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2026.09.16

【2026年9月最新】アメックス・ビジネス・ゴールドのキャンペーンは最大17万ポイント!

アメックス・ビジネス・ゴールドの新規入会キャンペーン最新情報を紹介するアイキャッチ画像

法人カードを1枚作るなら、入会特典がいちばん厚いタイミングを狙いたいところです。とはいえアメックス・ビジネス・ゴールドのキャンペーンは最大17万ポイントと数字だけが目立ち、条件を読み解かないまま申し込んで「思ったほどもらえなかった」となる人も少なくありません。

このカードの入会特典は、入会後4ヶ月・8ヶ月・10ヶ月という3つの締切に、それぞれ80万円・200万円・300万円という利用金額のハードルが設定された段階式です。どこまで積めるかで受け取れるポイントが大きく変わるため、申し込む前に自社の経費をカードに寄せられるかどうかを試算しておくことが欠かせません。

そこでこの記事では、2026年9月時点のアメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードのキャンペーン内容を、獲得条件・集計期間・対象外になるケースまで細かく整理しました。あわせて17万ポイントを取り切るための月別の利用プラン、他社の法人カードとの比較、途中までしか届かないときの損得の考え方まで解説します。

読み終えるころには、自分が最大17万ポイントを狙えるのか、それとも80万円や200万円のラインで区切るのが現実的なのかを、数字で判断できるようになるはずです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

カード名 アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
年会費(税込) 49,500円
入会特典(最大) 合計170,000ポイント
(ボーナス140,000ポイント+通常30,000ポイント)
達成条件 入会後4ヶ月以内に80万円/8ヶ月以内に200万円/10ヶ月以内に300万円のカード利用
基本ポイント還元 100円につき1ポイント(メンバーシップ・リワード)
申込対象 満20歳以上の法人代表者・個人事業主
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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメックス・ビジネス・ゴールドで最大17万ポイントがもらえるキャンペーン実施中!

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、事業の経費決済をまとめるための法人代表者・個人事業主向けのカードです。入会後の利用条件を段階的に達成すると、ボーナスポイントと通常ポイントを合わせて最大170,000ポイントを受け取れます。年会費は49,500円(税込)ですが、出張や会食で使える特典と、大きな決済に耐える利用枠が付いてきます。

  • 入会後4ヶ月以内に80万円、8ヶ月以内に200万円、10ヶ月以内に300万円の利用で、ボーナスポイントと通常ポイントを合わせて最大170,000ポイント
  • 利用限度額に一律の上限がなく、仕入れや広告費などまとまった決済にも対応できる
  • カードの利用額に応じて無料宿泊がもらえる「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」(年間300万円(税込)以上で1泊、500万円(税込)以上で最大2泊。東急の定額宿泊サービス「ツギツギ」で利用)
  • 「ビジネス・ダイニング・コレクション」で、所定のコースを2名以上で予約すると1名分のコース料金が無料
  • 申し込みは20歳以上の法人代表者・個人事業主が対象で、登記簿謄本や決算書は原則不要
\ 入会特典 最大170,000ポイント /

※入会特典の獲得には所定の条件があります。内容・期間は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

年会費を抑えて持つならアメックス・ビジネス・グリーンという選び方も

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

同じアメリカン・エキスプレスの法人代表者・個人事業主向けカードで、年会費は13,200円(税込)。ビジネス・ゴールドの49,500円(税込)と比べて年36,300円ぶん負担が軽く、追加カードも1枚6,600円(税込)です。まずは年会費を抑えて1枚目を持ちたい事業者向けの選択肢です。

\ 入会特典 合計60,000ポイント獲得可能 /

※入会特典の獲得には所定の条件があります。内容・期間は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

アメックス・ビジネス・ゴールドのキャンペーンは最大17万ポイント|まず全体像をつかむ

2026年9月時点で実施されているアメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードの新規入会キャンペーンは、ボーナスポイントと通常ポイントを合わせて最大170,000ポイントという内容です。

ポイントは一度にまとめて付与されるのではなく、入会後の利用金額が一定のラインを超えるたびに段階的に加算されていきます。まずは全体の設計を押さえておきましょう。

入会後4ヶ月・8ヶ月・10ヶ月で分かれる3段階のボーナスポイント

入会特典のボーナスポイントは、締切と金額のセットが3つ用意された段階式になっています。それぞれ独立した条件なので、達成できたぶんだけ順番に加算されていく仕組みです。

段階 達成期限 必要な利用金額(累計) もらえるボーナスポイント
1段階目 入会後4ヶ月以内 80万円以上 40,000ポイント
2段階目 入会後8ヶ月以内 200万円以上 50,000ポイント
3段階目 入会後10ヶ月以内 300万円以上 50,000ポイント

ここで見落としやすいのが、金額が累計で判定される点です。2段階目の200万円は「1段階目の80万円とは別に200万円」という意味ではなく、入会からの合計が200万円に届けばよい、という数え方になります。つまり1段階目をクリアしていれば、残り120万円を4ヶ月かけて積めば2段階目も達成できます。

一方で、期限は前倒しでは効きません。たとえば入会後2ヶ月で200万円を使い切ったとしても、3段階目の300万円は10ヶ月以内という別の締切で判定されるため、そこまで積み増さない限り最後の50,000ポイントは受け取れません。早く使うことよりも、期限内に累計ラインを越えることが重要だと覚えておきましょう。

通常利用分3万ポイントを足して合計17万ポイントになる仕組み

3段階のボーナスを足し上げると140,000ポイントですが、キャンペーンで案内されている数字は170,000ポイントです。この差の30,000ポイントは、ボーナスとは別に貯まる通常のカード利用ポイントを含んだ金額です。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードの基本還元は100円につき1ポイント。300万円を決済すれば、それだけで30,000ポイントが自然に貯まります。140,000+30,000で、合計170,000ポイントという計算です。

累計利用額 ボーナスポイント 通常ポイント 合計
80万円(4ヶ月以内) 40,000 8,000 48,000ポイント
200万円(8ヶ月以内) 90,000 20,000 110,000ポイント
300万円(10ヶ月以内) 140,000 30,000 170,000ポイント

この表を見ると、17万ポイントというのは300万円を決済し切って初めて成立する数字だと分かります。裏を返せば、80万円で止まっても48,000ポイント、200万円まで積めば110,000ポイントは手元に残るということでもあります。全部取り切れないから意味がない、という話ではありません。

なお、対象加盟店での利用や後述するボーナスポイントプログラムを使えば通常ポイントはさらに増えるため、実際の獲得数が上の表を上回ることもあります。

17万ポイントはマイルや支払い充当にするといくら分になるのか

貯まったメンバーシップ・リワードのポイントは、使い道によって1ポイントあたりの価値が変わります。同じ17万ポイントでも、換金先しだいで5万円分にも数万マイル分にもなるため、出口を決めてから貯めるのが得策です。

使い道 交換レートの目安 170,000ポイントの価値
カード利用代金への充当 1ポイント=0.3円 約51,000円分
Amazonなど対象加盟店での支払い 1ポイント=0.5〜1円 約85,000〜170,000円分
ANAマイルへ移行 1,000ポイント=1,000マイル(年間上限40,000マイル) 年40,000マイルまで(全量移行には複数年必要)
JALマイルへ移行 1ポイント=0.4マイル(移行上限なし) 68,000マイル

もっとも分かりやすいのは、カードの利用代金に充てる方法です。1ポイント0.3円換算で約51,000円分となり、年会費49,500円(税込)を初年度でほぼ相殺できる水準になります。手続きも簡単で、ポイントの価値を計算しやすいのが利点です。

一方、出張が多い会社はANAマイルへの移行も有力ですが、ANAマイルへの移行には1年間(1〜12月)で40,000マイルという上限がある点に注意が必要です。移行にはメンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費3,300円・税込)に加えて、ANAマイル移行のための年間参加費5,500円(税込)が必要になり、登録すれば1,000ポイント=1,000マイルのレートで移行できます。ただし上限があるため、170,000ポイントをすべてANAマイルに換えるには複数年に分けて移行する必要があり、単年では実現できません。急いでまとまったマイルを確保したいなら、移行上限のないJALマイル(1ポイント0.4マイルで170,000ポイントなら68,000マイル)や、対象加盟店での支払いに充てる方法もあわせて検討しましょう。

