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2026.10.29

国民年金のクレジットカード払いおすすめ10枚|ポイント還元率を比較【2026年最新】

国民年金のクレジットカード払いにおすすめのカード|ポイント還元率・年会費・特典を徹底比較

本記事はプロモーションを含みます

国民年金の保険料をクレジットカードで払っているけれど、期待したほどポイントが貯まっていない――そう感じたことはありませんか。毎年まとまった金額を納めるのですから、できるだけ無駄なくポイントを増やしたいところです。

国民年金保険料は令和8年度で月額17,920円、2年前納なら一度に418,510円を納めることになります。これだけの金額をクレジットカードで払えば、還元率1.0%のカードで4,000円分以上のポイントが返ってきます。ところが実際には、国民年金の支払いをポイント付与の対象外にしているカードや、通常1.0%なのに0.2%まで還元率が落ちるカードが少なくありません。カードを選び間違えると、せっかくの数万円規模の決済がまるまる無駄になってしまいます。

そこでこの記事では、2026年最新の情報をもとに、国民年金の納付でしっかりポイントが貯まるクレジットカード10枚を還元率・年会費で比較したランキングをご紹介します。あわせて、ポイントが付かない・減ってしまう要注意のカード、2年前納の高額決済で限度額が足りないときの対処法、家族のカードで払ったときの社会保険料控除の考え方、申し込みから納付開始までの手順まで詳しく解説します。

最後まで読めば、自分に合った1枚を選んで、前納割引とポイント還元を両取りできるようになります。

国民年金はクレジットカードで払える?ポイントが貯まる仕組みをやさしく解説

国民年金保険料は、日本年金機構に申し出をすればクレジットカードで納付できます。コンビニに納付書を持っていく手間がなくなり、しかもカードによってはポイントが貯まるため、条件が合う人にとってはメリットの大きい納付方法です。

ただし「カードで払えること」と「ポイントが付くこと」は別の話で、ここを取り違えると期待外れに終わります。まずは制度の全体像から整理していきましょう。

クレジットカード納付でできること・できないこと

国民年金のクレジットカード納付は、日本年金機構が指定した代理納付者がカード会社を通じて保険料を立て替え、その金額があとからカードに請求される仕組みです。日本年金機構「クレジットカードでのお支払い」によると、選べる納付方法は次の5つです。

納付方法 対象となる月 立替納付日
毎月納付 当月分 納付対象月の月末日
6か月前納 4月〜9月分/10月〜翌年3月分 4月末日・10月末日
1年前納 4月分〜翌年3月分(12か月) 4月末日
2年前納 4月分〜翌々年3月分(24か月) 4月末日
2年前納(4月開始) 最初の4月に24か月分をまとめて納付 4月末日

一方で、できないこともはっきりしています。支払回数は1回払いのみで、分割払いやリボ払いは選べません。また、保険料の一部免除を受けている人はクレジットカード納付を利用できません。過去の未納分をさかのぼって納める場合や、延滞金の納付もカード納付の対象外です。

さらに、立替納付が行われる前にカード会社が利用可能額を確認します。立替納付対象月の第8営業日から当月20日ごろまでに利用可能額をチェックされるため、この時点で残枠が足りないと納付が実行されません。2年前納のように40万円を超える決済を予定している人は、この日程を頭に入れておきましょう。

カードで払えることとポイントが付くことは別の話

ここが最大の落とし穴です。国民年金の納付にカードが使えることと、その決済にポイントが付くことは、まったく別のルールで決まっています。

ポイントを付けるかどうかを決めているのは日本年金機構ではなく、カード会社です。多くのカード会社は「税金」「公共料金」「保険料」といったカテゴリーを、通常の買い物とは別枠で扱っています。加盟店から受け取る手数料が通常のショッピングより低いため、同じ還元率を維持できないという事情があるためです。

その結果、カードごとに次の3パターンに分かれます。

パターン 内容 代表的なカード
通常どおり付与 買い物と同じ還元率でポイントが貯まる リクルートカード、au PAY カード、Orico Card THE POINT など
還元率が下がる 税金・公共料金の枠で低い付与率になる 楽天カード(0.2%)、PayPayカード(0.5%)
付与の対象外 いくら払ってもポイントが付かない 三井住友カード(NL)、dカード、dカード GOLD

つまり手持ちのカードをそのまま登録するのではなく、「国民年金がポイント付与の対象か」を先に調べてから登録するカードを決めるのが正解です。この記事の後半では、対象外・減額になるカードも実名で解説していますので、あわせて確認してください。

口座振替・納付書払いとの違いを整理

国民年金の納付方法は大きく分けて、口座振替・クレジットカード納付・納付書払い(現金・スマホアプリ)の3つです。それぞれ割引額とポイントの有無が違います。令和8年度の金額で比べると次のとおりです。

納付方法 2年前納の納付額 割引額 ポイント
口座振替 417,150円 17,370円 なし
クレジットカード納付 418,510円 16,010円 カードによって付く
現金(納付書) 418,510円 16,010円 なし

割引額そのものは口座振替がいちばん大きく、クレジットカード納付より1,360円お得です。それでもカード納付が支持されているのは、ポイント還元がこの差を簡単に上回るからです。還元率1.0%のカードなら418,510円で約4,180円分のポイントが返ってくるので、差し引き2,800円ほどカード納付が有利になります。

逆に言えば、還元率が0.2%しかないカードだと還元額は約837円にとどまり、口座振替のほうが得という逆転が起きます。カードを選ぶこと自体が、そのまま損得の分かれ目になるわけです。

なお納付書払いは、コンビニや金融機関の窓口に足を運ぶ手間がかかるうえ、うっかり納め忘れて未納になるリスクもあります。手間と確実性の面でも、口座振替かカード納付を選ぶメリットは大きいと言えます。

国民年金のクレジットカードはここで差がつく|比較するときの3つの基準

国民年金のためにカードを選ぶときは、日常の買い物用カードを選ぶときとは見るポイントが変わります。年会費の安さや特典の豪華さより、「年金という支払いに、いくらのポイントが返ってくるか」という一点に絞って比較したほうが失敗しません。ここでは押さえるべき3つの基準を解説します。

年金・税金がポイント付与の対象かを最初に確認する

最初にやるべきは、候補のカードで国民年金保険料がポイント付与の対象になっているかの確認です。ここが対象外だと、ほかの条件がどれだけ良くても意味がありません。

確認方法は2つあります。ひとつはカード会員規約や公式サイトの「ポイント付与の対象とならないご利用」というページを見ること。もうひとつは、カード会社のサポート窓口に「国民年金保険料のクレジットカード納付はポイント付与の対象ですか」と直接聞くことです。

たとえば三井住友カードは公式サイトで、国民年金保険料の支払いはVポイント付与の対象外であり、年会費無料条件や継続特典の判定に使う年間利用額にも集計されないと明記しています。dカードも公式のポイントサービス注意事項で、国民年金保険料をポイント進呈対象外として挙げています。こうした情報は申し込み前に必ず自分の目で確認しておきましょう。

なお同じカード会社でも、券種によって扱いが変わることがあります。エポスカードは一般カードでは通常還元率の0.5%ですが、ゴールド以上なら「選べるポイントアップショップ」に国民年金を登録して2倍にできます。ブランド単位ではなく券種単位で調べるのがポイントです。

還元率と年会費のバランスで実質どれだけ得かを計算する

還元率が確認できたら、次は年会費を差し引いた実質のメリットを計算します。計算式はシンプルで、「年間の納付額 × 還元率 − 年会費」です。

令和8年度の保険料を12か月分(1年前納で211,220円)納めるケースで比べてみましょう。

還元率 1年前納で得られる還元 年会費5,000円の場合の実質
0.5% 約1,056円分 −3,944円
1.0% 約2,112円分 −2,888円
1.2% 約2,534円分 −2,466円
1.5% 約3,168円分 −1,832円

このように、年金の支払いだけで年会費5,000円のカードの元を取るのは簡単ではありません。年会費が有料のカードを選ぶなら、年金以外の生活費もそのカードにまとめて年間の利用額を積み上げるか、年会費が無料になる条件を満たせるかを先に確かめる必要があります。

裏を返せば、年会費永年無料で還元率1.0%以上のカードは、それだけで確実にプラスになります。カード選びに迷ったら、まずこの条件を満たすカードから検討するのが安全です。

前納の高額決済に耐えられる利用限度額があるか

見落とされがちなのが利用限度額です。令和8年度の2年前納は418,510円。カードの限度額が30万円しかなければ、そもそも決済が通りません。

しかも限度額は「その月に使える枠」なので、家賃や生活費を同じカードで払っていると、年金の立替納付日にはすでに枠を使い切っていることもあります。カード会社が利用可能額を確認するのは立替納付対象月の第8営業日から20日ごろなので、4月の上旬から中旬にかけて大きな買い物をしないという配慮も必要です。

限度額が心配な人は、次のいずれかで対応しましょう。

対処法1 カード会社に一時的な増枠を申し込む(審査あり・数日かかる)
対処法2 2年前納をやめて1年前納(211,220円)や6か月前納(106,650円)に切り替える
対処法3 年金専用のカードを1枚用意して、そのカードでは他の支払いをしない

初めて発行したカードは限度額が10万〜30万円に設定されることが多いため、2年前納を狙うなら、まず数か月使って利用実績を作ってから申し込むのが現実的です。限度額の壁と回避ワザは記事の後半で詳しく解説します。

