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2026.10.24

アメックス・ビジネス・ゴールドのポイント還元率は何%?リワードプラスで100円=3ポイントにする貯め方を解説

アメックス・ビジネス・ゴールドのポイント還元率|事業者向け・ビジネス・ゴールド・ポイント還元率・経費払いで賢く貯めるコツの文字と、公式券面・積み上がる金貨・上昇グラフ

本記事はプロモーションを含みます

アメックス・ビジネス・ゴールドの還元率をネットで調べていると、「0.5%」という表記と「1.0%」という表記の両方が出てきて、結局どちらが本当なのか判断に迷った経験はないでしょうか。年会費49,500円(税込)を払うカードだからこそ、経費をこのカードにまとめたときに実際いくら戻ってくるのかは、申し込む前の段階でしっかり確認しておきたいはずです。

結論からいうと、アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードのポイントは、カード利用100円につき1ポイントが基本(ポイントベースで1.0%)です。ただし一部の加盟店では200円=1ポイント、あるいは加算対象外になる場合があり、さらに1ポイントが何円になるかは「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録有無と交換先によって0.3円〜1円まで変わります。数字が記事ごとに食い違うのは、この2つの軸が混ざって語られているからです。

この記事では、アメックス公式サイトで確認した2026年10月時点の条件をもとに、基本の貯まり方・還元率が下がる支払い・メンバーシップ・リワード・プラスで100円=3ポイントになる対象加盟店・マイル移行のレートと年間上限まで整理しました。さらに、広告費中心・仕入れ中心・出張中心という3つの事業タイプ別に、年間で何ポイント貯まり何円分の価値になるのかを具体的な金額で試算しています。

経済産業省の発表によると2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%に達し、その約8割をクレジットカードが占めています。経費の支払いをどのカードに集約するかで、年間に手元へ戻る金額ははっきり変わります。最後まで読めば、あなたの事業でアメックス・ビジネス・ゴールドのポイントをどう貯め、どう使えば一番価値が高くなるのかが分かるはずです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、事業の経費決済をまとめるための法人代表者・個人事業主向けのカードです。入会後の利用条件を段階的に達成すると、ボーナスポイントと通常ポイントを合わせて最大170,000ポイントを受け取れます。年会費は49,500円(税込)ですが、出張や会食で使える特典と、大きな決済に耐える利用枠が付いてきます。

  • 入会後4ヶ月以内に80万円、8ヶ月以内に200万円、10ヶ月以内に300万円の利用で、ボーナスポイントと通常ポイントを合わせて最大170,000ポイント
  • 利用限度額に一律の上限がなく、仕入れや広告費などまとまった決済にも対応できる
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アメックス・ビジネス・ゴールドのポイント還元率は基本1.0%

まずは土台となるポイントの仕組みを押さえましょう。アメックス・ビジネス・ゴールドのポイントは、個人向けのアメックスと同じ「メンバーシップ・リワード」というプログラムで貯まります。ここでは貯まる単位、還元率が下がる支払い、1ポイントの価値、そしてカードの基本スペックを順に整理します。

100円ごとに1ポイント貯まるメンバーシップ・リワードの仕組み

アメックス公式サイトのメンバーシップ・リワード案内では、カードを利用するたびに100円で1ポイントが貯まると明記されています。ポイントの「数」で見た還元率は1.0%で、これが検索上位で「基本1.0%」と紹介されている根拠です。

メンバーシップ・リワードの会員規約でも、対象カードの利用金額100円につき1ポイントが累積されると定められています。対象になるのはカードでの物品・サービスの購入代金で、支払い方法(1回払い・ボーナス払いなど)は問いません。一方で、カードの年会費、メンバーシップ・リワード・プラスの参加費、遅延損害金、楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAへのチャージはポイントの対象外です。

ビジネス・カードならではのポイントとして、追加カードで支払った分も基本カードのポイントとしてまとめて貯まります。従業員に追加カードを配って経費を決済してもらえば、立替精算の手間を減らしながらポイントを1か所に集約できます。

貯まったポイントは月々のカードご利用代金明細書のほか、マイアカウントや公式アプリの「ポイント履歴」からいつでも確認できます。まずは自分の支払いが100円=1ポイントで加算されているかを明細で確かめる習慣をつけておくと、後述する加算対象外の支払いにも気づきやすくなります。

200円=1ポイント(0.5%)や加算対象外になる支払いもある

アメックス公式サイトには「一部の加盟店でのポイント加算は、加算対象外または200円=1ポイントとなる場合があります」という注記があります。会員規約でも、当社(アメックス)が指定する特定の加盟店での利用代金は200円につき1ポイントになると定められています。

検索上位で「基本0.5%」と書かれているのは、この200円=1ポイントの扱いだけを切り取っているか、1ポイント=0.5円という交換レートと混同しているケースがほとんどです。ポイントの数でみた基本の還元率はあくまで1.0%で、一部の加盟店だけが0.5%になる、というのが正確な理解です。

代表的なのが税金と公共料金です。法人税・消費税・固定資産税・自動車税などの税金や、電気・ガス・水道といった公共料金の支払いは、200円につき1ポイント(還元率0.5%)になります。毎月まとまった金額を払う支払い先は、実際に加算されたポイント数をマイアカウントのポイント加算履歴で確認しておくと安心です。

1ポイントの価値は交換先で0.3円〜1円まで変わる

ポイントの「数」とは別に、1ポイントが何円分の価値になるかは使い方で変わります。アメックス公式の「ポイントで後払い」ページによると、カードご利用代金にポイントを充当するときの交換レートは次のとおりです。

充当先 メンバーシップ・リワード・プラス登録済み 未登録
カード年会費・ポケットコンシェルジュ 1ポイント→1円 1ポイント→0.3円
航空会社・ホテル・旅行代理店の代金 1ポイント→0.8円 1ポイント→0.3円
旅行関連以外の代金 1ポイント→0.5円 1ポイント→0.3円

つまり、100円=1ポイントで貯めても、メンバーシップ・リワード・プラスに未登録のまま使うと実質の還元率は0.3%にとどまります。登録済みで旅行代金に充当すれば0.8%、年会費に充当すれば1.0%まで上がります。

マイルに移すと価値はさらに変わり、メンバーシップ・リワード・プラス登録済みならANAマイルは1,000ポイント→1,000マイルで移行できます。どの使い道が自分に合うかは、後半の「ポイントの使い道と交換先」「マイル移行で還元率を最大化する方法」で詳しく解説します。

アメックス・ビジネス・ゴールドの年会費と基本スペック

ポイント面に関わるスペックを中心に、カードの基本情報をまとめました。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