キャンペーンの実施期間と内容が切り替わるタイミング

アメックスの入会キャンペーンは、終了日を明示せずに実施され、予告なく内容が入れ替わるのが通例です。「◯月◯日まで」と書かれた特設ページが用意されることは少なく、気づいたときには条件が変わっていた、というケースがよくあります。

実際、過去1〜2年を振り返っても、達成期限が4ヶ月・6ヶ月・8ヶ月の組み合わせだった時期もあれば、現在のように4ヶ月・8ヶ月・10ヶ月へ延びた時期もあります。必要な利用金額やボーナスの配分も、その都度見直されてきました。

適用される条件は、申し込んだ時点で表示されていた内容で確定します。検討している段階でスペックが変わることもあるため、条件を確認したらスクリーンショットを残しておくと、後から特典内容を突き合わせるときに役立ちます。アメックス以外の法人カードも含めて広く比べたい場合は、法人クレジットカードのおすすめランキングもあわせて確認しておくと選びやすくなります。

入会特典を受け取るまでの条件と流れ

条件そのものはシンプルですが、いつから数え始めるのか、いつポイントが入るのかを勘違いすると計画が崩れます。集計の起点・付与時期・オプション登録の3点を押さえておきましょう。

利用金額の集計はいつから始まっていつ締まるのか

集計の起点はカードが発行された日であり、手元にカードが届いた日ではありません。ここを取り違えると、実質的に使える期間が1〜2週間短くなってしまいます。

審査完了からカードが届くまでは1週間前後かかるのが一般的です。つまり4ヶ月=約120日のうち、実際に決済に使えるのは110日前後というイメージで考えておくのが安全です。特に1段階目の80万円は期間が短いため、この差が効いてきます。

また、判定に使われるのは売上が計上された日です。月末に発注しても、加盟店からの売上データ到着が翌月にずれ込めば、その分は翌月扱いになることがあります。締切の直前に大きな決済を寄せる作戦は、数日のズレで条件を落とすリスクがあるため避けたほうが無難です。目標額に対しては1割ほど余裕をもたせ、締切の2〜3週間前には到達しておく計画にしておきましょう。

ボーナスポイントが口座に反映される時期の目安

条件を達成しても、ボーナスポイントがその場で加算されるわけではありません。達成の確認後に順次付与される運用で、数週間から数ヶ月程度かかることがあります。

これは、加盟店からの売上データが確定してからでないと利用額を確定できないためです。特に月をまたぐ決済や、海外での利用、後日確定するホテル・航空券の決済が含まれると、判定が後ろにずれやすくなります。

ポイントの残高はオンライン・サービスやアプリのメンバーシップ・リワード残高から確認できます。条件を満たしたはずなのに2〜3ヶ月経っても加算されない場合は、カード裏面の窓口へ問い合わせましょう。その際、対象外の支払いが混ざっていて累計が届いていないケースも多いので、明細を1件ずつ確認してから連絡するとやり取りがスムーズです。

メンバーシップ・リワード・プラスへの登録は必要か

入会特典のボーナスポイントを受け取るだけなら、メンバーシップ・リワード・プラスへの登録は必須ではありません。ただしポイントの出口を広げるなら、登録しておく価値は大きいオプションです。

年間参加費 3,300円(税込)
主な効果 ポイントの有効期限が無期限になる/提携航空会社への移行レートが上がる/対象商品への交換レートが上がる
ANAマイル移行 別途、年間参加費5,500円(税込)の登録で1,000ポイント=1,000マイル(年間上限40,000マイル)
ボーナスポイントプログラム 登録後に無料で申し込み可能。Amazon・Yahoo!ショッピング・ヨドバシカメラ・Uber Eatsなど対象加盟店でポイント3倍

なお、メンバーシップ・リワードのポイントは未登録でも最長3年間は有効で、一度でも交換手続きをすれば以後は無期限になります。17万ポイントを10ヶ月かけて貯めるプランなら期限切れの心配はほとんどありませんが、貯めたまま数年寝かせるつもりなら登録しておくと安心です。

年3,300円(税込)の負担に見合うかは、月々の決済額しだいです。対象加盟店でのポイント3倍が効く支出が月10万円あれば、それだけで年24,000ポイント上乗せされる計算になるため、経費の内訳を見て判断しましょう。

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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメックス・ビジネス・ゴールドで最大17万ポイントがもらえるキャンペーン実施中!

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、事業の経費決済をまとめるための法人代表者・個人事業主向けのカードです。入会後の利用条件を段階的に達成すると、ボーナスポイントと通常ポイントを合わせて最大170,000ポイントを受け取れます。年会費は49,500円(税込)ですが、出張や会食で使える特典と、大きな決済に耐える利用枠が付いてきます。

  • 入会後4ヶ月以内に80万円、8ヶ月以内に200万円、10ヶ月以内に300万円の利用で、ボーナスポイントと通常ポイントを合わせて最大170,000ポイント
  • 利用限度額に一律の上限がなく、仕入れや広告費などまとまった決済にも対応できる
  • カードの利用額に応じて無料宿泊がもらえる「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」(年間300万円(税込)以上で1泊、500万円(税込)以上で最大2泊。東急の定額宿泊サービス「ツギツギ」で利用)
  • 「ビジネス・ダイニング・コレクション」で、所定のコースを2名以上で予約すると1名分のコース料金が無料
  • 申し込みは20歳以上の法人代表者・個人事業主が対象で、登記簿謄本や決算書は原則不要
\ 入会特典 最大170,000ポイント /

※入会特典の獲得には所定の条件があります。内容・期間は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

年会費を抑えて持つならアメックス・ビジネス・グリーンという選び方も

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

同じアメリカン・エキスプレスの法人代表者・個人事業主向けカードで、年会費は13,200円(税込)。ビジネス・ゴールドの49,500円(税込)と比べて年36,300円ぶん負担が軽く、追加カードも1枚6,600円(税込)です。まずは年会費を抑えて1枚目を持ちたい事業者向けの選択肢です。

\ 入会特典 合計60,000ポイント獲得可能 /

※入会特典の獲得には所定の条件があります。内容・期間は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

300万円をどう積む?17万ポイントを取り切る月別の利用プラン

最大の関門は、10ヶ月で300万円という総額です。ただし月ごとにならして考えると、意外と現実的なラインに落ちてくることも少なくありません。ここでは段階ごとに必要な月額を分解し、どの支出を寄せれば届くのかを整理します。

最初の4ヶ月で80万円=月20万円を経費決済でつくる

1段階目の80万円を4ヶ月で割ると、月あたり20万円です。年商1,000万円規模の個人事業主でも、経費をまとめれば十分に狙える水準といえます。

まずやるべきなのは、いま銀行振込や口座振替で払っている経費をカード払いへ切り替えることです。切り替えには手続きが必要な項目もあるため、カードが届いたその週に着手するのが理想です。

期間 累計目標 月あたりの目安 達成でもらえる累計ポイント
1〜4ヶ月目 80万円 20万円 48,000ポイント
5〜8ヶ月目 200万円 30万円 110,000ポイント
9〜10ヶ月目 300万円 50万円 170,000ポイント

このプランのポイントは、後半になるほど必要な月額が上がることです。1〜4ヶ月目は月20万円で足りますが、9〜10ヶ月目は月50万円が必要になります。最初の4ヶ月に余力があるなら、80万円で止めずに前倒しで積んでおくと、終盤が一気に楽になります。

8ヶ月で200万円に届かせるための支払いの寄せ方

2段階目の200万円は、通常の経費だけで届く事業者と届かない事業者に分かれるラインです。届かない場合は、単発の大きな支出をこの期間に寄せられないかを検討します。

具体的には、パソコンや業務用機器の買い替え、ソフトウェアの年額プランへの切り替え、展示会の出展料、外注費、車両のリース料、事務所の火災保険料などが候補です。とくに年払いに切り替えられるサブスクリプションは、月払いのままにしておくより短期間で累計を押し上げられます。