国民年金の支払いにおすすめのクレジットカード10選|ポイント還元率で比較

ここからは、国民年金保険料の納付でポイントがしっかり貯まる10枚を、還元率の高さと年会費のバランスで順位を付けてご紹介します。いずれも2026年10月時点で新規申し込みができ、国民年金の支払いがポイント付与の対象になっているカードです。

順位付けでは3つの基準を重視しました。1つ目は国民年金に適用される実質還元率です。通常の買い物と同じ還元率が維持されるか、逆に減額されないかを個別に確認しています。2つ目は年会費の負担です。年金の支払いだけで元が取れるかどうかを重視し、原則として年会費永年無料または無料化しやすいカードを上位に置いています。3つ目は前納との相性です。40万円規模の決済に対応しやすいか、ポイントの上限や有効期限で損をしないかも見ています。

10枚の還元率・年会費を一覧で比較

10枚の主要スペックを表にまとめました。カード名や画像をタップすると、その商品の詳細セクションにジャンプできます。還元額の目安は、令和8年度の2年前納418,510円を1回で決済した場合の概算です。

順位 カード 国民年金の還元率 2年前納の還元額目安 年会費(税込) 貯まるポイント
1位 エポスゴールドカード
エポスゴールドカード
1.0%
※選べるポイントアップショップに国民年金を登録した場合
約4,185円分 5,000円
※招待(インビテーション)での入会は永年無料。通常入会でも年間50万円以上の利用で翌年以降永年無料
エポスポイント
2位 エポスカード
エポスカード
0.5% 約2,090円相当 永年無料 エポスポイント
3位 リクルートカード
リクルートカード
1.2% 約5,020円分 永年無料 リクルートポイント
4位 JCBカード W
JCBカード W
1.0%〜10.5%
※事前にポイントアップ登録が必要です。利用加盟店や交換商品等によりポイント付与条件や還元率は異なる場合があります。
約4,180円分 永年無料 J-POINT
5位 au PAYカード
au PAY カード
1.0% 約4,185円分 永年無料 Pontaポイント
6位 P-oneカード スタンダード
P-oneカード スタンダード
1%オフ
※ポイントではなく請求額から自動割引
約4,185円分 無料 請求時1%OFF
7位 三菱UFJカード
三菱UFJカード
0.5%〜20%(*) 約2,090円相当 永年無料 グローバルポイント
8位 VIASOカードのカード券面
VIASOカード
0.5% 約2,090円相当 無料 VIASOポイント
9位 JCBカード S
JCBカード S
0.5%〜10%
※事前にポイントアップ登録が必要です。利用加盟店や交換商品等によりポイント付与条件や還元率は異なる場合があります。
約2,090円相当 永年無料 J-POINT
10位 オリコカード THE POINT
Orico Card THE POINT
1.0%
※入会後6か月間は2.0%
約4,185円分 無料 オリコポイント

(*)最大20%グローバルポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。還元率および相当額表記は、1ポイント=5円相当として利用した場合です。なお、1ポイントの相当額は利用方法により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。

還元率そのものは複数のカードが1.0%前後で並びますが、エポスゴールドカードは選べるポイントアップショップの登録に加えて年間利用ボーナスやポイント無期限といった前納向けの強みを備え、総合力で1位としています。年会費が無料のまま1.0%以上をキープできるのはリクルートカード・JCBカード W・au PAY カード・Orico Card THE POINTで、手間をかけずに確実にプラスにしたい人はこの4枚から選べば失敗しません。ここからは1枚ずつ詳しく見ていきます。

1位 エポスゴールドカード|選べるポイントアップショップに国民年金を登録して還元率アップ

エポスゴールドカード

年会費(税込) 5,000円
※招待(インビテーション)での入会は永年無料。通常入会でも年間50万円以上の利用で翌年以降永年無料
基本還元率 0.5%(200円につき1エポスポイント)
※一部ご利用は還元率が異なる場合があります。
国民年金の還元率 1.0%(選べるポイントアップショップに国民年金を登録した場合)
選べるポイントアップショップ 最大3つまで登録可能・登録した支払先はポイント2倍
年間利用ボーナス 年間50万円以上で2,500ポイント/年間100万円以上で10,000ポイント
ポイント有効期限 無期限
海外旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
空港ラウンジ 国内の主要空港ラウンジを無料で利用可能
国際ブランド Visa
申込対象 満20歳以上で安定した収入のある方(エポスカードからの招待でも発行可)
メリット
  • 選べるポイントアップショップに「国民年金」を登録すると還元率が2倍の1.0%になり、年会費無料カードと肩を並べる水準になる
  • 2年前納の418,510円だけで年間利用額の判定が一気に進み、年間100万円到達で10,000ポイントのボーナスが狙える
  • 招待経由なら年会費が永年無料、通常入会でも年間50万円以上使えば翌年以降の年会費が永年無料になる
  • エポスポイントの有効期限が無期限なので、前納のように年1回しかポイントが入らない使い方でも失効の心配がない
デメリット
  • 通常入会だと初年度は年会費5,000円(税込)がかかる
  • 選べるポイントアップショップは登録後3か月間は変更できないため、登録先をよく考える必要がある
  • 国際ブランドがVisaのみで、ブランドを選べない

エポスゴールドカードの強みは、「選べるポイントアップショップ」に国民年金を登録できる点にあります。この機能はゴールド・プラチナ会員向けの特典で、2025年4月の改定以降は指定した支払先のポイントが2倍になります。基本還元率0.5%が1.0%に上がるため、令和8年度の2年前納418,510円を決済すると約4,185ポイントが手に入ります。前納割引16,010円と合わせれば、2年分で2万195円ほどの得になる計算です。

年会費5,000円(税込)が気になるところですが、招待を受けて入会すれば永年無料になります。招待は一般のエポスカードを一定額使い続けると届くため、まずエポスカードを作って年金以外の支払いも通し、招待を待ってからゴールドに切り替えるルートがもっとも無駄がありません。通常入会でも年間50万円以上を使えば翌年以降は永年無料になるので、2年前納の418,510円を通すだけで無料化のラインにほぼ届く点も見逃せません。さらに年間100万円を超えると10,000ポイントのボーナスが加わり、実質還元率は2%台まで伸びます。ゴールドカード全般の選び方はゴールドカードのおすすめランキングでも詳しく比較していますので、あわせて参考にしてみてください。

2位 エポスカード|年会費永年無料で国民年金もポイント対象、招待でゴールド無料に

エポスカード

年会費(税込) 永年無料
基本還元率 0.5%(200円につき1エポスポイント)
※一部ご利用は還元率が異なる場合があります。
国民年金の還元率 0.5%(通常どおり付与)
ポイント有効期限 ポイント加算日から2年間
海外旅行傷害保険 最高3,000万円(利用付帯)
優待 全国10,000店舗以上の飲食店・レジャー施設などで割引
発行スピード マルイ店頭受け取りなら最短即日
国際ブランド Visa
申込対象 満18歳以上(高校生を除く)
メリット
  • 年会費が永年無料なので、国民年金の支払いで得たポイントがそのまま利益になる
  • 国民年金の納付も通常どおり0.5%のポイント付与対象になる
  • 利用実績を積むとエポスゴールドカードの招待が届き、年会費永年無料でゴールドにステップアップできる
  • マルイの店頭受け取りなら最短即日発行に対応しており、前納の締切が迫っていても間に合わせやすい
デメリット
  • 一般カードは「選べるポイントアップショップ」の対象外で、還元率は0.5%にとどまる
  • ポイントの有効期限が2年間なので、前納で年1回しか貯まらない場合は使い忘れに注意が必要

エポスカードは、年会費永年無料のまま国民年金の納付でポイントが貯まるスタンダードな1枚です。還元率は0.5%と控えめですが、2年前納の418,510円で約2,090ポイントが付きます。年会費がゼロなので、この2,090円分はまるまる手元に残る利益です。

このカードの本当の価値は、エポスゴールドカードへの入り口になる点にあります。一定額の利用を続けると年会費永年無料のゴールドへの招待が届き、そこから選べるポイントアップショップに国民年金を登録すれば還元率は1.0%まで上がります。つまり「まずエポスカードを作って年金と生活費を通す→招待でゴールドへ→還元率2倍」という流れが、コストゼロで還元率と付帯特典を底上げできる王道ルートです。エポスカードの全券種を比べたい人はエポスカードおすすめランキングもあわせてご覧ください。さらにマルイの店頭なら最短即日で受け取れるため、2月末の前納締切が迫っていても間に合わせやすいのは実務的なメリットと言えます。

3位 リクルートカード|年会費無料で1.2%還元、前納との相性がいい

リクルートカード

年会費(税込) 永年無料
基本還元率 1.2%
国民年金の還元率 1.2%(通常どおり付与)
ポイントの使い道 1ポイント=1円としてリクルート系サービスで利用、Pontaポイント・dポイントへ等価交換も可能
電子マネーチャージ 月間30,000円までがポイント付与の対象
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険 最高1,000万円(利用付帯)
※JCBブランドのみ
ショッピング保険 JCB:年間200万円
※Visa/Mastercardは年間100万円
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB
申込対象 満18歳以上(高校生を除く)で本人または配偶者に安定した収入がある方
メリット
  • 年会費永年無料で還元率1.2%と、無料カードのなかでは最高水準
  • 国民年金や公共料金でも還元率が下がらず、通常の買い物と同じ1.2%が適用される
  • 貯まったリクルートポイントはPontaポイント・dポイントへ等価交換でき、使い道に困らない
  • 年会費無料ながら海外・国内の旅行傷害保険とショッピング保険が付帯する
デメリット
  • 電子マネーチャージは月間30,000円までしかポイントが付かない
  • リクルートポイントの使い道はリクルート系サービスが中心で、交換の一手間がかかる場面もある