正式名称 アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
年会費 49,500円(税込)
ポイントプログラム メンバーシップ・リワード
100円=1ポイント
※一部の加盟店は加算対象外または200円=1ポイント
メンバーシップ・
リワード・プラス
自動登録で初年度無料
2年目以降は年間参加費3,300円(税込)
ポイント有効期限 最長3年間
(メンバーシップ・リワード・プラス登録、または一度でもポイントを交換すると無期限)
追加カード 付帯特典なし:年会費無料(最大99枚)
付帯特典あり:年会費13,200円(税込)
※付帯特典なしの追加カードは、判定期間内に利用がない場合に管理手数料3,300円(税込)がかかります
マイル移行先 ANA・JALを含む提携航空会社13社
※ANAマイルへの移行は別途年間参加費5,500円(税込)が必要・年間上限40,000マイル
ホテルポイント移行先 ヒルトン・オナーズ、Marriott Bonvoy、ALL Accor
主な特典 ビジネス・フリー・ステイ・ギフト(年間300万円(税込)以上の利用で1泊、500万円(税込)以上で計2泊/1泊2名・20,000円相当)
ポケットコンシェルジュのダイニング予約で10%キャッシュバック(年間最大10,000円)
※ビジネス・フリー・ステイ・ギフトの対象はビジネス・ゴールドの基本カードのみ(追加カード等は対象外)。期間は毎年1月1日〜12月31日
※ポケットコンシェルジュのキャッシュバックは、アメックス・オファーでの事前登録とポケットコンシェルジュの会員登録が必要で、予約サイトからの予約かつ事前決済が対象です。年間(毎年1月1日〜12月31日)最大合計10,000円
券面デザイン メタル製(ゴールド/ローズゴールド)
サービス・年会費は共通
入会特典 最大170,000ポイント
※入会特典の獲得には所定の条件があります
メリット
  • 基本は100円=1ポイントで、追加カードの利用分もまとめて貯まる
  • メンバーシップ・リワード・プラスが初年度は自動登録・無料
  • ANA・JALを含む13社のマイルと3つのホテルグループに移行できる
  • 付帯特典なしの追加カードを年会費無料で最大99枚発行できる
デメリット
  • 年会費49,500円(税込)と法人カードの中でも高め
  • 2年目以降もレートを維持するにはメンバーシップ・リワード・プラスの参加費3,300円(税込)が必要
  • 一部の加盟店では200円=1ポイントまたは加算対象外になる

ポイント以外の特典(無料宿泊やダイニング優待)まで含めて年会費の元が取れるかを知りたい方は、アメックス・ビジネス・ゴールドの特典と年会費の考え方を解説した記事もあわせて読んでみてください。

メンバーシップ・リワード・プラスで還元率はどこまで上がる?

アメックス・ビジネス・ゴールドのポイントの価値を決める最大の分かれ道が、有料オプションプログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」です。登録すると有効期限・交換レート・ボーナスポイントの3つが一度に改善されます。ここでは参加費と登録方法、そして具体的に何がどこまで上がるのかを見ていきます。

メンバーシップ・リワード・プラスの年間参加費と登録方法

メンバーシップ・リワード・プラスの年間参加費は3,300円(税込)で、2年目以降は自動更新です。アメックスの公式案内では、アメックス・ビジネス・ゴールドの場合は自動登録となり初年度のみ無料、2年目以降は自動更新で年間参加費3,300円(税込)と案内されています。

つまり、入会してから1年間は何もしなくても登録済みの状態でポイントを使えます。2年目に入るタイミングで参加費が請求されるので、そのときに続けるかどうかを判断すればよい仕組みです。有効期間は登録完了日から1年間で、カードご利用代金明細書に参加費が記載された日付が基準になります。

参加費を払わない場合や、一度解除して再登録したい場合は、マイアカウントにログインし「ポイントプログラムについて」タブから「メンバーシップ・リワード・プラスへのご登録」を選んで申し込みます。登録手続きには通常2週間かかるため、まとまったポイントを使う予定があるなら早めに登録しておくのがおすすめです。登録をやめたいときは、カード裏面の電話番号に連絡します。

ポイントの有効期限が無期限になる

メンバーシップ・リワードのポイントには、本来最長3年間の有効期限があります。メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、これが無期限になります。

なお公式サイトによると、ビジネス・ゴールドを含むプロパーカードは、メンバーシップ・リワード・プラス未登録でも一度でもポイントを交換(利用)すれば有効期限は無期限になります。そのため「有効期限のためだけに参加費を払う」必要は必ずしもありません。

ただし、アメックスのカードをすべて解約するとポイントは失効します。法人カードは事業の状況で切り替えを検討することもあるので、別のアメックスに切り替える場合は、アメックスのカードを1枚も持たない期間ができないよう手続きの順序に気をつけましょう。アメックスをすべて解約するなら、残ったポイントを先に使い切ることを忘れないようにしましょう。

マイル・カード利用代金への交換レートがアップする

メンバーシップ・リワード・プラスの効果が一番大きいのが交換レートです。公式に掲載されているレートを、未登録と登録済みで並べると次のようになります。

使い道 登録済み 未登録
ANAマイル 1,000ポイント→1,000マイル 2,000ポイント→1,000マイル
JALマイル 2,500ポイント→1,000マイル 3,000ポイント→1,000マイル
その他の提携航空会社 1,250ポイント→1,000マイル 2,000ポイント→1,000マイル
年会費への充当 1ポイント→1円 1ポイント→0.3円
航空会社・ホテル・旅行代理店の代金 1ポイント→0.8円 1ポイント→0.3円
旅行関連以外の代金 1ポイント→0.5円 1ポイント→0.3円

たとえば10万ポイントを旅行関連以外のカード利用代金に充当する場合、未登録なら3万円分、登録済みなら5万円分です。差額は2万円で、参加費3,300円(税込)を大きく上回ります。ANAマイルに移す場合は、同じ10万ポイントが未登録だと5万マイル、登録済みだと10万マイル(ただし後述の年間上限あり)と2倍の差になります。

なお公式によると、メンバーシップ・リワード・プラス登録済みなら、ANAマイル移行の年間参加費(5,500円・税込)にも1ポイント→1円で充当できます。

対象加盟店ボーナスポイントプログラムで100円=3ポイントを狙える

メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、登録者限定の無料オプション「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」に申し込めるようになります。登録すると、対象加盟店・サービスでの利用が100円=3ポイント(通常1ポイント+ボーナス2ポイント)になります。これが「還元率3%」と紹介されている部分の正体です。

ここで押さえておきたいのは次の3点です。

対象加盟店ボーナスポイントプログラムの注意点
  • メンバーシップ・リワード・プラスとは別に、ボーナスポイントプログラムへの登録(無料)が必要。登録できるのは基本カード会員のみ
  • ボーナスポイントの上限はプログラム年度(9月1日〜8月31日)ごとに10万ポイント(500万円利用分)
  • QUICPay・楽天Edy・Suica経由の決済や外貨建ての利用はボーナス対象外

3%というのはポイントの「数」の話で、円に換算すると旅行関連以外への充当(1ポイント→0.5円)なら1.5%相当、旅行代金への充当(0.8円)なら2.4%相当、ANAマイルなら100円あたり3マイルです。対象加盟店をよく使う事業者ほど、メンバーシップ・リワード・プラスの参加費を回収しやすいと考えてよいでしょう。

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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、事業の経費決済をまとめるための法人代表者・個人事業主向けのカードです。入会後の利用条件を段階的に達成すると、ボーナスポイントと通常ポイントを合わせて最大170,000ポイントを受け取れます。年会費は49,500円(税込)ですが、出張や会食で使える特典と、大きな決済に耐える利用枠が付いてきます。

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※入会特典の獲得には所定の条件があります。内容・期間は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

対象加盟店ボーナスポイントプログラム・ボーナスポイント・パートナーズの使い方

アメックス・ビジネス・ゴールドでポイントを上乗せする方法は1つではありません。メンバーシップ・リワード・プラス登録者向けの「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」、レストランやホテルなどで加算される「ボーナスポイント・パートナーズ」、そしてビジネス・ゴールド専用の携帯電話料金・ガソリン代ボーナスがあります。経費の種類ごとに、どこでどれだけ上乗せされるのかを整理します。

