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2026.08.16

【2026年最新】アメックス新規入会キャンペーン12枚|還元額が一番大きいのはどのカード?

アメックス新規入会キャンペーン12枚|還元額が一番大きいのはどのカード?

本記事はプロモーションを含みます

「アメックスの入会キャンペーンって、結局どのカードが一番お得なの?」「もらえるポイントは大きいけれど、条件をクリアできるか不安」と感じていませんか。

アメリカン・エキスプレスの新規入会キャンペーンは、他社のクレジットカードと比べても特典額が大きく、条件を達成できれば数万円〜十数万円相当のポイントやマイルが一度に手に入ります。一方で、高い還元額のカードほど「◯ヵ月以内に◯◯万円利用」という条件が重く、達成できなければ特典の大半を取り逃すという落とし穴もあります。

そこでこの記事では、2026年8月時点で公開されているアメックスの新規入会キャンペーンを調べ、個人カード12枚を還元額と条件の現実味の両面で比較したランキングにまとめました。あわせて法人・個人事業主向けのビジネスカード、目的別の選び方、年会費の元が取れるかどうかの損益シミュレーション、申し込みのベストタイミングまで解説します。

最後まで読めば、自分の年間支出で無理なくクリアできて、しかも受け取れる価値が一番大きいアメックスがどれなのかがはっきりします。

なお、入会特典の金額や条件は数ヵ月単位で入れ替わります。本記事の数値は2026年8月時点で確認できた内容をもとにしており、申し込みの直前には必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。

アメックスの新規入会キャンペーンは今どれがお得?まずは全体像から

個人カード・提携カード・ビジネスカードで特典額は大きく違う

アメックスのカードは大きく3つのグループに分かれます。アメックス自身が発行するプロパーカード(グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナ)、ホテルや航空会社と組んだ提携カード(Marriott Bonvoy、ヒルトン・オナーズ、ANA、デルタ スカイマイルなど)、そして法人・個人事業主向けのビジネスカードです。

同じアメックスでも、この3グループで入会特典の設計はまったく違います。2026年8月時点の内容を見ると、プロパーカードのプラチナは合計225,000ポイント、ビジネス・ゴールドは合計170,000ポイントと、大きい特典が並びます。一方でヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードは合計16,000ポイント前後と桁が1つ小さく、その代わりに条件は3ヵ月以内に30万円と軽く設定されています。

つまり、還元額が大きいカードほど条件も比例して重くなるのが基本構造です。「一番大きい特典のカードを選ぶ」のではなく、「自分の支出で確実にクリアできる範囲で一番大きい特典のカードを選ぶ」のが正解になります。

日常の決済額がそこまで大きくない人は、条件が軽い提携カードのほうが最終的に受け取れる価値が大きくなるケースも珍しくありません。ゴールドカード全般の選び方はゴールドカードおすすめ人気ランキングでも詳しく比較しているので、アメックス以外の選択肢も含めて検討したい人は参考にしてください。

ポイントとマイル、もらえる特典の種類を整理する

アメックスの入会特典は、もらえるものの種類で3つに分けられます。1つ目はプロパーカードのメンバーシップ・リワードのポイント、2つ目は提携カードのホテルポイント(Marriott Bonvoyポイント、ヒルトン・オナーズポイント)、3つ目は航空会社のマイル(ANAマイル、デルタ スカイマイル)です。

この3つは「1ポイント=いくら」の価値がまったく違います。メンバーシップ・リワードのポイントはギフトカード交換なら1ポイント約0.3〜1円、マイル移行なら1ポイント=1マイル相当(メンバーシップ・リワード・プラス加入時)です。Marriott Bonvoyポイントは宿泊で使うと1ポイント約0.5〜1円、ヒルトン・オナーズポイントは1ポイント約0.3〜0.5円が目安とされます。

そのため、ポイント数の大小だけで比べると判断を誤ります。たとえば39,000ヒルトン・オナーズポイントと39,000メンバーシップ・リワードポイントでは、円換算した価値に2倍以上の差が出ることもあります。この記事のランキングでは、ポイント数ではなく「実際に使ったときの価値」を基準に順位を付けています。

特典は入会するだけではもらえない仕組みになっている

多くの人が誤解しがちなのが、「入会すれば広告に書かれたポイントが全部もらえる」という点です。実際には、入会するだけでもらえる分はごく一部で、残りは「入会後◯ヵ月以内に◯◯万円利用」という段階的な条件をクリアして初めて加算されます

たとえばアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードの場合、2026年8月時点では入会後3ヵ月以内に合計20万円の利用で5,000ボーナスポイント、6ヵ月以内に合計50万円の利用で8,000ボーナスポイント、8ヵ月以内に合計100万円の利用で12,000ボーナスポイントという段階構成で、ここに100万円分の通常利用ポイント10,000ポイントが加わって合計35,000ポイントになります。途中の段階で止まれば、そこから先のポイントは受け取れません。

また、条件の利用額には年会費そのものや、一部の電子マネーチャージ、キャッシングなどが含まれないことがあります。景品表示法では、特典の条件を消費者に分かりにくく表示することが問題になる場合があり、消費者庁の景品表示法のページでも表示の考え方が示されています。広告の大きな数字だけでなく、必ず注釈まで読む習慣をつけましょう。

アメックス新規入会キャンペーンの4つのルートと違い

公式サイトから申し込む通常キャンペーン

もっとも一般的なのが、アメックスの公式サイトから直接申し込むルートです。カードごとのページに掲載されている入会特典がそのまま適用され、条件も公式に明記されているため、特典の内容がはっきりしていて安心感があるのが強みです。

このルートの特徴は、時期によって特典額が上下することです。過去にはゴールド・プリファードで合計120,000ポイント規模のキャンペーンが実施されたこともあれば、逆に80,000ポイント台まで下がる時期もありました。急ぎでなければ、月初や年度替わりのタイミングで条件を見比べてから申し込むと有利になりやすいです。

なお、公式サイト経由でも「オンライン申込限定」の上乗せが付くことがあります。電話や郵送での申し込みだと対象外になるケースがあるので、特別な事情がなければオンラインで手続きしましょう。

会員から専用URLをもらう紹介プログラム

すでにアメックスを持っている知人から紹介専用URLを発行してもらい、そこから申し込むルートです。2026年8月時点では、ゴールド・プリファードで公式キャンペーンの合計120,000ポイントに対し、紹介経由なら合計125,000ポイントとされており、多くのカードで紹介ルートのほうが特典が大きく設定されています。ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードでも、公式の39,000ポイントに紹介ボーナス5,000ポイントが上乗せされて合計44,000ポイントになります。達成条件そのものは公式ルートと同じに設定されていることが多く、上乗せ分がそのまま差になるのが基本の形です。

紹介する側にもボーナスポイントが入るため、双方にメリットがある仕組みです。ただし、紹介URLには有効期限があり、期限切れのリンクから申し込むと特典が付きません。また、紹介URLを経由せずに公式サイトへ移動してから申し込むと、紹介特典は無効になります。リンクを開いたら、そのまま同じブラウザで申込フォームまで進んでください。

身近に会員がいない場合でも、条件によっては公式キャンペーンのほうが総額で上回る時期もあります。両方の数字を並べて比べるのが確実です。

下位カードからの切り替え(アップグレード)

グリーンからゴールド・プリファードへ、ゴールド・プリファードからプラチナへというように、すでに持っているカードのグレードを上げるルートです。審査が比較的スムーズに進みやすく、カード番号や引き落とし口座を引き継げる手軽さがあります。

ただし注意点が大きく、切り替えは原則として「新規入会」に該当しないため、新規入会キャンペーンの対象外になることがほとんどです。その代わり、アメックス側から会員限定のアップグレードオファー(切り替え時に◯万ポイント付与など)が個別に案内されることがあります。

特典額を最優先するなら、切り替えではなく別カードとして新規申し込みできないかを先に検討する価値があります。ただし後述のとおり、プロパーカードの保有歴があると新規特典の対象外になるルールがあるため、順番を間違えないよう注意が必要です。

2枚目として追加発行するときの特典

すでにアメックスの提携カードを持っている人が、別の提携カードを追加で発行するルートです。たとえばANAアメックスを持っている人がMarriott Bonvoyアメックスを申し込むようなケースで、ブランドが違えば新規入会特典の対象になることが多いのが特徴です。

一方で、同じブランド内でのグレード違い(ヒルトン・オナーズの一般とプレミアム、ANAの一般とゴールドなど)は、過去にそのブランドのカードを持っていた時点で対象外になる規定が置かれていることがあります。ANAアメックスの入会キャンペーンでは、種類やグレードを問わず過去にANAアメックスの発行実績がある場合は対象外と案内されています。

複数枚を狙うなら、特典が大きいカードから順に、ブランドをまたいで申し込むのが効率的です。ただし短期間に何枚も申し込むと審査に影響することがあるため、半年程度は間隔を空けるのが無難です。

どのルートが一番もらえるかの見分け方

判断の手順はシンプルです。まず公式サイトのキャンペーンページで合計ポイントと各段階の条件をメモし、次に紹介URLがあるならその特典額と条件を並べて比較します。そのうえで、自分が今後6〜8ヵ月で確実に使う金額を見積もり、どの段階までクリアできるかを当てはめます。

たとえば毎月の決済額が15万円なら、6ヵ月で90万円です。この場合、6ヵ月以内150万円が条件のカードは達成が難しく、広告上の合計値は当てにできません。逆に3ヵ月以内30万円が条件のカードなら余裕でクリアできます。

「合計特典額 × 自分が到達できる段階の割合」で比べると、見かけの数字に惑わされずに済みます。この考え方は、次章のランキングでも順位付けの基準にしています。

アメックス新規入会キャンペーン12枚を還元額で比較

2026年8月時点で新規入会キャンペーンを実施している個人向けアメックス12枚を、特典の円換算価値・条件の達成しやすさ・年会費とのバランスで順位付けしました。カード名をタップすると、その詳細セクションにジャンプできます。