リクルートカードは、年会費永年無料でありながら基本還元率1.2%という高い水準を維持している点が最大の武器です。しかも国民年金や公共料金で還元率が下がる仕組みがないため、額面どおり1.2%が適用されます。令和8年度の2年前納418,510円なら約5,020ポイント。年会費が無料なので、これがそのまま純粋な利益になります。

前納との相性が良いのも特徴です。ポイント上限のような制限が高額決済にかからないため、40万円超の決済でも取りこぼしがありません。貯まったリクルートポイントはPontaポイントやdポイントへ1ポイント=1円で交換できるので、リクルート系サービスを使わない人でもコンビニやドラッグストアで問題なく消化できます。国際ブランドをVisa・Mastercard・JCBから選べるため、すでに持っているカードとブランドをずらして使い分けたい人にも向いています。還元率を最優先で選びたい人は還元率の高いクレジットカードのランキングもチェックしてみてください。

4位 JCBカード W|18歳〜39歳限定、国民年金の納付でもポイント2倍

JCBカード W

年会費(税込) 永年無料(家族カードも無料)
基本還元率 1.0%(200円につきJ-POINT 2ポイント)
国民年金の還元率 1.0%(通常どおり付与)
最大還元率 1.0%〜10.5%(※1)(※2)
ポイントの価値 1ポイント=最大1円相当
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
ショッピングガード保険 海外最高100万円
国際ブランド JCB
申込対象 18歳〜39歳(高校生を除く)でご本人または配偶者に安定継続収入のある方、または18歳以上の学生(高校生を除く)。Web申し込み限定

※1 事前にポイントアップ登録が必要です。
※2 利用加盟店や交換商品等によりポイント付与条件や還元率は異なる場合があります。

メリット
  • 年会費が永年無料のまま、いつでもJ-POINTが2倍たまる(200円につき2ポイント)
  • 国民年金の納付でも還元率が下がらず1.0%が適用される
  • 39歳までに入会すれば、40歳以降も年会費無料のまま継続して使える
  • 家族カードも年会費無料なので、配偶者の年金分をまとめて管理しやすい
デメリット
  • 申し込みできるのは18歳〜39歳までで、40歳以降は新規発行できない
  • Web申し込み限定で、店頭や郵送では手続きできない
  • 国際ブランドはJCBのみで、海外での利用シーンは国際ブランドを選べるカードに劣る

JCBカード Wは、年会費永年無料でありながら常時ポイント2倍という点が魅力です。JCBは2026年1月からポイントプログラムを刷新し、現在は200円(税込)につきJ-POINTが1ポイントたまる仕組みになっています。JCBカード Wはこれが常に2倍になるため、実質的な還元率は1.0%です。令和8年度の2年前納418,510円なら約4,180ポイント、1ポイント=最大1円相当なので4,180円相当が返ってくる計算になります。

注意したいのは入会できるのが39歳までという年齢条件です。ただし39歳のうちに発行しておけば、40歳を過ぎても年会費無料のまま使い続けられます。国民年金を納めている20代・30代の人にとっては、今のうちに作っておく価値が高い1枚と言えるでしょう。家族カードも年会費無料なので、夫婦それぞれの国民年金を1つの明細で管理したい世帯にも向いています。

5位 au PAY カード|国民年金の納付で100円ごとに1Pontaポイント

au PAYカード

年会費(税込) 永年無料
基本還元率 1.0%(100円につき1Pontaポイント)
国民年金の還元率 1.0%(公共料金と同じ扱いで通常どおり付与)
ポイントの使い道 1ポイント=1円としてPonta提携店やau PAY残高チャージなどで利用
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 年間100万円
国際ブランド Visa/Mastercard
申込対象 満18歳以上(高校生を除く)でau IDを持っている方(au以外の回線でも登録可能)
メリット
  • 2024年6月から年会費が永年無料になり、auユーザー以外でもコストゼロで持てる
  • 100円ごとに1Pontaポイントが貯まり、国民年金や公共料金でも還元率が下がらない
  • 100円単位で付与されるため、200円単位のカードより端数の取りこぼしが少ない
  • Pontaポイントはコンビニやドラッグストアなど提携店が多く、使い道に困らない
デメリット
  • 申し込みにau IDの登録が必要(au回線がなくても作れるがひと手間かかる)
  • au PAY残高への通常のチャージ分はポイント付与の対象外(au・UQ mobile・povo1.0契約者のオートチャージのみ2026年7月から特典対象)

au PAY カードは、2024年6月1日から年会費が永年無料になったことで、auユーザー以外にも使いやすい1枚になりました。基本還元率は1.0%で、携帯料金や公共料金の支払いでもそのまま1%のPontaポイントが還元されます。国民年金保険料もこの枠に含まれるため、令和8年度の2年前納418,510円なら約4,185ポイントが貯まります。

このカードの地味な強みは、100円ごとにポイントが付く点です。200円ごとのカードだと端数が切り捨てられますが、100円単位ならその損失が半分になります。前納のような高額決済ではわずかな差ですが、毎月納付を選ぶ人には効いてきます。貯まったPontaポイントはコンビニやドラッグストア、ガソリンスタンドなど提携店が幅広く、無理に交換しなくても日常で消化できるのも安心材料です。申し込みにはau IDが必要ですが、au回線を契約していなくても無料で登録できます。

6位 P-oneカード スタンダード|請求額から自動で1%オフ、ポイント交換の手間なし

P-oneカード スタンダード

年会費(税込) 無料
還元のしかた ポイントではなく、請求時に利用額から自動で1%OFF
国民年金の扱い 1%OFFの対象(各種税金・国民年金保険料は対象と公式が明記)
割引の上限 上限なし
1%OFFの対象外 電子マネー・Webマネーチャージ、各種保険料、ETCカード利用分、キャッシング、年会費、金券類、100円未満の利用分など
ポケット・ポイント キャンペーン等のボーナスポイントのみ対象(通常利用では付与されない)
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB
申込対象 18歳以上で連絡が可能な方(高校生は卒業年度の1月からWeb申込のみ)
メリット
  • ポイントではなく請求額から直接1%引かれるので、交換や失効を気にしなくていい
  • 公式サイトが各種税金・国民年金保険料を1%OFFの対象と明記しており、扱いが分かりやすい
  • 割引額に上限がないため、2年前納のような高額決済でも取りこぼしがない
  • 年会費が無料で、国際ブランドを3種類から選べる
デメリット
  • ポイントが貯まらないため、ポイント交換で還元率を上げる遊びがない
  • 電子マネーチャージや各種保険料、ETC利用分は1%OFFの対象外
  • 100円未満の利用分は割引の対象にならない

P-oneカード スタンダードは、貯める・交換するという手順を丸ごと省いてくれるユニークな1枚です。カードを使うだけで請求時に自動で1%引かれるため、ポイントの有効期限を気にしたり、交換レートを調べたりする必要がありません。ポイント管理が苦手な人ほど恩恵を感じられる仕組みです。

国民年金との相性も良好で、ポケットカードの公式サイトが「各種税金」「国民年金保険料」を1%OFF特典の対象と明記しています。割引額に上限がないので、令和8年度の2年前納418,510円なら約4,185円が請求額から差し引かれます。ポイント還元率1.0%のカードと数字の上では同等ですが、こちらは現金値引きなので実質価値は同じかそれ以上です。ただし各種保険料や電子マネーチャージ、ETCカードの利用分は対象外なので、生活費のすべてをこのカードに寄せる前に対象範囲を確認しておきましょう。

7位 三菱UFJカード|年会費無料で国民年金も0.5%、対象店舗の還元アップも狙える

三菱UFJカード

年会費(税込) 永年無料(本人会員・家族会員とも)
基本還元率 0.5%(1,000円につきグローバルポイント1ポイント)
国民年金の還元率 0.5%〜20%(*1)
ポイントの価値 1ポイント=最大5円相当
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(*2)
ショッピング保険 年間限度額100万円・購入日より90日間補償
発行スピード 最短翌営業日(*3)
国際ブランド Visa/Mastercard®/JCB/アメリカン・エキスプレス®
申込対象 18歳以上(高校生を除く)で本人または配偶者に安定した収入がある方、または18歳以上の学生(高校生を除く)

(*1)最大20%グローバルポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。還元率および相当額表記は、1ポイント=5円相当として利用した場合です。なお、1ポイントの相当額は利用方法により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。

(*2)旅行代金等を事前に本カードでお支払いいただくことを条件とします。

(*3)Mastercard®とVisaのみ

メリット
  • 年会費が本人・家族会員とも永年無料で、維持コストがかからない
  • 国民年金の納付も通常どおりグローバルポイントの付与対象になる
  • グローバルポイントは1ポイント=最大5円相当で交換でき、交換先次第で価値を高められる
  • 国際ブランドを4種類から選べるので、手持ちのカードと重ならないブランドを指定できる
デメリット
  • 基本還元率は0.5%で、1.0%以上のカードに比べると年金の還元額は半分程度
  • ポイントは1,000円単位の付与のため、端数が切り捨てられやすい

三菱UFJカードは、年会費が本人会員・家族会員とも永年無料の実用的な1枚です。基本還元率は0.5%で、1,000円ごとにグローバルポイントが1ポイントたまります。国民年金の納付も通常どおり付与対象になるため、令和8年度の2年前納418,510円なら418ポイント、1ポイント=最大5円相当で交換すれば約2,090円相当になります。