Amazon・Yahoo!ショッピングなど通販サイトの経費精算

事務用品や備品の購入で多くの事業者が使うAmazonは、対象加盟店ボーナスポイントプログラムの対象です。公式サイトでは、Amazon.co.jp・Amazonマーケットプレイス・Kindle本・Amazon Businessが対象と明記されています。法人向けのAmazon Businessで備品を買う場合も100円=3ポイントになるのは、事業者にとって大きなポイントです。

ただし、Amazonプライムの会費やPrime Studentの会費、Amazonフレッシュなど一部の支払いはボーナスの対象外です。

Yahoo! JAPANのサービスでは、Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションが対象です。ふるさと納税と自動車車体の購入は対象外なので注意しましょう。

このほか、App StoreやAppleのサービス(Apple One・Apple Musicなど)、Uber Eats、ヨドバシカメラ・ヨドバシ・ドット・コム(石井スポーツ・アートスポーツを含む)も対象です。PCや周辺機器をヨドバシで買う、出張先の食事をUber Eatsで頼むといった使い方でも100円=3ポイントになります。

Yahoo!広告・Google広告などの広告費は通常ポイント|携帯電話料金・ガソリン代は専用ボーナス

Web集客をしている事業者にとって気になるのが広告費ですが、2026年10月時点の公式の対象加盟店一覧にYahoo!広告・Google広告は含まれていません。広告費はボーナスの対象ではなく、原則として通常の100円=1ポイントで計算することになります(加盟店によって扱いが異なる場合があるため、実際の加算はポイント加算履歴で確認してください)。それでも、毎月数十万円の広告費をカード払いにまとめれば、通常ポイントだけで年間数万ポイント単位になります(後述のシミュレーション参照)。

一方で、アメックス・ビジネス・ゴールドにはビジネス・カード会員専用のボーナスポイント特典があります。公式資料によると内容は次のとおりで、事前登録は不要です。

対象の支払い 達成条件(プログラム年度内) ボーナスポイント
携帯電話料金
(NTT docomo・ahamo、ソフトバンク・Y!mobile・LINEMOの通信料)
合計50万円(税込)利用 5,000ポイント
ガソリン代
(国内のコスモ石油の対象店舗の店頭、または対象アプリ決済)
合計20万円(税込)利用 5,000ポイント

※プログラム年度は毎年3月1日〜2月末日です。追加カードの決済金額も合算されます。携帯電話料金は電話料金合算サービスやおまとめ請求で支払っている場合は対象外です。QUICPay・楽天Edy・Suicaなど他事業者を経由した決済は対象外です。対象加盟店は予告なく変更または中止される場合があります。

ガソリン代は20万円の利用で通常2,000ポイント+ボーナス5,000ポイントの計7,000ポイントになるため、営業車を使う事業者には実質100円=3.5ポイントに相当する計算です。社用携帯を複数回線契約している会社なら、年間50万円は十分に現実的なラインです。

JAL・一休.comなど出張・宿泊の予約

出張が多い経営者にとって、対象加盟店ボーナスポイントプログラムは旅行関連の加盟店が充実している点が魅力です。公式の対象は次のとおりです。

出張・宿泊で100円=3ポイントになる主な対象
  • JAL公式ウェブサイト(www.jal.co.jp)で購入するJAL国内線・国際線航空券、JALパック(法人向けの「JALオンライン」での購入分も対象)
  • 一休.comでオンライン・カード決済した国内宿泊
  • HIS公式ウェブサイトでオンライン予約した海外航空券・海外パッケージツアーなど
  • アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで事前決済したホテル・レンタカー・国内航空券

特に「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」は、もともと100円=2ポイントが貯まるサービスで、ボーナスポイントプログラムに登録済みなら合計100円=4ポイントになります。

さらに、レストランやホテル、サービスなどの「ボーナスポイント・パートナーズ」に参加している加盟店では、カード利用100円につき通常1ポイント+ボーナス1〜9ポイントが加算されます。こちらはメンバーシップ・リワード・プラスの登録とは関係なく、対象店で支払うだけで上乗せされる仕組みです。会食に使うレストランが参加しているかどうかは、公式サイトのボーナスポイント・パートナーズの検索ページで確認できます。

対象加盟店でポイントを取りこぼさないためのチェックポイント

せっかく対象加盟店で払っても、条件を外すとボーナスは付きません。よくある取りこぼしを確認しておきましょう。

ボーナスポイントの取りこぼしを防ぐチェックリスト
  • メンバーシップ・リワード・プラスだけでなく、対象加盟店ボーナスポイントプログラムにも登録したか
  • JAL・HISは公式ウェブサイトから直接購入しているか(提携サイト経由やApple Pay決済は対象外)
  • 一休.comは現地決済ではなくオンライン・カード決済を選んでいるか
  • QUICPay・楽天Edy・Suica経由ではなくカードで直接決済しているか
  • 年間のボーナス上限10万ポイント(500万円利用分)を超えそうになっていないか

ボーナスポイントは通常ポイントと同時に加算され、明細書に「リワード・プラス・ボーナスポイント」と表示されます。表示がなければ登録漏れか対象外の決済方法の可能性が高いので、登録直後の1〜2か月は明細を必ず確認するようにしましょう。

※ポイントの上乗せ対象は見直されることがあるため、年に一度は会員サイトで最新の対象加盟店を確認しておくと取りこぼしがありません。

経費の支払い先別にみる年間ポイント還元シミュレーション

ここまでの条件を使って、事業タイプ別に年間でどれだけポイントが貯まるのかを試算します。前提は、メンバーシップ・リワード・プラスと対象加盟店ボーナスポイントプログラムに登録済み、ポイントは旅行関連以外のカード利用代金に充当(1ポイント→0.5円)または旅行代金に充当(1ポイント→0.8円)するケースです。実際のポイントは加盟店の扱いによって変わるため、目安として参考にしてください。

広告費が中心の事業者は年間何ポイント貯まる?

Web広告を中心に集客しているEC事業者や個人事業主を想定し、年間600万円をカードで支払うケースを考えます。

支払い先 年間利用額 獲得ポイント
Google広告・Yahoo!広告などの広告費 480万円 48,000ポイント
社用携帯の通信料(ドコモ・ソフトバンクなど) 60万円 6,000ポイント+ボーナス5,000ポイント
Amazon Businessでの備品購入 60万円 6,000ポイント+ボーナス12,000ポイント
合計 600万円 77,000ポイント

77,000ポイントは、旅行関連以外のカード利用代金に充当すると38,500円分、出張の航空券やホテル代に充当すると61,600円分です。広告費そのものにはボーナスが付かないものの、金額が大きい支払いをまとめるだけで通常ポイントが積み上がるのがこのタイプの特徴です。

仕入れ・備品購入が中心の事業者の場合

次に、Amazon Businessやヨドバシ・ドット・コムでの仕入れ・備品購入が多い小売・サービス業のケースです。

支払い先 年間利用額 獲得ポイント
Amazon Business・Amazon.co.jp 300万円 30,000ポイント+ボーナス60,000ポイント
ヨドバシ・ドット・コム 50万円 5,000ポイント+ボーナス10,000ポイント
その他の仕入れ先 250万円 25,000ポイント
合計 600万円 130,000ポイント

同じ600万円の利用でも、対象加盟店の比率が高いと130,000ポイント(旅行関連以外への充当で65,000円分)まで増えます。ボーナス70,000ポイントは年間上限10万ポイントの範囲内です。対象加盟店での利用が年間500万円を超える場合は、それ以上ボーナスが付かない点に注意しましょう。