順位 カード 年会費(税込) 入会特典の目安 主な達成条件 特典の種類
1位 アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
165,000円 合計225,000ポイント 3ヵ月以内100万円・6ヵ月以内250万円の段階達成 メンバーシップ・リワード
2位 アメックス・ゴールド・プリファード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード
39,600円 合計120,000ポイント(紹介経由で125,000ポイント) 入会後6ヵ月以内に段階的に100万円規模の利用 メンバーシップ・リワード
3位 Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
82,500円 合計100,000ポイント 入会後6ヵ月以内に段階的に150万円規模の利用 Marriott Bonvoyポイント
4位 ANA アメックス ゴールドカード
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
34,100円 合計68,000マイル 入会後3ヵ月以内に180万円規模の利用 ANAマイル
5位 アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
月会費1,100円(年13,200円) 合計35,000ポイント 3ヵ月以内20万円・6ヵ月以内50万円・8ヵ月以内100万円の段階達成 メンバーシップ・リワード
6位 Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード
34,100円 合計55,000ポイント 入会後6ヵ月以内に段階的に100万円規模の利用 Marriott Bonvoyポイント
7位 ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
66,000円 合計39,000ポイント 入会後3ヵ月以内に30万円の利用 ヒルトン・オナーズポイント
8位 ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード
16,500円 合計16,000ポイント 入会後3ヵ月以内に30万円の利用 ヒルトン・オナーズポイント
9位 ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
165,000円 最大120,000マイル規模 入会後3ヵ月以内に300万円規模の利用 ANAマイル
10位 ANA アメックスカード
ANA アメリカン・エキスプレス・カード
7,700円 合計18,000マイル 入会後3ヵ月以内に50万円の利用 ANAマイル
11位 デルタ スカイマイル アメックス ゴールドカード
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
28,600円 合計33,000マイル+ゴールドメダリオン資格 入会ボーナス8,000マイル+6ヵ月以内のビジネスクラス利用 デルタ スカイマイル
12位 セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
11,000円(年会費優遇型は条件付きで無料) Amazonギフトカード最大5,000円分+初年度年会費無料など 入会後数ヵ月以内の利用額に応じて段階付与 永久不滅ポイント・ギフトカード
アメックス新規入会キャンペーン12枚を還元額で比較

1位 アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード|特典総額が最大級でホテル上級会員資格も付く

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

年会費(税込) 165,000円
家族カード 4枚まで無料
入会特典(2026年8月時点) 合計225,000ポイント
達成条件 3ヵ月以内100万円で60,000P、6ヵ月以内250万円で140,000P、250万円分の通常ポイント25,000P
基本還元率 100円=1ポイント(メンバーシップ・リワード・プラス自動付帯)
ホテル特典 マリオット ゴールドエリート/ヒルトン・オナーズ ゴールド会員資格、年間継続でフリー・ステイ・ギフト
空港サービス プライオリティ・パス、センチュリオン・ラウンジ、無料空港送迎
付帯サービス 24時間対応のプラチナ・コンシェルジュ・デスク、ファインホテル・アンド・リゾート
メリット
  • 入会特典が合計225,000ポイントとアメックスの個人カードで最大級の規模
  • 年間継続で1泊無料になるフリー・ステイ・ギフトがあり、年会費の一部を実質回収できる
  • マリオットとヒルトンの上級会員資格が申し込みなしで付帯する
  • メンバーシップ・リワード・プラスが自動付帯でポイントの有効期限が無期限になる
デメリット
  • 年会費165,000円は個人カードとして重く、使いこなせないと負担が大きい
  • 特典条件の利用額が250万円規模と高く、達成できる人が限られる
  • 過去にアメックスのプロパーカードを持っていた人は入会特典の対象外になる

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、2026年8月時点で合計225,000ポイントという、個人向けアメックスで最大級の入会特典が用意されています。メンバーシップ・リワード・プラスが自動付帯するため、ANAマイルへの移行なら1,000ポイント=1,000マイルで交換でき、単純計算で20万マイル超に相当する規模です。特典航空券の使い方しだいでは、年会費を大きく上回る価値になります。ただしプロパーカードからANAマイルへの移行は暦年で年間40,000マイルが上限のため、全額をマイルにするなら複数年に分ける前提で考えてください。

ただし、条件は入会後3ヵ月以内に100万円の利用で60,000ボーナスポイント、6ヵ月以内に250万円の利用で140,000ボーナスポイント、これに250万円分の通常ポイント25,000ポイントが加わる段階構成で、満額を受け取るには合計250万円の利用が必要です。月あたり40万円以上を6ヵ月続けて使える人でなければ、上位の段階には届きません。家族カードが4枚まで無料なので、家族の生活費をまとめて集約できる世帯なら現実的なラインに入ってきます。

年会費の重さは、特典の使いこなしで判断が変わります。年間継続時にもらえるフリー・ステイ・ギフトは、対象ホテルで1泊2名分の無料宿泊に使え、ハイクラスホテルなら5万円前後の価値になることもあります。加えてプライオリティ・パスや無料空港送迎、24時間対応のコンシェルジュまで含めると、旅行や外食の頻度が高い人ほど元を取りやすい構成です。プラチナ全般の比較はプラチナカードおすすめランキングもあわせて確認してみてください。

2位 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード|年会費とボーナスポイントのバランスが良い主力カード

アメックス・ゴールド・プリファード

年会費(税込) 39,600円
家族カード 2枚まで無料
入会特典(2026年8月時点) 合計120,000ポイント(紹介経由なら125,000ポイント)
達成条件 入会後3ヵ月以内50万円・6ヵ月以内100万円などの段階達成
基本還元率 100円=1ポイント(Amazon・Yahoo!ショッピング等で100円=3ポイント)
継続特典 年間200万円以上の利用で対象ホテル1泊2名無料(フリー・ステイ・ギフト)
レストラン特典 対象レストランを2名以上で予約すると1名分無料
旅行特典 毎年の継続で10,000円分のトラベルクレジット、空港ラウンジ同伴者1名無料
メリット
  • 合計120,000ポイントの特典に対し条件は100万円規模で、達成のハードルが現実的
  • Amazon・Yahoo!ショッピングなど対象加盟店で100円=3ポイントと還元率が高い
  • 対象レストランで2名以上の予約なら1名分が無料になり、外食が多い人ほど得をする
  • 毎年の継続で10,000円分のトラベルクレジットがもらえ、年会費の実質負担を下げられる
デメリット
  • 年会費39,600円は旧ゴールドカードから大きく上がっており、使わないと割高
  • フリー・ステイ・ギフトは年間200万円以上の利用が条件で誰でも受け取れるわけではない
  • ポイントの有効期限を無期限にするにはメンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費)が必要

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファードは、特典額と条件のバランスがもっとも取れているカードです。2026年8月時点の公式キャンペーンは合計120,000ポイントで、入会後3ヵ月以内に50万円の利用で30,000ボーナスポイント、6ヵ月以内に100万円の利用で80,000ボーナスポイント、これに100万円分の通常ポイント10,000ポイントが加わる段階構成です。月あたり17万円程度の決済で最上位段階まで届くため、家賃や光熱費、通信費をカードにまとめている家庭なら十分に狙えます。

さらに、既存会員から紹介URLをもらえるなら、2026年8月時点では合計125,000ポイントまで上がります。内訳は3ヵ月以内50万円で30,000ボーナスポイント、6ヵ月以内100万円で85,000ボーナスポイント、通常ポイント10,000ポイントという構成です。達成条件は公式キャンペーンとまったく同じで、2段階目のボーナスだけが5,000ポイント多くなるため、紹介URLをもらえる人はそちらを使ったほうが単純に有利です。年会費39,600円に対して12万ポイント超が入るので、初年度は実質的にプラス収支になりやすい設計です。ポイントはANAマイルへ1:1で移行できるほか、ギフトカードや支払い充当にも使えます。

日常の使い勝手も良好で、Amazonやヨドバシ.comなど対象加盟店では100円につき3ポイント貯まります。毎年の継続でもらえる10,000円分のトラベルクレジットは、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインでの旅行手配に充当でき、年会費の4分の1を自動的に取り戻せる計算です。外食・旅行・ネットショッピングのどれか1つでも習慣がある人なら、年会費を上回る価値を引き出しやすい1枚といえます。

3位 Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード|無料宿泊特典とホテルポイントを一気に貯められる

Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム

年会費(税込) 82,500円
入会特典(2026年8月時点) 合計100,000 Marriott Bonvoyポイント
達成条件 入会後3ヵ月以内30万円・6ヵ月以内150万円などの段階達成
基本還元率 100円=3 Marriott Bonvoyポイント(対象ホテル利用時はさらに加算)
家族カード 1枚目無料(2枚目以降41,250円)
会員資格 入会でMarriott Bonvoy ゴールドエリートを自動付与(年間500万円以上の利用でプラチナエリート)
継続特典 年間400万円以上の利用とカード継続で無料宿泊特典(交換レート75,000ポイントまでの1泊。手持ちポイントを最大15,000ポイントまで上乗せ可)
その他 入会時・更新時に15泊分の宿泊実績プレゼント、旅行傷害保険付帯
メリット
  • 入会特典が10万ポイント前後と大きく、対象ホテルなら数泊分に相当する
  • 入会するだけでMarriott Bonvoy ゴールドエリートの資格が自動で付く
  • 入会時と更新時に15泊分の宿泊実績がもらえ、上位エリート資格に近づける
  • 年間400万円以上の利用と継続で、交換レート75,000ポイントまでの無料宿泊特典がもらえる
デメリット
  • 年会費82,500円は高く、マリオット系ホテルを使わないと価値を出しにくい
  • ポイントの使い道がホテル宿泊に偏っており、汎用性は低め
  • 無料宿泊特典の条件が年間400万円と重く、個人利用では達成しにくい

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、マリオット系ホテルをよく使う人にとって、入会特典と継続特典の合わせ技で年会費を大きく超える価値が出せるカードです。2026年8月時点の入会特典は合計100,000ポイント規模で、1ポイント約0.5〜1円で見積もると5万〜10万円相当になります。

見逃せないのが、入会するだけでMarriott Bonvoy ゴールドエリート会員資格が自動で付くことです。ゴールドエリートは客室のアップグレードやレイトチェックアウト(14時まで)、ボーナスポイント25%加算などの待遇が受けられます。さらに入会時と更新時には15泊分の宿泊実績がプレゼントされるため、実際の宿泊と合わせれば上位のプラチナエリートも狙いやすくなります。

継続特典の無料宿泊特典は、年間400万円以上のカード利用とカード継続が条件で、交換レート75,000ポイントまでの1泊に使えます。さらに手持ちのMarriott Bonvoyポイントを最大15,000ポイントまで上乗せでき、合計90,000ポイントまでの宿泊に充てられます。なお、2026年のサービス改定でこの無料宿泊特典の条件は年間150万円以上から400万円以上へ、プラチナエリートへの昇格も年間400万円以上から500万円以上へ引き上げられました。上限が高い分、条件も個人利用ではかなり重い水準です。したがってこのカードは、入会特典10万ポイント前後とゴールドエリート資格を主目的に選び、無料宿泊特典は達成できればラッキーと考えるのが現実的です。逆にマリオット系の宿泊予定がまったくない人には向きません。

