバンクの年0.40%なら税引後約3,187円なので、同じ100万円で年間6,000円以上の差がつきます。300万円を預けた場合も、100万円までは年1.20%、残りの200万円は年0.75%で、税引後は約21,514円になります。
インターネットバンキングでの他行宛振込が口座開設の翌々月から月9回まで無料で、ゆうちょ銀行ATMとセブン銀行ATMでの入出金も無料なので、貯蓄用だけでなく給与を移して生活費を引き出す使い方にも対応できます。まずは100万円までの「生活防衛資金」を置く口座として最初に検討したい銀行です。
2位 東京スター銀行|給与・年金の受取で優遇金利を受けられる
![]()
| 普通預金金利(税引前) | 通常金利:年0.40% 優遇条件を1つ満たす:年0.90% 優遇条件を2つ以上満たす:年1.05% |
|---|---|
| 優遇条件 | ・給与・年金受取口座に指定(年0.90%) ・エムアイカードの引き落とし口座に指定(年0.90%) ・資産運用商品を月末時点で合計300万円以上保有(年0.45%) ・NISA口座を保有し同月内に投資信託を購入(年0.45%) |
| 高金利が適用される上限 | 上限なし |
| 適用時期 | 前月末時点で判定し、原則として月初第5営業日から適用 |
| 税引後の利息(100万円を1年・年0.90%) | 約7,171円 |
| 振込手数料 | 同行宛:無料/他行宛:110円(条件を満たすと月5回まで実質無料) |
| ATM手数料 | 入金無料/出金は提携ATMで月8回まで実質無料(キャッシュバック上限あり) |
- 給与・年金の受取口座にするだけで年0.90%になり、金額の上限もない
- 優遇条件を2つ以上満たすと年1.05%と、普通預金としては最高水準
- 預金額が多いほど、100万円上限の銀行より利息で有利になる
- 条件を満たさないと通常金利の年0.40%になる
- 自社ATMは2024年3月に全台営業を終了しており、提携ATM中心の利用になる
東京スター銀行の「スターワン円普通預金」は、給与または年金の受取口座に指定するだけで年0.90%になる金利優遇プログラムが特徴です。資産運用商品の保有やNISA口座での投資信託購入など、優遇条件を2つ以上満たすと年1.05%まで上がります。優遇は前月末時点の状況で判定され、原則として月初の第5営業日から適用されます。
あおぞら銀行BANKと違って金額の上限がないため、預金額が大きい人ほど有利です。年0.90%の場合、100万円の税引後利息は約7,171円とあおぞら銀行BANKに届きませんが、300万円ではほぼ同額の約21,514円、500万円では約35,858円と逆転します。年1.05%なら500万円で約41,834円です。
注意したいのは、給与の振込が取引明細の摘要で確認できることや、資産残高が月末時点で300万円を下回らないことなど、細かな判定ルールがある点です。転職などで給与の振込先が変わると通常金利に戻るので、勤務先の給与口座を変更できる人向けの銀行と考えておきましょう。
3位 MATSUI Bank|松井証券の証券残高に応じたランク別金利で最大年0.85%

| 普通預金金利(税引前) | プラチナ:年0.85% ゴールド:年0.72% レギュラー:年0.61% ※2026年10月1日適用の金利 |
|---|---|
| ランクの条件 | ・プラチナ:松井証券の証券残高1,000万円以上 ・ゴールド:同100万円以上 ・レギュラー:同100万円未満 |
| ランクアップ特典 | ・新規口座開設から最大3ヵ月間はプラチナを適用 ・レギュラーの人は給与受取口座に指定するとゴールドに |
| 判定のタイミング | 毎月末の証券残高で判定し、2ヵ月後の1日から適用 |
| 高金利が適用される上限 | 上限なし |
| 利用対象 | 日本国内に住む18歳以上の個人(松井証券の口座が必要) |
- 証券残高が少ないレギュラーでも年0.61%と、大手行を上回る金利
- 口座開設から最大3ヵ月はプラチナの年0.85%が適用される
- 給与受取口座にすれば証券残高に関係なくゴールドの年0.72%になる
- 最高の年0.85%は証券残高1,000万円以上が必要でハードルが高い
- プラチナ・ゴールドの適用には、所定の個人情報の第三者提供への同意が必要
MATSUI Bankは、松井証券の口座を持つ人向けに提供されている銀行サービスで、松井証券での証券残高に応じて普通預金金利が3段階で決まる仕組みです。2026年10月1日からはプラチナが年0.85%、ゴールドが年0.72%、レギュラーが年0.61%に引き上げられました。証券残高には日本株・米国株(現物・信用建玉)と投資信託が含まれ、iDeCoや外貨建てMMFは対象外です。
最高ランクのプラチナは証券残高1,000万円以上が条件ですが、新規開設から最大3ヵ月はプラチナが適用されるほか、レギュラーの人でも給与受取口座に指定すればゴールドの年0.72%になります。証券残高がまだ少ない人でも、給与受取口座にするだけで年0.72%を受けられるのは見逃せないポイントです。
ランクは毎月末の残高で判定され、2ヵ月後の1日から反映されます(例:8月末の残高で10月の金利が決まる)。松井証券で投資信託や株式を保有している人、これからNISAを始めたい人にとって、証券口座と預金口座をまとめて管理できる選択肢です。
4位 島根銀行 スマートフォン支店|地銀のスマホ専用支店で条件なしの高金利

| 普通預金金利(税引前) | 年0.90% |
|---|---|
| 高金利の条件 | なし |
| 高金利が適用される上限 | 上限なし |
| 税引後の利息(100万円を1年) | 約7,171円 |
| ATM | セブン銀行・ローソン銀行ATMで入出金(条件・回数制限ありで無料) |
| 振込手数料 | 他行宛は条件・回数制限ありで無料、しまホ!口座同士の送金は無料 |
| 口座開設 | アプリで最短当日(日本国内在住の18歳以上) |
| 通帳・キャッシュカード | なし(スマホで入出金) |
- 条件なし・金額の上限なしで年0.90%が適用される
- 全国どこからでもスマホだけで口座開設でき、最短当日から使える
- 生体認証(FIDO認証)でログインでき、パスワード管理の手間がない
- 通帳・キャッシュカードがなく、スマホがないと入出金できない
- ATMや他行宛振込の無料には条件と回数の制限がある
島根銀行の「しまホ!」は、山陰の地方銀行である島根銀行が運営するスマートフォン専用の支店です。円普通預金の金利は条件なしで年0.90%で、給与受取や証券連携などをしなくても、口座にお金を置いておくだけでこの金利が適用されます。しかも金額の上限がないため、300万円・500万円とまとまった資金を置く場合にも有利です。
500万円を1年預けた場合の税引後利息は約35,858円で、100万円を超えると金利が下がるあおぞら銀行BANK(約33,467円)を上回ります。「条件を気にせず、まとまった金額を高い金利で置いておきたい」人に最も向いている銀行といえます。