もうひとつ有効なのが、アメックスの請求書カード払いの活用です。カードが使えない取引先への支払いをカード決済に置き換えられるサービスで、所定の手数料はかかるものの、振込業務の削減と累計額の積み増しを同時に進められます。手数料と獲得ポイントを比べて、割に合う範囲で使うのが基本です。

なお、無理に不要な買い物をして条件を満たしても意味がありません。もともと支払う予定だった費用を、支払い手段だけ変えて通すという発想を外さないようにしましょう。

広告費・仕入れ・通信費などカードにまとめやすい支出

カード決済に寄せやすい経費には、はっきりとした傾向があります。相手がオンライン決済に対応していて、毎月継続的に発生するものほど切り替えが簡単です。

カードに寄せやすい支出
  • ネット広告費(検索連動型広告・SNS広告など。金額が大きく毎月発生する)
  • クラウドサービス・SaaSの利用料(会計・勤怠・チャット・ストレージなど)
  • 通信費(携帯・固定回線・クラウドPBX)
  • ECモールや卸サイト経由の仕入れ
  • 出張の航空券・宿泊費・レンタカー
  • 事務用品・備品・PC周辺機器の購入
  • 電気・ガスなどの公共料金(法人契約でもカード払いに対応する事業者が多い)
寄せにくい・対象外になりやすい支出
  • 取引先への銀行振込(請求書カード払いを使わない限りカード決済にできない)
  • 従業員の給与・社会保険料・税金の一部
  • 電子マネーやプリペイドへのチャージ(累計に含まれない)
  • 年会費やETCカードの発行手数料など、カードの維持に関する費用

キャッシュレス化そのものは国全体でも進んでおり、経済産業省が公表した2025年のキャッシュレス決済比率の集計結果によれば、日本のキャッシュレス決済比率は58.0%(決済額162.7兆円)まで上昇しています。数年前と比べると法人向けの請求でもカード決済に応じる取引先が増えているため、一度は「カード払いにできますか」と聞いてみる価値があります

なお、支払い方法を切り替えるときは経理側の処理も忘れずに。カード払いにすると計上日と引き落とし日がずれるため、未払金の管理ルールを先に決めておくと決算期に慌てずに済みます。

300万円が届きそうにないときの割り切り方と損しない考え方

10ヶ月で300万円は、事業規模によっては現実的ではありません。その場合でも、どこまで積めるかを先に決めておけば損はしにくいのが、このキャンペーンの設計です。

たとえば80万円で止めた場合の獲得は48,000ポイント。カード利用代金への充当なら約14,400円分にとどまり、年会費49,500円(税込)は回収できません。しかしANAマイルへ移行すれば(年間上限40,000マイルの範囲でほぼ全量をマイルにでき、残りは翌年扱い)、国内線の特典航空券なら往復数回分に相当します。出口の選び方しだいで評価が逆転するのがこの部分です。

200万円まで積めれば110,000ポイント。利用代金への充当でも約33,000円分となり、対象加盟店でのポイント利用やマイル移行を選べば年会費を上回る計算になります。現実的な着地点として、まずは200万円を目標に置くのがバランスのよい考え方でしょう。

年間の経費決済が100万円前後にとどまるなら、年会費の安い法人カードのほうが総合的に有利になることもあります。事業規模がまだ小さい段階なら、個人事業主向けのクレジットカードの選び方を先に確認し、無理のない1枚から始めるのも十分に合理的な判断です。

特典の対象外になるケースとポイントが取り消される条件

せっかく条件を満たしても、そもそも特典の対象外だったという取りこぼしが起こりがちです。申し込む前に、自分が当てはまらないかを確認しておきましょう。

過去にアメックスを持っていた人が対象外になる場合

もっとも多い落とし穴が、過去のカード保有歴による除外です。アメックスの入会特典は「初めてそのカードを持つ人」に向けたもので、以下に当てはまると対象外になるのが一般的です。

対象外になりやすいケース
  • 現在、アメックスのビジネス・グリーン/ゴールド/プラチナのいずれかを保有している
  • 過去に同じシリーズのビジネス・カードを保有していた(解約済みでも対象外になることがある)
  • すでに持っているカードからのグレード変更(切り替え)で入手した
  • 本会員ではなく追加カードのみの申し込み

判断に迷うのは、個人向けのアメックス・カードを持っている場合です。ビジネス・カードと個人向けカードは別扱いになることが多いものの、キャンペーンごとに除外の範囲が異なるため、申込画面に表示される特典条件をそのつど確認するのが確実です。

自分が対象になるか判断しづらいときは、申し込みを進める前にカード会社へ確認しておくと安心です。アメックスの他のカードも含めた特典の全体像を先に見比べたい人は、アメックスの新規入会キャンペーンをまとめた記事もあわせて参考にしてください。

利用金額に含まれない支払い(年会費・キャッシング・電子マネーチャージなど)

カードで決済したものがすべて累計にカウントされるわけではありません。集計から除かれる支払いを知らずに計画を立てると、締切直前で数十万円足りないという事態になりかねません。

カード年会費・追加カード年会費 集計対象外
ETCカードの発行手数料 集計対象外
分割払い・リボ払いの手数料、遅延損害金 集計対象外
カードの再発行手数料 集計対象外
電子マネーへのチャージ(モバイルSuica・楽天Edyなど) 集計対象外
一部の寄付金 集計対象外
返品・キャンセルによる利用額の取り消し その分は累計から減算される

特に注意したいのが、返品・キャンセルによる減算です。締切ぎりぎりで条件を満たしたつもりでも、あとから返金処理が入って累計が基準を下回れば、ボーナスポイントは付与されません。仕入れの返品や出張のキャンセルが起こりうる事業なら、目標額に対して10万円ほどの余裕をみておくと安全です。

電子マネーチャージが対象外になる点も見落としやすいところです。日々の少額決済をチャージ経由でまとめている場合、その分はどれだけ使っても累計には反映されません。キャンペーン期間中は、カードで直接決済する運用に切り替えておきましょう。

支払い遅延や早期退会でポイントが無効になるケース

条件を達成していても、会員資格に問題があるとポイントは付与されない、あるいは取り消されるのが原則です。代表的なのは次のようなケースです。

支払いの遅延が起きている場合、その時点で特典の対象から外れることがあります。法人カードは引き落とし口座を法人名義にしているケースが多く、担当者の入れ替わりや残高不足で遅延が起きやすいので、口座残高の管理は個人カード以上に注意が必要です。

ポイントが付与される前に解約した場合も、当然ながら特典は受け取れません。ボーナスの付与には数週間から数ヶ月かかるため、年会費の更新月が近いからといって、付与前に解約するのは避けるべきです。また、付与後に短期間で解約すると、規約に基づいてポイントが取り消される可能性もあります。

そのほか、規約違反にあたる利用(換金目的の決済、他人名義の支払いの肩代わりなど)が確認された場合も、特典の対象外となります。事業に関係する支払いを、事業者本人の名義で通すという基本を守っていれば問題になることはまずありません。

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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

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  • 利用限度額に一律の上限がなく、仕入れや広告費などまとまった決済にも対応できる
  • カードの利用額に応じて無料宿泊がもらえる「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」(年間300万円(税込)以上で1泊、500万円(税込)以上で最大2泊。東急の定額宿泊サービス「ツギツギ」で利用)
  • 「ビジネス・ダイニング・コレクション」で、所定のコースを2名以上で予約すると1名分のコース料金が無料
  • 申し込みは20歳以上の法人代表者・個人事業主が対象で、登記簿謄本や決算書は原則不要
\ 入会特典 最大170,000ポイント /

※入会特典の獲得には所定の条件があります。内容・期間は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

年会費を抑えて持つならアメックス・ビジネス・グリーンという選び方も

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

同じアメリカン・エキスプレスの法人代表者・個人事業主向けカードで、年会費は13,200円(税込)。ビジネス・ゴールドの49,500円(税込)と比べて年36,300円ぶん負担が軽く、追加カードも1枚6,600円(税込)です。まずは年会費を抑えて1枚目を持ちたい事業者向けの選択肢です。