4位 ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード|入会時のボーナスマイルで特典航空券にぐっと近づく

ANA アメックス ゴールドカード

年会費(税込) 34,100円
入会特典(2026年8月時点) 合計68,000マイル規模
達成条件 入会後3ヵ月以内に180万円規模の利用
マイル移行 移行手数料無料・100円=1マイル相当で無制限に移行可能
入会・継続ボーナス 毎年2,000マイル
搭乗ボーナス 区間基本マイレージの25%
空港サービス 国内空港ラウンジ無料(同伴者1名まで)、手荷物無料宅配
保険 海外旅行傷害保険 最高1億円(利用条件あり)
メリット
  • 入会特典が7万マイル規模で、国際線特典航空券が現実的に狙える水準
  • ポイントからANAマイルへの移行手数料が無料で、移行上限もない
  • 毎年2,000マイルの入会・継続ボーナスがあり、持ち続けるほど積み上がる
  • 搭乗ごとに区間基本マイレージの25%が加算される
デメリット
  • 条件が3ヵ月以内180万円と短期集中型で、達成できる人が限られる
  • 過去にANAアメックスの発行実績があると種類を問わず対象外になる
  • 年会費34,100円は一般的なゴールドカードより高め

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、マイルを本気で貯めたい人にとって入会特典の効率が非常に高い1枚です。2026年8月時点では合計68,000マイル相当のキャンペーンが実施されており、ANAの国際線特典航空券なら東京〜ハワイ往復(レギュラーシーズンのエコノミー)に届く水準になります。内訳は入会ボーナス2,000マイルに、入会後3ヵ月以内に60万円の利用で16,000ポイント、100万円で12,000ポイント、180万円で20,000ポイント、これに180万円分の通常ポイント18,000ポイントが加わる段階構成です。このキャンペーンは2026年9月30日までと期限が区切られているので、狙うなら申し込み時期の逆算が欠かせません。

強みは移行のしやすさです。通常のANA一般カードではポイントからマイルへの移行に年6,600円の参加費がかかりますが、ゴールドは移行手数料が無料で、移行上限もありません。100円=1マイル相当で貯まり続けるため、長期保有するほど差が開きます。

注意すべきは条件で、3ヵ月以内に180万円という短期集中型です。月60万円ペースなので、事業経費の立替や大型の買い物予定と重ならないと達成は難しいでしょう。届かない場合でも入会時の基本ボーナスは受け取れますが、広告の数字とは差が出ます。旅行用のカード選びについては海外旅行におすすめのクレジットカードも参考になります。

5位 アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード|月会費制で気軽に始めて入会特典を受け取れる

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

月会費(税込) 1,100円(年換算13,200円・初月無料)
入会特典(2026年8月時点) 合計35,000ポイント
達成条件 3ヵ月以内20万円で5,000P、6ヵ月以内50万円で8,000P、8ヵ月以内100万円で12,000P、これに100万円分の通常ポイント10,000Pが加算
基本還元率 100円=1ポイント
空港サービス プライオリティ・パス(年2回まで無料)、手荷物無料宅配
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険、スマートフォン・プロテクション
解約のしやすさ 月会費制のため月単位でやめられる
向いている人 アメックスを初めて持つ人、月の決済額が10万〜13万円程度の人
メリット
  • 月会費1,100円なので、合わなければ短期間でやめられる
  • 最初の2段階が3ヵ月20万円・6ヵ月50万円と軽く、一般的な家計でも達成しやすい
  • 合計35,000ポイントは月会費13,200円(年換算)を大きく上回る
  • プライオリティ・パスやスマートフォン・プロテクションなど上位カード並みの付帯サービス
デメリット
  • ホテルの上級会員資格やフリー・ステイ・ギフトは付かない
  • 満額の35,000ポイントを狙うには8ヵ月以内に100万円(月12万円強)の利用が必要
  • プライオリティ・パスの無料利用は年2回までに制限される
  • プロパーカードのため、後からプラチナに新規入会しても特典対象外になる可能性がある

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、条件の軽さと特典額のバランスでは今回の12枚でもトップクラスです。2026年8月時点のキャンペーンでは、3ヵ月以内20万円で5,000ボーナスポイント、6ヵ月以内50万円で8,000ボーナスポイント、8ヵ月以内100万円で12,000ボーナスポイントという段階構成で、ここに100万円分の通常利用ポイント10,000ポイントが加わり、合計35,000ポイントに届きます。

月8万円ほどの決済でも6ヵ月50万円までの2段階(13,000ボーナスポイント)には届き、月12万〜13万円を使う人なら8ヵ月100万円の最終段階までクリアできます。「特典条件が重すぎて最初の段階すら取れない」という失敗が起きにくいのが魅力です。年換算13,200円の会費に対して満額なら35,000ポイントなので、初年度の収支は明確にプラスになります。

ただし、プロパーカード(グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナ)は保有歴が相互に影響します。将来プラチナの大型キャンペーンを狙いたい人が先にグリーンを持ってしまうと、プラチナの新規入会特典が受けられなくなるおそれがあります。プロパーカードは「どれを最初に作るか」の順番が特典額を左右するので、長期の計画を立ててから申し込むのが賢明です。

6位 Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード|年会費を抑えてホテルポイントを貯めたい人向け

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード

年会費(税込) 34,100円
入会特典(2026年8月時点) 合計55,000 Marriott Bonvoyポイント
達成条件 入会後3ヵ月以内30万円・6ヵ月以内100万円などの段階達成
基本還元率 100円=2 Marriott Bonvoyポイント
会員資格 入会でMarriott Bonvoy ゴールドエリートを自動付与
継続特典 年間250万円以上の利用とカード継続で無料宿泊特典(交換レート50,000ポイントまでの1泊。手持ちポイントを最大15,000ポイントまで上乗せ可)
プレミアムとの違い 年会費が約48,000円安く、還元率と無料宿泊条件が抑えめ
向いている人 年に数回マリオット系に泊まるが、年間の決済額はそこまで大きくない人
メリット
  • プレミアムより年会費が約48,000円安く、初年度の負担を抑えられる
  • 入会特典55,000ポイントは年会費34,100円を上回る価値になりやすい
  • 入会するだけでゴールドエリート資格が付き、朝食やアップグレードの優遇が受けられる
  • 3ヵ月以内30万円という最初の段階が軽く、確実に一部は受け取れる
デメリット
  • 無料宿泊特典の条件が年間250万円と重く、達成できる人は限られる
  • 入会時・更新時の宿泊実績プレゼントは5泊分で、プレミアムの15泊分に見劣りする
  • 還元率は100円=2ポイントとプレミアムより低い

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは、プレミアムの年会費82,500円に踏み切れない人の現実的な選択肢です。入会特典は合計55,000ポイント規模で、年会費34,100円に対しては十分にプラスが見込めます。

一方で、プレミアムとの違いははっきりしています。ゴールドエリート資格はどちらも入会で自動付与されますが、還元率が100円=2ポイントと低く、入会時・更新時の宿泊実績プレゼントも5泊分(プレミアムは15泊分)にとどまります。無料宿泊特典も年間250万円以上の利用が条件で、交換レートの上限も50,000ポイントまで(手持ちポイントを最大15,000ポイント上乗せして65,000ポイントまでの宿泊に充当は可能)と、日常の決済だけで届く水準ではありません。上位エリートや無料宿泊を主目的にするなら、最初からプレミアムを選んだほうが結果的に得になります。

したがって、このカードは「入会特典を受け取って、その後は年会費に見合う範囲で使う」という割り切った使い方が合います。マリオット系に年1〜2回泊まる程度の人が、入会特典で数泊分のポイントとゴールドエリート資格を確保する――そんな入口としての価値が大きい1枚です。

7位 ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード|ダイヤモンド会員資格と無料宿泊が狙える

ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

年会費(税込) 66,000円
家族カード 3枚まで無料(4枚目以降は13,200円)
入会特典(2026年8月時点) 合計39,000ヒルトン・オナーズポイント
達成条件 入会後3ヵ月以内に30万円の利用で30,000ボーナスポイント
基本還元率 100円=3ヒルトン・オナーズポイント(ヒルトン系ホテル利用時は加算)
会員資格 ヒルトン・オナーズ ゴールド(年間200万円以上の利用でダイヤモンド)
継続特典 ウィークエンド無料宿泊特典1泊分(年間300万円以上の利用でもう1泊追加・最大2泊)
向いている人 ヒルトン系ホテルを年数回使い、朝食無料やラウンジ利用を重視する人
メリット
  • 条件が3ヵ月以内30万円と軽く、多くの人が確実にクリアできる
  • ヒルトン・オナーズ ゴールド資格が付き、朝食無料や部屋のアップグレードが受けられる
  • 年間200万円以上の利用で最上位のダイヤモンド会員資格まで狙える
  • ウィークエンド無料宿泊特典があり、週末旅行と相性が良い
デメリット
  • 2026年8月時点の入会特典39,000ポイントは過去の8万〜14万ポイントより控えめ
  • ヒルトン・オナーズポイントは1ポイントあたりの価値が低く、円換算では小さくなりやすい
  • 年会費66,000円はヒルトン系を使わないと回収が難しい

ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、入会特典よりも会員資格と無料宿泊で価値を出すタイプです。2026年8月時点のキャンペーンは合計39,000ポイントで、入会後3ヵ月以内に30万円を使うと30,000ボーナスポイントが加算されます。条件は軽いものの、過去には8万〜14万ポイント規模の時期もあったため、特典額だけを狙うなら今は待つ判断もあり得ます。

その代わり、持っているだけでヒルトン・オナーズ ゴールド会員になれる点は年間を通じて効いてきます。ゴールド会員は対象ホテルで朝食が無料になり、空室状況に応じた部屋のアップグレードも受けられます。2名分の朝食が1回5,000円前後と考えると、年に数回泊まるだけでも実利は小さくありません。

ウィークエンド無料宿泊特典は、土日を含む宿泊で使える1泊分の権利です。プレミアムはカードの継続だけで1泊分が付き、年間300万円以上の利用でもう1泊が追加されて最大2泊分になります。ヒルトン系のリゾートやシティホテルなら1泊3万〜5万円相当になることもあり、これとゴールド資格(年間200万円以上の利用でダイヤモンドへ昇格)を合わせれば年会費66,000円のかなりの部分を回収できます。ヒルトン系を年3回以上使う予定があるかどうかが判断の分かれ目です。