通帳やキャッシュカードは発行されず、セブン銀行とローソン銀行のATMでスマホを使って入出金する仕組みです。預けたお金は山陰の企業への融資などに活用されるため、地域を応援したい人にも選ばれています。SBI証券へのリアルタイム入金にも対応しているので、投資用の資金の置き場としても使えます。
5位 Habitto|100万円まで年0.8%、お金の相談もアプリで完結

| 貯蓄口座の金利(税引前) | 残高100万円以下の部分:年0.80% 残高100万円超の部分:年0.50% |
|---|---|
| 高金利の条件 | なし |
| 高金利が適用される上限 | 100万円まで |
| 税引後の利息(100万円を1年) | 約6,374円 |
| 口座の提供元 | GMOあおぞらネット銀行 ハビト支店 |
| カード | Visaデビット付きキャッシュカード |
| 主な手数料 | ATM入金手数料:110円/他行宛振込手数料:143円 |
| 相談サービス | アプリからファイナンシャルアドバイザーに無料で相談できる |
- 100万円までは条件なしで年0.80%と、大手行の2倍の金利
- 家計や保険、資産運用についてアドバイザーに無料で相談できる
- 預金保険制度の対象で、元本1,000万円とその利息まで保護される
- 100万円を超える部分は年0.50%に下がる
- GMOあおぞらネット銀行の証券コネクト口座とは連携できない
Habittoは、GMOあおぞらネット銀行のハビト支店として提供されているデジタルバンクです。貯蓄口座の残高100万円までの部分に年0.80%、100万円を超える部分に年0.50%が適用され、条件なしで高い金利を受けられます。2026年7月に年0.70%へ上がったあと、さらに引き上げられました。
100万円を1年預けた場合の税引後利息は約6,374円です。100万円までならあおぞら銀行BANKや島根銀行 スマートフォン支店には及びませんが、メガバンクの約2倍の利息がつきます。300万円では約14,343円と、上限超過分の影響で差が縮まる点には注意しましょう。
Habittoならではの特徴が、アプリからファイナンシャルアドバイザーに無料で相談できることです。貯金の目標の立て方や保険の見直し、NISAなどの資産運用について、預金口座と同じアプリの中で気軽に相談できます。「貯金を始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない」という人の最初の1口座に向いています。
6位 auじぶん銀行|証券連携と資産残高のステージで金利が上乗せされる
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| 普通預金金利(税引前) | 通常金利:年0.51% まとめて金利優遇:通常金利に条件ごとの上乗せ プレミアム金利優遇:最大年0.85% ※2026年11月1日時点の金利 |
|---|---|
| まとめて金利優遇の条件 | ・au PAY アプリ連携:+年0.05% ・au PAY カードの引き落とし:+年0.05% ・対象証券会社(三菱UFJ eスマート証券など)との連携:+年0.10% |
| プレミアム金利優遇 | プログラムに加入し所定の条件を満たすと+年0.34%(まとめて金利優遇とは併用不可) |
| 高金利が適用される上限 | 上限なし |
| 上乗せ利息の入金 | 条件を満たした月ごとに1ヵ月分を入金 |
| 税引後の利息(100万円を1年・年0.85%) | 約6,773円 |
- au PAYや証券口座との連携で金利が少しずつ上乗せされ、最大年0.85%になる
- 2026年11月1日から通常金利が年0.51%に上がり、条件なしでも大手行より高い
- 上乗せ分は条件を満たした月ごとに入金されるので、効果を実感しやすい
- 最大金利を受けるには複数の条件を満たす必要がある
- プレミアム金利優遇とまとめて金利優遇は併用できない
auじぶん銀行は、KDDIグループのネット銀行です。普通預金の通常金利は年0.51%(2026年11月1日時点)で、au PAY アプリとの連携、au PAY カードの引き落とし、対象証券会社との連携などを組み合わせる「まとめて金利優遇」で上乗せされ、所定の条件を満たした人向けの「プレミアム金利優遇」では最大年0.85%まで上がります。
auやau PAYを日常的に使っている人なら、連携の手続きをするだけで条件の一部を満たせます。au PAY カードの引き落とし口座に指定すれば、カードの支払いと預金金利の上乗せを同時に受けられるのもうれしい点です。2026年11月1日から通常金利が年0.51%に引き上げられました。上乗せ分を含めた金利もさらに高くなっています。
au経済圏を使っていない人が最大金利を狙うのは手間がかかるため、auのスマホやau PAYを使っている人、三菱UFJ eスマート証券で投資をしている人に向いた銀行といえます。
7位 みんなの銀行|年0.6%に加えて貯蓄預金のBoxで目的別に貯められる

| 普通預金金利(税引前) | 年0.60% ※2026年10月19日適用の金利 |
|---|---|
| 貯蓄預金(Box)の金利 | 一般会員:年0.70% プレミアム会員:年1.00% |
| 高金利の条件 | 普通預金は条件なし(Boxの年1.00%はプレミアム会員) |
| プレミアム会員の料金 | 月額600円 |
| 高金利が適用される上限 | 上限なし |
| 手数料 | ATM・他行宛振込の無料回数は会員区分などで異なる(プレミアム会員で拡充) |
| 運営 | ふくおかフィナンシャルグループ |
- 普通預金が条件なしで年0.60%と、2026年11月時点の大手行(年0.40%)より高い
- 貯蓄預金のBoxは一般会員でも年0.70%で、目的ごとにお金を分けて貯められる
- アプリで口座開設から入出金・振込まで完結する
- Boxの年1.00%を受けるには月額600円のプレミアム会員が必要
- 一般会員はATM出金や他行宛振込の無料回数が少ない
みんなの銀行は、ふくおかフィナンシャルグループが運営するスマホ専用のデジタルバンクです。2026年10月19日から普通預金金利が年0.60%に、貯蓄預金のBoxが一般会員で年0.70%、プレミアム会員で年1.00%に引き上げられました。普通預金は条件なしでこの金利が受けられます。
Boxは、「旅行」「車検」「教育費」など目的ごとにお金を分けて管理できる貯蓄預金です。生活費は普通預金、貯めたいお金はBoxに移すという使い分けをすると、使いすぎを防ぎながら普通預金より高い金利で貯められます。
プレミアム会員は月額600円(年7,200円)がかかるため、Boxの金利を年1.00%にしたいだけなら、元が取れるのは預金額が十分に大きい場合に限られます。ATMや振込の無料回数が増えるメリットとあわせて検討しましょう。
8位 SBI新生銀行|SBIハイパー預金でSBI証券と連携すると金利アップ

| 普通預金金利(税引前) | 円普通預金:年0.50% 円普通預金(ダイヤモンドステージ):年0.55% SBIハイパー預金:年0.60% ※2026年10月13日適用の金利 |
|---|---|