出張・接待が多い経営者の場合

最後に、出張と会食が多い経営者のケースです。

支払い先 年間利用額 獲得ポイント
JAL公式サイトでの航空券 120万円 12,000ポイント+ボーナス24,000ポイント
一休.comの国内宿泊(オンライン決済) 60万円 6,000ポイント+ボーナス12,000ポイント
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのホテル 40万円 8,000ポイント+ボーナス8,000ポイント
会食・接待(飲食店) 180万円 18,000ポイント
その他の経費 100万円 10,000ポイント
合計 500万円 98,000ポイント

出張費をポイントで相殺する使い方なら1ポイント→0.8円になるため、98,000ポイントは78,400円分です。会食に使う店がボーナスポイント・パートナーズに参加していれば、さらに上乗せされます。年間の利用額が増えると「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」(年間300万円(税込)以上の利用で1泊、500万円(税込)以上で計2泊・1泊2名20,000円相当/基本カードのみ対象)の対象にもなるため、出張が多い人ほどポイント以外の特典も含めた回収がしやすくなります。

メンバーシップ・リワード・プラスに加入すべきかの損益分岐ライン

2年目以降にメンバーシップ・リワード・プラス(3,300円・税込)を続けるべきかは、次の3つの基準で判断できます。

使い方 登録による差 参加費の元が取れる目安
旅行関連以外の代金に充当 1ポイントあたり0.2円 年16,500ポイント(約165万円の利用)
旅行代金に充当 1ポイントあたり0.5円 年6,600ポイント(約66万円の利用)
対象加盟店でのボーナス 100円あたり2ポイント 対象加盟店で年33万円の利用(0.5円換算)

年会費49,500円(税込)のカードを経費の柱として使う事業者なら、年間165万円(月約14万円)の利用は多くの場合クリアできます。さらにマイル移行は未登録だとレートが半分になるため、ポイントを使う予定がある限り、メンバーシップ・リワード・プラスは継続するほうが得になるケースがほとんどです。反対に、ポイントを何年も貯めっぱなしにする予定なら、使う直前の年だけ登録するという選択肢もあります。

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税金・公共料金の支払いで貯まるポイントと注意点

法人税や消費税、事業所の電気代など、毎年必ず発生する大きな支払いをカードにまとめたいと考える方は多いはずです。ただし税金と公共料金は、ポイントの扱いと手数料の両面で注意が必要です。

国税・地方税をカード払いしたときのポイント還元率

国税は、国税庁長官が指定した納付受託者が運営する「国税クレジットカードお支払サイト」からカードで納付できます。国税庁のクレジットカード納付の案内によると、1回の手続きで納付できるのは1,000万円未満(決済手数料を含む)かつカードの決済可能額以下で、アメリカン・エキスプレスも利用できます。地方税も、多くの自治体で地方税お支払サイトなどからカード納付が可能です。

ポイントについては、税金の支払いは200円につき1ポイント(還元率0.5%)です。通常の100円=1ポイントの半分になるため、税金の納付分を100円=1ポイントで計算しないことが大切です。たとえば年間の税金支払いが200万円ある場合、獲得できるのは10,000ポイントです。

電気・ガス・水道・通信費など公共料金の還元率

事務所や店舗の電気・ガス・水道料金も、カード払いにまとめると支払い管理がぐっと楽になります。アメックスの公式サイトでは、公共料金などの定期的なお支払いをカードで登録する方法も案内されています。

ただし電気・ガス・水道といった公共料金も、税金と同じく200円につき1ポイント(還元率0.5%)です。公共料金の支払い額が大きい事業者は、この目減りを織り込んだうえで、他のカードとの使い分けを検討するのが現実的です。

通信費のうち携帯電話料金は事情が異なり、NTT docomo・ahamo、ソフトバンク・Y!mobile・LINEMOの通信料なら、前述のビジネス・ゴールド専用ボーナス(年間50万円の利用で5,000ポイント)の対象になります。公共料金の支払いで還元率が下がらないカードを比較したい方は、公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードも参考にしてください。

決済手数料とポイントを比べて実質的に得かを判断する

国税のカード納付には、納付額に応じた決済手数料がかかります。国税庁の案内では、1円〜10,000円で99円(税込)、以降1万円ごとに99円が加算されます。たとえば100万円を納付すると手数料は9,900円です。

想定 100万円納付時の獲得ポイント 旅行関連以外への充当額(0.5円)
税金の支払い(200円=1ポイント) 5,000ポイント 2,500円

手数料9,900円に対して、獲得できる5,000ポイントは旅行関連以外への充当で2,500円分、旅行代金に充当(0.8円)しても4,000円分にとどまり、ポイントだけで取り返すことはできません。税金のカード払いは「ポイントで得をする」ものではなく、支払いを先に延ばして資金繰りに余裕をつくる手段と割り切るのがよいでしょう。なお、税金の一部は入会特典の利用金額の集計対象外になりやすいため、入会特典の条件達成に納付を充てる場合は、対象となる利用の定義を事前に確認してください。

アメックス・ビジネス・ゴールドのポイントの使い道と交換先

ポイントは貯めるだけでなく、どこに使うかで価値が2倍以上変わります。主な使い道と、それぞれの1ポイントあたりの価値を整理します。

カード利用代金に充当する(キャッシュバック的な使い方)

一番手軽なのが「ポイントで後払い」です。カード決済後に、利用明細の中から充当したい支払いを選び、ポイントで請求額を減らせます。最少使用可能ポイント数は1,000ポイントで、マイアカウントまたは公式アプリから数ステップで手続きできます。

メンバーシップ・リワード・プラス登録済みなら、航空会社・ホテル・旅行代理店の代金は1ポイント→0.8円、それ以外は1ポイント→0.5円、カード年会費は1ポイント→1円です。経費の現金負担を直接減らせるため、マイルを使わない事業者にとっては最も実用的な使い道といえます。

注意点として、ボーナス払い・分割払いの利用分やビジネス・カードの管理手数料などは充当の対象外です。また、充当したポイントは返却できず、申し込み後の変更・キャンセルもできません。航空会社などの代金をQUICPay経由で支払った場合は、0.8円ではなく0.5円のレートになる点も覚えておきましょう。

ヒルトン・マリオットなどホテルポイントへの移行

出張でホテルをよく使う方は、提携ホテルグループのポイントへの移行も選択肢になります。公式の移行レートは次のとおりです。

移行先 登録済み 未登録
ヒルトン・オナーズ 1,000ポイント→1,250ポイント 2,000ポイント→1,250ポイント
Marriott Bonvoy 1,000ポイント→990ポイント 2,000ポイント→990ポイント
ALL Accor 3,500ポイント→1,000ポイント 7,000ポイント→1,000ポイント

初回の移行には通常2週間かかり、2回目以降はヒルトン・オナーズが通常5日間、Marriott Bonvoy・ALL Accorは通常同日中に移行されます。宿泊予定が決まってから慌てて移行すると間に合わないことがあるため、初回だけは余裕をもって手続きしておくのがコツです。

トラベルオンラインやギフトカード・商品との交換

そのほか、メンバーシップ・リワードのポイントは次のような使い方もできます。

その他の主な使い道
  • ポイントでお買い物:買い物時にポイントを使って支払う
  • 商品券に交換:PayPayポイントコードや百貨店ギフトカードなど
  • アイテムに交換:500以上のアイテムやオリジナル商品
  • その他のポイントに交換:楽天ポイントなど