8位 ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード|少なめの利用額でボーナスポイントに届く

ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード

年会費(税込) 16,500円
入会特典(2026年8月時点) 合計16,000ヒルトン・オナーズポイント
達成条件 入会後3ヵ月以内に30万円の利用
基本還元率 100円=2ヒルトン・オナーズポイント(ヒルトン系ホテル利用時は加算)
会員資格 ヒルトン・オナーズ ゴールド
継続特典 年間150万円以上の利用でウィークエンド無料宿泊特典
プレミアムとの違い 年会費が49,500円安く、還元率と無料宿泊条件が抑えめ
向いている人 ヒルトン系に年1〜2回泊まり、年会費を抑えたい人
メリット
  • 年会費16,500円ながらヒルトン・オナーズ ゴールド資格が付帯する
  • 条件が3ヵ月以内30万円で、月10万円の決済でクリアできる
  • 朝食無料の特典だけでも年数回の宿泊で年会費に近い価値になる
デメリット
  • 入会特典16,000ポイントは円換算で5,000〜8,000円程度と控えめ
  • ウィークエンド無料宿泊特典の条件が年間150万円と、日常の決済だけでは届きにくい
  • 還元率は100円=2ポイントでプレミアムに劣る

ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードは、入会特典の大きさではなく、年会費に対する会員資格のコスパで選ぶカードです。2026年8月時点の入会特典は合計16,000ポイントと控えめですが、条件も3ヵ月以内30万円と軽いため、確実に受け取れる点は評価できます。

このカードの本体価値は、年会費16,500円でヒルトン・オナーズ ゴールド会員資格が手に入ることにあります。通常、ゴールド会員になるには年間20泊以上または40セッション以上の滞在が必要です。それをカード1枚で代替でき、対象ホテルでの朝食無料やアップグレードが受けられます。

一方で、ウィークエンド無料宿泊特典は年間150万円以上の利用が条件です。これを狙うつもりなら、継続だけで1泊分がもらえるプレミアムのほうが効率的なので、このカードは「朝食無料を年1〜2回の宿泊で使う」用途に絞って選ぶのが現実的です。ヒルトン系にほとんど泊まらない人は、他のカードを検討したほうが満足度は高くなります。

9位 ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード|継続ボーナスとマイル移行のしやすさが魅力

ANA アメリカン・エキスプレス⁠・プレミアム・カード

年会費(税込) 165,000円
入会特典(2026年8月時点) 最大120,000マイル規模
達成条件 入会後3ヵ月以内に300万円規模の利用
基本還元率 100円=1マイル相当(移行手数料無料)
入会・継続ボーナス 毎年10,000マイル
搭乗ボーナス 区間基本マイレージの50%
空港サービス ANAラウンジ利用可、プライオリティ・パス(同伴者1名無料)
保険 海外旅行傷害保険 最高1億円(自動付帯分あり)
メリット
  • 入会特典が10万マイル超の規模で、ビジネスクラスの特典航空券も視野に入る
  • 毎年10,000マイルの継続ボーナスがあり、保有し続けるほど積み上がる
  • 搭乗ボーナスが区間基本マイレージの50%とANAカードのなかでも最上位クラス
  • 国内線のANAラウンジが利用でき、搭乗前の時間を快適に過ごせる
デメリット
  • 年会費165,000円は個人カードとして最上位クラスの負担
  • 条件が3ヵ月以内300万円と厳しく、達成できる人は限られる
  • 過去にANAアメックスの発行実績があると対象外になる

ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、ANAマイルを最速で貯めたい人向けの最上位カードです。2026年8月時点では最大120,000マイル相当の入会キャンペーンが実施されており、ANA国際線のビジネスクラス特典航空券(ハワイ往復など)に手が届く水準になります。ANAアメックス3種の入会キャンペーンはいずれも2026年8月1日から9月30日までの期間限定で、常時実施型が多いアメックスのなかでは珍しく締切が明示されています。

平常時の性能も高く、毎年の継続ボーナス10,000マイル、搭乗ごとの区間基本マイレージ50%加算、ポイントからマイルへの無料・無制限移行と、ANA陣営のなかでも突出しています。年会費165,000円のうち、継続ボーナス10,000マイル(1マイル2円換算で20,000円相当)だけでも一定の回収ができます。

ネックはやはり条件です。3ヵ月で300万円は月100万円ペースで、事業の経費決済や高額な購入予定がなければ達成できません。条件を満たせない場合、年会費165,000円に対して受け取れる特典が入会ボーナス分にとどまるため、順位としては条件の現実味を踏まえて9位としました。ANAを年に何度も使い、決済額も大きい人だけが狙うべきカードです。

10位 ANA アメリカン・エキスプレス・カード|初めてのANAカードとして入会特典を取りやすい

ANA アメックスカード

年会費(税込) 7,700円
入会特典(2026年8月時点) 合計18,000マイル規模
達成条件 入会後3ヵ月以内に50万円の利用
基本還元率 100円=1ポイント(マイル移行にはポイント移行コース年6,600円が必要)
入会・継続ボーナス 毎年1,000マイル
搭乗ボーナス 区間基本マイレージの10%
マイル移行の上限 年間の移行上限なし(ゴールド・プレミアムは移行コースの参加費も不要)
向いている人 ANAマイルを試しに貯めてみたい人、年会費を抑えたい人
メリット
  • 年会費7,700円と手ごろで、初めてのANAカードとして始めやすい
  • 条件が3ヵ月以内50万円と、上位カードに比べて達成しやすい
  • 入会特典18,000マイル前後は国内線特典航空券の往復に十分届く水準
  • 毎年1,000マイルの継続ボーナスが付く
デメリット
  • マイル移行にポイント移行コース(年6,600円)が必要で実質的な負担が増える
  • 移行コースの参加費を含めると実質年14,300円となり、ゴールドとの年会費差が縮まる
  • 搭乗ボーナスは10%で、ゴールドやプレミアムに見劣りする

ANA アメリカン・エキスプレス・カードは、マイル系アメックスの入口として、条件と年会費のバランスが取れた1枚です。2026年8月時点の入会特典は合計18,000マイル相当で、内訳は入会ボーナス1,000マイルに加え、入会後3ヵ月以内に10万円の利用で1,000ポイント、30万円で5,000ポイント、50万円で6,000ポイント、これに50万円分の通常ポイント5,000ポイントが加わる構成です。最上位の段階でも3ヵ月以内50万円と現実的な範囲に収まっています。国内線の特典航空券は片道5,000〜7,500マイル程度から交換できるため、この特典だけで往復1〜2回分が確保できます。なおこのキャンペーンは2026年9月30日までと期間が区切られています。

注意したいのは、マイルへの移行に年6,600円のポイント移行コースへの加入が必要な点です。年会費7,700円と合わせると実質14,300円になり、ゴールド(34,100円・参加費不要)との差は思ったほど大きくありません。なお、ANAアメックスは一般・ゴールド・プレミアムのいずれもANAマイルへの年間移行上限がなく、プロパーカード(グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナ)に設定されている年間40,000マイルの上限がかからないのが強みです。年間のマイル獲得量が多くなりそうなら、最初からゴールドを選んだほうが効率的です。

ただし、ANAアメックスは種類を問わず過去に発行実績があると入会特典の対象外になります。将来ゴールドやプレミアムの大型キャンペーンを狙う予定があるなら、一般カードから入るかどうかは慎重に判断してください。

11位 デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード|入会したその日から上級会員資格が付く

デルタ スカイマイル アメックス ゴールドカード

年会費(税込) 28,600円
家族カード 1枚目無料(2枚目以降13,200円)
入会特典(2026年8月時点) 入会ボーナス8,000マイル+条件達成で25,000マイル=合計33,000マイル規模
達成条件 入会後6ヵ月以内にデルタ航空の対象航空券を購入しビジネスクラスを利用
会員資格 入会から1年間ゴールドメダリオン(2年目以降は年間150万円以上の利用で維持)
基本還元率 100円=1マイル(デルタ航空利用時は100円=1.5マイル)
継続ボーナス 毎年3,000マイル
その他 預入手荷物1個無料、優先チェックイン・優先搭乗
メリット
  • 入会するだけでデルタ航空の上級会員資格ゴールドメダリオンが1年間付く
  • 入会ボーナス8,000マイルは条件なしで受け取れる
  • スカイチーム加盟航空会社でも優先搭乗や手荷物優待が使える
  • 毎年3,000マイルの継続ボーナスがある
デメリット
  • 25,000マイルの条件がデルタ航空のビジネスクラス利用で、達成できる人が非常に限られる
  • デルタ航空は日本発着路線が限られ、使い道が偏る
  • 2年目以降のゴールドメダリオン維持に年間150万円の利用が必要

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの最大の特徴は、入会するだけでデルタ航空の上級会員資格「ゴールドメダリオン」が1年間もらえることです。ゴールドメダリオンはスカイチーム全体でエリートプラスとして扱われ、大韓航空やベトナム航空などの提携便でも優先チェックイン・優先搭乗・ラウンジ利用といった待遇が受けられます。

入会ボーナスの8,000マイルは条件なしで加算されるため、ここまでは確実に手に入ります。一方で追加の25,000マイルは、入会後6ヵ月以内にデルタ航空の航空券を購入してビジネスクラスに搭乗するという条件で、ハードルは非常に高いです。広告の「合計33,000マイル」を鵜呑みにせず、現実的には8,000マイル+ゴールドメダリオンで年会費28,600円をどう評価するかで判断するのが正しい見方になります。

デルタ航空を日本から使う機会が年に何度もある人、またはスカイチーム便の利用が多い人であれば、ラウンジと優先搭乗だけで年会費以上の満足度が得られます。逆にANAやJALが中心の人には、マイルの使い道が合いにくいでしょう。

12位 セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード|年会費を抑えつつアメックスの使い心地を試せる

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費(税込) 11,000円(年会費優遇型は初年度無料・年1回の利用で翌年無料)
入会特典(2026年8月時点) Amazonギフトカード最大5,000円分(キャッシング・家族カードの利用で最大8,000円分)+初年度年会費無料
達成条件 入会後数ヵ月以内の利用額に応じて段階的に付与
ポイント 永久不滅ポイント(有効期限なし)、海外利用は1,000円ごとに加算
空港サービス 国内主要空港のラウンジ無料
付帯保険 海外・国内旅行傷害保険
発行会社 クレディセゾン(アメックスとの提携カード)
向いている人 年会費をほぼかけずにアメックスブランドを使ってみたい人
メリット
  • 年会費優遇型なら初年度無料、年1回の利用で翌年も無料になる
  • 永久不滅ポイントは有効期限がなく、失効を気にせず貯められる
  • 国内主要空港のラウンジが無料で使える
  • 審査のハードルがプロパーカードより低めとされ、初めてでも申し込みやすい
デメリット
  • 入会特典は最大8,000円分程度で、プロパーカードとは桁が違う
  • アメックスのプロパー特典(フリー・ステイ・ギフト等)は付かない
  • 年会費有料型と優遇型で特典内容が異なり、申込時に選択を間違えやすい