還元率だけを見ると上位のカードには及びませんが、対象店舗の利用分が最大20%ポイント還元になるプログラムがあり、日常の買い物と組み合わせれば全体の効率を引き上げられます。国際ブランドをVisa・Mastercard・JCB・アメリカン・エキスプレス®の4種類から選べるのも、すでに複数枚持っている人にはうれしいポイントです。年金の還元額よりも「年会費ゼロで幅広く使える1枚」を求める人に向いています。

8位 VIASOカード|貯めたポイントが自動でキャッシュバックされて使い忘れなし

VIASOカードのカード券面

年会費(税込) 無料(本人会員・家族会員とも)
基本還元率 0.5%(1,000円ごとに5ポイント/1ポイント=1円)
国民年金の還元率 0.5%(通常どおり付与)
ポイントの受け取り方 オートキャッシュバック(1年間の蓄積後、入会月に応じた時期に引落口座へ自動入金)
キャッシュバックの条件 蓄積ポイントの合計が1,000ポイント以上(未満は蓄積期間終了後に失効)
ポイント2倍の対象 携帯電話料金・インターネットプロバイダー料金・ETC通行料
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(*)
ショッピング保険 年間限度額100万円
国際ブランド Mastercard®
申込対象 18歳以上(高校生を除く)で本人または配偶者に安定した収入がある方、または18歳以上の学生(高校生を除く)

(*)旅行代金等を事前に本カードでお支払いいただくことを条件とします。

メリット
  • 貯まったポイントが自動で引落口座にキャッシュバックされるため、交換の手続きも使い忘れもない
  • 年会費が無料で、国民年金の納付も通常どおりポイント付与の対象になる
  • 携帯電話・インターネット・ETCの支払いはポイント2倍になり、固定費をまとめると効率が上がる
デメリット
  • 蓄積期間内に1,000ポイント貯まらないと、そのポイントは失効してしまう
  • 基本還元率は0.5%で、ポイントの使い道を自分で選ぶ楽しみはない
  • 国際ブランドはMastercard®のみ

VIASOカードは、貯めたポイントが自動で現金として戻ってくるのが最大の特徴です。1,000円ごとに5ポイント(1ポイント=1円)が貯まり、1年間の蓄積期間が終わると引落口座へ自動でキャッシュバックされます。ポイントサイトにログインして交換手続きをする必要がないため、「ポイントを貯めたまま失効させてしまう」タイプの人には相性抜群です。

ただしキャッシュバックの対象になるのは蓄積ポイントの合計が1,000ポイント以上の場合に限られ、それに満たないポイントは蓄積期間の終了後に自動的に消滅します。1,000ポイント貯めるには年間20万円の利用が必要なので、年金の毎月納付(年間約21万5,000円)だけでもぎりぎり届く水準です。前納を使う人や、携帯電話・インターネット料金もこのカードにまとめる人なら、失効の心配はほぼありません。逆に年間の利用額が少ない人は、他のカードを選んだほうが確実です。

9位 JCBカード S|年会費無料でJ-POINTが貯まり優待も使える

JCBカード S

年会費(税込) 永年無料(家族カードも無料)
基本還元率 0.5%(200円につきJ-POINT 1ポイント)
国民年金の還元率 0.5%(通常どおり付与)
最大還元率 0.5%〜10%(※1)(※2)
ポイントの価値 1ポイント=最大1円相当
優待 JCBカード S 優待 クラブオフ(国内外20万ヵ所以上・最大84%OFF)
スマートフォン保険 年間最高30,000円(※3)
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
国際ブランド JCB
申込対象 18歳以上(高校生を除く)でご本人または配偶者に安定継続収入のある方、または18歳以上の学生(高校生を除く)

※1 事前にポイントアップ登録が必要です。

※2 利用加盟店や交換商品等によりポイント付与条件や還元率は異なる場合があります。

※3 通信料の支払いに当該カードを指定していること、直近3ヵ月以上連続して支払っていること、購入後24ヵ月以内であることが適用の条件です。

メリット
  • 年会費が永年無料で、国民年金の納付も通常どおりJ-POINTの付与対象になる
  • 年齢条件がないため、40歳以降でも申し込める
  • JCBカード S 優待 クラブオフで国内外20万ヵ所以上の施設が最大84%OFFになる
  • 条件を満たせばスマートフォン保険が年間最高30,000円まで適用される
デメリット
  • 基本還元率は0.5%で、同じJCBでもJCBカード Wの半分にとどまる
  • 国際ブランドはJCBのみ

JCBカード Sは、年齢条件がないJCBのプロパーカードです。JCBカード Wは39歳までしか申し込めませんが、こちらは40代・50代でも新規発行できます。基本還元率は0.5%で、200円につきJ-POINTが1ポイント貯まります。令和8年度の2年前納418,510円なら約2,090ポイント、1ポイント=最大1円相当なので2,090円相当です。

還元率だけ見れば地味ですが、JCBカード S 優待 クラブオフの存在が効いてきます。国内外20万ヵ所以上の宿泊施設・レジャー施設・飲食店などが最大84%OFFで利用でき、年に数回使うだけでポイント還元の差は簡単に埋まります。また条件を満たすとスマートフォン保険が年間最高30,000円まで付くため、画面割れの修理費用が心配な人にも安心です。年金の支払いをきっかけにJCBのプロパーカードを1枚持っておきたい、という人に向いています。

10位 Orico Card THE POINT|入会後6か月は還元率2倍でスタートダッシュできる

オリコカード THE POINT

年会費(税込) 無料
基本還元率 1.0%(100円につき1オリコポイント)
国民年金の還元率 1.0%(入会後6か月間は2.0%)
入会特典 入会後6か月間はポイント還元率が2.0%にアップ(特別加算分の上限は5,000オリコポイント)
オリコモール 経由の利用で0.5%特別加算
ポイント有効期限 ポイント加算月を含めて12か月後の月末
電子マネー iD/QUICPayを搭載
国際ブランド Mastercard/JCB
申込対象 原則として18歳以上(高校生を除く)で安定した収入がある方、または18歳以上の学生(高校生を除く)
メリット
  • 年会費無料で基本還元率1.0%、国民年金の納付でも還元率が下がらない
  • 入会後6か月間は還元率2.0%になるため、このタイミングで前納すると還元額を大きくできる
  • iDとQUICPayの両方を搭載しており、タッチ決済の使い分けがしやすい
デメリット
  • 入会後6か月の2.0%は特別加算分に5,000オリコポイントの上限がある
  • オリコポイントの有効期限が12か月と短めで、貯めっぱなしにできない

Orico Card THE POINTは、年会費無料で基本還元率1.0%という基準を満たしたうえで、入会後6か月間は還元率が2.0%にアップする点が特徴です。この期間に2年前納をぶつければ、418,510円の決済で通常分4,185ポイントに特別加算分が上乗せされ、合計8,370ポイント相当まで伸ばせます。特別加算分の上限は5,000オリコポイントなので、この使い方なら上限にも収まります。

カードを新しく作って前納を狙う人にとっては、この6か月ルールが大きな武器になります。1月〜2月にカードを発行して2月末までに申出書を提出すれば、4月末の立替納付がちょうど2.0%期間に入る計算です。注意点はオリコポイントの有効期限が12か月と短いこと。前納で年1回しかポイントが入らない使い方をするなら、貯まったらすぐに交換する習慣をつけておきましょう。

ポイントが付かない・減るカードもある|申し込む前に候補から外したい5枚

人気ランキングの上位に入る有名なカードでも、国民年金の支払いに関してはポイントが付かなかったり、還元率が大きく下がったりするものがあります。「持っているから、とりあえずこれを登録しよう」が最も損をするパターンです。ここでは特に間違えやすい5つのケースを取り上げます。

なお、ここで紹介するカードは国民年金との相性が悪いだけで、カードそのものの評価が低いわけではありません。日常の買い物では優秀な1枚も含まれているので、年金は別のカードで払い、これらのカードは得意分野で使うという住み分けがおすすめです。

楽天カードは国民年金だと還元率が0.2%まで下がる

楽天カード

通常の還元率 1.0%(100円につき1楽天ポイント)
国民年金の還元率 0.2%(500円につき1楽天ポイント)
2年前納の還元額目安 約837円分
年会費(税込) 永年無料

楽天カードは2021年6月から、電気・ガス・水道などの公共料金、税金、そして国民年金保険料の支払いについて、ポイント付与を500円につき1ポイント(0.2%)に引き下げています。通常の1.0%から5分の1になる計算です。

令和8年度の2年前納418,510円を楽天カードで決済しても、貯まるのは約837ポイント。これは口座振替とクレジットカード納付の割引額の差1,360円を下回るため、楽天カードで払うくらいなら口座振替のほうが得という結論になります。

楽天カード自体は楽天市場での買い物や日常のショッピングで1.0%が維持される優秀なカードなので、年金だけ別のカードに任せて、買い物用として使い続けるのが賢い選択です。

三井住友カード(NL)はポイント付与の対象外

三井住友カード(NL)

通常の還元率 0.5%(200円につき1Vポイント)
国民年金の還元率 ポイント付与の対象外
年間利用額の集計 国民年金保険料は集計対象外
年会費(税込) 永年無料

三井住友カード(NL)は公式サイトで、国民年金保険料の支払いはVポイント付与の対象にならず、年会費や継続特典の条件となる年間利用額の集計にも含まれないと明記しています。つまり40万円を超える2年前納を決済しても、ポイントは1ポイントも付きません。三井住友カード(NL)自体の使いどころは、三井住友カードのおすすめランキングで整理しています。