| SBIハイパー預金の条件 | SBI新生銀行とSBI証券の両方の口座が必要 |
| SBIハイパー預金の特徴 | 残高がSBI証券の買付余力に自動で反映される |
| 入出金の方法 | 円普通預金からの振替で入金(ATM・振込での直接入金は不可) |
| 高金利が適用される上限 | 上限なし |
| 税引後の利息(100万円を1年・年0.60%) | 約4,781円 |
- SBIハイパー預金は年0.60%で、残高がそのままSBI証券での買付に使える
- 円普通預金も年0.50%と、2026年11月時点の大手行より高い
- ステップアッププログラムのダイヤモンドステージなら普通預金が年0.55%
- SBIハイパー預金はATMや振込で直接入金できず、普通預金を経由する必要がある
- SBI証券の口座を持っていない人は年0.60%を受けられない
SBI新生銀行は、2026年10月13日に普通預金金利を引き上げ、円普通預金が年0.50%、ダイヤモンドステージが年0.55%、SBI証券と連携する「SBIハイパー預金」が年0.60%になりました。SBIハイパー預金は、2026年10月16日に終了した「SBI新生コネクト」の後継サービスです。
SBIハイパー預金の残高は、SBI証券の買付余力に自動で反映されます。投資に使う予定の待機資金を年0.60%で置いておき、買い付けのタイミングでそのまま使えるのが便利な点です。SBI証券で新NISAを利用している人なら、積立の引き落とし前の資金をここに置いておくだけで、証券口座に現金を寝かせておくより利息がつきます。
ただし、SBIハイパー預金へは円普通預金からの振替で入金し、出金するときも円普通預金へ振り替えてからATMや振込を使う流れになります。生活費の出し入れには向かないので、SBI証券で投資をしている人が「投資用の待機資金」を置く口座として使うのがおすすめです。
9位 楽天銀行|マネーブリッジで楽天証券と連携すると優遇金利

| 普通預金金利(税引前) | 通常金利:年0.40% マネーブリッジ利用者:年0.48%(1,000万円超の部分は年0.42%) 楽天カードの引き落としがある人:年0.42% |
|---|---|
| 2026年11月2日からの金利(予定) | 通常金利:年0.50% マネーブリッジ利用者:年0.58%(1,000万円超の部分は年0.52%) 楽天カードの引き落としがある人:年0.52% |
| 優遇の条件 | 楽天証券との口座連携サービス「マネーブリッジ」の設定など |
| 高金利が適用される上限 | 1,000万円まで |
| 適用時期 | 前月末までに設定を完了した人に当月分を適用 |
| ボーナス金利 | 利用状況に応じて上乗せ(11月2日以降は最大年0.84%) |
- 楽天証券とマネーブリッジを設定するだけで優遇金利になる
- 楽天カードの引き落とし口座にすると優遇金利の対象になる
- 2026年11月2日から通常金利が年0.50%、マネーブリッジで年0.58%に上がる予定
- 2026年11月時点ではマネーブリッジでも年0.48%と、上位の銀行より金利が低い
- 複数の優遇に当てはまっても、適用されるのは最も高い金利1つだけ
楽天銀行は、楽天グループのネット銀行です。2026年11月時点の普通預金金利は年0.40%で、楽天証券との口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定すると、残高1,000万円までの部分が年0.48%になります。楽天カードの引き落とし口座にしている人も年0.42%の優遇を受けられます。
さらに楽天銀行は、2026年11月2日から通常金利を年0.50%、マネーブリッジ利用者の金利を年0.58%に引き上げると発表しています。マネーブリッジの優遇は「前月末までに設定を完了した人に当月分を適用」する仕組みなので、11月から優遇金利を受けたい人は10月中に設定を済ませておくと安心です。
楽天証券で投資をしている人なら、マネーブリッジの自動入出金(スイープ)機能で、銀行の残高をそのまま株や投資信託の買付に使えます。楽天カード・楽天証券・楽天市場を使っている人なら、ポイントの貯まりやすさも含めてメリットが大きい銀行です。楽天カードの引き落としとポイントの関係は、還元率の高いクレジットカードの比較もあわせて参考にしてください。
10位 GMOあおぞらネット銀行|証券コネクト口座でGMOクリック証券と連携

| 普通預金金利(税引前) | 円普通預金:年0.40% 証券コネクト口座:年0.41% ※2026年11月1日から円普通預金は年0.50%、証券コネクト口座は年0.51%に引き上げ予定 |
|---|---|
| 証券コネクト口座の条件 | GMOクリック証券の口座と連携 |
| 証券コネクト口座の特徴 | 銀行の残高をGMOクリック証券の取引に自動で使える |
| 高金利が適用される上限 | 上限なし |
| カード | Visaデビット付キャッシュカード |
| 運営 | GMOインターネットグループ・あおぞら銀行の共同出資 |
- GMOクリック証券と連携すると、銀行の残高をそのまま取引に使える
- 2026年11月1日から普通預金が年0.50%、証券コネクト口座が年0.51%に上がる予定
- Visaデビット付キャッシュカードで、預金をそのまま買い物に使える
- 2026年11月時点の金利は年0.40%〜0.41%と、上位の銀行より低い
- 証券コネクト口座はハビト支店(Habitto)とは連携できない
GMOあおぞらネット銀行は、GMOインターネットグループとあおぞら銀行が共同で設立したネット銀行です。2026年11月時点の円普通預金金利は年0.40%で、GMOクリック証券と連携する「証券コネクト口座」では年0.41%になります。2026年11月1日からは、それぞれ年0.50%・年0.51%へ引き上げられる予定です。
証券コネクト口座は、銀行口座の残高をGMOクリック証券での株式やFXの取引にそのまま使える仕組みです。証券口座に資金を移す手間がなく、使っていない間は預金として利息がつくため、GMOクリック証券をメインで使っている人にとって便利です。
金利だけを比べると上位の銀行には及びませんが、Visaデビット付キャッシュカードで買い物をしたり、法人・個人事業主向けのサービスと使い分けたりと、機能の幅が広い銀行です。デビットカードの使い勝手はデビットカードのおすすめランキングでも詳しく比較しています。
11位 UI銀行|給与受取などの条件で優遇、目的別のサイフも使える

| 普通預金金利(税引前) | 普通預金:年0.50% はたらくサイフ:年0.85% まもりのサイフ:年0.85% 女神のサイフ:年0.80% FC東京ウイニングサイフ:年0.72% ※2026年10月26日〜11月1日の適用金利 |
|---|---|
| 各サイフの条件 | ・はたらくサイフ:給与受取の設定 ・まもりのサイフ:公的年金受取の設定 ・女神のサイフ:女性限定 ・FC東京ウイニングサイフ:FC東京の勝利数に応じて金利が変動 |
| 高金利が適用される上限 | 上限なし |