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレディセゾンが発行する提携カードで、アメックスの券面とブランドを、ほぼ年会費ゼロで試せるのが最大の魅力です。年会費優遇型を選べば初年度は無料、年1回でも利用すれば翌年以降も無料になります。

入会特典は、2026年8月時点では入会日の翌々月末までに5万円以上のショッピング利用でAmazonギフトカード5,000円分、同じ期間中のキャッシング利用と家族カード発行でそれぞれ1,500円分が上乗せされる構成で、ギフトカードは最大8,000円分です。ここに初年度年会費無料(11,000円相当)が加わるため、年会費有料型なら最大19,000円相当という計算になります。プロパーカードの10万ポイント級とは比べものになりませんが、年会費がかからない前提なら収支は確実にプラスになります。貯まるのは有効期限のない永久不滅ポイントなので、少額ずつでも失効を気にせず積み上げられます。

注意点として、このカードには年会費有料型(毎年11,000円・特典が手厚い)と年会費優遇型(条件付き無料・特典は控えめ)があり、申込ページによって適用される内容が変わります。特典目当てなら有料型、コスト最優先なら優遇型と、目的に合わせて申込ページを選んでください。

法人・個人事業主向けのアメックスビジネスカード入会キャンペーン

法人カードは経費決済でまとまった金額を動かせるため、個人カードよりも条件を達成しやすく、結果として受け取れる特典も大きくなりやすいのが特徴です。2026年8月時点では、ビジネス・ゴールドで合計170,000ポイント、ビジネス・プラチナで合計260,000ポイント規模のキャンペーンが確認できます。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード|経費決済でボーナス条件をクリアしやすい

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

年会費(税込) 165,000円
追加カード 4枚まで無料
入会特典(2026年8月時点) 合計260,000ポイント
達成条件 入会後4ヵ月以内100万円・10ヵ月以内500万円などの段階達成
基本還元率 100円=1ポイント(メンバーシップ・リワード・プラス自動付帯)
支払い猶予 最長約2ヵ月の支払い猶予(キャッシュフロー改善に有効)
ビジネス特典 ビジネス・コンサルティング、福利厚生サービス、出張手配サービス
空港サービス プライオリティ・パス、センチュリオン・ラウンジ、無料空港送迎
メリット
  • 合計260,000ポイントとアメックス全体でも最大規模の入会特典
  • 条件の10ヵ月以内500万円は、経費決済を集約すれば十分に狙える
  • 追加カードが4枚まで無料で、従業員分をコストなしで発行できる
  • 支払いサイトが長く、資金繰りに余裕が生まれる
デメリット
  • 年会費165,000円は法人カードでも最上位クラスの負担
  • 売上規模が小さい事業では500万円の条件に届かない
  • 過去にアメックスのビジネスカードを持っていると対象外になることがある

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、2026年8月時点でアメックス全体でも最大規模となる合計260,000ポイントの入会特典が用意されています。条件は入会後4ヵ月以内に100万円の利用で50,000ボーナスポイント、10ヵ月以内に500万円の利用で160,000ボーナスポイント、これに500万円分の通常ポイント50,000ポイントという段階構成で、期間が10ヵ月と長めに取られているのが個人カードとの大きな違いです。

年商が3,000万円を超えるような事業なら、広告費・仕入れ・出張費・通信費をこのカードに集約するだけで500万円は現実的な水準です。仮に26万ポイントをANAマイルへ移行すれば26万マイル相当となり、年会費165,000円を大きく上回ります。ただしプロパー系のカードはANAマイルへの移行が年間40,000マイルまでのため、急いでマイル化したい場合は、カード利用代金への充当やギフトカードなど別の交換先も組み合わせて考えるのが現実的です。

加えて、最長約2ヵ月の支払い猶予は資金繰りの面でも効きます。月末締めの支払いを翌々月に回せるため、売掛金の入金サイクルが長い事業ほど恩恵が大きくなります。法人カード全般の比較は法人クレジットカードのおすすめランキングでも詳しく扱っています。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード|法人カードの入会特典として総額が大きい

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

年会費(税込) 49,500円
追加カード 1枚13,200円
入会特典(2026年8月時点) 合計170,000ポイント
達成条件 入会後4ヵ月以内80万円・8ヵ月以内200万円・10ヵ月以内300万円などの段階達成
基本還元率 100円=1ポイント
ビジネス特典 ビジネス・コンサルティング、福利厚生サービス、会計ソフト連携
空港サービス 国内・ハワイの空港ラウンジ無料(同伴者1名まで)
向いている事業 年間300万円前後の経費決済がある中小企業・個人事業主
メリット
  • 年会費49,500円に対して合計170,000ポイントとコストパフォーマンスが高い
  • 条件が10ヵ月以内300万円と期間が長く、無理なく積み上げられる
  • 会計ソフトとの連携で経費精算の手間を減らせる
  • ビジネス・プラチナより年会費が115,500円安い
デメリット
  • 追加カードが1枚13,200円かかり、複数人での利用はコストが増える
  • プライオリティ・パスは付帯しない
  • 年間300万円の経費決済がない事業では最上位段階に届かない

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、入会特典の総額と年会費のバランスでは法人カードのなかでも上位です。年会費49,500円に対して合計170,000ポイントは、単純比較でも3倍以上の価値があります。

条件が4ヵ月以内80万円、8ヵ月以内200万円、10ヵ月以内300万円と10ヵ月かけて300万円というゆるやかな設計なのが実用的です。付与されるポイントは順に40,000・50,000・50,000で、これに300万円分の通常ポイント30,000ポイントが加わって合計170,000ポイントになります。月あたり30万円の経費決済で最上位まで届くため、フリーランスや小規模法人でも十分に狙える範囲に入ります。

貯まったポイントはANAマイルなどへの移行のほか、カード利用代金への充当も可能です。経費で貯めたポイントを翌年の年会費や経費支払いに回せるため、実質的なコスト削減としても機能します。個人事業主向けのカード選びは個人事業主におすすめのクレジットカードもあわせてご覧ください。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード|月会費制で開業したばかりでも申し込みやすい

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

年会費(税込) 13,200円(月会費1,100円相当)
追加カード 1枚6,600円
入会特典(2026年8月時点) 合計60,000ポイント
達成条件 入会後4ヵ月以内40万円・8ヵ月以内120万円などの段階達成
基本還元率 100円=1ポイント
ビジネス特典 ビジネス・コンサルティング、福利厚生サービス、経費管理ツール連携
審査の目安 設立初年度・開業直後でも申し込み可能とされる
向いている事業 開業したばかりで、まずは経費決済を1枚にまとめたい事業者
メリット
  • 年会費13,200円に対して6万ポイントと、投資対効果が非常に高い
  • 条件が8ヵ月以内120万円と軽く、小規模事業でも達成しやすい
  • 設立初年度・開業直後でも申し込みができるとされる
  • 追加カードが1枚6,600円とゴールドの半額
デメリット
  • 空港ラウンジなど上位カードの旅行特典は付かない
  • 利用可能枠が上位カードより控えめになりやすい
  • ポイントの有効期限を無期限にするには別途参加費が必要

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードは、年会費13,200円で6万ポイントを狙えるという、費用対効果の面で最も優れたビジネスカードの1つです。2026年8月時点の内訳は、入会後4ヵ月以内に40万円の利用で18,000ボーナスポイント、8ヵ月以内に120万円の利用で30,000ボーナスポイント、これに120万円分の通常ポイント12,000ポイントが加わる構成になっています。条件も4ヵ月以内40万円、8ヵ月以内120万円と軽く、月15万円程度の経費決済があれば無理なくクリアできます。

開業直後や設立初年度でも申し込みできるとされている点も大きな利点です。法人カードの多くは決算書の提出を求めますが、アメックスのビジネスカードは代表者個人の信用情報を重視する運用のため、実績が浅い事業者でも通る可能性があるとされています。

まずはこのカードで経費決済を1本化し、事業が拡大してからビジネス・ゴールドやビジネス・プラチナへ移るという段階的な使い方もできます。ただし、切り替え(アップグレード)では新規入会特典が受けられないことが多いので、大型特典を狙うなら別カードとして申し込むタイミングを考えておきましょう。

登記簿や決算書なしでも申し込める?審査で見られるところ

アメックスのビジネスカードは、申し込み時に登記簿謄本や決算書の提出を必須としていないのが一般的です。申込フォームで事業内容・事業年数・年商などを申告し、必要に応じて追加書類を求められる流れになります。個人事業主の場合は、開業届の控えや確定申告書の提出を求められることもあります。

審査で重視されるのは、事業の実績よりも代表者個人の信用情報(クレジットヒストリー)とされています。過去にカードやローンの延滞がある、短期間に複数の申し込みをしている、といった状況は不利に働きます。自分の信用情報は、CICやJICCなどの信用情報機関に開示請求すれば確認でき、CIC(指定信用情報機関)の情報開示ならスマートフォンからでも手続きできます。消費者金融やカードローンの利用状況はJICC(日本信用情報機構)の開示申し込みでも確認できるため、心当たりがある人は両方を取り寄せておくと安心です。

なお、クレジットカードの契約や返済に関するトラブルは全国の消費生活センターでも相談を受け付けています。契約内容に不安がある場合は、国民生活センターの相談窓口を利用するのも1つの方法です。

審査に落ちた場合は、最低でも半年は間隔を空けてから再申し込みするのがセオリーです。申込情報は信用情報機関に6ヵ月間記録されるため、短期間の連続申し込みはさらに不利になります。

目的別に選ぶ、自分に合うアメックス入会キャンペーンの決め方

マイルを貯めて特典航空券に交換したい人

マイル目的なら、移行手数料が無料で上限もないANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードが第一候補になります。入会特典の7万マイル規模に加え、日常の決済がそのまま100円=1マイル相当で積み上がるため、貯まるスピードが違います。

ANA アメックス ゴールドカード

マイル目的での評価 入会特典68,000マイル規模+移行無料・無制限
年会費(税込) 34,100円
1年で貯まるマイルの目安 月20万円の決済で年24,000マイル+継続2,000マイル
交換できる特典航空券の例 東京〜ハワイ往復エコノミー(レギュラーシーズン40,000マイル前後)
条件のクリアしやすさ 3ヵ月以内180万円とやや厳しい(大型出費との組み合わせが鍵)
次点の選択肢 年会費を抑えるならANA アメリカン・エキスプレス・カード(7,700円)
メリット
  • ポイントからANAマイルへの移行に手数料も上限もかからない
  • 入会特典だけで国際線特典航空券にかなり近づける
  • 搭乗ボーナス25%で、飛行機に乗るほど加速する
デメリット
  • 3ヵ月180万円の条件は短期集中で、計画なしでは届きにくい
  • ANA以外の航空会社を使う人には価値が出にくい