\ 入会特典 合計60,000ポイント獲得可能 /

※入会特典の獲得には所定の条件があります。内容・期間は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

公式サイトから申し込むときに確認しておきたいこと

同じカードでも、申し込む時期や画面によって入会特典の中身が変わることがあります。条件は公式サイトの申込ページに明示されるので、最後はその画面で確認するのが確実です。

公式サイトからの申し込みが向いている人

公式サイトから直接申し込む経路は、次のようなケースととくに相性がよい進め方です。

まず、大きな決済を前提に最大額を狙える事業者です。現在の公式サイトの特典は300万円まで積んで最大170,000ポイントという設計で、上限が高く設定されています。決済額が大きいほど公式サイトの条件を活かしやすくなります。

次に、条件をあとから確認したい人にも公式サイト経由は向いています。特典条件が公式ページに明示されるため、社内で稟議を回す際にも根拠を示しやすいという実務上の利点があります。

一方で、決済額が年100万円前後にとどまる見込みなら、最大額まで積み上げるのは現実的ではありません。最大額の大きさではなく、自分が確実に届く段階のポイント数で比べるのがコツです。

経路によって入会特典の内容が変わる点に気をつける

比較サイトや金融メディアの掲載内容と、実際の申込画面の条件が食い違うことがあります。キャンペーンが予告なく切り替わるため、記事の更新が実際の変更に追いつかないケースがあるからです。

対策はシンプルで、申し込みボタンを押す直前の画面に表示されている特典条件を、そのつど読むことです。ここに書かれている内容が実際に適用される条件であり、それ以外の情報は参考値と考えたほうが確実です。

また、途中で別のページを経由し直すと、最初に見ていた特典が適用されないこともあります。申し込みは一度開いた画面から離脱せずに完了させるのが安全です。入力の途中で中断した場合は、もう一度リンクを開き直し、特典条件が同じか確認してから再開しましょう。

過去のキャンペーンと比べて今回の内容はお得なのか

「もう少し待てば条件がよくなるのでは」と考える人もいるでしょう。過去の推移を見ると、単純なポイント数だけでは比べられないことが分かります。

過去のキャンペーンと比べて今回の内容はお得なのか

これまでの入会特典ポイントの推移

直近数年のキャンペーンを整理すると、ポイントの総額そのものは大きく上下しつつ、達成に必要な利用金額と期間もあわせて動いてきたことが見えてきます。

時期 最大ポイント 主な条件の特徴
2024年6月〜2025年3月ごろ 最大250,000ポイント 対象加盟店での利用に限定した高額ボーナスを含む設計
2025年3月〜9月ごろ 最大170,000ポイント 4ヶ月80万円/6ヶ月150万円/8ヶ月200万円の3段階
2026年9月時点 最大170,000ポイント 4ヶ月80万円/8ヶ月200万円/10ヶ月300万円の3段階

過去に25万ポイントという数字が出ていた時期もありますが、対象加盟店での利用に限定される条件が付いていたため、誰でも取り切れる内容ではありませんでした。額面が大きいほど有利とは限らない好例です。

現在の条件は、必要な総額が300万円と高い一方で、期限が10ヶ月まで延びており、利用先の縛りがないのが特徴です。決済先を選ばずに積み上げられる点では、以前より計画は立てやすくなったといえます。

今が申し込みどきかを見きわめる目安

キャンペーンの改善を待つ戦略は、あまりおすすめできません。理由は3つあります。

1つ目は、次のキャンペーンが今より良くなる保証がないことです。過去の推移を見ても、条件は良くなったり厳しくなったりを繰り返しています。2つ目は、待っている間の決済がすべて特典の対象外になることです。月30万円の経費を3ヶ月待てば、90万円分の積み上げ機会を失う計算になります。

3つ目は、達成期限が長いほど計画に余裕が生まれることです。現在の10ヶ月という設定は過去と比べても長く、繁忙期と閑散期の両方を挟んで金額を積めます。

判断の目安はシンプルで、これから10ヶ月の間にカード決済に回せる経費が200万円を超えるかどうかです。超えるなら申し込む価値は十分にあります。届かないなら、年会費の低いカードを検討したほうが総額では有利になるでしょう。

カードを持ってから使える会員向けキャンペーンと特典

入会特典は一度きりですが、会員になってから毎年使える特典のほうが、長い目で見た価値は大きいとも言えます。年会費49,500円(税込)の回収は、こちらを使い切れるかどうかにかかっています。

事前登録型のカード・オファーでキャッシュバックを受ける

カード・オファーは、対象の店舗やサービスを使うとキャッシュバックやボーナスポイントが受け取れる、会員限定の特典プログラムです。オンライン・サービスやアプリから、自分のカードに紐づいたオファーを確認できます。

最大のポイントは、事前に登録しないと適用されないことです。オファー一覧から気になるものを選んで登録し、期間内に対象店舗で決済すると、後日カード利用代金から差し引かれる、あるいはポイントが加算されます。登録せずに使ってしまうと、条件を満たしていても対象外です。

内容は時期によって入れ替わり、飲食店・オンラインショップ・出張関連サービス・IT関連の購入など、法人利用と相性のよいものも定期的に登場します。たとえばデル・テクノロジーズの対象製品購入で最大14,000円のキャッシュバックといった、金額の大きいオファーが用意されることもあります。

月に一度はオファー一覧を確認し、使う予定のあるものだけ登録しておくのを習慣にすると、年間で数万円規模の差になります。

出張・宿泊で効く特典

出張が多い事業者にとって、旅行関連の特典は年会費の回収に直結します。

空港ラウンジ 国内28空港・海外1空港のラウンジを、本会員と同伴者1名まで無料で利用可能(プライオリティ・パスは付帯しない)
手荷物無料宅配サービス 帰国時に空港から自宅・オフィスまでスーツケースを無料配送
手荷物ホテル当日宅配 対象ホテルへの当日配送に対応
旅行傷害保険 最高1億円(傷害死亡・後遺障害)。旅行代金をカード決済した場合に適用される利用付帯
傷害治療費用 最高300万円
航空機遅延費用 国内・海外の航空機遅延や手荷物の遅延・紛失に対応する補償を付帯
ホテル特典(TsugiTsugi) 年間300万円以上の利用で1泊分(2万円相当)、年間500万円以上で2泊分(4万円相当)の宿泊ギフト

特筆すべきは、年間300万円以上の利用で受け取れる宿泊ギフトです。入会特典の3段階目と同じ300万円というラインなので、初年度に条件を満たせば入会特典と宿泊ギフトを同時に取れる計算になります。年間500万円まで積めば2泊分・4万円相当となり、これだけで年会費のかなりの部分をまかなえます。

なお、旅行傷害保険は旅行代金をこのカードで支払った場合に適用される利用付帯です。持っているだけでは補償されないため、出張の航空券や旅行代金は必ずカードで決済しておきましょう。

会食や接待に使える特典

取引先との会食が多い事業者に効くのが、ダイニング系の特典です。

全国の対象レストラン約200店舗で、所定のコースを2名以上で予約すると1名分が無料になる特典が用意されています。1名分が1万円を超える店舗も含まれるため、年に数回使うだけで数万円分の価値になります。接待の予定が決まっている月にまとめて使うと効率的です。

加えて、レストラン予約サービス「ポケットコンシェルジュ」経由の予約・決済で10%のキャッシュバックが受けられる特典もあります。2名以上のコース利用ならダイニング特典、少人数や単品利用ならキャッシュバックと使い分けると無駄がありません。

これらの特典は予約枠が限られていることが多く、繁忙期は希望日が埋まりやすいのが実情です。会食の予定が立った段階で早めに押さえておきましょう。

経費管理やビジネス支援に役立つ特典

ビジネス・ゴールドは、旅行や食事だけでなく日々の事業運営を支える優待も揃えています。

主なビジネス向け特典
  • クラウド会計ソフトや請求・決済サービスの優待(弥生会計・ROBOT PAYMENTなど)
  • 福利厚生サービス「クラブオフ」で、宿泊・レジャー・スポーツ施設など20万カ所以上を優待価格で利用可能
  • 請求書カード払いにより、振込で払っていた費用をカード決済に置き換えられる
  • デル・テクノロジーズの対象製品購入で最大14,000円のキャッシュバック
  • 追加カードを最大99枚まで発行でき、部門ごと・担当者ごとの経費を分けて管理できる