| 税引後の利息(100万円を1年・年0.85%) | 約6,773円 |
| 注意点 | サイフは一度切り替えると通常の普通預金などに戻せない |
| 運営 | 東京きらぼしフィナンシャルグループ |
- 給与受取の「はたらくサイフ」なら金額の上限なしで年0.85%
- 年金受取の「まもりのサイフ」も年0.85%で、シニア世代にも使いやすい
- 普通預金も条件なしで年0.50%と、2026年11月時点の大手行より高い
- サイフは一度切り替えると元の口座に戻せない
- 給与受取などの条件を満たさなくなると優遇金利が受けられなくなる
UI銀行は、東京きらぼしフィナンシャルグループが運営するスマホ専用の銀行です。普通預金は条件なしで年0.50%ですが、給与受取に設定する「はたらくサイフ」と、年金受取に設定する「まもりのサイフ」はどちらも年0.85%と、MATSUI Bankのプラチナと同じ水準になります。
はたらくサイフは、判定期間に給与の受取が1回以上あれば、その後一定期間は優遇金利が続く仕組みです。東京スター銀行と同じく給与口座の変更が前提ですが、金額の上限がないため、給与を受け取りながら貯蓄もまとめて置きたい人に向いています。女性限定の「女神のサイフ」は年0.80%で、利息が毎月入金されるのが特徴です。
注意したいのは、各サイフに一度切り替えると、通常の普通預金などに戻せない点です。給与受取口座を変える予定がある人は、どのサイフを選ぶか慎重に決めましょう。
12位 ドコモSMTBネット銀行|メインバンクとして使うほど優遇が広がる

| 普通預金金利(税引前) | 円普通預金:年0.50% SBIハイブリッド預金:年0.51% ※2026年10月1日適用の金利 |
|---|---|
| SBIハイブリッド預金の条件 | SBI証券の口座と連携 |
| 高金利が適用される上限 | 上限なし |
| 手数料の優遇 | スマートプログラムのランクに応じてATM・他行宛振込の無料回数が増える |
| 商号 | 2026年8月3日に住信SBIネット銀行から「ドコモSMTBネット銀行」に変更 |
| 税引後の利息(100万円を1年・年0.51%) | 約4,064円 |
- 2026年10月1日から円普通預金が年0.50%に上がり、条件なしでも大手行より高い
- SBIハイブリッド預金ならSBI証券の買付余力に自動で反映される
- 給与受取や引き落としなどで使うほど、ATM・振込の無料回数が増える
- 金利だけで比べると上位の銀行より低い
- SBIハイブリッド預金とSBI新生銀行のSBIハイパー預金は併用できない
ドコモSMTBネット銀行は、2026年8月3日に住信SBIネット銀行から商号を変更したネット銀行です。2026年10月1日から円普通預金が年0.50%、SBI証券と連携する「SBIハイブリッド預金」が年0.51%に引き上げられました。同行は政策金利が変更された翌月初に主な預金金利を見直すことを原則としており、金利上昇の恩恵を早く受けやすい銀行です。
金利そのものより魅力なのが、「スマートプログラム」によるATM・他行宛振込の無料回数の多さです。給与受取や口座振替、デビットカードの利用など、メインバンクとして使うほどランクが上がり、無料回数が増えていきます。生活口座の手数料を抑えたい人にとっては、金利以上のメリットになります。
SBIハイブリッド預金はSBI証券の買付余力に自動で反映されるため、投資の待機資金の置き場としても便利です。ただし、SBI新生銀行のSBIハイパー預金とは併用できないので、SBI証券と連携する銀行はどちらか一方を選びましょう。
普通預金金利の一覧|条件なしの銀行と優遇条件つきの銀行を比較
| 銀行 | 条件なしの金利 | 条件を満たした場合の最大金利 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| あおぞら銀行BANK | 年1.20%(100万円超は年0.75%) | 同左 | なし |
| 島根銀行 スマートフォン支店 | 年0.90% | 同左 | なし |
| Habitto | 年0.80%(100万円超は年0.50%) | 同左 | なし |
| みんなの銀行 | 年0.60% | 年1.00%(貯蓄預金Box) | プレミアム会員(月額600円) |
| 東京スター銀行 | 年0.40% | 年1.05% | 給与・年金受取など2条件以上 |
| MATSUI Bank | 年0.61% | 年0.85% | 松井証券の証券残高1,000万円以上 |
| UI銀行 | 年0.50% | 年0.85% | 給与受取・年金受取 |
| auじぶん銀行 | 年0.51% | 年0.85% | プレミアム金利優遇 |
| SBI新生銀行 | 年0.50% | 年0.60% | SBI証券と連携(SBIハイパー預金) |
| ドコモSMTBネット銀行 | 年0.50% | 年0.51% | SBI証券と連携(SBIハイブリッド預金) |
| 楽天銀行 | 年0.40% | 年0.48% | 楽天証券と連携(マネーブリッジ) |
| GMOあおぞらネット銀行 | 年0.40% | 年0.41% | GMOクリック証券と連携 |
※2026年10月26日時点の税引前の年利率。11月以降の引き上げ予定は含みません。
ランキングで紹介した12行を、条件なしで受けられる金利と、条件を満たした場合の最大金利で整理しました。条件を満たせるかどうかで、実際に受け取れる金利は大きく変わります。自分が満たせる条件だけで比べるのが、銀行選びで失敗しないコツです。
条件なしで高い金利が受けられる銀行
口座にお金を置いておくだけで高い金利がつくのは、あおぞら銀行BANK(100万円まで年1.20%)、島根銀行 スマートフォン支店(年0.90%)、Habitto(100万円まで年0.80%)、みんなの銀行(年0.60%)の4行です。
選び方のポイントは「預ける金額」です。100万円までならあおぞら銀行BANKが最も利息が多くなりますが、100万円を超える部分は年0.75%に下がります。一方、島根銀行 スマートフォン支店は金額の上限なく年0.90%が続くため、おおむね400万円を超えると島根銀行 スマートフォン支店のほうが利息が多くなる計算です。
| 預金額 | あおぞら銀行BANK | 島根銀行 スマートフォン支店 | Habitto | みんなの銀行 |
|---|---|---|---|---|
| 100万円 | 約9,562円 | 約7,171円 | 約6,374円 | 約4,781円 |
| 300万円 | 約21,514円 | 約21,514円 | 約12,749円 | 約14,343円 |
| 500万円 | 約33,467円 | 約35,858円 | 約19,124円 | 約23,905円 |
※1年間預けた場合の税引後利息の目安(税率20.315%、金利は2026年11月時点で一定と仮定)
条件なしの銀行は、転職や証券口座の解約などで優遇が外れる心配がないのが強みです。「手間をかけずに、確実に高い金利を受けたい」人は、まずこの4行から選ぶとよいでしょう。
給与受取・証券連携などの条件で金利が上がる銀行