また、アメックスのダイニング予約サービス「ポケットコンシェルジュ」の代金には、メンバーシップ・リワード・プラス登録済みなら1ポイント→1円でポイントを充当できます。会食の予約をポケットコンシェルジュに寄せれば、ビジネス・ゴールドの10%キャッシュバック特典(年間最大10,000円。アメックス・オファーでの事前登録とポケットコンシェルジュの会員登録が必要で、予約サイトからの予約かつ事前決済が対象)とあわせて効率よく使えます。

交換先別の1ポイントあたりの価値早見

メンバーシップ・リワード・プラス登録済みを前提に、主な交換先の価値をまとめました。

交換先 交換レート 向いている人
カード年会費・ポケットコンシェルジュ 1ポイント→1円 年会費の負担を減らしたい人
航空会社・ホテル・旅行代理店の代金 1ポイント→0.8円 出張費を現金で減らしたい人
旅行関連以外の代金 1ポイント→0.5円 とにかく手軽に使いたい人
ANAマイル 1,000ポイント→1,000マイル ANAの特典航空券を狙う人
JALマイル 2,500ポイント→1,000マイル JAL派で少しずつ使いたい人
ヒルトン・オナーズ 1,000ポイント→1,250ポイント ヒルトン系の出張が多い人

数字の上ではANAマイルが最も効率的ですが、特典航空券の空席状況やマイルの有効期限にも左右されます。確実に価値を受け取りたいなら年会費への充当、価値を最大化したいならANAマイルというのが基本の考え方です。

マイル移行で還元率を最大化する方法(ANAマイル・JALマイル)

アメックス・ビジネス・ゴールドのポイントは、ANA・JALを含む提携航空会社13社のマイルに移行できます。ただし航空会社によってレートや費用、上限が大きく異なります。

ANAマイルへの移行条件とマイル還元率

ANAマイルへの移行は、メンバーシップ・リワード・プラス登録済みなら1,000ポイント→1,000マイル、未登録なら2,000ポイント→1,000マイルです。100円=1ポイントで貯めた場合、登録済みならマイル還元率は1.0%、対象加盟店で100円=3ポイント貯めた分は100円あたり3マイルになります。

ただし、ビジネス・ゴールドでANAマイルに移行するには、メンバーシップ・リワード・プラスとは別に年間参加費5,500円(税込・2年目以降自動更新)がかかります。マイル移行のたびにかかる料金ではなく年単位の費用で、申し込み後に請求され、明細には「メンバーシップ・リワード ANAコース」と表示されます。移行の有無にかかわらず返金されない点に注意しましょう。なお、ビジネス・プラチナはこの参加費が無料です。

ANAマイレージクラブへの移行は1日1回までで、はじめて移行する場合は事前にANAマイレージクラブの会員番号を取得しておく必要があります。

JALマイルへの移行条件とマイル還元率

JALマイルへの移行は、メンバーシップ・リワード・プラス登録済みで2,500ポイント→1,000マイル、未登録で3,000ポイント→1,000マイルです。100円=1ポイントの通常分で考えるとマイル還元率は0.4%で、ANAと比べると効率は下がります。

一方で、ANAのような移行用の年間参加費はかからず、移行上限もありません。公式サイトでも、マイル移行で年間参加費がかかるのはANAマイルの場合のみと案内されています。JALの航空券をJAL公式ウェブサイトで買えば対象加盟店として100円=3ポイントになるため、JALをよく使う人は「JALで貯めて、必要な分だけJALマイルへ」という使い方もできます。

JALマイルを効率よく貯めることを最優先にするなら、ショッピングで自動的にJALマイルが貯まるカードと比較するのも一つの方法です(後半の比較章で紹介しています)。

ANA・JAL以外の提携航空会社へのマイル移行

ANA・JAL以外の提携航空会社は、メンバーシップ・リワード・プラス登録済みで1,250ポイント→1,000マイル、未登録で2,000ポイント→1,000マイルです。公式に掲載されている移行先は次の11社です。

ANA・JAL以外の提携航空会社
  • スカンジナビア航空 ユーロボーナス
  • エミレーツ航空 エミレーツ・スカイワーズ
  • エールフランスKLM フライング・ブルー
  • カタール航空 プリビレッジクラブ
  • カンタス・フリークエントフライヤー
  • キャセイ
  • シンガポール航空 クリスフライヤー
  • タイ航空 ロイヤルオーキッドプラス
  • デルタ航空 スカイマイル
  • ブリティッシュ・エアウェイズ・クラブ
  • ヴァージンアトランティック航空 フライングクラブ

海外出張で特定の航空会社や航空連合を使うことが多いなら、ANAの年間上限を超えた分をこれらの航空会社に振り分けることで、ポイントを無駄なくマイル化できます。

マイル移行の年間上限と移行のタイミング

ANAマイレージクラブへの移行には年間上限があります。公式サイトによると、1年間(1月1日〜12月31日のアメックス処理日)で、メンバーシップ・リワード・プラス登録済みなら40,000ポイント(=40,000マイル)まで、未登録なら80,000ポイント(=40,000マイル)までです。アメックスのカードを複数枚持っている場合は、各カードからの移行分を合算して上限が計算されます。

つまり、ANAマイルに移せるのは年間4万マイルまでです。前述のシミュレーションのように年間10万ポイント前後が貯まる事業者は、4万ポイントをANAマイルに移し、残りはカード利用代金や他の航空会社に回すという配分が現実的です。

初回の移行は通常2週間かかり、2回目以降の所要期間は提携先によって異なります。特典航空券は移行完了後の空席状況によるため、狙っている便がある場合は、上限の年明けリセットも意識しながら早めに移行しておきましょう。

アメックス・ビジネス・ゴールドのポイント面でのメリット

ここまでの内容を、ポイント面のメリットとして整理します。

経費の支払いをまとめるだけで効率よくポイントが貯まる

アメックス・ビジネス・ゴールドの基本は100円=1ポイントで、200円=1ポイントが基本の法人カードと比べると、ポイントの数は2倍のペースで貯まります。さらに携帯電話料金・ガソリン代のビジネス専用ボーナスや、Amazon Business・JALなどの対象加盟店ボーナスを組み合わせれば、広告費・通信費・仕入れ・出張費といった日常の経費をカードに寄せるだけで、年間数万〜10万ポイント超が現実的に狙えます。

経費をカードに一本化すると、利用明細がそのまま経費の記録になり、会計ソフトとの連携や仕訳の手間も減ります。ポイントだけでなく、経理の効率化という点でもメリットがあります。

メンバーシップ・リワード・プラス登録でポイントが失効しない

メンバーシップ・リワード・プラスに登録している間は、ポイントの有効期限が無期限です。未登録でも一度ポイントを交換すれば無期限になります。

法人カードでは、繁忙期にまとまった経費を払って一気にポイントが貯まり、閑散期には使う余裕がない、ということもよくあります。期限を気にせず貯めておき、出張や年会費の支払いなど価値が高いタイミングでまとめて使えるのは大きな利点です。

移行先が多く出張・旅行に使いやすい

ANA・JALを含む航空会社13社のマイルと、ヒルトン・オナーズ、Marriott Bonvoy、ALL Accorの3つのホテルグループに移行できます。国内出張中心ならANA・JAL、海外出張が多ければ外資系航空会社やホテルチェーンと、事業の出張スタイルに合わせて使い道を選べます。

旅行代金への充当も1ポイント→0.8円と高めなので、マイルに移すほどではない少額のポイントも、出張費の精算に無駄なく回せます。

追加カードの利用分もまとめてポイントになる

アメックス・ビジネス・ゴールドは、付帯特典なしの追加カードを年会費無料で最大99枚まで発行できます。追加カードで支払った分も基本カードのポイントとしてまとめて貯まり、携帯電話料金・ガソリン代のビジネス専用ボーナスでも追加カードの決済金額が合算されます。