なかでも実務で効いてくるのが、経費の集約による会計処理の効率化です。支払いをカードに寄せると明細が一本化され、クラウド会計ソフトへの連携で仕訳の手間が大きく減ります。小規模な事業者ほど、経理にかかる時間の削減効果を実感しやすいでしょう。

福利厚生サービスは、従業員を雇っている法人なら見逃せません。単体で契約すると相応の費用がかかるサービスが、カードの付帯特典として使えるためです。従業員数が数名でも、宿泊やレジャーの優待として活用できます。

キャンペーン期間にアメックス・ビジネス・ゴールドを申し込むメリット

ここまでの内容をふまえ、いま申し込むことで得られる具体的なメリットを4つに整理します。

初年度に貯まるポイントで年会費49,500円(税込)を実質カバーしやすい

年会費49,500円(税込)は決して安くありませんが、入会特典を取り切れば初年度は十分に回収できる水準です。

170,000ポイントをカード利用代金へ充当すると約51,000円分となり、年会費を上回ります。対象加盟店でのポイント利用やANAマイルへの移行を選べば、実質的な価値はさらに大きくなります。

さらに、年間300万円の利用で受け取れるTsugiTsugiの宿泊ギフト(2万円相当)を加えると、初年度の還元は7万円相当を超える計算です。入会特典+宿泊ギフトで、年会費の1.4倍以上を回収できるのは、このカードならではの強みといえます。

もっとも、これはあくまで300万円を決済できた場合の話です。200万円で止まった場合は110,000ポイント(利用代金充当で約33,000円分)となり、年会費だけを見ると回収し切れません。特典の活用まで含めて総合的に判断しましょう。

貯めたポイントをANAやJALのマイルに移行できる

法人カードのなかでも、マイルへの移行先が広いのはアメックスの大きな特長です。ANA・JALをはじめ、複数の提携航空会社へポイントを移行できます。

ANAマイルへは、メンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費3,300円・税込)と、ANAマイル移行のための年間参加費5,500円(税込)に登録することで、1,000ポイント=1,000マイルのレートで移行できます。ただしANAマイルへの移行には1年間(1〜12月)で40,000マイルという上限があるため、170,000ポイントを一気に17万マイルへ換えることはできません。フル活用するには複数年に分けて移行する計画が必要です。

JALマイルへは1ポイント=0.4マイルのレートで、こちらには移行上限がありません。170,000ポイントなら68,000マイルを一度に移行でき、短期間でまとまったマイルを確保したい場合はJALのほうが現実的です。単年あたりのレートの高さで選ぶならANA、上限なく一気に移行したいならJALと、目的に応じて使い分けましょう。

出張で航空券を購入する事業者なら、マイルで航空券をまかなうことで実際の出張コストを圧縮できるのが最大の価値です。年間の出張回数が多いほど、この特典の価値は増していきます。

利用枠に一律の上限がなく大きな決済にも耐えられる

アメックスのカードには一律の利用限度額が設定されていないという特徴があります。利用可能額は、支払い実績・利用状況・信用情報などをもとに個別に判断される仕組みです。

これは、キャンペーンの条件達成という観点で実用的なメリットになります。月50万円の決済が必要な終盤の段階でも、限度額に頭を押さえられて条件を落とす、という事態が起きにくいためです。

もちろん無制限という意味ではありません。大きな決済を予定しているときは、事前に「支払い可能か確認する」機能で通るかどうかを調べておくのが確実です。オンライン・サービスやアプリから利用でき、その場で結果が分かります。

仕入れや広告費が月によって大きく変動する事業では、この柔軟さが安心材料になります。決済が通らずに機会損失を出すリスクを避けられるのは、実務上の価値が小さくありません。

追加カードやETCカードで経費の管理をまとめられる

追加カードは最大99枚まで発行可能で、部門ごと・担当者ごとにカードを持たせて経費を分けて管理できます。

追加カード(付帯特典あり) 年会費13,200円(税込)。空港ラウンジや旅行保険など本会員と同等のサービスを利用可能
追加カード(付帯特典なし) 年会費無料。決済と経費管理に特化
発行可能枚数 最大99枚
ETCカード 年会費無料。基本カードにつき最大20枚、追加カード1枚につき1枚まで発行可能

特典なしの追加カードが年会費無料で発行できるのは、実務上とても使い勝手がよい仕様です。出張が多い社員だけ特典ありにして、社内の少額決済用は無料のカードにする、といった使い分けができます。

ETCカードも年会費無料で、基本カードにつき最大20枚まで発行できます。営業車が複数ある会社でも車両ごとにETCカードを割り当てられるため、高速道路の利用実績を車両単位で把握できます。なお、ETCカードの発行手数料は入会特典の集計対象外なので、この分は累計に含めない前提で計画してください。

申し込む前に確かめたいアメックス・ビジネス・ゴールドのデメリット

メリットだけでなく、申し込んでから気づきやすい弱点も先に把握しておきましょう。ここを許容できるかどうかが判断の分かれ目になります。

年会費49,500円(税込)は法人カードの中では高めの水準

法人カード全体で見ると、年会費49,500円(税込)はプラチナクラスに迫る高めの設定です。三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドが5,500円(税込・条件達成で翌年以降永年無料)、JCB法人カード 一般が1,375円(税込)であることと比べれば、その差は歴然です。

しかも、この年会費は条件達成による無料化の制度がありません。年間いくら使っても49,500円(税込)は毎年発生します。2025年3月の改定で36,300円から49,500円へ引き上げられており、以前の水準を知っている人ほど負担感を覚えやすいかもしれません。

したがって、判断の軸は「使い倒せるか」に尽きます。出張がほとんどなく、会食もなく、年間の決済額も100万円前後という事業者にとっては、特典を活かしきれず年会費だけが残る結果になりがちです。

一方、年間300万円以上を決済し、出張と会食が定期的にある事業者なら、宿泊ギフト・ダイニング特典・空港ラウンジだけで年会費を上回ります。自社の支出パターンに当てはめて計算することが何より重要です。

アメックスが使えない加盟店がまだ残っている

アメックスは国内でもJCBとの提携によって加盟店が広がりましたが、一部の店舗や事業者ではいまだに利用できないのが実情です。

とくに注意したいのが、小規模な取引先への支払い、一部の公共料金や自治体への納付、地域の個人商店などです。「カードは使えるがアメックスは不可」というケースも残っています。

これはキャンペーンの条件達成に直接響きます。予定していた決済がアメックス非対応で通らず、締切前に累計が足りなくなるという事態が起こりうるためです。対策としては、主要な支払い先がアメックスに対応しているかを申し込み前に確認しておくこと、そしてVisaやMastercardのカードを1枚併用しておくことが挙げられます。

なお、カードが使えない相手への支払いは、前述の請求書カード払いで代替できる場合があります。手数料は発生しますが、累計を積む手段としては有効なので、選択肢として覚えておきましょう。

利用条件を満たせないとボーナスポイントが一部しかもらえない

このキャンペーンは段階を1つ落とすごとに50,000ポイント前後が消える設計です。惜しい金額で届かなかったときのダメージが大きい点は、あらかじめ理解しておく必要があります。

たとえば入会後10ヶ月で290万円まで積んだとしても、300万円のラインに10万円足りなければ3段階目の50,000ポイントは付与されません。あと一歩でも、もらえるかもらえないかは白黒はっきり分かれます

さらに前述のとおり、返品やキャンセルによる減算、電子マネーチャージなど集計対象外の支払いが混ざると、自分の想定より累計が少なくなることもあります。明細上は300万円使ったつもりでも、集計上は280万円だった、というズレが起こりうるのです。

対策は、オンライン・サービスで累計額をこまめに確認し、目標に対して1割の余裕をもたせること。締切の1ヶ月前には到達しておく計画にすれば、想定外の減算があっても取り返せます。