条件つきの銀行は、大きく「給与・年金の受取型」と「証券口座の連携型」に分かれます。
給与・年金の受取型は、東京スター銀行(年0.90%〜1.05%)とUI銀行(年0.85%)です。どちらも金額の上限がなく、給与口座を変えられる人なら、まとまった預金にも高い金利がつきます。MATSUI Bankも、給与受取口座に指定すればゴールドの年0.72%になります。
証券口座の連携型は、MATSUI Bank(最大年0.85%)、SBI新生銀行(年0.60%)、ドコモSMTBネット銀行(年0.51%)、楽天銀行(年0.48%)、GMOあおぞらネット銀行(年0.41%)です。銀行の残高を証券口座の買付に自動で使えるので、投資をしている人にとっては金利以上に便利な仕組みです。auじぶん銀行は、au PAYとの連携と証券連携を組み合わせて金利が上乗せされるタイプです。
条件つきの銀行を選ぶときは、「その条件を今後も続けられるか」を考えましょう。給与口座はいったん変えると戻すのが面倒ですし、証券口座の連携も、投資をやめれば優遇がなくなります。
メガバンク・地方銀行・ネット銀行の金利比較
業態ごとの普通預金金利の目安を比べると、次のようになります。
| 業態 | 主な銀行 | 2026年11月時点の金利 | 2026年11月以降の予定 |
|---|---|---|---|
| メガバンク | 三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行 | 年0.40% | 11月2日から年0.50% |
| ゆうちょ銀行 | 通常貯金 | 年0.40% | 11月9日から年0.50% |
| 大手地方銀行 | 横浜銀行・千葉銀行・静岡銀行・福岡銀行など | 年0.40% | 11月2日から年0.50% |
| ネット銀行・デジタル支店 | あおぞら銀行BANK・島根銀行 スマートフォン支店・Habittoなど | 年0.40%〜1.20% | 銀行ごとに順次見直し |
メガバンクや大手地方銀行は、店舗やATMが多く、給与口座として会社から指定されることも多い一方、金利は横並びです。ネット銀行やデジタル支店は、店舗を持たない分のコストを金利や手数料の優遇に回せるため、同じ時期でも金利に最大3倍の差が出ています。
日本銀行が公表している預金種類別店頭金利の平均年利率を見ても、普通預金の平均金利は大手行の水準に近い数字で推移しています。生活口座はメガバンクのまま、貯蓄用だけネット銀行に分けるという使い分けが現実的です。
普通預金の金利で銀行を選ぶときの5つのポイント
金利の数字だけを見て銀行を選ぶと、「思ったより利息がつかなかった」「手数料で利息が消えてしまった」ということになりかねません。ここでは、普通預金の金利で銀行を選ぶときに確認したい5つのポイントを紹介します。
条件なしか優遇条件ありかを確認する
銀行のサイトや広告には「最大年◯%」と大きく書かれていることが多いですが、その金利を受けるための条件を自分が満たせるかを最初に確認しましょう。
たとえば東京スター銀行の最大年1.05%は優遇条件を2つ以上満たした場合の金利で、何もしなければ年0.40%です。MATSUI Bankの最大年0.85%も、松井証券の証券残高1,000万円以上が条件です。条件を満たせない人にとっては、条件なしで年0.90%の島根銀行 スマートフォン支店のほうが高い金利になります。
また、優遇金利の適用にはタイムラグがある点にも注意が必要です。東京スター銀行は前月末時点で判定して月初第5営業日から、MATSUI Bankは月末の証券残高で判定して2ヵ月後から、楽天銀行のマネーブリッジは設定した翌月からの適用です。
高い金利が適用される上限金額を確認する
あおぞら銀行BANKやHabittoのように、高い金利が「100万円まで」の部分にしか適用されない銀行があります。上限を超えた部分には低い金利がつくため、預ける金額が大きいほど、表示金利と実際の利回りの差が広がります。
たとえばあおぞら銀行BANKに1,000万円を預けると、100万円までが年1.20%、残りの900万円が年0.75%で、全体の利回りは約0.795%になります。上限のない島根銀行 スマートフォン支店(年0.90%)のほうが、1,000万円では利息が多くなります。
100万円まではあおぞら銀行BANK、それ以上は上限のない銀行に分けて置くといった組み合わせも有効です。
ATM・振込手数料を含めて実質で比べる
金利の差は、手数料で簡単に消えてしまうことがあります。たとえば100万円を預けた場合、金利が0.10ポイント違っても、税引後の利息の差は年間約797円です。他行宛振込やATM出金で1回110円〜220円の手数料が何度かかかれば、それだけで差がなくなります。
あおぞら銀行BANKは他行宛振込が月9回まで無料、東京スター銀行は条件を満たすと月5回まで実質無料、ドコモSMTBネット銀行はランクに応じて無料回数が増えるなど、銀行によって手数料の条件はさまざまです。普段どのくらいATMや振込を使うかを考えて、金利と手数料をセットで比べましょう。
証券口座との連携は投資をする人向けと割り切る
楽天銀行のマネーブリッジ、SBI新生銀行のSBIハイパー預金、ドコモSMTBネット銀行のSBIハイブリッド預金、GMOあおぞらネット銀行の証券コネクト口座などは、証券口座との連携で金利が上がる仕組みです。
これらは、銀行の残高を証券口座の買付に自動で使える便利さが本当のメリットで、金利の上乗せ幅は0.01〜0.10ポイント程度にとどまるものが多くなっています。投資をしない人がわざわざ証券口座を開いて連携するほどの差ではないので、投資をしている人、これから新NISAを始める人向けの選択肢と考えましょう。
給与受取口座や引き落とし口座として使いやすいか
貯蓄用の口座として使うだけでなく、給与受取やクレジットカード・公共料金の引き落とし口座としても使えるかは、日々の使い勝手を大きく左右します。
勤務先によっては給与の振込先に指定できる銀行が限られていたり、公共料金の口座振替に対応していないネット銀行もあります。メインの生活口座にするなら、口座振替に対応しているか、給与振込先として指定できるかを事前に確認しておきましょう。公共料金をカード払いにしてポイントを貯める方法は、公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードで詳しく解説しています。ネット銀行全体の比較はネット銀行おすすめランキング、夫婦で口座を使い分けたい人は夫婦共通口座のおすすめ銀行ランキング、学生の口座選びは学生におすすめの銀行口座ランキングもあわせてご覧ください。
100万円・300万円・500万円を預けたら利息はいくら?税引後で試算
金利の違いが実際にどれくらいの利息の差になるのか、税金を差し引いた金額で試算してみましょう。
普通預金の利息にかかる20.315%の税金
普通預金の利息には、所得税15%・復興特別所得税0.315%・住民税5%の合計20.315%が源泉分離課税でかかります。利息が入金される時点で自動的に差し引かれるため、確定申告をする必要はありません。