マイル狙いで気をつけたいのは、ポイントの有効期限とマイルの有効期限です。ANAマイルは通常36ヵ月で失効するため、貯めてから使うまでの計画が必要になります。入会特典で一気に7万マイル入る場合は、その3年以内に使う旅程を組めるかを先に考えておきましょう。

ホテルの上級会員資格や無料宿泊がほしい人

宿泊重視なら、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードが最有力です。入会特典のポイントに加えて、入会だけで付くゴールドエリート資格、入会時・更新時の15泊分の宿泊実績プレゼントと、宿泊に直結する価値が積み重なります。

Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム

宿泊目的での評価 入会特典100,000ポイント+ゴールドエリート資格の自動付与
年会費(税込) 82,500円
会員資格 Marriott Bonvoy ゴールドエリート(自動付帯)
宿泊実績のプレゼント 入会時・更新時に15泊分(上位エリート資格に近づける)
無料宿泊特典 年間400万円以上の利用と継続で交換レート75,000ポイントまでの1泊
次点の選択肢 ヒルトン系を使うならヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
メリット
  • 入会特典10万ポイント前後で、対象ホテルの数泊分をまとめて確保できる
  • ゴールドエリートが自動付帯で、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトが期待できる
  • 世界中のマリオット系ブランドで使えて、宿泊先の選択肢が広い
デメリット
  • 年会費82,500円は宿泊予定がないと重い負担になる
  • ポイントの使い道がホテルに限られ、汎用性は低い

ホテル系カードで判断を分けるのは、自分がよく行く地域にどのブランドのホテルが多いかです。マリオット系は都市部・リゾートともに国内の展開が広く、ヒルトン系は主要都市に集中する傾向があります。旅行先を思い浮かべて、実際に泊まりたいホテルがあるほうを選ぶのが失敗しないコツです。

年会費の負担をできるだけ軽くしたい人

コストを最優先するなら、月会費1,100円で始められるアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードが向いています。合わないと感じたら月単位でやめられるため、年会費数万円のカードのように「1年分を無駄にする」リスクがありません。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

コスト面での評価 月会費1,100円・初月無料で、入会特典は合計35,000ポイント
年換算の会費 13,200円
条件のクリアしやすさ 3ヵ月20万円・6ヵ月50万円までは軽め。満額には8ヵ月100万円(月12万円強)が必要
初年度の収支イメージ 35,000ポイントに対し会費13,200円で、差し引きプラス
やめやすさ 月会費制のため、途中でやめても残りの年会費が無駄にならない
次点の選択肢 実質無料を狙うならセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費優遇型)
メリット
  • 初月無料+月会費1,100円なので、試してから続けるか決められる
  • 最初の2段階が軽く、途中までの達成でも13,000ボーナスポイントを受け取れる
  • プライオリティ・パスやスマートフォン・プロテクションが付く
デメリット
  • ホテル上級会員資格や無料宿泊特典は付かない
  • プロパーカードの保有歴が残るため、後のプラチナ特典に影響する可能性がある

年会費を抑えたい人ほど、「安いカードを持つ」よりも「使わない特典にお金を払わない」という視点が大切です。空港ラウンジもホテル特典も使わないのに年会費数万円を払っているなら、月会費制のグリーンに切り替えるだけで年間2万円以上の差になります。

普段の買い物でポイントを効率よく貯めたい人

日常の買い物でポイントを積み上げたいなら、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファードが最もバランスの取れた選択です。Amazonやヨドバシ.comなど対象加盟店で100円=3ポイントと還元率が跳ね上がり、入会特典の10万ポイント超と合わせて短期間で大きく貯まります。

アメックス・ゴールド・プリファード

ポイント獲得面での評価 対象加盟店で100円=3ポイント、入会特典は合計120,000ポイント
年会費(税込) 39,600円
ポイントアップ対象の例 Amazon、Yahoo!ショッピング、ヨドバシ.com など
1年で貯まるポイントの目安 月20万円の決済+対象加盟店月3万円なら年30,000ポイント前後
年会費を下げる仕組み 毎年の継続で10,000円分のトラベルクレジット
次点の選択肢 決済額が小さいならアメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
メリット
  • ネットショッピングの還元率が3倍になり、日常利用で差が出る
  • 入会特典の条件が100万円規模で、共働き世帯なら確実に狙える
  • 毎年の継続で10,000円分のトラベルクレジットがもらえ、年会費の実質負担を下げられる
デメリット
  • ポイントの有効期限を無期限にするには別途参加費がかかる
  • 年会費39,600円は、対象加盟店をあまり使わない人には割高

還元率を重視するときは、「基本還元率」ではなく「自分がよく使う店での還元率」で比べるのが鉄則です。基本1%のカードでも、よく使う店で3%になるならそちらのほうが年間の獲得ポイントは多くなります。

入会特典で年会費の元は取れる?ポイントを円に換算した損益シミュレーション

ポイント1点あたりの価値は交換先で変わる

メンバーシップ・リワードのポイントは、交換先によって1ポイントの価値が大きく変わります。もっとも低いのがカード利用代金への充当で1ポイント=0.3円、次にギフトカード交換で0.5〜1円、もっとも高いのが航空マイルへの移行です。

マイル移行の場合、メンバーシップ・リワード・プラスに加入していれば1,000ポイント=1,000マイル(ANA)で交換できます。ANAマイルは使い方によって1マイル1.5〜3円程度の価値になるため、同じ10万ポイントでも、代金充当なら3万円、マイル移行なら15万〜30万円相当と5倍以上の開きが出ます。

ただし、グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナといったプロパーカードは、ANAマイルへの移行が1月1日〜12月31日の暦年で年間40,000マイルまでに制限されています。10万ポイントを一度にマイル化することはできないため、複数年に分けて移行するか、上限のないANAアメックス(一般・ゴールド・プレミアム)を併用するといった工夫が必要です。

この記事のシミュレーションでは、無理のない前提として1ポイント=1円(ギフトカード相当)で計算します。マイルとして使いこなせる人はこれ以上の価値になりますが、逆に代金充当でしか使わない人は3分の1程度になる点に注意してください。

プラチナ・ゴールドプリファード・グリーンで比べた初年度の収支

プロパーカード3枚について、条件を満額クリアした場合の初年度収支を1ポイント=1円で試算すると次のようになります。

カード 年会費(税込) 入会特典(1P=1円換算) 年間継続特典の目安 初年度の差引
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード 165,000円 225,000円相当 フリー・ステイ・ギフト 約50,000円相当 約+110,000円
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード 39,600円 120,000円相当 トラベルクレジット 10,000円相当 約+90,000円
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード 13,200円 35,000円相当 プライオリティ・パス年2回 約10,000円相当 約+32,000円

この表を見ると、3枚とも条件さえクリアできれば初年度は明確にプラスです。金額の絶対値ではプラチナが最大ですが、これは250万円規模の利用を達成できた場合の話です。

そこで重要になるのが「達成できる確率」を掛けた期待値です。年間決済額が150万円の人の場合、プラチナは最上位段階に届かず入会特典が半分以下になる一方、グリーンは8ヵ月100万円の最終段階までクリアして満額を受け取れます。期待値で比べると、決済額が小さい人ほど下位グレードのほうが有利という逆転が起こります。

2年目以降も持ち続ける価値があるかの判断ライン

2年目からは入会特典がなくなるので、「年会費 < 継続特典+年間で貯まるポイント」が成立するかどうかが判断ラインになります。

ゴールド・プリファードの場合、トラベルクレジット10,000円分に加え、月20万円の決済で年24,000ポイント程度が貯まります。合計34,000円相当なので、年会費39,600円にはわずかに届きません。ここに年間200万円利用時のフリー・ステイ・ギフト(5万円相当)や、対象レストランの1名分無料が加わって初めて明確なプラスになります。

プラチナは年会費165,000円に対し、フリー・ステイ・ギフト5万円相当+プライオリティ・パス+無料空港送迎+コンシェルジュという構成です。これらを実際に年に何回使うかを数えて、市場価格に換算してみると判断できます。空港送迎を年4回(1回1万円相当)、ラウンジを年10回(1回3,000円相当)使うなら、それだけで12万円相当になります。

逆に、こうした特典を年に1〜2回しか使わないなら、2年目に下位カードへ切り替えるか解約するのが合理的です。入会特典で回収して、2年目の更新前に使い方を見直すという運用を前提に選ぶと、失敗が少なくなります。

支出スケジュールから逆算する入会のベストタイミング

家電や旅行、車検など大きな支払いの前に申し込む

入会特典の条件をクリアするうえで、もっとも確実な方法が大きな支出の予定に合わせて申し込むことです。家電の買い替え(20万〜40万円)、旅行代金(30万〜80万円)、車検や自動車保険(10万〜20万円)、引っ越し費用(30万〜50万円)といった支出は、まとめれば条件の大部分を一気に埋められます。

たとえばゴールド・プリファードの「3ヵ月以内50万円」なら、旅行代金40万円+家電10万円で1回のイベントでクリアできます。逆にこうした予定がまったくない時期に申し込むと、日常の生活費だけでは段階の途中で止まってしまいます。

申し込む前に、今後6ヵ月の支出予定をカレンダーに書き出すのがおすすめです。そのうえで「確実に使う金額」の合計を計算し、その範囲でクリアできる条件のカードを選べば、広告の数字をほぼ満額で受け取れます。

なお、条件達成のために不要な買い物をするのは本末転倒です。ポイントのために10万円を使うより、5,000ポイントを諦めるほうが確実に得なケースは多くあります。

家族カードや追加カードの利用分を合算して条件に近づける

アメックスの入会特典では、家族カードの利用分も本会員の利用額に合算されるのが一般的です。プラチナは家族カードが4枚まで無料、ゴールド・プリファードは2枚まで無料なので、配偶者や親の生活費決済をまとめれば条件達成のスピードが大きく変わります。

夫婦それぞれが月15万円ずつ使っているなら、家族カードを発行して合算するだけで月30万円になります。3ヵ月で90万円、6ヵ月で180万円と、上位カードの条件も現実味を帯びてきます。