他社の法人カードの入会キャンペーンと比べてどうか

入会特典は、ポイント数だけでなく年会費と達成条件をセットで見る必要があります。ここでは代表的な3枚と比較しました。各カード名をタップすると、その詳細セクションへ移動できます。

カード 年会費(税込) 入会特典(最大) 達成条件 基本還元率
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
49,500円 170,000ポイント 10ヶ月以内に300万円(3段階) 1.0%(100円=1ポイント)
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
5,500円
※年間100万円の利用で翌年以降永年無料
55,000円相当 入会月+3ヶ月後末までに120万円 0.5%(200円=1ポイント)
JCB法人カード 一般のカード券面
JCB法人カード 一般
1,375円
※オンライン入会で初年度無料
20,000円相当 入会月を含む3ヶ月後の月末までに25万円の利用(申込期間2026年4月1日〜9月30日) 0.5%(200円=1ポイント)
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
33,000円
※初年度無料
永久不滅ポイント2%還元 入会後3ヶ月間のショッピング利用 0.5%(1,000円=1ポイント)

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド|年間100万円の利用で年会費が永年無料になる

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

年会費(税込) 5,500円
※年間100万円の利用で翌年以降永年無料
入会キャンペーン 入会月+3ヶ月後末までに120万円の利用で55,000円相当のVポイント
基本還元率 200円につき1ポイント(0.5%)
年間100万円利用特典 毎年10,000ポイントをプレゼント
追加カード(パートナーカード) 年会費永年無料・最大18枚
ETCカード 年会費無料(前年度に利用がない場合は550円・税込)
利用可能枠 〜500万円(所定の審査あり)
空港ラウンジ 全国主要空港のラウンジを無料で利用可能
申込対象 満18歳以上(高校生を除く)の法人代表者・個人事業主
メリット
  • 年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になり、維持コストをゼロにできる
  • 年間100万円の達成で毎年10,000ポイントが還元され、実質的な還元率が上がる
  • パートナーカードが永年無料で最大18枚まで発行でき、少人数の法人でも使いやすい
  • 入会特典が入会月+3ヶ月後末までに120万円と、短期集中で完結する
デメリット
  • 基本還元率が0.5%とアメックス・ビジネス・ゴールドの半分
  • 利用可能枠の上限が500万円で、大型決済が続く事業では足りないことがある
  • ダイニング特典や宿泊ギフトのようなプレミアム系の特典は付かない

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの最大の強みは、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になる点です。維持コストをゼロにしたうえでゴールドの空港ラウンジまで使えるため、コストパフォーマンスは法人カードのなかでも屈指といえます。

入会キャンペーンも、入会月+3ヶ月後末までに120万円で55,000円相当と、短期間で完結する設計です。アメックス・ビジネス・ゴールドの17万ポイントに比べれば金額は小さいものの、必要な決済額も4分の1程度で済みます。年間の経費決済が100万〜150万円規模の事業者なら、こちらのほうが確実に取り切れるでしょう。詳しい条件は三井住友カード ビジネスオーナーズのキャンペーン解説でも整理しています。

JCB法人カード 一般|初年度年会費無料と最大4万円相当のJ-POINT特典が狙える

JCB法人カード 一般のカード券面

年会費(税込) 1,375円
※オンライン入会で初年度無料
入会キャンペーン 新規入会&利用で最大20,000円相当のJ-POINT(申込期間2026年4月1日〜9月30日)。入会月を含む3ヶ月後の月末までに10万円以上の利用で7,000円相当、25万円以上で最大20,000円相当
追加カード年会費(税込) 1名目は無料、2名目以降は1名につき1,375円
ETCカード 年会費無料・複数枚発行可能
基本還元率 200円につき1ポイント(0.5%相当)
付帯保険 旅行傷害保険、国内・海外航空機遅延保険、ショッピングガード保険(購入日から90日間)
申込対象 法人代表者・個人事業主
メリット
  • 年会費1,375円(税込)と法人カードのなかでも維持費が非常に低い
  • オンライン入会なら初年度年会費が無料で、試しに持ってみるハードルが低い
  • ETCカードを年会費無料で複数枚発行でき、営業車が多い事業でも管理しやすい
  • 申込期間2026年4月1日〜9月30日の新規入会&利用で最大20,000円相当のJ-POINTが狙える
デメリット
  • 基本還元率は0.5%相当で、ポイントを大量に貯める用途には向かない
  • 空港ラウンジやダイニング特典などのゴールド系サービスは付帯しない
  • 追加カードは2名目以降に年会費がかかるため、人数が多いと費用が積み上がる

JCB法人カード 一般は、とにかく維持費を抑えて法人カードを1枚持ちたい事業者に向いた選択肢です。年会費1,375円(税込)で、オンライン入会なら初年度は無料。決済用の口座を事業用に分けたいだけなら、これで十分に用が足ります。

入会キャンペーンは時期によって内容が入れ替わり、2026年4月1日〜9月30日の申込分では新規入会&利用で最大20,000円相当のJ-POINTが用意されています。入会月を含む3ヶ月後の月末までに10万円以上で7,000円相当、25万円以上で最大20,000円相当という段階式です。年会費に対する特典の比率で見れば非常に効率がよい一方、絶対額はアメックス・ビジネス・ゴールドに遠く及びません。決済額が大きい事業者ほど、上限の高いカードのほうが有利になります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード|JALマイルが貯まるプラチナ法人カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

年会費(税込) 33,000円
※初年度無料
入会キャンペーン 入会後3ヶ月間のショッピング利用で永久不滅ポイント2%還元
基本還元率 1,000円につき永久不滅ポイント1ポイント
JALマイル還元率 最大1.125%(SAISON MILE CLUB登録時)
SAISON MILE CLUB年会費(税込) 5,500円
※有効期間内に150,000マイルに到達した場合は翌年無料
プライオリティ・パス 年会費無料で付帯(通常469米ドルのプレステージ会員)
コンシェルジュ 24時間対応のコンシェルジュ・サービスを利用可能
申込対象 個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり社会的信用を有する連絡可能な方(学生・未成年を除く)
メリット
  • 初年度年会費が無料で、プラチナクラスの特典を試しやすい
  • SAISON MILE CLUB登録でJALマイル還元率が最大1.125%と高水準
  • プライオリティ・パス(プレステージ会員)が年会費無料で付帯し、海外の空港ラウンジを使える
  • 入会後3ヶ月間は永久不滅ポイントが2%還元となり、初期の決済がお得になる
デメリット
  • 次年度以降の年会費は33,000円(税込)で、2025年6月の改定により負担が増えた
  • マイルの移行先がJAL中心で、ANAマイルを貯めたい人には向かない
  • 基本の永久不滅ポイントは1,000円につき1ポイントで、細かい決済では貯まりにくい

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、JALマイルを貯めたい事業者にとって有力な1枚です。SAISON MILE CLUB(年会費5,500円・税込)に登録すれば、JALマイル還元率は最大1.125%。アメックス・ビジネス・ゴールドのJAL移行レート(1ポイント=0.4マイル)と比べると、JAL派には明確な優位性があります。

初年度年会費が無料で、プライオリティ・パスのプレステージ会員が付帯する点も見逃せません。ただし2025年6月の改定で次年度以降の年会費が33,000円(税込)に引き上げられており、2年目からのコストは事前に織り込んでおく必要があります。入会特典は入会後3ヶ月間の2%還元という形式で、アメックス・ビジネス・ゴールドのような大型のボーナスポイントではありません。

年会費と特典ポイントのバランスで選ぶときの考え方

4枚を並べると、入会特典の絶対額と、それを取り切るために必要な決済額は比例していることが分かります。判断の軸は「自社が10ヶ月で何円決済できるか」の一点です。

年間の経費決済額の目安 相性のよいカード 理由
〜100万円 JCB法人カード 一般のカード券面
JCB法人カード 一般
年会費が低く、少額決済でも維持費が負担にならない
100万〜200万円 三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
年間100万円で年会費が永年無料になり、入会特典も現実的に狙える
200万〜300万円 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
初年度無料でプラチナ特典を試せ、JALマイルの効率がよい
300万円以上 アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
入会特典17万ポイントと年間300万円の宿泊ギフトを同時に取り切れる