国税庁の利子所得の課税関係でも、預貯金の利子は原則として支払いを受けるときに税金が差し引かれ、それで課税関係が終わると説明されています。
つまり、表示金利が年1.00%なら、手取りの利回りは約0.797%です。銀行のサイトでは「税引後 年◯%」と併記されていることも多いので、比べるときは税引後の数字を見るとわかりやすくなります。
預金額別の税引後利息シミュレーション
2026年11月時点の金利が1年間変わらないと仮定して、預金額ごとの税引後利息を試算しました。
| 銀行(適用金利) | 100万円 | 300万円 | 500万円 |
|---|---|---|---|
| あおぞら銀行BANK(100万円まで1.20%・超0.75%) | 約9,562円 | 約21,514円 | 約33,467円 |
| 東京スター銀行(優遇2条件以上・1.05%) | 約8,366円 | 約25,100円 | 約41,834円 |
| 東京スター銀行(給与受取・0.90%) | 約7,171円 | 約21,514円 | 約35,858円 |
| 島根銀行 スマートフォン支店(0.90%) | 約7,171円 | 約21,514円 | 約35,858円 |
| MATSUI Bank プラチナ(0.85%) | 約6,773円 | 約20,319円 | 約33,866円 |
| auじぶん銀行 プレミアム金利優遇(0.85%) | 約6,773円 | 約20,319円 | 約33,866円 |
| Habitto(100万円まで0.80%・超0.50%) | 約6,374円 | 約14,343円 | 約22,312円 |
| SBI新生銀行 SBIハイパー預金(0.60%) | 約4,781円 | 約14,343円 | 約23,905円 |
| メガバンク・ゆうちょ銀行(0.40%) | 約3,187円 | 約9,562円 | 約15,937円 |
※税率20.315%で計算した1年間の目安。実際の利息は日割り計算・端数処理・金利改定により異なります。
100万円なら条件なしのあおぞら銀行BANKが最も多く、メガバンクとの差は年間約6,400円です。300万円・500万円と金額が増えるほど、金額の上限がない東京スター銀行や島根銀行 スマートフォン支店が有利になります。
上限額を超えた部分の金利に注意
シミュレーションからわかるとおり、上限つきの銀行は金額が増えるほど実質の利回りが下がります。Habittoに500万円を預けた場合、100万円までは年0.80%ですが残りの400万円は年0.50%で、全体の利回りは年0.56%にとどまります。
上限つきの銀行には上限額ぴったりまで預け、残りは上限のない銀行に置くのが、利息を最大化する基本の考え方です。たとえば500万円なら、100万円をあおぞら銀行BANK、400万円を島根銀行 スマートフォン支店に分けると、税引後で約38,248円(あおぞら銀行BANK約9,562円+島根銀行 スマートフォン支店約28,686円)になり、どちらか1行にまとめるより多くなります。
ただし、口座を増やしすぎると管理が大変になります。2〜3行程度にとどめ、それぞれの役割(貯蓄用・生活費用・投資待機用など)をはっきりさせておきましょう。
クレジットカードの引き落とし口座と組み合わせて普通預金の金利を活かす方法
普通預金の金利を活かすうえで意外と見落としがちなのが、クレジットカードの引き落とし口座との組み合わせです。
カードの引き落とし口座に金利の高い銀行を指定するメリット
クレジットカードで買い物をすると、実際に口座からお金が出ていくのは翌月以降の引き落とし日です。引き落とし口座を金利の高い銀行にしておけば、引き落とし日まで生活費にも利息がつくことになります。
毎月30万円をカード払いしている人なら、平均して20万〜30万円程度の残高が常に口座に置かれている状態です。この残高を年0.40%の口座ではなく年0.90%の口座に置くと、税引後で年間800円〜1,200円程度の差になります。大きな金額ではありませんが、何もしなくても毎年積み上がる差です。
また、現金払いをカード払いに切り替えると、ポイント還元を受けながら預金の利息も最大限受けられます。どのカードが自分に合うかは、クレジットカードおすすめ人気ランキングで比較できます。
銀行と同じグループのカードで優遇が重なるケース
銀行によっては、同じグループのクレジットカードの引き落とし口座に指定すると、預金金利が上乗せされる仕組みがあります。
| 銀行 | 対象のカード | 預金金利の優遇(2026年11月時点) |
|---|---|---|
| 東京スター銀行 | エムアイカード | 引き落とし口座に指定で年0.90% |
| 楽天銀行 | 楽天カード | 引き落としがあると年0.42%(11月2日から年0.52%) |
| auじぶん銀行 | au PAY カード | 引き落としで+年0.05%(まとめて金利優遇) |
とくに東京スター銀行は、エムアイカードの引き落とし口座に指定するだけで年0.90%になり、給与受取口座と組み合わせれば年1.05%まで上がります。すでに同じグループのカードを使っている人は、引き落とし口座を変えるだけで金利が上がるので、まず確認してみましょう。
なお、楽天銀行はマネーブリッジと楽天カードの引き落としの両方に当てはまっても、適用されるのは高いほうの金利1つだけです。優遇が「重なる」のか「高いほうだけ」なのかは、銀行ごとに確認が必要です。
残高不足を防ぐための口座の使い分け
金利の高い銀行に資金を寄せすぎると、別の銀行を指定しているカードや公共料金の引き落としで残高不足が起きることがあります。引き落としができないと、カードの利用停止や延滞の記録につながるおそれがあるため注意が必要です。
おすすめは、「引き落とし用の口座」と「貯蓄用の口座」を分け、引き落とし用には毎月の支払額+α程度を残しておく方法です。カードの引き落とし口座自体を金利の高い銀行にまとめられれば、口座の数を減らしつつ利息も受けられます。
引き落とし日の数日前に残高を確認する習慣をつけるか、給与受取口座から引き落とし口座へ自動で振り替える定額自動入金サービスを使うと、残高不足を防ぎやすくなります。
金利の高い普通預金を使うメリット
金利の高い普通預金には、利息が多くつくこと以外にもさまざまなメリットがあります。
いつでも引き出せて定期預金より自由に使える
普通預金の最大のメリットは、必要なときにいつでも引き出せることです。定期預金は満期まで預けることが前提で、途中で解約すると低い中途解約利率が適用されます。
病気やケガ、急な出費に備える生活防衛資金(生活費の3〜6ヵ月分が目安)は、すぐに引き出せる普通預金に置いておくのが基本です。2026年11月時点では、あおぞら銀行BANKの年1.20%のように、普通預金でも定期預金に近い金利がつく銀行があるため、自由さと利息を両立できるようになっています。
元本保証で預金保険制度の対象になる
普通預金は元本が保証されており、株式や投資信託のように値下がりして元本割れする心配がありません。さらに、銀行が破綻した場合にも預金保険制度によって、1金融機関あたり預金者1人につき元本1,000万円までとその利息が保護されます。