ビジネスカードも同じ考え方で、追加カードを従業員に配って経費決済を集約すれば合算されます。ビジネス・プラチナは追加カードが4枚まで無料なので、複数人で使うほど条件達成が早まります。

ただし、家族カードの発行にも数日〜2週間かかるため、条件の期限が迫ってから申し込むと間に合わないことがあります。本カードの到着と同時に家族カードも申し込んでおきましょう。

税金や公共料金の支払いを条件クリアに使うときの注意点

住民税・自動車税・国民健康保険料・所得税などをカードで納付すれば、まとまった金額を条件に充てられます。国税については国税庁のクレジットカード納付の手続ページで正式な手順が案内されており、専用の「国税クレジットカードお支払サイト」から納付できます。住民税や自動車税などの地方税も、総務省がまとめる地方税務手続のデジタル化のとおり、納付書の地方税統一QRコード(eL-QR)を読み取って「地方税お支払サイト」からクレジットカードで納付できるようになっています。

注意点は3つあります。1つ目は決済手数料がかかることです。国税の場合、納付税額に応じた手数料が納税者負担となり、たとえば10万円の納付でおよそ800円前後がかかります。獲得できるポイントが手数料を上回るかを必ず計算してください。

2つ目はポイント還元の対象外になることがある点です。カード会社によっては税金や公共料金の支払いを還元率の低い区分に分類しています。3つ目は、入会特典の条件利用額にカウントされない場合があることです。キャンペーンの注釈に「一部の公共料金・税金の支払いは対象外」と書かれていることがあるため、事前確認が欠かせません。

日本クレジット協会のクレジット関連統計によれば、国内のクレジットカード発行枚数は3億2,000万枚を超え、決済手段としての利用は年々広がっています。税金のカード納付も一般的になりつつありますが、条件へのカウント可否はカードごとに異なるので油断は禁物です。

アメックス新規入会キャンペーンを使うメリット

通常の還元では届かないポイントを一度にまとめて獲得できる

還元率1%のカードで10万ポイントを貯めようとすると、1,000万円の決済が必要です。ところがアメックスの入会特典なら、100万〜150万円程度の利用で10万ポイント級が一度に手に入ります。実質的な還元率は7〜10%に相当し、通常の買い物では絶対に到達できない水準です。

この差が最も効いてくるのが、マイルへの移行です。10万ポイントをANAマイルに移せば10万マイルとなり、ビジネスクラスの特典航空券にも手が届きます。通常の決済だけで10万マイルを貯めるには数年かかるところ、入会特典なら半年でポイントを確保できる計算です。なお、プロパーカードのANAマイル移行は年間40,000マイルが上限なので、マイル化そのものは数年に分けて進めることになります。

入会特典は「一生に一度しか使えない権利」でもあります。同じカードで2回目の新規入会特典は受けられないため、条件を確実にクリアできるタイミングで、なるべく特典額が大きい時期に申し込むのが賢い使い方になります。

初年度は実質的に年会費の負担が軽くなる

アメックスは年会費が高いことで敬遠されがちですが、入会特典を年会費と相殺して考えると、初年度の実質負担は大きく下がります。ゴールド・プリファードなら年会費39,600円に対して120,000ポイントなので、1ポイント=1円換算でも8万円以上のプラスです。

グリーンの場合は月会費制なので、さらに分かりやすくなります。初月無料+月1,100円で、年換算13,200円。これに対して合計35,000ポイントが入るため、1年目は差し引き2万2,000円前後のプラスで、上位カード並みの付帯サービスも使えます。

ただし、これは条件を満額クリアできた場合の話です。条件の半分までしか届かなければ、受け取れるポイントも半分以下になり、年会費のほうが上回ることもあります。「入会特典があるから年会費は気にしなくていい」と考えるのは危険で、あくまで自分の決済額で計算することが大切です。

上級会員資格や無料宿泊などポイント以外の特典も付いてくる

アメックスの入会特典で見落とされがちなのが、ポイント以外の権利です。デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは入会だけでゴールドメダリオン資格が1年間、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは入会だけでゴールドエリート資格が自動付与されます。

これらの会員資格は、本来なら年間20泊以上の宿泊や、一定以上の搭乗実績を積まないと得られないものです。カード1枚で代替できるため、実際にホテルに泊まる・飛行機に乗る機会がある人には、ポイント以上の価値になります。

たとえばホテルのゴールド会員資格があれば、対象ホテルで朝食が無料になり、空室に応じて部屋のアップグレードやレイトチェックアウトも受けられます。2名で年4回宿泊すると仮定すると、朝食代だけで4万円前後の差になります。ポイント数の比較だけでは見えてこない部分なので、年間の宿泊・搭乗回数を思い浮かべながら評価するのがおすすめです。

申し込む前に知っておきたい入会キャンペーンの落とし穴

条件の利用額が思ったより大きく、達成できないことがある

もっとも多い失敗が、条件の利用額を甘く見積もってしまうケースです。「月20万円くらい使っているから3ヵ月で60万円はいける」と考えても、実際には家賃や保険料などカード決済できない支出が混ざっていて、カードに乗る金額は思ったより少ないことがよくあります。

確認方法は簡単で、今使っているカードの直近3ヵ月の利用明細を合計するだけです。その実績値が、新しいカードで達成できる金額の現実的な目安になります。希望的観測ではなく実績で判断するのが鉄則です。

また、条件の起算日が「入会日」なのか「カード到着日」なのかも確認しましょう。審査からカード到着まで1〜2週間かかるため、入会日起算だと実質的に使える期間が短くなります。

さらに、期限ぎりぎりに使った分はカード会社への売上計上が翌月にずれることがあり、条件期間内としてカウントされないおそれがあります。締め切りの2週間前には条件を満たしておくと安全です。

プロパーカードの保有歴があると特典の対象外になる

アメックスの新規入会特典には、「過去にアメリカン・エキスプレスが発行するプロパーカードの本会員であった方は対象外」という趣旨の規定が置かれていることがあります。ここでいうプロパーカードとは、グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナなどアメックス自身が発行するカードです。

つまり、以前グリーンを持っていて解約した人が、あらためてプラチナに新規入会しても入会特典を受け取れない可能性があります。数年前に短期間だけ持っていた場合も対象外になり得るため、記憶があいまいな人は事前にアメックスへ確認するのが確実です。

提携カード(Marriott Bonvoy、ヒルトン、ANA、デルタなど)は、ブランドが違えば別カード扱いになることが多いものの、同じブランド内では種類・グレードを問わず対象外とされることがあります。ANAアメックスの案内でも、種類・グレードを問わず過去の発行実績があると対象外と明記されています。

プロパーカードは「最初に作る1枚」を慎重に選ぶのが、生涯で受け取れる特典を最大化するコツです。将来プラチナを狙うつもりなら、グリーンやゴールド・プリファードから入るかどうかは十分に考えてから決めましょう。

高い年会費は2年目以降もそのまま続く

入会特典に目を奪われて忘れがちなのが、年会費は毎年発生し続けるという当たり前の事実です。プラチナの165,000円を5年持てば825,000円、ゴールド・プリファードの39,600円でも5年で198,000円になります。

初年度は入会特典でプラスでも、2年目以降は継続特典と日常の還元だけで年会費を上回る必要があります。「今年もこの特典を実際に使ったか」を更新月の前に振り返る習慣をつけると、無駄な年会費を払い続けずに済みます。

やめるときの選択肢は2つあります。1つは解約、もう1つは下位カードへの切り替えです。切り替えなら利用実績(クレジットヒストリー)を維持したまま年会費を下げられるため、将来また上位カードを申し込む可能性がある人には有利です。

なお、年会費は請求日の一定期間前までに手続きしないと、次年度分が発生してしまいます。更新月の2ヵ月前をカレンダーに登録しておくと、判断の時間を確保できます。

ポイントの有効期限や交換先しだいで価値が目減りする

メンバーシップ・リワードのポイントは、通常は3年間の有効期限があり、無期限にするにはメンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費)への加入が必要です(プラチナは自動付帯)。入会特典で10万ポイント受け取っても、使い道を決めないまま3年が過ぎれば失効してしまいます。

交換先による価値の差も見逃せません。前述のとおり、カード利用代金への充当は1ポイント=0.3円と最も効率が悪く、10万ポイントでも3万円にしかなりません。受け取る前に「何に使うか」を決めておくだけで、価値が数倍変わります。

ホテルポイントやマイルにも同様の注意が必要です。ANAマイルは通常36ヵ月、Marriott Bonvoyポイントは24ヵ月間アカウントの動きがないと失効します。ヒルトン・オナーズポイントも一定期間の非利用で失効の対象となります。

入会特典を申し込む段階で、「いつ・どこで使うか」の見通しを立てておくことが、受け取ったポイントを無駄にしない最善の方法です。

キャンペーンの対象外になる主なケース

過去に同じカードやプロパーカードを持っていた場合

もっとも多い対象外パターンです。同じカードの再入会はもちろん、プロパーカード同士、同一ブランドの提携カード同士でも保有歴があると対象外になることがあります。

判断が難しいのは、家族カードの会員だった場合です。家族カードは本会員ではないため、多くのキャンペーンでは対象外の条件に該当しないとされていますが、カードによって扱いが異なります。自分が本会員だったのか家族会員だったのかを確認してから申し込みましょう。

過去の保有歴が不明な場合は、アメックスのカスタマーサービスに問い合わせると教えてもらえます。「特典が付くと思って申し込んだのに対象外だった」という失敗を防ぐには、この一手間が有効です。

切り替え(アップグレード)で申し込んだ場合

グリーンからゴールド・プリファードへ、ゴールド・プリファードからプラチナへといった切り替えは、新規入会ではないため入会キャンペーンの対象外となるのが原則です。カード番号や利用実績を引き継ぐ手続きであり、アメックスから見れば「新しい顧客の獲得」にはあたらないためです。

その代わり、アメックスは既存会員に対して個別のアップグレードオファーを案内することがあります。「◯ヵ月以内に◯◯万円利用で◯万ポイント」といった内容で、新規入会特典よりは小さいものの、無視できない規模のこともあります。オンライン・サービスのメッセージやメールを定期的に確認しておきましょう。

なお、いったん解約してから新規入会するという方法は、前述の保有歴ルールにより特典対象外になる可能性が高く、しかも解約でクレジットヒストリーを失うリスクもあります。おすすめできる方法ではありません。

条件の利用金額に含まれない決済がある

条件の利用額には、すべての決済がカウントされるわけではありません。一般的に除外されやすいのは、年会費・カードの分割手数料・キャッシングの利用分・一部の電子マネーへのチャージ・金券やギフト券の購入などです。