大切なのは、年会費の安さだけで選ばないことです。年会費1,375円(税込)のカードでも、還元率0.5%なら300万円の決済で得られるポイントは15,000円相当。一方、年会費49,500円(税込)のアメックス・ビジネス・ゴールドは、初年度に入会特典と宿泊ギフトで7万円相当を超える還元が見込めます。差し引きで見れば後者が上回るという逆転が起こるのです。

ただしこれは初年度限定の話で、2年目以降は入会特典がなくなります。2年目の損益分岐点を、宿泊ギフト・ダイニング特典・空港ラウンジの利用回数で試算しておくと、長く持つべきカードかどうかが判断できます。

アメックスの法人カード3種類の中でゴールドを選ぶ基準

アメックスの法人カードは、グリーン・ゴールド・プラチナの3グレードで構成されています。年会費と特典の差を把握したうえで、自社に合うグレードを選ぶことが大切です。各カード名をタップすると詳細セクションへ移動できます。

カード 年会費(税込) 追加カード(税込) 主な特典 向いている事業者
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード
13,200円 付帯特典あり6,600円/なし無料 空港ラウンジ、ビジネス関連の優待、旅行保険 年間決済100万〜200万円で維持費を抑えたい事業者
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
49,500円 付帯特典あり13,200円/なし無料 ダイニング特典、TsugiTsugi宿泊ギフト、手荷物無料宅配 年間決済300万円以上・出張や会食がある事業者
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード
165,000円 4枚まで無料/5枚目以降13,200円 センチュリオン・ラウンジ、コンシェルジュ、ホテル上級会員資格 年間決済1,000万円規模・海外出張が多い事業者

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード|年会費13,200円(税込)で始めやすい

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

年会費(税込) 13,200円
追加カード年会費(税込) 付帯特典あり6,600円/付帯特典なし無料
入会特典の目安 4ヶ月以内に40万円以上で18,000ボーナスポイント、8ヶ月以内に120万円以上で30,000ボーナスポイント。120万円分の通常ポイント12,000を含め合計60,000ポイント
基本還元率 100円につき1ポイント
空港ラウンジ 国内主要空港のラウンジを利用可能
ビジネス優待 会計・経費管理サービスなどビジネス向けの優待を付帯
申込対象 満20歳以上の法人代表者・個人事業主
メリット
  • 年会費13,200円(税込)とアメックス法人カードの入り口として負担が軽い
  • 基本還元率は100円につき1ポイントでゴールドと同じ
  • 入会特典の必要決済額が4ヶ月40万円・8ヶ月120万円と、小規模事業者でも狙いやすい
  • 付帯特典なしの追加カードは年会費無料で発行できる
デメリット
  • ダイニング特典やTsugiTsugiの宿泊ギフトは付帯しない
  • 入会特典の上限がゴールドに比べて小さい
  • 付帯特典ありの追加カードは6,600円(税込)と、無料のカードもある他社に比べ割高

ビジネス・グリーンは、年間の経費決済が100万〜200万円規模の事業者に向いた入門グレードです。基本還元率はゴールドと同じ100円につき1ポイントなので、日々のポイントの貯まり方に差はありません。

入会特典も、4ヶ月で40万円・8ヶ月で120万円という現実的な水準に設定されています。ゴールドの300万円が重いと感じるなら、まずグリーンで実績を積んでから切り替えるのも合理的な進め方です。ただし切り替えの場合は入会特典の対象外になる可能性があるため、条件をよく確認してください。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード|特典と年会費のバランスが取れた中心モデル

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

年会費(税込) 49,500円
追加カード年会費(税込) 付帯特典あり13,200円/付帯特典なし無料(最大99枚)
入会特典(最大) 合計170,000ポイント(4ヶ月80万円/8ヶ月200万円/10ヶ月300万円の3段階+通常ポイント)
基本還元率 100円につき1ポイント
ダイニング特典 全国の対象レストラン約200店舗で、所定コースを2名以上で予約すると1名分無料
宿泊特典 年間300万円以上の利用で1泊分(2万円相当)、年間500万円以上で2泊分(4万円相当)
旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)/傷害治療費用最高300万円
ETCカード 年会費無料・基本カードにつき最大20枚
利用可能枠 一律の制限なし(個別に審査のうえ決定)
メリット
  • 入会特典が最大170,000ポイントと法人カードのなかでも最大級
  • 年間300万円の利用でTsugiTsugiの宿泊ギフト(2万円相当)が受け取れる
  • ダイニング特典や空港ラウンジなど、出張・会食に効く特典が揃う
  • 利用可能枠に一律の制限がなく、大型決済にも対応しやすい
  • 付帯特典なしの追加カードを無料で最大99枚まで発行できる
デメリット
  • 年会費49,500円(税込)は法人カードとして高めで、無料化の制度がない
  • 入会特典を取り切るには10ヶ月で300万円の決済が必要
  • アメックス非対応の加盟店では決済できず、別ブランドの併用が必要になる場合がある

3グレードのなかで、特典と年会費のバランスがもっとも取れているのがゴールドです。グリーンにはないダイニング特典・宿泊ギフトが加わり、入会特典の上限も大きく引き上げられています。

判断の目安は、年間300万円以上を決済できるかどうか。この水準に届けば、入会特典170,000ポイントと宿泊ギフト2万円相当を同時に取り切れ、初年度の還元は年会費を大きく上回ります。逆に届かないなら、グリーンで始めたほうが費用対効果は高くなります。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード|年会費165,000円(税込)の最上位モデル

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

年会費(税込) 165,000円
追加カード年会費(税込) 付帯特典ありを4枚まで無料、5枚目以降は1枚につき13,200円
基本還元率 100円につき1ポイント
空港ラウンジ センチュリオン・ラウンジ羽田を同伴者1名まで無料で利用可能
コンシェルジュ 24時間対応のプラチナ・コンシェルジュ・デスク
ビジネス優待 デル・テクノロジーズの対象店での利用で最大10,000円キャッシュバックなど
特典の価値 付帯特典をすべて活用した場合、年間約40万円相当以上とされる
メリット
  • センチュリオン・ラウンジ羽田を同伴者1名まで無料で利用できる
  • 付帯特典ありの追加カードを4枚まで無料で発行でき、役員分をまかないやすい
  • 24時間対応のコンシェルジュに出張手配や会食予約を任せられる
  • ホテルの上級会員資格など、ゴールドにはないプレミアム特典が揃う
デメリット
  • 年会費165,000円(税込)はゴールドの3倍以上で、活用できないと負担が大きい
  • 海外出張やホテル利用が少ない事業者は特典を持て余しやすい
  • 基本還元率はゴールドと同じ100円につき1ポイントで、還元率の面での上乗せはない

ビジネス・プラチナは、海外出張やホテル利用が多い事業者向けの最上位グレードです。センチュリオン・ラウンジやコンシェルジュ、ホテルの上級会員資格など、ゴールドにはない特典が揃います。

一方で、基本還元率はゴールドと同じ100円につき1ポイント。還元率のためにプラチナへ上げる意味はほとんどありません。判断は「年間40万円相当とされる特典を実際に使い切れるか」の一点に絞られます。個人向けのプラチナとの違いを詳しく比べたい人は、アメックス・プラチナとビジネス・プラチナの違いを解説した記事もあわせてご覧ください。

申し込みの手順と審査で見られるところ

条件を確認できたら、あとは申し込みです。準備しておく情報と、審査で見られるポイントを押さえておけば、手続きはスムーズに進みます。

申し込みに必要な情報と書類

申し込みはオンラインで完結します。手元に用意しておくと入力が止まらずに済むのは次の情報です。

事前に用意しておくもの
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
  • 法人の場合は会社名・所在地・設立年月・業種・年商などの基本情報
  • 個人事業主の場合は屋号・開業年月・事業内容・年間の売上規模
  • 引き落としに使う口座情報(法人名義または事業用の口座)
  • 代表者本人の年収・居住形態・勤続年数などの属性情報