金融庁の預金保険制度の解説ページでも、普通預金や定期預金などが保護の対象であることが説明されています。この記事で紹介したネット銀行やスマホ支店も、すべて預金保険制度の対象です。
金利上昇の恩恵をすぐに受けられる
普通預金は変動金利のため、市場金利が上がると、預けているお金にもすぐに新しい金利が適用されます。2026年は、7月・8月・10月・11月と短い間隔で各行が普通預金金利を引き上げており、何もしなくても利息が増えていく状況です。
定期預金は預けた時点の金利で固定されるため、金利が上がっても満期までは低い金利のままです。今後も金利の上昇が見込まれる局面では、普通預金で柔軟に置いておくほうが有利になることがあります。
金利の高い普通預金で気をつけたいデメリット
メリットの多い高金利の普通預金ですが、注意しておきたい点もあります。
金利は変動で予告なく下がることがある
普通預金の金利は変動金利で、市場の状況によっては予告なく引き下げられることがあります。2026年は引き上げが続いていますが、景気の悪化などで日本銀行が政策金利を下げれば、普通預金の金利も下がる可能性があります。
とくに、他行より大幅に高い金利は、顧客獲得のために設定されていることもあります。「今の金利がずっと続く」とは考えず、定期的に各行の金利を確認する習慣をつけましょう。
優遇条件を満たさなくなると通常金利に戻る
給与受取や証券口座の連携で優遇を受けている場合、転職で給与の振込先が変わったり、証券口座の残高が減ったりすると、通常金利に戻ります。
東京スター銀行は給与受取がなくなると年0.40%に、MATSUI Bankは証券残高が1,000万円を下回るとプラチナからゴールド以下に下がります。UI銀行のはたらくサイフは、一度切り替えると元の口座に戻せない点にも注意が必要です。条件つきの銀行を使うときは、条件を満たせなくなった場合の金利も確認しておきましょう。
預金保険は1金融機関あたり元本1,000万円まで
預金保険制度で保護されるのは、1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円とその利息までです。1,000万円を超える部分は、破綻した銀行の財産の状況に応じて支払われるため、一部が戻らない可能性があります。
注意したいのは、同じ銀行の支店や商品は合算される点です。たとえばHabittoはGMOあおぞらネット銀行のハビト支店なので、GMOあおぞらネット銀行の本体口座と合わせて1,000万円までが保護の上限です。1,000万円を超える資金は、複数の銀行に分けて預けると安心です。
物価上昇には追いつかない可能性がある
総務省統計局が公表している消費者物価指数を見ると、物価は前年比でプラスが続いています。物価上昇率が預金金利を上回ると、利息がついても、お金の実質的な価値(買えるモノの量)は目減りしてしまいます。
普通預金は生活防衛資金や近いうちに使うお金の置き場として最適ですが、10年・20年先に使う老後資金などは、新NISAなどを使った資産運用も組み合わせて考えるとよいでしょう。
銀行の金利は今後どうなる?普通預金金利の推移と改定予定
最後に、普通預金金利のこれまでの推移と、2026年11月に予定されている改定について整理します。
2024年以降の普通預金金利の推移
メガバンクの普通預金金利は、マイナス金利政策のもとで長く年0.001%が続いていました。2024年3月に日本銀行がマイナス金利政策を解除すると年0.02%に上がり、その後の追加利上げに合わせて段階的に引き上げられてきました。
| 時期 | メガバンクの普通預金金利 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 2024年3月まで | 年0.001% | マイナス金利政策 |
| 2024年4月〜 | 年0.02% | マイナス金利政策の解除 |
| 2024年9月〜 | 年0.10% | 2024年7月の追加利上げ |
| 2025年3月〜 | 年0.20% | 2025年1月の追加利上げ |
| 2026年2月〜 | 年0.30% | 2025年12月の追加利上げ |
| 2026年8月〜 | 年0.40% | 2026年6月の追加利上げ |
| 2026年11月2日〜(予定) | 年0.50% | 2026年9月の追加利上げ(政策金利1.25%程度) |
日本銀行の金融政策は、年8回開かれる金融政策決定会合で決まります。政策金利が引き上げられると、多くの銀行は数週間から1〜2ヵ月後に普通預金金利を見直すため、会合の結果をチェックしておくと金利の動きを先読みしやすくなります。
2026年11月に予定されている主な銀行の金利引き上げ
日本銀行の利上げを受けて、11月には多くの銀行が普通預金金利の引き上げを予定しています。
| 銀行 | 現在(2026年11月) | 改定後 | 改定日 |
|---|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行 | 年0.40% | 年0.50% | 11月2日 |
| ゆうちょ銀行(通常貯金) | 年0.40% | 年0.50% | 11月9日 |
| 楽天銀行 | 年0.40%(マネーブリッジ0.48%) | 年0.50%(マネーブリッジ0.58%) | 11月2日 |
| GMOあおぞらネット銀行 | 年0.40%(証券コネクト口座0.41%) | 年0.50%(証券コネクト口座0.51%) | 11月1日 |
※各行の発表をもとに作成。金利は税引前。適用前に変更される場合があります。
一方、あおぞら銀行BANK(10月1日)、ドコモSMTBネット銀行(10月1日)、SBI新生銀行(10月13日)、みんなの銀行(10月19日)、auじぶん銀行(11月1日)は、すでに引き上げを済ませています。11月以降もネット銀行と大手行の金利差は続く見込みで、条件なしで年0.90%〜1.20%の銀行の優位性は当面変わらないと考えられます。
金利上昇のタイミングで口座を見直すコツ
金利が上がる局面では、各行が競うように金利を引き上げるため、半年前の比較情報がもう古くなっていることもめずらしくありません。口座を見直すときは、次の3つを意識しましょう。
1つ目は、日本銀行の利上げ後1〜2ヵ月は各行の発表をチェックすることです。どの銀行がいくらに引き上げるかが出そろうタイミングで比較すると、効率よく乗り換え先を選べます。
2つ目は、新規口座開設キャンペーンや期間限定の上乗せ金利も確認することです。ただし、キャンペーン金利は期間が終わると通常金利に戻るため、キャンペーン後の金利でも満足できるかで判断しましょう。
3つ目は、口座を増やしすぎないことです。0.1ポイントの差を追いかけて口座を増やし続けると、管理の手間やログイン情報の管理リスクが増えます。貯蓄用・生活用・投資待機用など、役割ごとに2〜3行程度にとどめるのがおすすめです。
普通預金の金利ランキングに関するよくある質問
普通預金の金利や銀行選びについて、よくある質問にお答えします。
貯金するならどこの銀行がいい?