一方でこのカードは、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払うと7%ポイント還元(※)という強力な特典を持っています。最短10秒でカード番号発行(※)に対応しているスピード感も魅力です。年金の納付先としては向きませんが、日常の少額決済用として1枚持っておく価値は十分にあります。

※7%ポイント還元にはご利用金額の上限や対象店舗など各種条件があります。/※即時発行ができない場合があります。

dカード・dカード GOLDは国民年金がポイント加算されない

dカード

通常の還元率 1.0%(100円につき1dポイント)
国民年金の還元率 ポイント進呈の対象外
年会費(税込) dカード:永年無料/dカード GOLD:11,000円
得意分野 ドコモの通信料金・d払い・dポイント加盟店

dカードは公式のポイントサービス注意事項で、国民年金保険料をポイント進呈の対象外として明記しています。これはdカード GOLDでも同じで、年会費11,000円(税込)を払っているからといって年金分のポイントが付くわけではありません。なお、dカード(一般)は公式の案内で、2027年1月ご利用分から基本の還元が200円(税込)につき1ポイント(0.5%)に変わり、前年度に利用がない場合は年会費1,650円(税込)がかかる改定が告知されています(dカード GOLDは対象外)。最新の条件は申込前に公式サイトで確認してください。

dカード GOLD

dカード GOLDはドコモのケータイ料金・ドコモ光の利用料金が1,000円(税抜)ごとに最大10%還元※1※2になる点が強みなので、ドコモユーザーは通信費用のカードとして持ち、年金は別のカードで払うのが正解です。せっかくの高額決済を無駄にしないよう、登録前に必ず確認しておきましょう。

※1 ドコモ mini/ahamo/irumoを除くドコモケータイ料金およびahamo光を除くドコモ光ご利用料金をさします。
※2 端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外。

PayPayカードは税金・公共料金の枠で基本付与率が0.5%に下がる

PayPayカード

通常の還元率 1.0%
税金・公共料金の付与率 0.5%
PayPay請求書払い 原則としてポイント付与の対象外
年会費(税込) 永年無料

PayPayカードは公式サイトで、公共料金および税金の支払いは基本付与率が0.5%になると案内しています。通常の1.0%から半減するため、令和8年度の2年前納418,510円で貯まるのは約2,090円分にとどまります。年会費無料なのでマイナスにはなりませんが、同じ無料カードで1.0%が維持されるものがある以上、あえて選ぶ理由は乏しいでしょう。

さらに注意したいのが、PayPayアプリの請求書払いで国民年金の納付書を支払っても、原則としてPayPayポイントは付かない点です。「PayPayで払えばポイントが二重取りできる」と考えるのは誤りなので、この点も押さえておきましょう。

セブンカード・プラスは新規申し込みの受付が終了している

セブンカード・プラス

新規入会 2026年6月30日をもって申込受付を停止
既存会員 すでに発行済みのカードは引き続き利用可能
後継カード 2026年8月26日に「nanacoクレジットカード」の発行を開始
年会費(税込) 永年無料

セブンカード・プラスは、nanacoチャージでポイントが貯まる数少ないカードとして知られていました。しかし2026年6月30日をもって新規入会の申込受付が停止されており、今から国民年金のために発行することはできません。

発行済みのカードは引き続き使えますが、後継カードとして2026年8月26日に「nanacoクレジットカード」の発行が始まりました。ただし新カードは、nanaco残高へのクレジットチャージがポイント還元の対象外とされており、旧セブンカード・プラスのようにチャージ経由でポイントを稼ぐ使い方はできません。nanacoを使った納付を検討している人は、この記事で紹介した年会費無料の高還元カードでクレジットカード納付に切り替えるほうが確実です。

規約の「ポイント付与対象外の利用」欄で見分けるコツ

ここまで紹介した以外のカードでも、国民年金がポイント対象かどうかは自分で確認できます。見るべきは会員規約やポイントプログラムの「ポイント付与の対象とならないご利用」という項目です。

具体的には、次のキーワードが並んでいないかをチェックしてください。

キーワード1 国民年金保険料/公的年金保険料
キーワード2 税金・公金/地方税/国税
キーワード3 公共料金(電気・ガス・水道)
キーワード4 指定代理納付/収納代行

これらの語句が「対象外」ではなく「付与率が異なる」という書き方になっていることもあるので、対象外リストだけでなくポイント付与率の一覧表も見ておきましょう。楽天カードやPayPayカードのように、対象外ではなく「別の付与率」として案内されているパターンがあるためです。

規約を読んでも判断できないときは、カードの裏面に記載されたサポート窓口に電話して「国民年金保険料のクレジットカード納付はポイント付与の対象ですか」と聞くのが確実です。数分で終わる確認で数千円の差が出ますから、面倒がらずに済ませておきましょう。日常の支払い全般でどのカードを使うか迷っている人は、公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードも参考になります。住民税や固定資産税などの納付も同じカードで済ませたい人は、税金の支払いにおすすめのクレジットカードで手数料の損益分岐点を確かめておくと安心です。

国民年金をクレジットカードで払うメリット

カード選びの前に、そもそもクレジットカード納付にどんな良さがあるのかを整理しておきましょう。ポイントが貯まることだけがメリットではありません。納め忘れの防止や家計管理のしやすさといった、日々の暮らしに直結する利点もあります。

納めた保険料に応じてポイントが貯まる

最大のメリットは、やはり払うだけでポイントが返ってくることです。国民年金保険料は令和8年度で月額17,920円、1年分で215,040円にもなります。これだけの金額を還元率1.0%のカードで払えば、年間2,000円分以上のポイントが手に入ります。

現金や口座振替ではこの還元は一切ありません。払う金額も、受けられる年金額も変わらないのに、カード払いにするだけで数千円分の価値が生まれるのがポイント還元の面白いところです。

ポイントの使い道は自由です。コンビニでの買い物に充てても、家電の購入に使っても構いません。国税庁のタックスアンサーでも、決済代金に応じて企業から付与されるポイントは通常の商取引における値引きと同様の行為と整理されており、原則として課税対象の経済的利益には当たらないとされています。安心して使って問題ありません。

前納割引とポイント還元を二重取りできる

見落とされがちですが、クレジットカード納付でも前納割引はきちんと適用されます。「カード払いにすると割引がなくなるのでは」と心配する必要はありません。

令和8年度の場合、クレジットカードでの2年前納は418,510円で、毎月納付に比べて16,010円の割引を受けられます。ここに還元率1.0%のカードのポイント約4,180円分が上乗せされるので、合計で約20,190円のメリットです。

納付方法 割引額 ポイント(還元率1.0%) 合計メリット
毎月納付 0円 約4,345円分 約4,345円
6か月前納(4回分) 3,480円 約4,310円分 約7,790円
1年前納(2回分) 7,640円 約4,269円分 約11,909円
2年前納 16,010円 約4,185円分 約20,195円

※2年分(令和8年度・令和9年度)で比較した概算。令和9年度の保険料月額18,290円をもとに算出し、令和9年度の前納割引額は令和8年度と同水準として計算しています。

まとめて払うほど手元の資金は必要になりますが、2年前納なら毎月納付の4倍以上のメリットが得られます。前納の詳しい金額は日本年金機構「国民年金保険料の前納」で公表されていますので、申し込み前に確認しておきましょう。

納め忘れによる未納を防げる

国民年金の納付書払いは、うっかり期限を過ぎてしまうリスクが常につきまといます。未納のまま2年が経過すると、その期間の保険料は原則として納められなくなり、将来受け取る老齢基礎年金が減るだけでなく、障害基礎年金や遺族基礎年金の受給資格に影響が出ることもあります。

クレジットカード納付にしておけば、申し出をした後は自動的に立替納付が行われます。納付書を管理する必要も、コンビニへ足を運ぶ必要もありません。一度手続きをすれば継続されるので、忙しい人ほど恩恵が大きい仕組みです。

とくに転職の合間や独立直後など、生活のリズムが安定しない時期は納付を忘れがちです。そうした時期こそ、自動で納まる仕組みを作っておく価値があります。

家計簿アプリで支出をまとめて管理できる

クレジットカード納付にすると、年金保険料の支払いがカードの利用明細に記録されます。家計簿アプリとカードを連携させていれば、社会保険料の支出が自動で家計簿に取り込まれるので、記帳の手間がかかりません。

とくにフリーランスや個人事業主の場合、確定申告のときに1年間の社会保険料を集計する必要があります。カード明細に残っていれば、金額と支払日をあとから簡単に確認できます。

もちろん確定申告や年末調整で使うのは日本年金機構が発行する控除証明書ですが、日々の家計管理という意味では、支出が1か所にまとまる効果は小さくありません。現金納付だと領収証書を保管しておく必要があり、紛失のリスクもあります。

国民年金をクレジットカードで払うデメリット

メリットが大きい一方で、クレジットカード納付には知っておくべき制約もあります。ここを理解しないまま申し込むと「思っていたのと違う」となりかねません。4つのデメリットを正直にお伝えします。

申し込みから納付開始まで1〜2か月かかる

クレジットカード納付は、申出書を提出したその月からすぐに始まるわけではありません。年金事務所での処理とカード会社との連携に時間がかかるため、実際に立替納付が始まるまで1〜2か月程度を見込んでおく必要があります。

とくに影響が大きいのが2年前納です。直近の4月から2年前納を始めたい場合、申出書は2月末日必着と定められています。3月に入ってから申し込んでも、その年の4月開始には間に合いません。