法人カードというと決算書の提出が必要と思われがちですが、アメックスのビジネス・カードは決算書や登記簿謄本の提出を求められないことが多いのが特徴です。オンラインの入力内容と本人確認だけで手続きが完了するケースが一般的です。

引き落とし口座は、法人であれば法人名義、個人事業主であれば事業用に分けている口座を指定するのが望ましいでしょう。経費とプライベートの支出を分けておくと、確定申告や決算の作業が大きく楽になります

個人事業主や設立まもない会社でも申し込めるか

申込対象は満20歳以上の法人代表者または個人事業主で、「設立◯年以上」「黒字決算が必須」といった形式的な条件は設けられていません。開業直後の個人事業主でも申し込みは可能です。

とはいえ、審査では代表者個人の信用情報と支払い能力が重視される傾向があります。事業歴が浅い場合は、事業実績の代わりに個人の属性が見られると考えたほうがよいでしょう。具体的には、他社カードやローンの支払い遅延がないこと、携帯電話の分割払いを含めて延滞していないことが重要です。

事業を始めたばかりで売上がまだ確定していない場合は、先に決済実績を作れるカードを持ち、支払い履歴を積んでから申し込むのも一つの手です。事業用のカードをどう選ぶかで迷っているなら、年会費の低い1枚で半年ほど決済実績をつくってから、改めてビジネス・ゴールドに申し込むという順番も検討してみてください。審査で見られる年収の目安や、実際の通過・落選のケースを具体的に知りたい人は、アメックス・ビジネス・ゴールドの審査基準を解説した記事もあわせて参考にしてください。

申し込みからカードが届くまでの日数の目安

オンライン申し込みでは、入力完了後に短時間で1次審査の結果が表示される仕組みになっています。その後、本人確認と最終審査を経てカードが発行されます。

手元にカードが届くまでの目安は、申し込みからおおむね1週間前後、長い場合で2〜3週間です。本人確認の方法や書類の追加提出が必要かどうかで前後します。

ここで思い出したいのが、入会特典の集計はカードが届いた日ではなく発行日から始まるという点です。到着を待っている数日間も期間には含まれるため、カードが届いたらすぐに使い始められるよう、支払い方法の切り替え手続きは申し込み直後から準備しておくのがおすすめです。

具体的には、広告アカウントの支払い設定、クラウドサービスの登録カード変更、公共料金のカード払い切り替え申請などを、あらかじめリストにしておきましょう。カード到着の当日に一気に切り替えれば、1段階目の80万円が格段に楽になります

アメックス・ビジネス・ゴールドのキャンペーンでよくある質問

最後に、申し込み前に多く寄せられる疑問をまとめました。

キャンペーンはいつまで実施されていますか?

明確な終了日は公表されていません。アメックスの入会キャンペーンは期間を明示せずに実施され、予告なく内容が変更・終了されるのが通例です。

「◯月◯日まで」といったカウントダウンが表示されることは基本的にないため、内容が気に入ったタイミングで判断するのが現実的です。適用されるのは申し込み時点で表示されていた条件なので、申込画面の特典内容を確認し、記録に残してから手続きを進めると安心できます。

個人事業主やフリーランスでも入会特典の対象になりますか?

対象になります。アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードの申込対象は満20歳以上の法人代表者または個人事業主で、法人格の有無は問われません。

入会特典の条件も法人と個人事業主で差はなく、10ヶ月で300万円という同じ基準が適用されます。ただし、個人事業主の場合は決済額が300万円に届くかどうかがハードルになりやすいので、事前に年間の経費を洗い出しておきましょう。

過去にアメックスの個人カードを持っていた場合も対象になりますか?

個人向けカードとビジネス・カードは別の商品として扱われることが多く、個人カードの保有歴だけで対象外になるとは限りません

一方、同じシリーズのビジネス・グリーン/ゴールド/プラチナを現在保有している、または過去に保有していた場合は対象外となるのが一般的です。除外の範囲はキャンペーンごとに異なるため、申込画面に記載された特典条件を必ず確認してください。判断に迷う場合はカード会社に問い合わせるのが確実です。

最初の80万円に届かなかったらポイントはまったくもらえませんか?

ボーナスポイントは受け取れませんが、通常のカード利用ポイントは決済額に応じて貯まります。100円につき1ポイントなので、たとえば50万円の決済なら5,000ポイントが貯まる計算です。

ただし、この水準では年会費49,500円(税込)に見合いません。4ヶ月で80万円に届かない見込みなら、そもそも別のカードを検討したほうが合理的です。年会費の低い法人カードで実績を積み、決済額が増えてから改めて申し込むという進め方をおすすめします。

獲得したポイントに有効期限はありますか?

メンバーシップ・リワードのポイントは、通常は最長3年間の有効期限が設定されています。ただし、一度でもポイントを交換すれば、以後は有効期限が無期限になります。

また、年間参加費3,300円(税込)のメンバーシップ・リワード・プラスに登録した場合も、ポイントの有効期限は無期限になります。10ヶ月かけて17万ポイントを貯めるプランなら期限切れの心配はほとんどありませんが、しばらく使う予定がないなら少額でも一度交換しておくと安心です。

法人カードの入会特典は経理上どのように扱いますか?

事業の支払いをカード決済して得たポイントは、使ったときに値引きとして処理するか、雑収入として計上するのが一般的です。事業用の物品購入にポイントを使ったなら値引き処理、私的な用途に使ったなら雑収入、という整理が実務では取られています。

国税庁のタックスアンサー「個人が企業発行ポイントを取得又は使用した場合の取扱い」では、決済代金に応じて付与される通常のポイントは値引きと同様に扱われ、原則として課税対象の経済的利益には該当しないとされています。一方、抽選キャンペーンなどで臨時・偶発的に取得したポイントは、使用した年分の一時所得として扱う旨も示されています。

また、ポイントを使って事業用の物品を購入した場合の消費税については、国税庁の「事業者が商品購入時にポイントを使用した場合の消費税の仕入税額控除の考え方」が参考になります。金額が大きくなる入会特典は、処理方法を顧問税理士に相談しておくのが確実です。

まとめ|条件を計画に落とし込めば入会特典は取り切れる

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードの入会キャンペーンは、2026年9月時点で最大170,000ポイント。入会後4ヶ月以内に80万円で40,000ポイント、8ヶ月以内に200万円で50,000ポイント、10ヶ月以内に300万円で50,000ポイント、これに300万円分の通常ポイント30,000を足した数字です。

この記事の要点
  • 17万ポイントは10ヶ月で300万円を決済して初めて成立する。80万円で48,000ポイント、200万円で110,000ポイント
  • 集計はカード到着日ではなく発行日から始まる。実際に使える期間は締切より1週間ほど短いと考える
  • 年会費・電子マネーチャージ・分割手数料などは累計に含まれず、返品やキャンセルは減算される
  • ポイントは利用代金充当なら1ポイント0.3円、ANAマイルなら1ポイント1マイル(ただし年間上限40,000マイル)。出口の選び方で価値が数倍変わる
  • 年間300万円以上の決済なら入会特典とTsugiTsugiの宿泊ギフトを同時に取り切れ、初年度の還元は年会費49,500円(税込)を上回る
  • 決済額が年100万〜200万円なら、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドやJCB法人カード 一般のほうが総額で有利になりやすい

キャッシュレス化が進み、日本クレジット協会が公表するクレジット関連統計を見ても、クレジットカードの取扱高は年々増えています。事業の支払いをカードに寄せる流れは今後も続くでしょう。だからこそ、どのカードにどれだけの決済を集めるかを決めておくことが、そのまま還元額の差になって表れます。

判断の軸は明確です。これから10ヶ月でカード決済に回せる経費が300万円を超えるなら、迷わず狙う価値があります。200万円前後なら110,000ポイントを現実的な着地点として計画を立てましょう。100万円前後にとどまるなら、年会費の低い法人カードから始めたほうが確実です。

条件を数字に落とし込んで、自社の経費と突き合わせる。それだけで、この17万ポイントは「うまい話」ではなく「達成できる計画」に変わります。