とくに注意したいのが電子マネーチャージです。Suicaやnanacoへのチャージでポイントを稼ぐ手法は広く知られていますが、キャンペーンの条件からは除外される規定が置かれていることがあります。チャージでまとめて条件をクリアしようという作戦は、事前確認なしでは危険です。

また、返品・キャンセルした分は利用額から差し引かれます。高額商品を購入して条件を満たした後に返品すると、条件未達となって特典が取り消されることもあります。

判断に迷ったら、キャンペーンページの注釈と利用規約を最後まで読むのが確実です。表示の分かりにくさは景品表示法上も論点になり得るため、公式サイトには必ず除外事項が明記されています。

紹介専用URLを経由せずに申し込んだ場合

紹介プログラムを使う場合、必ず紹介URLから直接申込フォームに進む必要があります。URLをクリックした後に別のタブで公式サイトを開いて申し込んだり、いったんブラウザを閉じてから検索し直したりすると、紹介の記録が残らず特典が付きません。

また、紹介URLには有効期限があります。発行から数週間程度で切れることが多いため、もらったら早めに手続きしましょう。期限切れのURLからは申し込み自体ができないか、通常キャンペーンの扱いになります。

ブラウザの設定も影響します。広告ブロッカーやトラッキング防止機能が有効だと、紹介の記録が正しく残らないことがあります。申し込むときだけこれらの機能をオフにするか、シークレットモードではない通常のブラウザで手続きするのが安全です。

紹介経由で申し込んだ場合は、申込完了画面のスクリーンショットを保存しておきましょう。万一特典が付かなかったときに、問い合わせの証拠として役立ちます。

アメックス新規入会キャンペーンの申し込み手順

申し込み前に用意しておく情報

申し込みをスムーズに進めるために、次の情報を手元に用意しておきましょう。本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)、引き落とし口座のキャッシュカードまたは通帳、勤務先の名称・住所・電話番号、年収と勤続年数の4点です。

個人事業主や法人代表者の場合は、事業内容・事業年数・年商も申告項目に含まれます。ビジネスカードでは、開業届の控えや確定申告書の提出を求められることもあるため、すぐに取り出せる場所に置いておくと安心です。

年収は税込の金額を申告します。給与所得者なら源泉徴収票の支払金額、個人事業主なら確定申告書の所得金額が目安です。実際より多く申告するのは避けましょう。後から確認を求められたときに矛盾が生じ、審査に不利になります。

引き落とし口座は、オンラインで設定できる金融機関を選ぶと手続きが1回で完結します。郵送での口座設定になると、カード到着までの日数が延びます。

審査からカード到着までの流れと日数

一般的な流れは、オンライン申込(10〜15分)→ 審査(最短数分〜数営業日)→ カード発行 → 郵送でカード到着(1〜2週間)となります。審査結果はメールで届くことが多く、追加確認がある場合は電話での連絡が入ります。

アメックスの場合、審査結果の連絡が早いのが特徴です。申し込みから数分〜翌営業日には可否が分かることも珍しくありません。ただし、勤務先への在籍確認や本人確認書類の追加提出が必要になると、数日かかります。

カードは本人限定受取郵便または簡易書留で届くため、受け取りには本人確認書類が必要です。不在が続くと返送されてしまうので、到着予定日には受け取れる体制を整えておきましょう。

なお、一部のカードでは審査通過後すぐにデジタルカードが発行され、プラスチックカードの到着前からオンラインショッピングに使えるケースがあります。条件達成の期限が入会日起算の場合、この機能を使えば数日分を無駄にせずに済みます。

入会後に特典の進捗を確認する方法

入会後は、アメックスのオンライン・サービスまたはアメリカン・エキスプレスの公式アプリにログインすることで、キャンペーンの進捗を確認できます。多くのキャンペーンでは「あと◯◯円で次のボーナス」といった形で残り金額が表示されます。

表示が見当たらない場合は、利用明細から自分で合計する方法もあります。ただし、売上計上日ベースでのカウントになるため、明細に反映されるまでのタイムラグには注意が必要です。決済から明細反映まで数日〜2週間程度かかることがあります。

ボーナスポイントの加算は、条件達成の確認後に行われます。加算時期はキャンペーンによって異なり、条件達成月の翌月末から3ヵ月後程度が一般的です。ANAアメックスの入会ボーナスマイルは、カード券面記載の有効期限月の翌々月末までに積算されると案内されています。

期限を過ぎても加算されない場合は、カスタマーサービスに問い合わせましょう。その際、条件を満たした日付と利用明細を控えておくと話が早く進みます。

アメックス新規入会キャンペーンのよくある質問

キャンペーンはいつまで実施していますか

アメックスの新規入会キャンペーンは、多くの場合「終了日未定」で掲載され、予告なく内容が変更されます。プロパーカード(グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナ)やビジネスカードは大半が常時実施の形を取りながら、数ヵ月ごとに特典額や条件が入れ替わります。一方で、ANAアメックス(一般・ゴールド・プレミアム)の2026年8月時点のキャンペーンは8月1日から9月30日までと締切が明示されています。このように提携カードでは期間が区切られることもあるため、狙っているカードのページで締切表記の有無を確認しておきましょう。

そのため「いつまで」を待つよりも、今の条件が自分にとって有利かどうかで判断するのが現実的です。過去の水準と比べて明らかに低い時期であれば、数ヵ月待つ選択もあります。たとえばヒルトン系のカードは、過去に8万〜14万ポイント規模のキャンペーンが実施されたこともあり、2026年8月時点の水準は控えめです。

一方で、待っている間に条件が良くなる保証はありません。自分の支出予定(大型の買い物や旅行)と重なるタイミングを優先したほうが、確実に特典を受け取れます。

紹介プログラムと公式キャンペーンはどちらがお得ですか

一般的には紹介プログラム経由のほうが特典が大きい傾向にあります。2026年8月時点では、ゴールド・プリファードで公式120,000ポイントに対し紹介経由が125,000ポイントと、5,000ポイントの差が付いています。ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードも公式39,000ポイントに対して紹介経由は44,000ポイントで、こちらも差は5,000ポイントです。いずれも達成条件は公式ルートと同じなので、紹介URLをもらえるなら使わない理由はありません。

ただし、常に紹介が有利とは限りません。時期によっては公式キャンペーンが大幅に増額され、紹介を上回ることもあります。両方の合計ポイントと条件を並べて比べるのが確実です。

紹介URLをもらえる知人がいない場合は、公式キャンペーンで問題ありません。無理に紹介元を探して、素性の分からないサイトのリンクから申し込むのは、個人情報の観点からおすすめできません。

複数のアメックスカードで入会特典を受け取れますか

ブランドが異なる提携カードであれば、複数のカードで入会特典を受け取れることが多いです。たとえばMarriott Bonvoyアメックスとヒルトン・オナーズアメックスは別ブランドなので、それぞれで特典の対象になり得ます。

一方、プロパーカード(グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナ)は相互に保有歴が影響し、1枚目の特典を受け取ると2枚目以降は対象外になる可能性が高くなります。同じブランド内のグレード違い(ANA一般とANAゴールドなど)も同様です。

複数枚を狙うなら、申し込みの間隔を半年程度空けるのが無難です。短期間に複数の申し込みをすると、信用情報に申込記録が並び、審査で不利になることがあります。

特典のポイントはいつ加算されますか

入会時の基本ボーナスは、カード発行後の初回利用や初回請求のタイミングで加算されることが多く、おおむね1〜2ヵ月以内です。条件達成型のボーナスは、条件を満たした月の請求確定後に判定され、翌月末から3ヵ月後程度で加算されます。

マイル系のカードは、ポイントからマイルへの移行にさらに時間がかかります。ANAマイルへの移行は申請から数日〜2週間程度が目安です。特典航空券の予約時期から逆算して、余裕を持って手続きしましょう。

加算予定日を過ぎても反映されない場合は、オンライン・サービスで条件達成の判定状況を確認し、それでも不明ならカスタマーサービスへ問い合わせてください。

解約したあとに再入会しても特典はもらえますか

原則としてもらえません。アメックスの入会特典には「過去に本会員であった方は対象外」という趣旨の規定があり、解約からの経過年数にかかわらず適用されることがあります。

とくにプロパーカードは、グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナの間で保有歴が相互に影響します。「グリーンを解約してからプラチナに新規入会」という流れでは、プラチナの入会特典が受け取れない可能性が高いと考えておきましょう。

提携カードは、ブランドが変われば別扱いになることが多いものの、同一ブランド内では種類・グレードを問わず対象外とされる場合があります。迷ったら申し込み前にカスタマーサービスへ確認するのが最も確実です。

条件の利用額を達成できなかったらどうなりますか

達成できた段階までのボーナスは受け取れ、未達成の段階分は失効します。カードの契約自体が取り消されることはなく、ペナルティもありません。ただし、年会費は通常どおり発生します。

たとえば3段階構成のキャンペーンで2段階目までクリアした場合、3段階目のポイントだけがもらえないという扱いです。「全部か無か」ではないので、届く範囲までは確実に取りに行く価値があります

なお、条件未達で年会費のほうが上回りそうな場合は、更新月の前に解約や下位カードへの切り替えを検討しましょう。カードの利用状況や返済に関して不安がある場合は、消費生活センターなどの公的な相談窓口も利用できます。

まとめ|アメックスの新規入会キャンペーンは条件を逆算して選ぼう

アメックスの新規入会キャンペーンは、条件さえクリアできれば通常の還元では到達できない水準のポイントやマイルが一度に手に入ります。2026年8月時点では、個人カードならアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの合計225,000ポイントが最大級、法人カードならアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの合計260,000ポイントが最大規模でした。

ただし、ここまで見てきたとおり、大切なのは広告の数字ではなく「自分が確実にクリアできる条件かどうか」です。月の決済額が12万円前後ならアメリカン・エキスプレス・グリーン・カード、20万円前後ならアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード、事業の経費決済があるならビジネスカードと、支出規模から逆算するのが失敗しない選び方になります。

申し込む前にやることは3つです。①直近3ヵ月の実際の決済額を確認する ②今後6ヵ月の大型出費の予定を書き出す ③その金額でクリアできる条件のカードを選ぶ――この順番で考えれば、広告の数字に振り回されずに済みます。

そして、受け取ったポイントの使い道も先に決めておきましょう。同じ10万ポイントでも、代金充当なら3万円、マイル移行なら15万円以上の価値になります。入会特典は一度きりの権利だからこそ、もらう前から「何にどう使うか」を決めておくことが、その価値を最大化する近道です。なお、入会特典の内容は頻繁に変わるため、申し込み直前には必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。