従業員が個人のカードで立て替えていた経費を追加カードに切り替えれば、会社としてのポイントが増え、立替精算の手間も減らせます。ただし付帯特典なしの追加カードは、判定期間内に利用がないと管理手数料3,300円(税込)がかかるので、使わないカードを作りすぎないよう注意しましょう。

アメックス・ビジネス・ゴールドのポイント面で損しやすいポイント

一方で、仕組みを知らないまま使うと、せっかくのポイントの価値を下げてしまうこともあります。よくある落とし穴をまとめました。

メンバーシップ・リワード・プラス未登録だと交換レートが低い

ビジネス・ゴールドは初年度こそメンバーシップ・リワード・プラスに自動登録されますが、2年目以降に参加費の請求を見て解約すると、交換レートは一律1ポイント→0.3円まで下がります。同じ10万ポイントでも、旅行関連以外に充当すると5万円分が3万円分に、ANAマイルなら10万マイル分が5万マイル分になってしまいます。

ポイントを使う予定があるなら、参加費3,300円(税込)は払ったほうが得になるケースがほとんどです。解約する場合は、その前に貯まっているポイントを使い切っておきましょう。

マイル移行には別途参加費がかかる

ANAマイルへの移行には、メンバーシップ・リワード・プラスの参加費3,300円(税込)とは別に、年間参加費5,500円(税込)がかかります。両方を合わせると年8,800円(税込)です。

年間上限の4万マイルまで移すなら1マイルあたりのコストは約0.22円ですが、年に1万マイルしか移さない場合は約0.88円まで上がります。ANAマイルに移すのは、ある程度まとまった量を一度に移せる年にまとめると、参加費の負担を抑えられます。

税金・公共料金は還元率が0.5%に下がる

法人税・消費税・固定資産税・自動車税などの税金や、電気・ガス・水道といった公共料金の支払いは、200円につき1ポイント(還元率0.5%)に下がります。たとえば年間の税金支払いが200万円ある法人なら、100円=1ポイントの想定で20,000ポイントを見込んでいたところ、実際は10,000ポイントです。

国税のカード納付は決済手数料(1万円ごとに99円・税込)がかかるため、ポイントで手数料を上回ることはできません。税金は資金繰り目的、公共料金は還元率0.5%を織り込んだうえで判断と、支払いの種類ごとに考え方を分けておきましょう。

年会費を回収するには一定以上のカード利用が必要

年会費49,500円(税込)をポイントだけで回収しようとすると、最もレートの高い年会費への充当(1ポイント→1円)でも49,500ポイント、つまり通常ポイントだけなら年間約495万円の利用が必要です。旅行関連以外への充当(0.5円)なら、その2倍の約990万円になります。対象加盟店のボーナスを組み合わせても、ポイントだけで回収するのは簡単ではありません。

アメックス・ビジネス・ゴールドは、ビジネス・フリー・ステイ・ギフト(年間300万円(税込)以上の利用で1泊、500万円(税込)以上で計2泊)やポケットコンシェルジュのキャッシュバック特典など、ポイント以外の特典と合わせて元を取る設計のカードです。ポイント還元率だけを重視するなら、年会費の安いカードと比較してから判断するのがおすすめです。次の章で具体的に比べてみましょう。

アメックス・ゴールドのポイント還元率と他カードとの比較

アメックス・ビジネス・ゴールドのポイント還元率を、同じアメックスの個人向けゴールド・上下のビジネス・カード、そして他社の法人ゴールドカードと比較しました。各カード名をタップすると詳細にジャンプできます。

カード 年会費(税込) 基本の貯まり方 ポイント優遇 マイル
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス®・
ビジネス・ゴールド・カード
49,500円 100円=1ポイント 対象加盟店で100円=3ポイント(要メンバーシップ・リワード・プラス)
携帯電話料金・ガソリン代のボーナス
ANA 1,000P→1,000マイル(参加費5,500円・税込)
JAL 2,500P→1,000マイル
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス®・
ゴールド・プリファード・カード
39,600円 100円=1ポイント 対象加盟店で100円=3ポイント(自動登録・ボーナス上限1万ポイント) ANA 1,000P→1,000マイル(参加費5,500円・税込)
JAL 2,500P→1,000マイル
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード
アメリカン・エキスプレス®・
ビジネス・グリーン・カード
13,200円 100円=1ポイント 対象加盟店で100円=3ポイント(要メンバーシップ・リワード・プラス3,300円・税込) ANA 1,000P→1,000マイル(参加費5,500円・税込)
JAL 2,500P→1,000マイル
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス®・
ビジネス・プラチナ・カード
165,000円 100円=1ポイント メンバーシップ・リワード・プラス無料
対象加盟店で100円=3ポイント
ANA 1,000P→1,000マイル(参加費無料)
JAL 2,500P→1,000マイル
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
三井住友カード
ビジネスオーナーズ ゴールド
5,500円
※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
200円=1ポイント(0.5%) Amazon・ANA・JAL・ETCで条件達成により最大2.0%還元 Vポイントからマイルへ交換可
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・
アメリカン・エキスプレス®・カード
初年度無料
次年度以降33,000円
1,000円=1ポイント(永久不滅ポイント) 海外利用でポイント2倍 SAISON MILE CLUB(5,500円・税込)でJALマイル還元率最大1.125%

アメックスのプロパーカード4種は、基本の貯まり方と交換レートが共通で、違いは年会費とメンバーシップ・リワード・プラスの扱い、ボーナスの上限です。他社カードと比べるときは、ポイントの数だけでなく1ポイントの価値まで含めて判断しましょう。

アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード|個人向けゴールドとポイント還元率の違い

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

年会費 39,600円(税込)
基本の貯まり方 100円=1ポイント
メンバーシップ・
リワード・プラス
無料かつ自動登録
対象加盟店ボーナス 100円=3ポイント(自動登録)
ボーナス上限は年10,000ポイント(50万円利用分)
ポイント有効期限 最初から無期限
ANAマイル移行 1,000ポイント→1,000マイル(年間参加費5,500円・税込)
対象 個人向けカード
メリット
  • メンバーシップ・リワード・プラスと対象加盟店ボーナスが無料・自動登録
  • ポイントの有効期限が最初から無期限
  • 年会費がビジネス・ゴールドより9,900円安い
デメリット
  • 対象加盟店のボーナス上限が年1万ポイントと、ビジネス・ゴールド(10万ポイント)の10分の1
  • 携帯電話料金・ガソリン代のビジネス専用ボーナスはない
  • 個人向けカードのため、事業の経費決済用として追加カードを従業員に配る使い方には向かない

ゴールド・プリファードは、ポイントの仕組み自体はビジネス・ゴールドとほぼ同じで、メンバーシップ・リワード・プラスの参加費が恒常的に無料という点で有利です。年間の対象加盟店利用が50万円以下に収まる個人なら、ポイント面ではゴールド・プリファードのほうが効率的といえます。

一方で、対象加盟店のボーナス上限は年1万ポイントと小さく、Amazon Businessの仕入れなどで年間数百万円を使う事業者にはビジネス・ゴールドの10万ポイント上限が効いてきます。経費と私的な支出を分けたい事業者にとっても、法人・個人事業主向けのビジネス・ゴールドのほうが使いやすいでしょう。8項目での細かな違いはアメックス・ビジネス・ゴールドと個人ゴールド・プリファードの違いで解説しています。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード|年会費を抑えた同じポイントプログラム