条件なしで高い金利を受けたいなら、100万円まではあおぞら銀行BANK(年1.20%)、それ以上の金額は島根銀行 スマートフォン支店(年0.90%)が2026年11月時点の有力候補です。
給与の受取口座を変えられる人は、東京スター銀行(年0.90%〜1.05%)やUI銀行のはたらくサイフ(年0.85%)も金額の上限なく高い金利が受けられます。松井証券・SBI証券・楽天証券などで投資をしている人は、証券口座と連携できる銀行を選ぶと、金利と使い勝手の両方でメリットがあります。
普通預金の利息はいつ・年に何回つく?
多くの銀行では、普通預金の利息は年2回(2月と8月など)にまとめて入金されます。利息は毎日の残高をもとに日割りで計算され、入金時に20.315%の税金が差し引かれます。
UI銀行の女神のサイフのように毎月利息が入る口座や、auじぶん銀行の上乗せ金利のように条件を満たした月ごとに入金される仕組みもあります。利息の入金時期は銀行や商品ごとに異なるので、各行の商品説明書で確認しましょう。
ネット銀行の普通預金は安全?
ネット銀行も、金融庁から免許を受けた銀行であり、預金保険制度の対象として元本1,000万円とその利息まで保護されます。店舗がないからといって、預金の安全性がメガバンクより劣るわけではありません。
一方で、ネット銀行はスマホやパソコンで取引するため、フィッシング詐欺や不正ログインへの対策が欠かせません。生体認証や二段階認証を設定し、銀行を名乗るメールやSMSのリンクからはログインしないようにしましょう。
銀行口座を複数持っても問題ない?
銀行口座を複数持つことに問題はありません。むしろ、上限つきの高金利口座と上限のない口座を組み合わせたり、1,000万円を超える資金を分散したりするためには、2〜3行に分けるのが効果的です。
ただし、長期間使わない口座は「休眠預金」として扱われることがあり、口座によっては未利用口座手数料がかかる銀行もあります。使わなくなった口座は解約するなど、定期的に整理しましょう。
普通預金と定期預金はどちらが金利が高い?
一般的には定期預金のほうが金利は高く設定されています。たとえば2026年10月時点で、auじぶん銀行の円定期預金は6ヵ月もので年1.27%、5年もので年1.80%と、普通預金(年0.51%)を大きく上回っています。
ただし、あおぞら銀行BANKのように普通預金でも年1.20%と定期預金並みの金利がつく銀行もあります。いつでも引き出せる自由さを考えると、生活防衛資金は高金利の普通預金に、当面使わない資金は定期預金にと使い分けるのがおすすめです。
金利アップのキャンペーンは利用したほうがいい?
新規口座開設や預け入れ額の増加で金利が上乗せされるキャンペーンは、条件を無理なく満たせるなら積極的に利用してかまいません。
ただし、キャンペーン金利は期間限定で、終了後は通常金利に戻ります。「キャンペーンが終わったあとも、その銀行に預け続けたいか」を基準に選ぶと失敗しにくくなります。また、キャンペーンの条件に投資信託の購入や外貨預金の利用が含まれる場合は、手数料や為替のリスクで利息以上の損をしないか確認しましょう。
まとめ|普通預金の金利ランキングを参考に自分に合う銀行を選ぼう
2026年は日本銀行の利上げを受けて、普通預金の金利が段階的に上がっています。メガバンクやゆうちょ銀行の普通預金金利は年0.40%(11月から年0.50%予定)ですが、ネット銀行やデジタル支店の中には、条件なしで年0.90%〜1.20%の銀行もあります。
この記事のポイントを振り返ると、次のとおりです。
100万円までなら、条件なしで年1.20%のあおぞら銀行BANKが最も多くの利息を受け取れます。まとまった金額を条件なしで預けるなら、上限なしで年0.90%の島根銀行 スマートフォン支店が有利です。給与口座を変えられるなら、東京スター銀行(最大年1.05%)やUI銀行(年0.85%)も候補になります。証券口座を使っている人は、MATSUI Bank・SBI新生銀行・楽天銀行など連携できる銀行を選ぶと、投資の待機資金にも利息がつきます。
銀行を選ぶときは、最大金利の数字だけでなく、条件を満たせるか、上限額はいくらか、ATMや振込の手数料はどうかをセットで確認しましょう。金利は変動するため、口座を開いたあとも半年に1度は各行の金利を見直すのがおすすめです。
すぐに使わないお金を金利の高い銀行に移すだけで、毎年の利息は大きく変わります。まずは自分の預金額と生活スタイルに合う銀行を1つ選んで、口座開設から始めてみてください。