この間に納付期限が来た分は、届いている納付書で払っておく必要があります。「申し込んだから大丈夫」と放置して未納になってしまうケースがあるので、切り替え期間中の納付状況には注意しましょう。

支払い回数は一括のみで分割やリボは選べない

日本年金機構のクレジットカード納付では、支払回数は1回払いのみと定められています。分割払いやリボ払いは選べません。

つまり2年前納の418,510円を選んだ場合、その全額が翌月の引き落としで一度に請求されます。手元の資金に余裕がないまま前納を選ぶと、引き落とし日に口座残高が足りず、カードの支払い自体が遅れてしまう恐れがあります。

「カード払いなら支払いを先延ばしできる」という感覚で前納を選ぶのは危険です。引き落とし月に一括で払えるかどうかを確認したうえで、前納の期間を決めてください。資金繰りに不安があるなら、6か月前納や毎月納付を選ぶほうが安全です。

前納の高額決済で限度額を圧迫しやすい

2年前納の418,510円は、多くの人にとってカード利用枠のかなりの部分を占める金額です。限度額が50万円のカードなら、年金の立替納付だけで枠の8割以上が埋まってしまいます。

同じカードで家賃や光熱費、携帯料金を払っている人は、4月の請求が確定するまで他の支払いに使える枠がほとんど残りません。旅行や家電の購入を予定している人は、決済が通らないという事態も起こり得ます。

対策としては、年金納付専用のカードを1枚用意するのがもっともシンプルです。他の支払いを一切通さなければ、限度額をまるごと年金に充てられます。ポイントの取りこぼしもなく、限度額の管理も楽になります。

カードの更新や変更のたびに手続きがいる

使用するクレジットカードを変えたいときや、カード払いをやめて口座振替に戻したいときは、そのつど「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を年金事務所に提出する必要があります。オンラインで完結する仕組みではないので、多少の手間はかかります。

一方でカードの有効期限が切れて新しいカードが届いた場合は、原則として手続きは不要です。指定代理納付者が発行するカード情報の更新によって、継続して納付が行われます。ただしカード番号自体が変わる再発行(紛失・盗難など)の場合は、あらためて申出書の提出が必要になることがあります。

カードを解約するときにも注意が必要です。年金の納付方法を切り替えないままカードを解約すると、立替納付ができずに未納になってしまいます。カードを解約する前に、必ず納付方法の変更手続きを済ませておきましょう。

2年前納の約42万円が通らない?利用限度額の壁とその回避ワザ

クレジットカード納付でつまずく人がもっとも多いのが、この利用限度額の問題です。せっかく申し込んだのに立替納付が実行されず、慌てて納付書で払い直すことになるケースは珍しくありません。ここでは金額の全体像と、限度額が足りないときの具体的な回避策を解説します。

2年前納・1年前納・6か月前納それぞれの金額と割引額

まずは令和8年度の正確な金額を押さえておきましょう。日本年金機構「国民年金保険料の2年前納制度」などで公表されている、クレジットカード納付の場合の金額は次のとおりです。

納付方法 1回あたりの決済額 割引額 立替納付日
2年前納 418,510円 16,010円 4月末日
1年前納 211,220円 3,820円 4月末日
6か月前納 106,650円 870円 4月末日・10月末日
毎月納付 17,920円 なし 納付対象月の月末日

2年前納の418,510円という金額は、初めて作ったカードの限度額(10万〜30万円)ではまず通りません。ゴールドカードでも、他の支払いと重なれば枠が足りなくなることがあります。付加保険料をあわせて納める場合は、さらに9,250円(2年前納)が上乗せされる点も覚えておきましょう。

限度額の一時増額を頼むときのタイミングと伝え方

限度額が足りないときの第一の選択肢が、カード会社への一時的な増枠申請です。多くのカード会社が、旅行や高額商品の購入などを理由にした期間限定の増枠を受け付けています。

申し込むタイミングが重要です。カード会社が利用可能額を確認するのは、立替納付対象月の第8営業日から当月20日ごろ。つまり4月末に立替納付が行われる場合、遅くとも4月上旬には増枠が完了している必要があります。審査には数日から1週間程度かかるので、3月中に申し込んでおくのが安全です。

伝え方も工夫しましょう。「国民年金保険料の2年前納で418,510円の決済が4月に発生する予定なので、それに対応できる枠まで一時的に引き上げてほしい」と、金額と時期を具体的に伝えると話が早く進みます。増枠には審査があるため必ず通るとは限りませんが、支払い遅延がなく利用実績がある人なら通りやすい傾向です。

なお増枠が認められた場合でも、期間が過ぎれば元の限度額に戻ります。翌々年の前納も同じカードで続けるなら、その都度申請するか、恒久的な増枠を検討しましょう。

限度額が足りないなら1年前納や6か月前納に切り替える

増枠が難しいときは、前納の期間を短くするのが現実的な対処法です。1年前納なら211,220円、6か月前納なら106,650円なので、限度額のハードルはぐっと下がります。

割引額は減りますが、ポイント還元まで含めた合計メリットで見れば、そこまで大きな差にはなりません。2年分で比較すると次のようになります。

納付方法 2年分の割引額(概算) 2年分のポイント(還元率1.0%) 合計メリット
2年前納 16,010円 約4,185円分 約20,195円
1年前納×2回 7,640円 約4,269円分 約11,909円
6か月前納×4回 3,480円 約4,310円分 約7,790円

差額は2年前納と1年前納で約8,300円。決して小さくはありませんが、限度額オーバーで納付が失敗して納付書での払い直しになるくらいなら、確実に通る金額を選ぶほうが賢明です。まずは1年前納で1年間の利用実績を作り、翌年に2年前納へ切り替えるという段取りも取れます。

前納の決済は4月末ごろ|大きな買い物と重ねない

前納を選んだ場合、立替納付が行われるのは4月末日です。そして利用可能額の確認は、その前の第8営業日から20日ごろにかけて行われます。

つまり4月上旬から中旬にかけては、カードの枠を空けておく必要があるということです。この時期に引っ越しの費用や家電の買い替えを同じカードで決済すると、年金の立替納付に必要な枠が残らない可能性があります。

具体的には次の3点に気をつけましょう。

注意点1 3月〜4月は同じカードでの高額決済を避ける(引っ越し・家電・旅行など)
注意点2 4月の請求分の引き落としが済むまで、残枠を確認する習慣をつける
注意点3 家賃や光熱費を同じカードで払っている場合は、その分の枠も計算に入れる

年金納付専用のカードを1枚用意しておけば、こうした調整はまとめて不要になります。年会費無料のカードなら維持コストもかからないので、前納を毎年続けるつもりなら検討する価値があります。

家族のカードで払うと社会保険料控除はどうなる?名義でつまずかないために

夫婦や親子で国民年金を納めているとき、「どのカードで払うか」は税金にも関わってきます。社会保険料控除は、実際に保険料を負担した人が受けられるのが原則です。ここを理解しておかないと、せっかくの控除を取り逃がしたり、逆に誤った申告をしてしまったりします。

控除を受けられるのは保険料を負担した人

国税庁「No.1130 社会保険料控除」によると、納税者が自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族の負担すべき社会保険料を支払った場合、その支払った金額について所得控除を受けられます。国民年金保険料もこの対象です。

ポイントは「支払った人」が控除を受けるという点です。親が大学生の子どもの国民年金を自分のカードで払えば、控除を受けられるのは親です。子ども本人にはアルバイト収入があっても、支払っていない以上は控除できません。

夫婦の場合も同じで、夫のカードで妻の分を払えば、その金額は夫の社会保険料控除に含めます。世帯で見たときに所得が高い人のカードで払ったほうが、節税効果は大きくなります。所得税率が高い人ほど、同じ控除額でも軽減される税額が大きくなるためです。

本人以外のカードで納めるときの申出書の書き方

被保険者本人以外の名義のカードで納付する場合、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」にカード名義人の記入が必要です。さらに日本年金機構は、カード名義人が本人または配偶者以外である場合には同意書の提出を求めています。

つまり夫婦間であれば申出書だけで手続きできますが、親が子どもの分を親名義のカードで払う場合などは、名義人の同意書が追加で必要になります。書式は年金事務所で確認できるので、提出前に問い合わせておくと二度手間になりません。

記入時によくある間違いが、被保険者の基礎年金番号とカード名義人の欄を取り違えることです。「誰の保険料を、誰のカードで払うのか」を明確に分けて記入してください。不備があると受理されず、開始月が1か月ずれてしまいます。

年末調整・確定申告で使う控除証明書の扱い

社会保険料控除を受けるには、日本年金機構が発行する「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」が必要です。毎年11月上旬ごろに、その年の1月から9月までの納付額を記載したものが送られてきます。10月以降に納め始めた人には、翌年2月上旬ごろに送付されます。

この証明書は被保険者本人あてに届きます。親や配偶者のカードで払っている場合でも証明書の宛名は本人なので、控除を受ける人が本人から受け取って、年末調整の保険料控除申告書に添付するか確定申告書に添付します。

2年前納をした場合は取り扱いが少し複雑です。国税庁「2年前納された国民年金保険料の社会保険料控除について」によると、納めた年に全額を控除する方法と、各年分の保険料に相当する額を各年において控除する方法のどちらかを選べます。各年で分割して控除する場合は、自分で「社会保険料(国民年金保険料)控除額内訳明細書」を作成し、控除証明書とあわせて提出する必要があります。