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

年会費 13,200円(税込)
基本の貯まり方 100円=1ポイント
メンバーシップ・
リワード・プラス
年間参加費3,300円(税込)
対象加盟店ボーナス 100円=3ポイント(メンバーシップ・リワード・プラス登録後に無料で登録)
交換レート ビジネス・ゴールドと共通
ANAマイル移行 1,000ポイント→1,000マイル(年間参加費5,500円・税込)
追加カード 付帯特典なし:年会費無料
付帯特典あり:年会費6,600円(税込)
※付帯特典なしの追加カードは、判定期間内に利用がない場合、管理手数料3,300円(税込)がかかります
メリット
  • 年会費13,200円(税込)で、ビジネス・ゴールドと同じポイントプログラムを使える
  • 交換レート・マイル移行レートはゴールドと同じ
  • ポイント還元だけで年会費を回収しやすい
デメリット
  • ビジネス・フリー・ステイ・ギフトなどゴールドの特典はない
  • 対象加盟店ボーナスを受けるにはメンバーシップ・リワード・プラスの参加費3,300円(税込)が必要

ビジネス・グリーンは、ポイントの貯まり方と交換レートがビジネス・ゴールドと共通です。ポイント還元だけを目的にするなら、年会費の差36,300円はそのまま手元に残る計算になり、メンバーシップ・リワード・プラスの参加費を足しても年16,500円(税込)で同じ仕組みを使えます。

一方で、無料宿泊(ビジネス・フリー・ステイ・ギフト)やポケットコンシェルジュのキャッシュバックなどの特典はゴールドならではです。出張や会食が多い場合はゴールド、ポイントを中心に考えるならグリーン、という選び方がおすすめです。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード|上位カードでのポイント条件の違い

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

年会費 165,000円(税込)
基本の貯まり方 100円=1ポイント
メンバーシップ・
リワード・プラス
無料で登録可
対象加盟店ボーナス 100円=3ポイント(無料で登録)
交換レート ビジネス・ゴールドと共通
ANAマイル移行 1,000ポイント→1,000マイル(年間参加費無料)
メリット
  • メンバーシップ・リワード・プラスの参加費がかからない
  • ANAマイル移行の年間参加費5,500円(税込)も無料
  • ポイント以外の特典もビジネス・カードで最上位
デメリット
  • 年会費165,000円(税込)とゴールドの3倍以上
  • 交換レートや基本の貯まり方はゴールドと変わらない

ビジネス・プラチナはメンバーシップ・リワード・プラスとANAマイル移行の参加費が無料なので、ゴールドと比べたポイント面の差は年間8,800円(税込)分の参加費です。年会費の差115,500円をポイント面だけで埋めることはできません。

プラチナを選ぶ理由は、コンシェルジュやホテル・空港関連の特典にあります。ポイントの効率を基準にするなら、ゴールドで十分というのが結論です。年会費の差に見合うかは、出張や接待でプラチナの特典をどれだけ使うかで判断しましょう。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド|対象店舗での還元率アップが魅力の法人カード

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

年会費 5,500円(税込)
年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料(※1)
基本の貯まり方 ご利用金額200円(税込)につき1ポイント(Vポイント)
ポイント優遇 0.5〜2.0%(※)
※通常200円(税込)につき1ポイント。対象の三井住友カードを本会員として2枚持ちし、さらにご利用代金のお支払い口座を三井住友銀行に設定した場合、対象の加盟店・対象の道路事業者のETCのご利用でポイント最大2.0%還元(※2)
継続特典 毎年、年間100万円のご利用で10,000ポイント(※1)
旅行傷害保険 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)
パートナーカード 年会費永年無料・18枚まで
お申し込み対象 満18歳以上(高校生は除く)の法人代表者、個人事業主(副業、フリーランスを含む)

※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページをご確認ください。三井住友カードつみたて投資のご利用金額は、年会費永年無料・継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象となりません。
※2 一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合がございます。

メリット
  • 年会費5,500円(税込)で、年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料(※1)
  • Amazon・ANA・JAL・ETCの利用で条件達成により最大2.0%還元(※2)
  • 毎年、年間100万円のご利用で10,000ポイントの継続特典(※1)
デメリット
  • 基本の貯まり方は200円=1ポイント(0.5%)
  • 最大還元率を受けるには対象の三井住友カードとの2枚持ちと三井住友銀行の口座設定の両方が必要

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、年会費の負担を抑えながら、Amazon・ANA・JAL・ETCという事業者がよく使う支払いでポイントを上乗せできる法人カードです。年間100万円のご利用で翌年以降の年会費が永年無料になり、毎年10,000ポイントの継続特典も受け取れます(※1)。

アメックス・ビジネス・ゴールドと比べると、基本の貯まり方は200円=1ポイントと控えめですが、年会費の差を考えるとポイント還元だけなら有力な選択肢です。2枚持ちでどこまで還元率を上げられるかは三井住友カード ビジネスオーナーズの一般とゴールドの違いでも解説しています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード|JALマイルを貯めたい事業者向け

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費 初年度無料
次年度以降33,000円(税込)
基本の貯まり方 1,000円(税込)=1ポイント(永久不滅ポイント)
海外利用はポイント2倍
マイル SAISON MILE CLUB(サービス年会費5,500円・税込)
ショッピング1,000円=10マイル+2,000円=永久不滅ポイント1ポイント
JALのマイル還元率最大1.125%
マイル移行上限 150,000マイル(上限到達で翌年のサービス年会費は無料)
新規入会特典 新規入会後3ヵ月間のショッピング利用で永久不滅ポイント2%還元
追加カード 年会費3,300円(税込)・最大9枚
その他 プライオリティ・パス無料、国内空港ラウンジ無料
メリット
  • SAISON MILE CLUBでショッピング利用額に応じてJALマイルが自動で貯まる
  • JALのマイル還元率は最大1.125%
  • 永久不滅ポイントは有効期限がない
デメリット
  • SAISON MILE CLUBには別途サービス年会費5,500円(税込)がかかる
  • ANAマイルを貯めたい人には向かない

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、JALマイルを効率よく貯めたい事業者向けのカードです。SAISON MILE CLUBに登録すると、ショッピング1,000円ごとに10マイルが自動で貯まり、さらに2,000円ごとの永久不滅ポイントを200ポイント=500マイルに交換できるため、JALのマイル還元率は最大1.125%になります。

アメックス・ビジネス・ゴールドのJALマイル移行は2,500ポイント→1,000マイル(0.4%)なので、JALマイルを主目的にするならセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードのほうが効率的です。逆にANAマイルやホテルポイント、対象加盟店での3倍ボーナスを重視するなら、アメックス・ビジネス・ゴールドに分があります。

入会特典でポイントを一気に貯めるには

アメックス・ビジネス・ゴールドでポイントを一番大きく増やせるのは、入会直後の特典です。ここでは特典の受け取り方と、効率よく条件を満たすコツを解説します。

入会特典の受け取り条件と対象期間

2026年10月時点で、アメックス・ビジネス・ゴールドは入会特典として最大170,000ポイントを受け取れるキャンペーンを実施しています。

※入会特典の獲得には所定の条件があります。

※次の支払いは入会特典の利用金額の集計対象外です:カード年会費・追加カード年会費/ETCカードの発行手数料/分割払い・リボ払いの手数料、遅延損害金/カードの再発行手数料/電子マネーへのチャージ(モバイルSuica・楽天Edyなど)/一部の寄付金。返品・キャンセルによる利用額の取り消しは、その分が累計から減算されます。
※次に当てはまる場合は入会特典の対象外になるのが一般的です:現在、アメックスのビジネス・グリーン/ゴールド/プラチナのいずれかを保有している/過去に同じシリーズのビジネス・カードを保有していた(解約済みでも対象外になることがある)/すでに持っているカードからのグレード変更(切り替え)で入手した/本会員ではなく追加カードのみの申し込み。