所得が年によって大きく変動する個人事業主なら、所得が多い年にまとめて控除したほうが有利になることもあります。どちらが得かは自分の所得状況次第なので、申告前に一度シミュレーションしてみましょう。

家族カードで払ったときはどう考えるか

家族カードを使った場合の考え方も押さえておきましょう。家族カードは本会員の契約に紐づくカードで、利用代金は本会員の口座から引き落とされます。

したがって家族カードで国民年金を払った場合、実際に負担しているのは本会員です。控除を受けるのは家族カードの名義人ではなく、引き落とし口座を持つ本会員と考えるのが自然です。妻名義の家族カードで妻自身の年金を払っても、支払っているのは夫、という整理になります。

ただし、あとから家族カード名義人が本会員に現金で渡している場合など、実態が異なるケースもあります。判断に迷うときは、実際に誰の財布からお金が出ているかを基準に考え、必要に応じて税務署や税理士に確認してください。誤った申告は後から修正が必要になるため、あいまいなまま処理しないことが大切です。

国民年金のクレジットカード納付を始める手順

ここからは実際の手続きの流れです。オンラインで完結する仕組みではないため、書類の準備と提出先を事前に把握しておくとスムーズに進みます。締切を逃すと開始が1年遅れることもあるので、日程管理も忘れずに。

国民年金保険料クレジットカード納付申出書を用意する

手続きに必要なのは「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」1枚です。日本年金機構の公式サイトからダウンロードできるほか、年金事務所や市区町村の国民年金担当窓口にも用意されています。

記入する主な項目は次のとおりです。

記入項目1 被保険者の基礎年金番号・氏名・生年月日・住所
記入項目2 クレジットカード番号・有効期限・カード名義人
記入項目3 納付方法(毎月納付/6か月前納/1年前納/2年前納)
記入項目4 カード名義人の署名

基礎年金番号は年金手帳や基礎年金番号通知書、ねんきん定期便で確認できます。納付方法の欄でどの前納を選ぶかによって、その後の決済額が決まるので、限度額を確認してから記入しましょう。カード名義人が本人・配偶者以外の場合は、あわせて同意書も準備します。

年金事務所へ提出する(窓口・郵送)

記入した申出書は、お住まいの地域を管轄する年金事務所へ提出します。窓口へ持参する方法と、郵送する方法があります。

窓口なら記入内容をその場で確認してもらえるので、不備による差し戻しを防げます。急いでいる場合や初めてで不安な場合は窓口がおすすめです。郵送の場合は、締切日が「必着」なのか「消印有効」なのかを必ず確認してください。2年前納の2月末日は必着とされているため、余裕をもって発送しましょう。

なお、口座振替と違って金融機関の窓口では受け付けていません。提出先は年金事務所である点を間違えないようにしてください。市区町村の窓口で申出書を受け取れる場合でも、提出は年金事務所宛てになります。

提出後、内容に不備がなければ手続きが進み、指定した納付方法での立替納付が始まります。処理には1〜2か月かかるため、その間に納期限が来る分は届いている納付書で納めておきましょう。

前納を選ぶなら申し込みは2月末までに

日程管理でもっとも重要なのがこの締切です。直近の4月から2年前納を始めたい場合、申出書は2月末日必着と定められています。1日でも遅れると、その年の4月開始には間に合いません。

逆算すると、次のようなスケジュールになります。

1月まで 使うカードを決めて申し込む(発行に2週間程度かかる場合あり)
2月上旬 申出書を記入し、年金事務所へ提出(郵送なら余裕をもって)
3月まで 必要ならカード会社に限度額の一時増額を申し込む
4月上旬〜中旬 カード会社による利用可能額の確認。この時期は枠を空けておく
4月末日 立替納付が実行される

新しくカードを作るところから始めるなら、年内から準備を始めるくらいの余裕がほしいところです。エポスカードのようにマルイ店頭で最短即日受け取りできるカードなら、締切間際でも間に合わせやすくなります。

なお、2年前納以外の納付方法は随時申し込めます。ただし申し込む時期によって開始月が変わるため、6か月前納や1年前納を4月から始めたい場合も、早めに手続きしておくのが確実です。

カードを変えるとき・カード払いをやめるときの手続き

使用するカードを変更したいときは、同じ「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に新しいカード情報を記入して提出します。変更用の別書式があるわけではないので、迷う必要はありません。

カード払いをやめて口座振替や納付書払いに戻す場合も、年金事務所への申し出が必要です。何もしないままカードを解約すると立替納付ができず、未納として扱われるため注意してください。

ケース1 カードの有効期限が更新された → 原則として手続き不要
ケース2 別のカードに変更したい → 申出書に新しいカード情報を記入して提出
ケース3 カードを解約する → 事前に納付方法の変更手続きを行う
ケース4 紛失・盗難でカード番号が変わった → 念のため年金事務所に確認のうえ手続き

変更手続きにも処理期間がかかります。納付方法を切り替えるなら、次の立替納付日の1〜2か月前には手続きを済ませておくのが安心です。

前納割引とポイント還元、結局いくら得する?納付方法別に試算

ここまでの情報をもとに、実際にいくら得をするのかを数字で整理します。令和8年度の月額17,920円、令和9年度の月額18,290円をもとに、2年分の総額で比べていきましょう。

毎月納付・6か月前納・1年前納・2年前納の割引額を比べる

まずは割引額だけを比べます。クレジットカード納付の場合、令和8年度の割引額は次のとおりです。

納付方法 納付額 割引額 割引率の目安
毎月納付(1か月) 17,920円 0円 —
6か月前納 106,650円 870円 約0.8%
1年前納 211,220円 3,820円 約1.8%
2年前納 418,510円 16,010円 約3.7%

まとめて払う期間が長くなるほど割引率が跳ね上がるのが分かります。とくに2年前納は約3.7%の割引で、これは高還元カードのポイント還元率をはるかに上回る水準です。資金に余裕があるなら、2年前納を選ばない理由はほとんどありません。

なお付加保険料(月額400円)を納めている人は、2年前納で9,250円(割引額350円)が上乗せされます。将来の年金額を増やしたい人は、あわせて検討してみてください。

還元率1.0%のカードで2年前納したときの合計メリット

次に、還元率別に2年前納の合計メリットを見てみましょう。決済額は418,510円で計算しています。

カードの還元率 前納割引 ポイント還元 合計メリット
0.2%(楽天カードなど) 16,010円 約837円分 約16,847円
0.5%(エポスカードなど) 16,010円 約2,090円相当 約18,100円
1.0%(au PAY カード・エポスゴールドカードなど) 16,010円 約4,185円分 約20,195円
1.2%(リクルートカード) 16,010円 約5,022円分 約21,032円

還元率0.2%と1.2%では、2年前納1回で4,000円以上の差がつきます。カードを選び直すだけで得られる金額としては十分に大きいでしょう。

なおエポスゴールドカードの場合は、年間100万円利用で10,000ポイントのボーナスが加わります。2年前納の418,510円だけで年間利用額の4割を達成できるため、生活費もあわせて通せば実質的な還元率はさらに上がります。クレジットカード全般の比較はクレジットカードのおすすめ人気ランキングでも詳しく解説しています。

口座振替の早割・前納とクレジットカード納付はどちらが得か

「そもそも口座振替のほうが割引額は大きいのでは」という疑問に答えます。結論から言うと、還元率0.5%以上のカードならクレジットカード納付のほうが得です。

納付方法 2年前納の実質負担 差額
口座振替(2年前納) 417,150円 基準
カード納付(還元率0.2%) 約417,673円 約523円の損
カード納付(還元率0.5%) 約416,420円 約730円の得
カード納付(還元率1.0%) 約414,325円 約2,825円の得
カード納付(還元率1.5%) 約412,234円 約4,917円の得

口座振替とカード納付の割引額の差は1,360円。この1,360円をポイント還元で上回れるかどうかが分岐点で、418,510円に対して1,360円は約0.33%にあたります。つまり還元率0.33%を超えるカードならカード納付が有利、というシンプルな基準です。

なお口座振替には、毎月納付でも当月末に引き落とすことで月60円割引になる「早割」があります。年間720円の割引ですが、還元率1.0%のカードで毎月納付すれば年間約2,150円分のポイントが付くため、こちらもカード納付に軍配が上がります。

年会費が有料のカードでも元が取れる利用額の目安

最後に、年会費が有料のカードを選ぶ場合の損益分岐点を確認しておきましょう。年会費 ÷ 還元率 = 必要な年間利用額という計算式で求められます。

年会費(税込) 還元率0.5% 還元率1.0% 還元率1.5%
2,200円 44万円 22万円 約14.7万円
5,000円 100万円 50万円 約33.4万円
11,000円 220万円 110万円 約73.4万円

エポスゴールドカード(年会費5,000円・税込)を還元率1.0%で使うなら、年間50万円の利用で元が取れる計算です。2年前納の418,510円だけではわずかに届きませんが、生活費など他の支払いを少し足せば十分に到達できるラインで、しかも年間50万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になるので、実質的な負担は初年度だけです。

一方、年会費11,000円のカードを年金の支払いだけで元を取るのは現実的ではありません。年会費が有料のカードを選ぶなら、年金以外の生活費もそのカードに集約できるかどうかを基準に判断してください。判断に迷うなら、年会費永年無料で還元率1.0%以上のカードを選んでおけば間違いがありません。

クレジットカード以外の選び方|スマホアプリ納付や電子マネー払い

国民年金の納付方法は、クレジットカードだけではありません。スマートフォンアプリでの納付や電子マネー払いという選択肢もあり、状況によってはこちらのほうが合う人もいます。それぞれの立ち位置を整理しておきましょう。