入会後の一定期間内にカードを利用することが条件で、獲得できるポイントは利用金額に応じて決まります。キャンペーンは内容や期間が変更される場合があるため、申し込み前に最新の条件と期限を必ず確認しておきましょう。具体的な条件と期限は、アメックス・ビジネス・ゴールドのキャンペーン解説記事で詳しくまとめています。

入会特典のポイントも、メンバーシップ・リワード・プラス登録済みなら旅行代金に1ポイント→0.8円、年会費に1ポイント→1円で使えます。初年度はメンバーシップ・リワード・プラスが自動登録・無料なので、受け取ったポイントをそのまま高いレートで使えるのもビジネス・ゴールドの強みです。

入会直後の大きな経費支払いをカード払いにまとめる

入会特典の条件を無理なく達成するには、もともと発生する大きな経費を入会直後の期間に寄せるのが基本です。たとえば次のような支払いが候補になります。

入会直後にまとめたい経費の例
  • Web広告費(Google広告・Yahoo!広告など)の支払い
  • Amazon Businessでの備品・仕入れ(対象加盟店ボーナスも同時に狙える)
  • 出張の航空券(JAL公式ウェブサイトなら対象加盟店ボーナスの対象)
  • 社用携帯の通信料(ビジネス専用ボーナスの対象)
  • 法人税・消費税などの納付(決済手数料に注意。税金の一部は入会特典の集計対象外になりやすい)

税金の納付は手数料がかかるうえ、税金の一部は集計対象外になりやすい支払いです。条件達成のための利用額として活用できるかどうかは、キャンペーンの対象となる利用の定義を事前に確認してから判断しましょう。申込前に審査の目安を知りたい方はアメックス・ビジネス・ゴールドの審査は年収いくらから?も参考になります。

アメックス・ビジネス・ゴールドのポイントに関するよくある質問

最後に、アメックス・ビジネス・ゴールドのポイントについてよくある質問にまとめて答えます。

アメックス・ビジネス・ゴールドの還元率は結局何%ですか?

ポイントの数でみると、基本は100円=1ポイント(1.0%)です。一部の加盟店では200円=1ポイント(0.5%)または加算対象外になります。円に換算した実質の還元率は、メンバーシップ・リワード・プラス登録済みで旅行関連以外の代金に充当すると0.5%、旅行代金なら0.8%、年会費なら1.0%、未登録なら0.3%です。対象加盟店ボーナスポイントプログラムの対象店では100円=3ポイントになります。

ポイントの有効期限はありますか?

原則として最長3年間の有効期限があります。ただし、メンバーシップ・リワード・プラスに登録するか、一度でもポイントを交換すると無期限になります。ビジネス・ゴールドは初年度にメンバーシップ・リワード・プラスへ自動登録されるため、入会後1年間は無期限の状態です。アメックスのカードをすべて解約するとポイントは失効します(切り替えの際は、アメックスのカードを1枚も持たない期間ができないよう注意してください)。

Amazonでの支払いは何倍のポイントになりますか?

メンバーシップ・リワード・プラスと対象加盟店ボーナスポイントプログラム(無料)の両方に登録していれば、Amazon.co.jp・Amazonマーケットプレイス・Kindle本・Amazon Businessでの利用が100円=3ポイント(通常の3倍)になります。Amazonプライムの会費やAmazonフレッシュなど一部の支払いは対象外で、ボーナスの上限はプログラム年度ごとに10万ポイントです。

税金の支払いでもポイントは貯まりますか?

国税は国税クレジットカードお支払サイトから、地方税も多くの自治体でカード納付できます。ただし税金の支払いは200円につき1ポイント(還元率0.5%)で、通常の半分になります。国税のカード納付には1万円ごとに99円(税込)の決済手数料がかかるため、ポイント目的ではなく資金繰りの手段として使うのがおすすめです。

ANAマイルとJALマイルはどちらに移行するのがお得ですか?

レートだけで比べると、メンバーシップ・リワード・プラス登録済みでANAは1,000ポイント→1,000マイル、JALは2,500ポイント→1,000マイルなので、ANAマイルのほうが2.5倍有利です。ただしANAは移行に年間参加費5,500円(税込)がかかり、移行上限は年間4万マイルです。JALは移行用の参加費も移行上限もありません。普段使う航空会社と、年間に移すマイル数で判断しましょう。

追加カードの利用分もポイントの対象になりますか?

はい。追加カードの利用分も、基本カードのポイントとしてまとめて貯まります。ビジネス・ゴールドは付帯特典なしの追加カードを年会費無料で最大99枚まで発行でき、携帯電話料金・ガソリン代のビジネス専用ボーナスでも追加カードの決済金額が合算されます。ただし、対象加盟店ボーナスポイントプログラムに登録できるのは基本カード会員のみです。

ポイントを経費の支払いに使ったときの会計処理はどうなりますか?

事業の支払いをカード決済して得たポイントは、使ったときに値引きとして処理するか、雑収入として計上するのが一般的です。事業用の物品購入にポイントを使ったなら値引き処理、私的な用途に使ったなら雑収入という整理が実務では取られています。具体的な処理は事業の形態や会計方針によって変わるため、処理方法を決めたら毎年同じ方法で継続することが大切です。判断に迷う場合は、顧問の税理士に確認しておきましょう。

まとめ|アメックス・ビジネス・ゴールドは使い方次第でポイント還元率が大きく変わる

アメックス・ビジネス・ゴールドのポイントは、基本100円=1ポイント(1.0%)で、一部の加盟店では200円=1ポイントまたは加算対象外になります。検索上位で0.5%と1.0%の数字が混在しているのは、この例外や1ポイント=0.5円という交換レートが混同されているためです。

ポイントの価値を大きく左右するのがメンバーシップ・リワード・プラスです。ビジネス・ゴールドは初年度が自動登録・無料で、2年目以降は3,300円(税込)。登録すると交換レートが0.3円から最大1円に上がり、ANAマイルは1,000ポイント→1,000マイルで移行できます。さらに対象加盟店ボーナスポイントプログラムに登録すれば、Amazon Business・JAL・一休.comなどで100円=3ポイントになります。

今日からできることは次の3つです。

ポイントの価値を最大化するためにやること
  • 対象加盟店ボーナスポイントプログラムに登録し、Amazon Business・JAL公式サイトなどの支払いを寄せる
  • 社用携帯の通信料とコスモ石油でのガソリン代をビジネス・ゴールドにまとめ、専用ボーナスを受け取る
  • ポイントは年会費・旅行代金への充当、または年4万マイルまでのANAマイル移行で高い価値で使う

年会費49,500円(税込)をポイントだけで回収するのは簡単ではありませんが、経費の支払い先を意識して集約すれば、年間で数万〜10万ポイント超を貯めることは十分に可能です。無料宿泊やダイニング優待などの特典と組み合わせて、事業の成長に合わせてポイントを賢く活用してください。入会特典は最大170,000ポイントです(※入会特典の獲得には所定の条件があります)。