スマホアプリ納付でチャージ分のポイントを取る

2023年2月から、国民年金保険料の納付書に印字されたバーコードをスマホアプリで読み取って納付できるようになりました。日本年金機構「スマートフォンアプリでのお支払い」によると、利用できるのはAEON Pay・au PAY・d払い・PayB・PayPay・楽天ペイの6種類です。

ここで注意したいのが、アプリでの納付そのものにはポイントが付かないという点です。請求書払いはほとんどの決済サービスでポイント付与の対象外とされています。狙えるのは残高にチャージするときのポイントだけで、クレジットカードからチャージできるサービスとカードの組み合わせによっては、0.5%前後の還元が取れます。

もう一つの制約が金額です。30万円を超える金額の納付書にはバーコードが印字されないため、スマホ決済では納付できません。令和8年度の2年前納(418,510円)はこの上限を超えるので対象外で、使えるのは1年前納(211,220円)までです。延滞金の納付書も同様に対象外となっています。

また、アプリで納付すると領収証書が発行されません。決済後の納付書をコンビニや金融機関で使わないよう注意してください。二重払いになる恐れがあります。

nanaco払いとコンビニ納付の今の立ち位置

かつては「クレジットカードでnanacoにチャージし、そのnanacoでコンビニ納付する」という方法でポイントを稼ぐ人が多くいました。しかし現在、この手法の魅力はかなり薄れています。

理由は2つあります。ひとつはnanacoチャージでポイントが付くクレジットカードが大幅に減ったこと。もうひとつは、その代表格だったセブンカード・プラスが2026年6月30日で新規入会の申込受付を停止したことです。後継として2026年8月26日に「nanacoクレジットカード」の発行が始まりましたが、公式サイトによるとnanaco残高へのクレジットチャージはポイント還元の対象外とされており、チャージを経由して国民年金の納付分までポイントを稼ぐことはできません。

またnanaco払いにも金額の壁があります。nanacoの残高上限は50,000円、センターお預かり分を含めても一度に扱える金額は限られるため、2年前納のような高額納付には現実的に対応できません。

現時点では、手間と還元率のバランスを考えると、素直にクレジットカード納付を選ぶほうが合理的です。nanaco払いを検討するのは、後継カードの条件が明らかになってからでも遅くはありません。

電子マネー払いが向いている人・向いていない人

電子マネーやスマホアプリでの納付が向いているのは、次のような人です。

向いている人 納付書がすでに手元にあり、コンビニに行かず自宅で済ませたい人/毎月納付や6か月前納で1回の金額が小さい人/クレジットカードを持っていない・作りたくない人
向いていない人 2年前納で最大の割引を狙いたい人/納付そのものでポイントを貯めたい人/毎回の操作を手間に感じる人

決定的な違いは継続性です。クレジットカード納付は一度申し出れば自動的に納付が続きますが、スマホアプリ納付は納付書が届くたびに自分で操作する必要があります。納め忘れのリスクという意味では、カード納付のほうが安全です。

また割引額の差も無視できません。スマホアプリ納付では2年前納が使えないため、最大でも1年前納の3,820円(令和8年度)にとどまります。2年前納の16,010円と比べると、その差は歴然です。

結論としては、クレジットカードを作れる人はカード納付、事情があってカードを持てない人はスマホアプリ納付という使い分けが分かりやすいでしょう。カードを持てるなら、この記事で紹介した年会費無料の高還元カードを1枚用意するのが最も効率的です。

国民年金のクレジットカード払いでよくある質問

最後に、国民年金のクレジットカード納付についてよく寄せられる質問にまとめてお答えします。手続き前の疑問はここで解消しておきましょう。

途中で支払いに使うカードを変えられますか

変更できます。「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に新しいカード情報を記入して、年金事務所に提出すれば手続きは完了です。変更専用の書式はなく、開始時と同じ用紙を使います。

ただし変更手続きにも処理期間がかかります。次の立替納付日の1〜2か月前までに提出しておかないと、切り替えが間に合わず旧カードで決済されることがあります。前納を利用している場合は、次の4月末に間に合うよう2月中には手続きを済ませておきましょう。

なお、カードの有効期限が切れて新しいカードが届いただけであれば、原則として手続きは不要です。カード番号自体が変わる再発行の場合は、念のため年金事務所に確認してください。

家族名義のクレジットカードでも納付できますか

納付できます。申出書にカード名義人を記入すれば、被保険者本人以外の名義のカードでも利用可能です。ただしカード名義人が本人または配偶者以外の場合は、名義人の同意書が必要になります。

税金の面では、実際に保険料を負担した人が社会保険料控除を受けられるのが原則です。親が子どもの分を親名義のカードで払えば、控除を受けるのは親になります。世帯で見て所得の高い人のカードで払うと節税効果が大きくなるので、家族間で話し合って決めるとよいでしょう。

なお家族カードで払った場合は、引き落とし口座を持つ本会員が負担していると考えるのが自然です。判断に迷うときは税務署に確認してください。

分割払いやリボ払いは選べますか

選べません。日本年金機構のクレジットカード納付は1回払いのみと定められています。2年前納を選んだ場合は418,510円が翌月に一括で請求されます。

「カードなら支払いを分散できる」と考えて前納を選ぶと、引き落とし日に資金が足りずカードの支払い自体を延滞してしまう恐れがあります。一括で払える金額かどうかを確認してから、前納の期間を決めてください。

どうしても月々の負担を抑えたい場合は、毎月納付や6か月前納を選ぶという方法があります。割引額は小さくなりますが、家計への負担は平準化されます。

受け取ったポイントに税金はかかりますか

通常のカード利用で貯まるポイントについては、原則として課税されません。国税庁は、決済代金に応じて企業から付与されるポイントは通常の商取引における値引きと同様の行為と考えられるため、その取得・使用は課税対象となる経済的利益に該当しないものとして取り扱うとしています。

ただし例外があります。抽選キャンペーンに当選するなどして臨時・偶発的に取得したポイントや、共通ポイント制度の運営企業から付与されたポイントを使用した場合は、その相当額が一時所得などの総収入金額に算入されます。

国民年金の納付で貯まるのは通常の利用に伴うポイントなので、基本的に確定申告は不要と考えて問題ありません。入会キャンペーンで大量のポイントを受け取った場合だけ、一時所得の扱いを確認しておくと安心です。

引き落としに失敗したらどうなりますか

限度額オーバーやカードの有効期限切れなどで立替納付ができなかった場合、その分は未納として扱われ、後日納付書が送られてきます。届いた納付書で納めれば問題ありませんが、前納の割引は受けられなくなります。

とくに2年前納は金額が大きいため、失敗すると割引16,010円をまるごと逃すことになります。4月上旬から中旬にかけての利用可能額の確認時期に、必ず枠を空けておくことが最大の予防策です。

また、カードの支払い自体を延滞するとカード会社の信用情報に記録が残り、他のローンやカードの審査に影響することがあります。年金の未納も、放置すると将来の受給額や障害・遺族年金の受給資格に関わります。納付できなかったことに気づいたら、早めに年金事務所へ相談してください。保険料の納付が難しい事情があるなら、免除や納付猶予の制度も検討できます。

付加保険料や国民年金基金もカードで払えますか

付加保険料はクレジットカード納付の対象です。月額400円で、2年前納なら9,250円(割引額350円)となり、国民年金保険料とあわせて立替納付されます。付加保険料を納めると、将来の老齢基礎年金に「200円 × 付加保険料納付月数」が上乗せされるため、2年で元が取れる計算になります。

一方、国民年金基金は日本年金機構ではなく国民年金基金連合会が運営する別の制度で、納付方法も異なります。クレジットカードでの納付には対応していないため、口座振替が基本です。詳しい取り扱いは加入している基金へ直接確認してください。

なお、保険料の一部免除を受けている人はクレジットカード納付そのものを利用できません。免除の申請を検討している人は、納付方法とあわせて年金事務所に相談しておきましょう。

まとめ|ポイントが付くカードを選んで前納と組み合わせるのがいちばん得

国民年金のクレジットカード払いで得をするコツは、とてもシンプルです。国民年金がポイント付与の対象になっているカードを選び、可能な範囲でいちばん長い前納を組み合わせる。この2つを押さえるだけで、2年間で2万円以上のメリットが生まれます。

カード選びで最優先すべきは、還元率でも年会費でもなく「そもそもポイントが付くか」です。三井住友カード(NL)やdカードのように対象外となるカードや、楽天カードのように0.2%まで下がるカードを選んでしまうと、40万円を超える決済がほとんど無駄になります。

還元率を最大化したいならエポスゴールドカード、年会費無料で手堅く1.0%以上を取りたいならリクルートカード・JCBカード W・au PAY カード・Orico Card THE POINTが有力な候補です。ポイント管理が苦手ならP-oneカード スタンダードやVIASOカードのように、自動で値引き・キャッシュバックされるタイプも検討する価値があります。国民年金以外の税金の支払いは税金の支払いにおすすめのクレジットカード、公共料金は公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードでも比較しています。

最後に、手続きのスケジュールだけは忘れないでください。直近の4月から2年前納を始めるなら、申出書は2月末日必着。カードの発行にも時間がかかるため、年内から準備を始めるくらいの余裕をもって動きましょう。

払う金額は同じでも、選ぶカードと納付方法で手元に残るお金は変わります。この記事を参考に、自分に合った1枚を見つけてみてください。